フォトウェディング写真は“加工・修正”しよう！美しく仕上げるポイントを紹介

はじめに

ウェディングイベントとして近年人気となっているフォトウェディング。
この記事では、写真のみの結婚式であるフォトウェディングならではのお悩みであるウェディング写真の「加工」「修正」についての情報を解説しています。
そのままでも素敵なウェディング写真ですが、せっかくならクオリティをさらにグレードアップさせてみたいですよね。
ウェディング写真の加工・修正を美しく仕上げるポイントについての情報を確認してみましょう。

フォトウェディングの写真は加工・修正してもいい？

フォトウェディングの写真だからといって写真の加工・修正をしてはいけないという決まりはありません。
むしろ、ウェディングフォトに手を加えることによって、さらに自分たち好みの美しい写真にしていく作業もたっぷり楽しんでみることがおすすめです。

しかし、ウェディングフォトの加工・修正がOKと言っても自分たちの顔つきなどが大幅に変わってしまうような大胆な加工・修正はあまりよろしくありません。
この記事では、ウェディングフォトの加工・修正具合についてのポイントを紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚の記念写真ということを念頭においた写真の加工・修正を行ってみましょう。

どこを？フォトウェディングをもっと美しくする加工・修正とは

フォトウェディングの加工・修正がOKとは言っても、具体的にはどんなところを加工・修正したらウェディング写真がより美しく仕上がるのでしょうか。
ウェディングフォトの加工修正のポイントごとに情報をチェックしてみましょう。

フォトウェディングの加工修正1：肌トラブル

ウェディングフォトの加工修正として定番ともいえる加工は肌トラブルの修正です。
目の下のクマや気になるにきび、肌の赤み、化粧ヨレなどをきれいに修正してみましょう。
気になる笑い皺を目立たなくするなどの調整もおすすめの加工ポイントです。

また、ウェディング写真を撮影する前の段階で撮影向けにきちんとベースメイクを整えておくと写真加工が少なくて済むのでおすすめです。
新婦だけでなく、新郎も撮影用のナチュラルメイクを施しておくとさらにグッド。
自分たちで撮影用メイクの対応が難しいのなら、美容院や写真館に撮影用メイクを依頼してみましょう。

フォトウェディングの加工修正2：新郎のひげ

フォトウェディング写真の加工要望としてよく声が挙がるのが新郎のひげについての修正加工です。
とくに髭剃り後の青ひげ写りを加工・修正したいと考えるカップルが多いのだとか。
青ひげが目立たなくなるように写真の修正をするだけで新郎の顔つきが一段とスマートで格好良くなるので、写真加工ポイントとしてもおすすめの部分です。

撮影用のメイクをしない新郎も多いので、青ひげの写真写りが気になるようなら出来上がった写真に加工修正を施しましょう。
加工修正1の項目でもお伝えしたとおり、新郎も撮影用のナチュラルメイクをしておくことで気になる肌トラブルを上手にカバーすることができます。
必要に応じて新郎メイクの導入も検討しておきましょう。

フォトウェディングの加工修正3：撮影の瞬間に乱れた髪の毛

「笑顔もポーズも完璧なのに、前髪の乱れが気になる…」なんてフォトウェディング写真もあるのではないでしょうか。
とくにロケーション撮影でフォトウェディングを行われたカップルにはありがちなお悩みポイントですので、乱れた髪の毛は写真の加工・修正してみることがおすすめです。
頭頂部のあほ毛や、後れ毛などのポイントのほか、髪の毛流れを美しく整える加工などを加えるとより一層華やかなウェディング写真に仕上げることができます。

フォトウェディングの加工修正4：衣装のシワや乱れ

衣服のシワをすべて無くすという写真加工は難しい&不自然な写真になってしまう可能性が高いですが、目立つシワや服装の乱れを整えたり極力目立たないようにする写真加工は写真修正ポイントとしてもおすすめです。

フォトウェディングではライティングなどによってシワが濃くはっきりと影になってしまうこともあるので、気になるシワを写真加工で丁寧に取り除きつつウェディング写真の仕上がりをよくしてみましょう。

フォトウェディングの加工修正5：気になる顔パーツや顔の左右バランス

フォトウェディングの加工では、気になる顔パーツや左右バランスの微調整を行う加工も人気の写真修正ポイントです。
とくに左右でまぶたの形が違う方の場合、やりすぎない程度にまぶたの左右バランスを整えるなどの加工・修正を加えることで満足の行くウェディング写真に仕上がることもあります。

また、顔のパーツやあごのラインなども本人らしさを残した上で多少目立たなくなるように写真の加工をしてみることもおすすめです。

フォトウェディングの加工修正6：色調の調整

フォトウェディングの加工としてとくにおすすめなのが色調の調整をする写真加工です。
モノトーン調にしてみたり、淡い色味に変えて雰囲気を出してみるなど、好みによって写真加工を楽しんでみてくださいね。
フォトウェディングを利用したポストカードなどの紙小物を作成する際にも、色調の調整加工をした写真の利用はおしゃれ使いしやすいのでおすすめです。
また、あいにくの空模様となってしまったロケーションウェディングフォトの色調を調整することによって、晴天のもとで撮影できたように加工することもできます。
最近ではアプリによるフィルター加工などでお手軽に写真全体の色調を変えることもできるので、さまざまな方法を試してみてくださいね。

