七五三を「写真だけ」でお祝いするのはあり?おすすめの撮影方法も紹介!
はじめに
七五三は、3歳・5歳・7歳になった子供の成長を祝う伝統行事です。
一般的な七五三の場合、朝から夕方までかかることも多く、ご祈祷や食事会の予約などの事前準備も大変になります。
七五三を控えているご家族の中には、
「七五三は写真だけでもOK?」
「神社へのお参りはしなくてもいい?」
と気になっている方も、多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の5点について詳しく解説します。
- 一般的な七五三の流れ
- 七五三は写真だけでOKか
- 七五三を写真だけ撮影するメリット
- 七五三の写真を撮影する時期
- 七五三の写真を撮影する方法
七五三を写真だけでお祝いしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
一般的な七五三写真の撮影の流れは?
一般的な七五三は、以下の流れで行います。
- (1) 着付け・ヘアメイク
- (2) ご祈祷
- (3) 写真撮影
- (4) 食事会
それぞれ詳しく解説していきます。
(1) 着付け・ヘアメイク
まずは、着付け・ヘアメイクをします。3・7歳の女の子は着物、5歳の男の子は袴を着用するのが一般的です。
女子は着物は着崩れを防ぐため、苦しくない程度にしっかり着物を締め付けることが大切です。締め付ける部分の体に、予めタオルを巻きつけておくと苦しさが軽減されます。
ヘアメイクも崩れを防止の対策をする必要があります。
(2) ご祈祷
お支度が整ったら、神社またはお寺へ向かいご祈祷を受けます。
ご祈祷では、これまで子供が元気に成長したことへの感謝や、これからも元気に成長することを願いお祈りします。ご祈祷は、当日申し込む場合と事前予約が必要な場合があるため、神社やお寺に事前に確認しておきましょう。
また、祈祷料(初穂料)の相場は5,000円〜10,000円で、のし袋に入れて用意するのがマナーです。
(3) 写真撮影
ご祈祷の後は、記念として写真撮影をするのが一般的です。
写真撮影は、写真スタジオで撮るのが一般的ですが、最近ではご祈祷を受けた神社などで撮影する出張撮影(ロケーション撮影)も人気となっています。
(4) 食事会
写真撮影が終わったら、親族も交えて食事会をします。食事会場は、事前に予約しておくと当日がスムーズです。大体の時間を予想して予約する必要があります。
このような食事会までが、一般的な七五三の流れです。
七五三は「写真だけ」でもOK!
七五三は「写真だけ」でお祝いしてもOKです!そもそも七五三とは子供の成長を祝う機会であり、祝い方に対して決められたルール等はありません。そのため、ご祈祷はせず写真を残すだけでも、子供の成長を親族が感じられれば問題ないのです。
最近では、ご祈祷せずに写真だけ撮影する家庭も増えています。
ただし、トラブルを防ぐためにも親族に相談して決めるようにしましょう。
他にも、ご祈祷はせず神社やお寺に参拝だけして写真撮影するというパターンもあります。写真撮影と食事会だけでもいいでしょう。
このように七五三には、必ず守らなくてはならないルールはありません。
七五三は、無理のない範囲でお祝いしましょう!
七五三を「写真だけ」撮影するメリット
七五三を「写真だけ」撮影する場合は、メリットもあります。
「写真だけ」撮影するメリットは3つです。
- 1.子供が疲れず素敵な写真が撮れる
- 2.予約の手間がかからない
- 3.限られた時間で思い出を残せる
1つずつ詳しく解説します。
メリット1:子供が疲れないからご機嫌な写真が撮影できる
一般的な七五三の場合、朝から着物を着て神社やお寺に向かいます。
そこからご祈祷を受ける時間だけでなく、申し込み手続きや始まるまでの待ち時間を含めるとかなりの長時間になるでしょう。着なれない着物を着ていることもあり、大切な写真撮影で機嫌が悪くなってしまうこともあります。
しかし写真だけの場合、このような時間がなくなるため機嫌のいい写真を撮ることができます。
機嫌のいい写真を残したい場合は、
- 写真だけにする
- 神社に行く前に撮る
- 前撮りする
- 後撮りする
などの方法があります。
メリット2:神社の予約などの手間がかからない
七五三を「写真だけ」で撮る場合、神社や食事会の予約が不要です。手間がかからないのはもちろんのこと、費用も抑えられます。
- ・手間をかけたくない
- ・費用を抑えたい
このような場合は、七五三は「写真だけ」でお祝いしましょう!
