大学受験や共通テストで使う「証明写真サイズ」を詳しく解説します!
 
  
  
  
  はじめに
大学受験の写真はサイズを間違えると願書を受理してもらえなかったり、再提出が必要になったりと、大切な出願に影響してしまうことがあります。
大学受験の準備を進める中で、
- 「証明写真のサイズってこれで大丈夫かな…」
- 「Web出願に使うデータはどう準備すればいいんだろう」
と不安に感じている方はいませんか?
この記事では、共通テスト・一般入試・総合型選抜(AO入試)ごとの写真サイズの違いを解説します。
もしサイズを間違えた場合の対処法や、近年増えているWeb出願でのデータサイズの注意点までお伝えするので、安心して準備を進められるはずです。
「サイズを間違えたらどうしよう」という不安を解消し、自信を持って願書や受験票に使える写真を準備しましょう。
大学受験・共通テストで使用する証明写真サイズに要注意!

大学受験や共通テストで提出する証明写真は、すべて同じサイズではありません。
大学や入試方法によって規定が細かく異なるため、自己判断で準備してしまうと、出願が受理されなかったり再提出を求められる可能性があります。
そのため、まずは志望校の募集要項を必ず確認することが重要です。
一般的には「縦4cm×横3cm」が基本とされていますが、例外も少なくありません。
例えば、大阪大学の総合型選抜・学校推薦型選抜ではWeb出願が採用されており、証明写真の条件は「横640ピクセル以上×縦480ピクセル以上、ファイルサイズ100KB以上5MB以下」とされています。
また、京都伝統工芸大学校では「縦3.0cm×横2.4cm」といった独自の規定があります。つまり、証明写真は必ず志望校ごとの指定サイズを確認して準備することが大切です。
特に複数の大学を受験する場合は、異なるサイズを求められる可能性があるため、写真スタジオなどでサイズ違いを数種類用意しておくと安心です。
参考:大阪大学「令和7年度 大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」
  京都伝統工芸大学校「出願手続き」
パターン別|大学受験で使用する証明写真のサイズ

大学受験で必要となる証明写真のサイズは、入試の種類によって異なる場合があります。
ひとつのサイズだけを用意しておけば安心というわけではなく、志望校や入試方式ごとに確認することが大切です。
以下では、代表的な3つのパターンを解説します。
「共通テスト」で使用する大学受験写真のサイズ
共通テストの出願では、データの提出が原則です。
共通テスト用データの写真規定
- 5MB以内の写真サイズ
- 「.jpg」「.jpeg」「.jpe」「.png」「.heic」「.heif」のいずれかの形式
- 上半身のみ
- 無帽/無背景
共通テスト出願サイトで細かいサイズ調整を行うことができますが、余白が多すぎる写真等は編集が難しいため注意してください。
万一、サイズが間違っていても出願登録や訂正期間中に再登録すれば問題ありません。
大学受験の証明写真データについて詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも参考にしてください。
大学受験に「証明写真データ」は必要?使い道や入手方法を解説!
「一般・推薦入試」で使用する大学受験写真のサイズ
一般入試や推薦入試で提出する証明写真は、大学ごとに規定が異なります。
多くの大学は共通テストと同じ縦4cm×横3cmを指定していますが、「縦3cm×横2.4cm」など、独自のサイズを求めたりするケースもあります。
そのため、一般・推薦入試では、大学ごとの募集要項をしっかり確認することが何より大切です。
複数の大学を受験する場合は、サイズ違いをあらかじめ用意しておくと安心して出願に臨めます。
「総合型選抜(AO入試)」で使用する大学受験写真のサイズ
総合型選抜(AO入試)の写真の指定がある場合は「縦4cm×横3cm」が多いものの、大学によっては独自のサイズを設定しているケースも見られます。
また、AO入試では書類提出に加えてWeb出願を採用している大学も多いため、データ形式や容量の指定が加わることもあります。
AO入試では「紙の写真」と「データ」の両方に対応できるよう準備しておくと安心でしょう。
大学受験写真のサイズを間違えた!場合の対処法