やりすぎ加工修正は不自然！注意すべきポイントとは

フォトウェディング写真の加工・修正を自由に楽しんで良いとは言っても、物事には限度というものがあります。
せっかく綺麗なウェディング写真の撮影をしてもらったのに、写真のやりすぎ加工によってウェディング写真の雰囲気が台無しになってしまうこともあるので注意してみましょう。
ここでは写真の加工・修正をする際に注意するべきポイントを紹介いたします。

フォトウェディングのやりすぎ加工1：極端な顔パーツの加工修正

整えるような顔パーツ加工や多少の写真修正ならば問題はありませんが、あまりにも極端な加工修正はできるだけ控えるようにしておきましょう。
とくに目のサイズを大きくしすぎるなどの加工はかなり不自然な印象のウェディング写真に仕上がってしまいます。

自分たちの幸せな表情を崩さない程度の、あくまで軽い顔パーツ修正にとどめておいたほうが結婚の記念写真としても意味のある写真にすることができます。
どうしても派手な顔パーツ加工をしたい場合は、夫婦間でお互いの気持ちを共有しあってから写真加工をすることをおすすめします。

フォトウェディングのやりすぎ加工2：顔色を明るくしすぎる

フォトウェディングの加工がやりすぎに見えやすいポイントとして、顔色を明るくしすぎる加工が挙げられます。
顔色の修正を重ねれば重ねるほど、顔全体がメリハリのないのっぺり顔になってしまう可能性も高くなってしまいます。
色白肌や毛穴レスに憧れる気持ちもわかりますが、顔色の調整はほどほどにしておきましょう。

誰がする？フォトウェディングの加工・修正方法

フォトウェディングの写真をうまく加工修正しようと考えると、自分たちの写真加工技術や普段使いの写真加工アプリでは対応しきれない場面もありますよね。
ここでは、ウェディングフォトの加工におすすめの方法を3つ紹介いたします。

おすすめの加工・修正1：写真館やスタジオに依頼する

フォトウェディングの写真撮影を写真館や写真スタジオに依頼した場合、写真の加工レタッチもそのまま写真館や写真スタジオに依頼することがおすすめです。

撮影プラン料金のなかに数枚の写真加工サービス代が含まれている場合も多いので、追加料金なしである程度の写真加工をしてもらえます。
規定枚数よりも多くのウェディング写真を加工・修正してもらいたい場合にはオプション料金となる場合が多いのですが、写真館や写真スタジオによって対応や料金の違いがあるのでしっかりと確認をしておきましょう。

写真館でのウェディングフォトの加工修正が終われば、そのまま写真商品を仕上げてもらえるところも写真館や写真スタジオに加工を頼むメリットですよね。
写真加工にかかる時間は写真館の繁忙期かそうでないかによっても変わってくるのですが、最短で1週間、最長で3か月ほどが目安のようです。
写真館によっても対応などが変わってきますので、不明点がある場合は必ず写真館や写真スタジオに直接問い合わせてみましょう。

おすすめの加工・修正2：写真修正専門店に依頼する

フォトウェディングの写真データを修正レタッチなしで受け取った場合などにおすすめの写真加工方法が、写真修正専門店にレタッチを依頼する方法です。
写真修正専門店に写真の加工依頼をする場合、依頼から納品までのスピードがとても早いなどのメリットも挙げられます。

また、修正箇所に対する細かな指示や難しい写真加工の注文も対応できるお店が多いのも嬉しいですね。
写真修正専門店のWebページ内にてどんな写真加工を得意としているかなどの情報や実際の加工修正例などを見ることができるので、依頼前にチェックしてみることをおすすめします。

写真加工の難易度や修正箇所の多さによって依頼料金が変動するので、加工を頼む前に必ず見積もりをしてもらいましょう。
多くの写真加工専門店の最低価格が写真1枚あたり3,000円から5,000円程度となっているので、金額的にはそれなりのお値段となることが多いようです。
しかし、その分一枚一枚の写真ごとに納得のいく丁寧な加工を施して貰えるのは十分メリットと言えます。

おすすめの加工・修正3：自分たちで加工修正する

「フォトウェディング写真のデータ修正をすべて外注することは予算的に厳しい…」という場合、自分たちで写真の加工修正をすることも一つの手です。
最近ではお手軽に使える写真加工アプリも豊富に用意されているので、そのなかから好みのアプリや使いやすいアプリを選んで活用してみましょう。

素人におすすめの加工修正アプリ・サイト2選

写真加工に慣れていないカップルにもおすすめの写真加工アプリ・サイトを紹介いたします。
自分の使いたい加工要素が揃っていればどのアプリやサイトで写真編集をしてもよいので、参考にしてみてくださいね。

