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七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介

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七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介

はじめに

子供の健やかな成長を祝う七五三。
七五三では、親族からお祝いをいただくこともあるでしょう。
しかしお祝いを受け取った方の中には、
「七五三の内祝いは必要?」
「七五三の内祝いは何がいい?」

と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では七五三の内祝いに関する、主に以下の5点について解説します。

  • 内祝いの意味
  • 内祝いのマナー
  • 内祝いのNG品
  • 内祝いにおすすめの品
  • のし(熨斗)のマナー

七五三の内祝いについて悩んでいる方は、是非参考にしてください!

そもそも「内祝い」の意味とは?

七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介1

「内祝い」とは、いただいたお祝いのお返しとして品物を贈ることを言います。
元々はお祝いのお返しとしてではなく「祝いごとの喜びをお裾分けする」という意味で、お世話になった人に自ら贈り物をしていました。

しかし近年では「お祝いのお返し」として内祝いを贈ることが一般的となってきています。
内祝いには、

  • 出産内祝い
  • 初節句内祝い
  • 七五三内祝い
  • 入学内祝い
  • 新築内祝い

などがあります。

七五三の内祝いはいらない?

時代の変化とともに、「七五三の内祝いはいらないのではないか?」という意見もあります。実際、お祝いをいただいた方から「内祝いはいらないからね」と言われることもあるようです。

しかし、今もなお内祝いの文化は残っており、地域やご家庭によって考え方も様々です。
そのため「内祝いは常識」という方もいるでしょう。今でも、七五三当日に千歳飴や赤飯などをお祝いしてもらった方に配るという地域もあります。

このようなことから、基本的にはお祝いをいただいた方には、内祝いを贈るようにしましょう。どうしても内祝いが難しい場合は、電話や手紙でお礼を伝えてください。内祝いの代わりに、お祝いの食事の席に招待するのもいいでしょう。

七五三の内祝いに関するマナー

七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介2

内祝いには、マナーがあります。マナーを守らないと、せっかくお祝いしてくださった方に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

七五三の内祝いに関するマナーを守り、相手に失礼のないようにしましょう。

(1) 内祝いはいただいてから1週間〜2週間以内に送る

内祝いは、お祝いをいただいてから1週間〜2週間以内に贈るのが目安です。すぐに贈るのが難しければ、先に電話や手紙でお礼を伝えるようにします。その場合、内祝いは後日改めて贈りましょう!

(2) 内祝いの品はいただいた金額以下のものを選ぶ

内祝いの品は、いただいたお祝いの金額以下のものを選びましょう。「内祝いは半返し」などと言われており、内祝いは半額相当の品を贈ります。しかし実際には、半返し以下の半額~3分の1程度でされる方が多いです。
例えば10,000円のお祝いを頂いた場合、3,000円〜5,000円を目安に内祝いを贈りましょう。

(3) きょうだい分の内祝いをもらったら同じ数をお返しする

きょうだい分のお祝いをもらったら、内祝いはまとめずに同じ数を用意しましょう。その場合は、のしにそれぞれ子供の名前を記載します。
内祝いの金額も、それぞれ半額〜3分の1程度のものを選びましょう。

七五三の内祝いで送ってはいけないNG品

七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介3

七五三の内祝いは、何でもいいわけではありません。選ぶ品物によっては、縁起が悪いなどの理由で常識がないと思われてしまう可能性があります。

ここでは、七五三の内祝いのNG品をご紹介しましょう。

ガラスなどの割れ物

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ガラスなどの「割れる」「壊れる」ような割れ物は、「関係が壊れる」ことを連想させるため縁起が悪いとされています。
最近では、内祝いに食器などを選ぶ方も多いですが、基本的には内祝いに不向きな品であることは覚えておきましょう!

刃物

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包丁などの刃物は、「関係を切る」というイメージを与えてしまうため、縁起が悪い物とされています。そのため七五三の内祝いでは、避けるようにしましょう。
ただし、刃物には「未来を切り開く」「災いを断ち切る」などの意味もあることから、最近ではお祝いごとで選ばれることもあります。

ハンカチ

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ハンカチは「手巾(てぎれ)」と書くことから、「手切れ」「縁を切る」という別れを連想させてしまいます。そのため、内祝いでハンカチを贈るのは失礼にあたるようです。
また、ハンカチは「涙を拭う」ことから、弔事などの別れを意味するため縁起が悪いとも言われています。
そのため、七五三の内祝いでハンカチを贈るのはやめておきましょう。

お茶

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日本茶などのお茶は、弔事の香典返しとしてもよく使用されることから縁起が悪いとされています。そのため、お祝い事には不向きでしょう。
最近では、このようなマナーを気にされない方もいらっしゃいますが、ご家庭や地域によって捉え方も様々なため注意しましょう。常識がないと思われてしまう可能性のあるNG品は、七五三の内祝いにおすすめしません。

七五三の内祝いにおすすめの品

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それでは、七五三の内祝いはどのような品物がいいのでしょうか。内祝いは、NG品を避け相手に喜ばれる物を贈りましょう。