証明写真のサイズを間違えてしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。
実際には、写真の大きさが大きすぎたり小さすぎたりしても、適切な方法で修正ができる場合があります。
それぞれのケースに分けて対処法について確認しましょう。
サイズが「大きかった」場合
写真が規定より大きい場合は、まずハサミやカッターで余分な部分を切り取って調整することが可能です。
特に「縦4cm×横3cm」など、枠がはっきり決まっている願書では、枠に合わせて切れば問題なく収まります。
ただし、顔の部分まで切れてしまうと使用できなくなるだけでなく、写真全体のバランスが悪くなって見栄えが悪くなることもあるため、十分に注意しましょう。
切って調整するのが難しい場合や仕上がりに不安がある場合は、写真スタジオや証明写真機で再撮影するのが安全です。
サイズが「小さかった」場合
写真が規定より小さい場合でも、枠線より1〜2mm以内の差であれば、使用できる場合があります。
しかし、それ以上に小さい場合は、見栄えや顔の判別が難しくなるため、基本的には新しく撮影し直すことがおすすめです。
特に願書の枠に対して余白が大きいと、バランスが悪く見えてしまい、提出先で再提出を求められる可能性があります。
少しでもサイズに不安がある場合は、無理に使用せず、写真スタジオや証明写真機で正しいサイズの写真を用意する方が安心です。
大学受験写真は「データ」サイズにも注意しよう

大学受験では紙の写真だけでなく、インターネット出願(Web出願)でデータを提出するケースも増えています。
紙のサイズが正しくても、データサイズや形式が合わなければ受理されないことがあるため注意が必要です。
多くの大学の出願要項では「JPEG形式」「縦4cm×横3cm相当」「容量500KB以内」など、データ写真に関する具体的な条件を提示しています。
条件を確認せずにそのままアップロードすると、サイズや容量が規定に合わない場合があるため注意しましょう。
大学受験でのWeb出願では「形式・容量・サイズ」の3点を必ず確認し、必要に応じて写真スタジオや専用アプリで調整することが大切です。
そうすることで、提出段階でのトラブルを防ぎ、安心して出願手続きを進められます。
大学受験写真のサイズが不安な人は写真スタジオで撮影しよう

大学受験の証明写真は、サイズや画質、顔の位置など細かいルールが多く、自己判断で撮影すると「サイズが合わない」「顔が切れてしまった」などのトラブルにつながることがあります。
そのため、特に初めて受験する人や複数の大学に出願する人は、写真スタジオでの撮影がおすすめです。
写真スタジオで撮影すると、プロが正しいサイズや顔の位置、背景の明るさまで調整してくれるため、出願書類に安心して使用できます。
さらに、Web出願用のデータ形式や容量にも対応してもらえる場合が多く、JPEG形式や指定ピクセルサイズなどの要件に合わせたデータを受け取り可能です。
大学受験の写真サイズに不安がある場合は、自分で撮影するよりも写真スタジオに依頼することで、出願のトラブルを避け、安心して願書やWeb出願用の写真を準備できるでしょう。
まとめ
大学受験で使う証明写真は、共通テスト・一般入試・総合型選抜(AO入試)など入試方法によってサイズや形式が異なる場合があります。
自己判断で撮影するとサイズや画質が合わず、出願書類の受理に影響することもあるため、志望校の募集要項をしっかり確認し、規定に沿った写真を用意することが大切です。
また、近年増えているWeb出願では、JPEG形式や容量、ピクセルサイズなどデータの条件も重要です。
紙の写真だけでなく、データ提出も考慮して準備すると安心です。
サイズに不安がある場合は、写真スタジオでプロに撮影してもらうことで、出願トラブルを避けつつ安心して願書やWeb出願用の写真を準備できるでしょう。
記事のまとめ
- 大学受験の写真のサイズは、大学や入試方法によって異なる
- Web出願の場合もあるため、データ容量やピクセル単位に注意する
- 写真スタジオなら写真サイズやデータ容量も安心して準備できる