簡単な加工修正アプリ1：Photopad

写真を簡単かつ美しく加工できる『Photopad』は、写真加工に慣れていない人でも扱いやすくておすすめの写真加工アプリです。
個人で使用する写真の加工であれば、アプリが無料でダウンロードできるところもポイントですね。
写真加工に必要となってくる基本的な色彩調整・フォーカス調整・切り抜き・フィルター加工などのツールがひと通り揃っているのでウェディング写真の加工でも役立つこと間違いなしです。
日本語対応している上、Windows、MacOS両方で使えるという点も嬉しいポイント。
シンプルな操作感なのにプロ並みの加工ツールが揃っていて無料で使えるアプリなので、まずは試しにダウンロードしてみるのにもぴったりのアプリです。

簡単な加工修正アプリ2：Pixla Editor

ホームページ版やアプリ版、有料・無料とさまざまな形態が用意されている『Pixla Editor(ピクセラエディター)』も画像編集の入門用としておすすめの写真加工アプリです。
無料版であっても画像編集に必要となる基本的なツールが十分に揃っているところが魅力です。
ホームページ版であっても会員登録なしですぐに使うことができる点も助かりますね。

また、会員登録をすればPixlr Library（ピクセラライブラリ)という保存領域が使用できるようになるというメリットもあるので、必要に応じて会員登録もしてみましょう。
メインページは英語での記載も多いですが、画像編集の画面では日本語対応もしているので写真の加工操作もしやすい仕様となっています。
操作に慣れるまでは多少難しく感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば幅広い写真加工が楽しめる点が魅力的です。

加工・修正なしでフォトウェディングの写りを良くする撮影ポイント

写真加工によってよりよいウェディング写真に仕上がるということは理解しつつも、できることなら写真の加工修正なしでも満足のいくウェディングフォトを撮影したいですよね。

ここでは、写真の加工修正ができるだけ少なくて済むようなウェディング写真の撮影方法について情報を紹介いたします。

加工修正なしの撮影ポイント1：身だしなみ・髪型をきちんと整える

フォトウェディングの撮影をする時の身だしなみや髪型をきちんと整えておくだけで写真写りに大きな違いが出てくるので意識をしてみましょう。
ロケーションフォト撮影中の風などによる髪の乱れはナチュラル感が出て良い場合もありますが、基本的には髪が美しくまとまっているほうがウェディングフォトのイメージに向いていますよね。
フォトウェディングのヘアメイクをセルフで行おうと考えているカップルの場合は、とくに身だしなみについて気をつけておきましょう。
きちんとしたヘアメイクに自信がない場合は、美容院や写真館のヘアメイク付き撮影プランの利用がおすすめです。

加工修正なしの撮影ポイント2：いろんなポーズで撮影する

フォトウェディング写真の加工修正を少なくするためには、いろんなポーズでとにかく写真枚数を多く撮影しておくこともおすすめです。
写真の加工修正をしたくなるポイントとして「もう少しだけ〇〇になっていれば完璧だったのに」というポーズや捉えた表情の少しの違いによる場面が多いですよね。
そんな場合に備えて写真の枚数を多く撮影しておけば「もう少しだけこうなっていたら」という写真も上手に撮影できている可能性が高まります。
フォトウェディングの撮影をセルフで考えている場合はとくに「写真の枚数を多く撮影すること」「連写モードなどのカメラ機能を利用すること」を意識して撮影してみましょう。

加工修正なしの撮影ポイント3：幸せなオーラ漂う表情で

フォトウェディングの撮影でもっとも大切となってくるポイントは、新郎新婦の表情と言っても過言ではありません。
ウェディングの雰囲気溢れる幸せな表情が撮影できていれば、顔パーツのコンプレックスも気にならないくらいの素敵なウェディング記念の写真となりますよね。
そうは言っても、慣れない衣装や雰囲気のなか写真撮影をすることに緊張してしまい普段よりも固い表情となってしまう方も多いので、できればフォトウェディングの撮影日に向けて「写真を撮られることに慣れておく」「鏡で表情を作る練習をしておく」という事前準備をしておきましょう。
自分の思っている表情を作り出すというのは案外難しいものです。
表情作りの練習をしておくことで自分の顔の筋肉の動きや、コンプレックスの隠し方がわかる場合も多いので、新郎新婦で協力してウェディング写真の撮影前に表情作り&撮影慣れ練習をしておきましょう。

フォトウェディングの加工まとめ

この記事では、フォトウェディングで撮影した写真の加工・修正方法と写真を美しく仕上げるポイントについての情報を紹介いたしました。
近年では写真加工アプリが豊富に用意されているほか、写真加工専門店を上手に利用するなどの方法でどなたでも気軽に写真の加工が出来るようになりました。
ほんの少しの写真加工をすることでウェディング写真の仕上がりが大きく変わる場合もあるので、写真加工を効果的に取り入れてフォトジェニックなウェディングフォトに仕上げたいものですね。
ウェディングフォトの撮影から写真加工までを写真館に一括してお任せする方法も変わらずおすすめの方法ではありますが、好みに合わせてよりよいウェディングフォトに仕上げられるように考えてみましょう。