ここでは、七五三の内祝いにおすすめの品をご紹介します。

お菓子

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お菓子は、内祝いの定番です。お菓子などの食べ物は「消えもの」と呼ばれ、食べたらなくなるため相手の負担にもなりません。「七五三内祝いで何を贈ればいいかわからない」という方には、お菓子がおすすめです。

中でも焼菓子は、

  • ・常温保存でOK
  • ・日持ちする
  • ・個包装

などの理由で人気があります。

焼菓子の種類は以下の種類があります。

  • マドレーヌ
  • フィナンシェ
  • バウムクーヘン
  • クッキー

できるだけ、賞味期限が長く日持ちのするお菓子を選びましょう。
特に、普段買わないような高級菓子が喜ばれます。

石鹸やタオル

七五三の内祝いのマナー解説!内祝いにおすすめの品も紹介10

「食べ物の好みがわからない」
「アレルギーが心配」
という方には、日用品がおすすめです。

中でも、上品な香りがする石鹸は内祝いの贈り物として人気があります。他にも、普段買わないような良質な素材のタオルも喜ばれます。石鹸とタオルがセットになっている商品もあるため、七五三内祝いの予算に合わせて選びましょう。

カタログギフト

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相手に好きな商品を選んでもらえるカタログギフトは、内祝いの贈り物として人気です。

「好みがわからない」
「必要な物をあげたい」
という方は、七五三の内祝いとしてカタログギフトがおすすめです。

カタログギフトでは、ファッション雑貨など様々な商品が選べます。内祝いの予算に合うカタログギフトを贈りましょう。

写真入りのアイテム

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祖父母や近しい間柄の方には、子供の写真入りのアイテムを贈るのもおすすめです。お菓子の個包装や外箱に、七五三の写真をプリントすると喜ばれます。
プリントに使用する写真は、できるだけ画質のいいものを選びましょう。スマホで撮った写真より写真館で撮った写真の方が綺麗に仕上がります。

意外と知らない!?七五三の内祝いにおける「のし」マナー

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七五三の内祝いには、のし(熨斗)をつけるのが一般的です。のしには、いくつかマナーがあります。せっかく選んだ内祝いが台無しになってしまうため、七五三内祝いの「のし」マナーについて知っておきましょう。

七五三内祝いの「のし」マナー:水引は「紅白蝶結び」

水引とは、「のし」の中央にある飾り紐のことです。
七五三内祝いでは、「紅白蝶結び(花結び)」の水引を使用します。
「紅白」とは赤と白のことで、お祝い事(慶事)で使われる水引です。水引の色は、他に「黒白」や「白黄」などもあり、これらは法要などの弔事で使われます。色を間違えると失礼になるため、注意しましょう。

また「蝶結び」とは、何度も結び直せるため「何度あってもいいお祝い事」で使います。
例えば、

  • 内祝い
  • 出産
  • 入学

などです。

一方「結び切り」は、一度結ぶと取れないため「一度だけもの」「何度もあってはいけないこと」で使われます。
例えば、

  • 結納
  • 結婚
  • 快気祝い

などのお祝い事です。
また、弔事でも結び切りの水引を使います。

七五三内祝いの「のし」マナー:表書きは「内祝い」か「御礼」

表書きとは、水引の上部分に書く贈り物の目的のことをいいます。七五三内祝いの表書きは、「内祝い」または「御礼」と記入しましょう。
また、水引の下には子供の名前を書くのが一般的です。

七五三内祝いの「のし」マナー:控えめで奥ゆかしい「内のし」

「のし」の掛け方には、品物に直接のしを掛ける「内のし」と品物を包装した上からのしを掛ける「外のし」があります。控えめに贈りたい場合は内のし、贈り物を強調したい場合は外のしにします。
内祝いはいただいたお祝いのお返しになるため、控えめな「内のし」にするのが一般的です。
一方、外のしは結婚祝いや出産祝いなどのお祝いの気持ちを強調したい場面に適しています。

内祝いには七五三写真とお子さんのメッセージを添えるのがおすすめ

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ここまで七五三の内祝いについて解説してきましたが、内祝いを贈る際にはメッセージを添えるのがおすすめです。特に親しい間柄の方へは、七五三の写真とお子さんの直筆メッセージが喜ばれます。
品物だけでなく写真やメッセージを添えることで、これまでお世話になった方々への感謝の気持ち伝えられるでしょう。

七五三内祝いに添える写真は、写真館で撮影したものがおすすめです。写真をプリントするとよくわかりますが、プロのカメラマンが撮影した写真とスマホで撮影した写真では仕上がりが全く違います。

心を込めて選んだ七五三内祝いには、高品質な七五三写真と直筆メッセージを添えて感謝の気持ちを伝えましょう!

まとめ

七五三の内祝いのマナーやおすすめの品などを解説してきました。
せっかくのお返しは相手に喜んでいただきつつ、七五三としてのマナーにそった品をお渡ししたいですよね?

今回の記事を参考に、ぜひ素敵な内祝いを贈りましょう!

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