巻き髪で大学受験写真を撮影する際の理想的なセットと注意点を解説

はじめに

憧れの大学に入学するために受験勉強に励んでいる皆さん。
「大学受験写真は巻き髪でかっこよく決めたい！」
と考えている女性も多いのではないでしょうか。

実は、巻き髪は大学受験写真でOKなケースとNGなケースとがあるため、TPOをわきまえた理想的な巻き髪に仕上げるのがポイントです。

そこで今回は、
「大学受験写真って巻き髪で撮影しても大丈夫なの？」
「大学受験写真でOKの巻き髪、NGな巻き髪は？」
「大学受験写真を撮影する時、前髪はどんなふうにセットしたら良いの？」
という受験生の疑問にお答えします。

こちらの記事では、

などを順番に解説していきます。
大学受験写真の髪型に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大学受験写真は表情がわかりやすい髪型で撮影しよう！

大学受験写真を撮影する際は、顔全体がはっきりしていて表情がわかりやすい髪型が理想的です。そもそも願書で提出する証明写真の目的は、試験当日の本人確認です。
証明写真を撮影する際は、

などに気をつけると、だいぶ表情がわかりやすくなります。
また、大学受験写真はその学校が求める生徒像に合致する受験生を厳選する材料になる場合もあり、TPOをわきまえた清潔感のある印象も重要です。
顔の一部が隠れたり、華やかすぎてしまったりする髪型はマイナス印象に繋がりやすいため、気をつけながら髪をセットしましょう。

巻き髪で大学受験写真を撮影してもいいの？

大学受験写真は表情がわかりやすい髪型が理想的とのことでしたが、巻き髪で撮影してもいいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は巻き髪での撮影は絶対にダメという訳ではありません。

上記のようなタイプの大学受験では証明写真から感じられる印象が重視されるため、巻き髪はあまりおすすめしません。
なぜ巻き髪があまりおすすめではないのか、詳しく解説していきます。

総合型選抜や指定校推薦の場合はおすすめしない

総合型選抜や指定校推薦の場合に用意する大学受験写真では、巻き髪での撮影はおすすめしません。
一般選抜では学力試験が重視される傾向になりますが、総合型選抜や指定校推薦では大学受験写真が人間性を判断する材料となる場合があります。
学校側は

などを大学受験写真から判断することが多いです。
巻き髪のお洒落な雰囲気はマイナス印象に繋がるケースもあるため、総合型選抜や指定校推薦では避けることをおすすめします。

大学受験写真におけるOKな巻き髪の特徴

大学受験写真を巻き髪で撮影するのは総合型選抜や指定校推薦ではおすすめしませんが、学力試験重視の一般選抜では巻き髪で撮影しても問題ありません。

上記の大学受験写真におけるOKな巻き髪の特徴について、順番に解説していきます。

大学受験写真でOKな巻き髪1：サイドの髪が耳にかかっている

大学受験写真では、サイドの髪が耳にかかっていて、耳がはっきり見えるような巻き髪はOKです。サイドの髪で耳が隠れてしまうような巻き髪には小顔効果がありますが、本人確認を目的とした大学受験写真には適しません。
それに証明写真で第一印象をチェックする学校だと、耳が隠れているだけでマイナス印象を持たれる場合もあります。巻き髪にするならせめてサイドの髪を耳にかけて、耳全体が見えるようにセットしましょう。

大学受験写真でOKな巻き髪2；巻きが強すぎない

大学受験写真を巻き髪で撮影するなら、巻きが強すぎないように気をつけることも大切です。強い巻き髪は大学受験にしては華やかすぎて、TPOに合わないとしてマイナス印象に繋がる場合があります。目安として32mmくらいのコテでゆる巻きするくらいの方が、社会人らしく真面目な雰囲気で好印象です。

