パスポート写真の背景色は何色?知らなきゃやばい禁止事項も

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パスポート写真の背景色は何色?知らなきゃやばい禁止事項も解説3

はじめに

国際的な身分証明書となる『パスポート写真』。実は背景に規格があるのをご存知ですか?
「顔さえ写ってれば良いでしょ!」と安易に考えて撮影するとなんと撮り直しになることがあります。
というのも規格に適していないと申請も通らないので、もし間違っていたらまた写真を撮り直す手間が発生して、時間と労力が無駄に…

そうならないためにもパスポート写真の背景のルールを知っておきたいですよね?

そこで今回はパスポート写真の背景で守るべきことを詳しく解説していきます。
おすすめの色も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

パスポート写真の背景には明確なルールがある

パスポート写真の背景色は何色?知らなきゃやばい禁止事項も解説1

パスポート写真は国際的な身分証明書として使われるのはもちろんのこと、入国審査をスムーズに行うための本人照合アイテムとして重要な役割を果たします。

そのため “顔をはっきりと写すように” 細かなルールが規定されています

  • 【パスポート写真の背景ルール】
  • ⑴無地であること
  • ⑵淡い色であること
  • ⑶背景に物が映り込んでいないこと
  • ⑷人物と同化していないこと
  • ⑸背景に影ができていないこと
  • 参考:外務省パスポート規定

ルール1:無地であること

無地にするべき理由は、顔を鮮明にするためです。無地でないものは光の反射や撮影角度によって、影を作ることや、うねりのような模様を生み出す可能性があります。

ちなみに無地とは単色で模様のないもののこと。背景に使用されることの多いグラデーションも、2色づかいで模様とみなされるのでNGです。

また、自宅で撮影する場合は白単色の壁紙でも注意が必要です。凹凸のある模様や、細かい線が入っていないかをチェックしてから撮影に臨みましょう。

ルール2:淡い色であること

淡い色は人物を引き立たせる効果があることに加え、背景による色の効果の影響を最小限にできます。

一方、濃い背景だと、髪の毛との境界線が分かりづらくなり、顔全体の雰囲気が掴めなくなります。さらに、写真全体が暗く見え、顔のパーツが見えづらくなるんです。

ただし、淡い色なら何でもいいというわけではありません

ルール3:背景に物が写り込んでいないこと

無地のみOKなのと同様で、顔を認証しやすくするため、余分なものを写してはいけません
とくに家で撮影する場合は椅子やソファーの背もたれ、棚などの家具が写らないように気をつけましょう。

また、証明写真機で撮影する際は、かばんやコートなどはカメラに写らない場所に置いておきましょう。

ルール4:人物と同化していないこと

同化することで背景と人物の境が分かりづらくなります。パスポート写真は機械で認証している場合が多いため、境界線があいまいだと整合性がとれず、認証エラーになる可能性があります。

同化させないためにも服装や髪色と同じ色の背景を選ばないようにしましょう

ルール5:背景に影ができるのはNG

影があると、髪の毛との境が分かりづらくなることに加え、顔の一部が暗くなり、顔の表情が見えづらくなります。

自宅で撮影する場合は、光の当たり方が均一ではないため、影が付きやすいので気を付けましょう。どうしても自撮りがしたい!という人は、光との位置関係に注意し、複数のライトを使用すると多少は改善されますよ。

パスポート写真の背景色におすすめの色

パスポート写真の背景色は何色?知らなきゃやばい禁止事項も解説2

パスポート写真の背景は無地と決まっています。しかし、無地だから何でもいいというわけではなく、おすすめの色があります
パスポート写真におすすめの背景色は以下のとおりです。

  • 薄いグレー

ではそれぞれ詳しく解説していきます。

【1】白背景

白背景は証明写真の定番の色です。証明写真機にもよくあり、さらには自宅の壁などでも手軽に用意できます。

白は無彩色の一つで、色がないため、人物だけが引き立つ効果があります。パスポート写真は美しい写真がいい!と思う女性にはおすすめです。

ただし、明度が明るいため光が反射しやすく、明るくなりすぎる場合もあります。また、白い背景で撮る場合は白い服はNGなので注意しましょう。

【2】青背景

青背景はパスポート写真の規格見本に使われている色でもあり、定番の色です。どうしても白い服装で撮りたい人はこちらを選びましょう

また、白よりは背景の色味があるため、コントラストのあるはっきりした印象の仕上がりになります。顔をくっきりと見せたい!と思う人におすすめです。

ただし、青でも濃い色はNGなので、薄い青にしましょう。

【3】薄いグレー

大人っぽい落ち着いた印象の写真を撮りたいなら薄いグレーがおすすめです。薄いグレーなら暗くなりすぎないため、顔がわかりづらい、髪色との境界も見えないなどの問題はありません。

ただし、白・青に比べると撮れる場所も少ないです。また、撮る場所や機械によっては影が入りやすいので、撮影時には注意が必要です。

パスポート写真の背景色まとめ

パスポート写真の背景は細かいルールが定められている重要なもの。ルールを守らないと、規格外とみなされ、再申請になりかねません

写真撮影をする前に、まずは無地・淡い色の背景を選択しましょう。そして撮影時には、物が写っていないか・人物と同化していないか・影ができていないかを確認することが大切です。

これが守れていれば問題はありませんが、背景に悩む人は今回紹介した「白」「青」「薄いグレー」の中から背景色を選びましょう。

各色の特徴を見比べて、美しいパスポート写真を撮影してくださいね。

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