メリット3:限られた時間の中でも思い出を残すことができる
一般的な七五三の場合、朝から夕方までかかることも多いです。
そのため忙しい方は、時間の確保が難しいこともあるでしょう。しかし「写真だけ」なら、短い時間で済みます。
「なかなか時間が取れないけど、七五三のお祝いはしたい」という方は、七五三の「写真だけ」撮影してしっかり思い出として残しましょう!
七五三写真を撮影する時期は?
毎年11月15日が「七五三の日」とされています。そのため、11月15日前後に七五三のお参りや写真撮影をする方が多いです。
しかし混雑が予想されるため、ゆったり撮りたい方は「前撮り」や「後撮り」がおすすめです。
- 七五三シーズン
- └11月
- 前撮りシーズン
- └4月~10月
- 後撮りシーズン
- └12月~3月
七五三の写真は、ハイシーズンを避け「前撮りの4月〜10月」または「後撮りの12月〜3月」に余裕を持って撮影することをおすすめします。
七五三写真を撮影する方法は?
七五三の記念写真を撮影する方法は主に下記の2つがあります。
- (1) スタジオ撮影
- (2) 出張撮影
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
(1)スタジオ撮影
- ・天候に左右されない
- ・衣装チェンジができる
- ・一定の品質を保っている
【デメリット】
- ・子供が緊張する
- ・定番の雰囲気になる
スタジオ撮影は、天候に左右されないところが大きなメリットです。確実にその日に撮影できるため、スケジュールが立てやすいでしょう。着替える場所も確保されている場合が多いため、複数衣装に着替えて撮影することもでき、お子さんの七五三姿を多く残すことが可能です。
一方デメリットは、子供が緊張してしまうことです。慣れない環境のため、どうしても最初は硬い表情になることがあります。
しかし撮影に慣れているプロが、子供の緊張をほぐしリラックスさせてくれるため、笑顔の写真が撮影できるでしょう。
(2)出張撮影
- ・自然な姿が撮影できる
- ・好きな場所で撮れる
- ・スタジオに移動せずに済む
【デメリット】
- ・天候に左右される
- ・カメラマンよって品質が違う
七五三の出張撮影は、子供の自然な姿が撮影できるところがメリットです。出張撮影では、子供の自然な表情や動きが撮影できます。好きな場所で撮影できるため、撮影したいスポットがあれば事前に伝えておきましょう。
一方デメリットは、雨の場合は延期する必要があるということです。また一から予定を組み直さなくてはいけないため、忙しい方にはおすすめではありません。
またカメラマンのセンスによって、仕上がりが違うためこだわりがある方はしっかり伝えるようにしましょう。
七五三を「写真だけ」撮影する際はスタジオ撮影がおすすめ!
ここまで七五三の写真撮影について解説してきましたが、七五三を「写真だけ」撮影するなら、撮影場所はスタジオ撮影がおすすめです!おすすめする2つの理由を説明します。
理由1:天候に左右される心配がないから
出張撮影の場合、雨だと延期になるリスクがあります。たとえ曇りだったとしても、自然光がないため顔色が暗く写ったり風景の写りも悪くなります。
そのため晴天でない場合は、イメージと違う写真になってしまう可能性が高いでしょう。
しかしスタジオ撮影の場合は、天候に左右されず照明もあるため一定の品質が保てます。サンプルで見た写真と同じ仕上がりにすることができるでしょう!
理由2:様々な衣装・シチュエーションの撮影ができるから
写真スタジオでは、ドレスに着替えたり背景を変えることもできます。せっかく写真を撮るなら、記念に色々なシチュエーションで撮影しましょう。
他にも、七五三の撮影と一緒に他の記念撮影をすることもできます。
- 誕生日写真
- 卒園写真
- 入学写真
このようなイベントが近い場合は、まとめて撮影するのもおすすめです。
普段使っている制服やランドセルを持ち込んで撮影しましょう!
まとめ
七五三は「写真だけ」でお祝いしてもOKです!
最近では、ご祈祷やお参りをせずに七五三の「写真だけ」撮る家庭も増えています。
「写真だけ」撮影するメリットは、3つあります。
- ・子供が疲れず素敵な写真が撮れる
- ・予約の手間がかからない
- ・限られた時間で思い出を残せる
七五三の写真は、思い出としてしっかり残しておきましょう。
七五三の写真を撮るなら、スタジオ撮影がおすすめです!
- ・雨でも撮影できる
- ・衣装チェンジができる
- ・背景を変えられる
七五三を「写真だけ」でお祝いしたい方は、写真スタジオで撮影しましょう!