大学受験写真でOKな巻き髪3：スタイリング剤でまとめられている

大学受験写真ではスタイリング剤できちんとまとめられた巻き髪も、清潔感があっておすすめです。巻き髪にすると髪が広がってしまったり、髪の輪郭から一部の毛がはみ出してしまったりすることもありますよね。このような髪をスタイリング剤でまとめておくと綺麗に決まりますし、爽やかな雰囲気で好印象です。ただし、スタイリング剤もつけすぎてしまうと清潔どころか、不真面目に見えてしまうことがあるため注意しましょう。

大学受験写真でOKな巻き髪4：アホ毛や後れ毛が少ない

大学受験写真を巻き髪で撮影する場合、アホ毛や後れ毛が少ないのも社会人らしく好印象です。
「写真だから少しくらいアホ毛や後れ毛があっても大丈夫だろう。」と思っていませんか？
しかし、静止画である大学受験写真は、ちょっとしたアホ毛や後れ毛も目立ちやすいです。撮影前に鏡で髪の輪郭をチェックして、アホ毛や後れ毛がある場合はきちんと整えておきましょう。

大学受験写真におけるNGな巻き髪の特徴は？

大学受験写真でOKな巻き髪の特徴をご紹介しましたが、実は大学受験写真におけるNGな巻き髪もあります。
大学受験写真におけるNGな巻き髪の特徴は以下の通りです。

根元からしっかり巻いてしまう巻き髪はボリューム感が出たり、髪が広がってまとまりにくくなってしまうためおすすめしません。また、目や耳、フェイスラインなど顔の一部が隠れて、顔の表情はわかりにくくなってしまう巻き髪もNGです。
アホ毛や後れ毛が多くなってしまう巻き髪も不衛生な感じがして、マイナス印象を与えてしまう可能性があるため気をつけましょう。

巻き髪で大学受験写真を撮影する際は髪の毛を肩より後ろに持ってこよう

大学受験写真では表情がわかりにくい髪型はNGということですが、巻き髪で大学受験写真を撮影する際は『髪の毛を肩より後ろに持ってくる』のがポイントです。
髪の毛が肩よりも前にあると、どうしても耳や顔の輪郭が隠れやすくなってしまいます。また、全体的に重たい大学受験写真に仕上がってしまうという懸念点もあります。
肩よりも後ろに巻き髪を持ってくれば、顔全体がはっきりしてだいぶ表情がわかりやすくなります。顔や体で隠れてしまう後ろ髪もありますし、多少乱れた髪があっても目立ちにくい点でもおすすめです。

合わせて知りたい！大学受験写真にふさわしい前髪のセット方法

大学受験写真はサイドや後ろの髪ばかりではなく、前髪のセット方法にもこだわりたいところです。

大学受験写真の前髪セットでは、上記の3点がポイントです。
大学受験写真では、目がはっきりと見えるような前髪で撮影しましょう。また、おでこが少しでも見えると、顔全体が明るい印象となるのでおすすめです。
前髪が長い場合は、後ろ髪とまとめると良いでしょう。
上記のポイントに注意して、表情がはっきりと見える大学受験写真に仕上げましょう。

大学受験写真のヘアセットに自信がない場合は写真スタジオがおすすめ！

大学受験写真を巻き髪で撮影する時は、表情がわかりやすい髪型で、アホ毛や後れ毛のない清潔感のある印象が大事です。
「ヘアセットが上手くできない。」
「どうしても髪が綺麗にまとまらない。」
という方は、写真スタジオでプロのヘアメイクにセットしてもらうと安心です。
大学受験写真のヘアセットを多く経験してきたプロなら、TPOをわきまえた好印象の髪型に仕上げてくれます。また、髪型の細かい部分までこだわって、周りの受験生と差をつけられる証明写真にしたいという方にもおすすめです。

まとめ

今回の記事では、

を紹介しました。

巻き髪はお洒落に決めるよりも、清潔感があって真面目な雰囲気に仕上げた方が好感度が上がります。
ヘアセットに自信がない場合は写真スタジオのプロによるヘアメイクで、完成度の高い髪型に仕上げてもらうのも1つの手です。
表情がわかりやすい理想的な巻き髪で、学校側に好印象を持ってもらえる大学受験写真を用意しましょう。