ウェディングフォトを前撮りするメリットは?相場・撮影場所・ポーズ・小物などまるっと解説

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はじめに

近年人気が高まっているウェディングフォト。
「ウェディングフォト=結婚の記念写真」ですが、その捉え方やバリエーションも広がってきており、結婚するカップルにとっては記念物に選択肢が増えるというメリットに繋がっています。
最近では「ウェディングフォトの前撮り」というパターンも見られるようになり、従来のウェディングフォトとは違った意味合いも出てきました。
前撮りがあれば後撮りもあり、式当日に撮影を全てしてしまうかなど、ウェディングフォトの撮り方で迷われているカップルも多いです。

そこで今回は、ウェディングフォトを前撮りするメリットや気になる費用、抑えておきたいポイントなどを解説していきます。
結婚写真を前撮りで撮影するか迷われているカップルはぜひご覧ください!

ウェディングフォトの「前撮り」とは

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ウェディングフォトとはその名の通り「結婚写真」。結婚を記念した写真のことです。
ウェディングフォトの前撮りとは、結婚式より前に素敵なウェディングフォトを撮影しておこうという撮影手段であり、多くの新婚夫婦が撮影されます。
式当日は朝早くから遅くまで結婚式や披露宴でバタバタと忙しいため、撮影できる余裕がない方が多いことから、この事前撮影である前撮りが考えられました。

式場以外の二人の思い出の場所でロケーション撮影をしたり、当日とは衣装を変えて素敵なハウススタジオで屋内ならではの撮影をしたりと、ウェディングフォトの前撮り撮影方法はバリエーション豊富。
近年は映え写真を撮影するために、様々な衣装を着て数カットの前撮りを撮影される方も増えてきています。

ウェディングフォトを前撮りするメリット

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通常の結婚式でも前撮りは定番で人気ですが、挙式よりも前に撮影する「前撮り」のメリットはたくさんあります。
カップルにとって嬉しいメリット5つをご紹介しますね。

前撮りのメリット1:結婚式前のドキドキ感がある

結婚式は人生の一大イベントですよね。それがたとえ規模が小さくても、衣装を選んだり、おもてなしの内容を考えたり、準備段階からワクワクドキドキするものです。

結婚式当日は緊張や喜びや、とにかくバタバタとあっという間に過ぎていくものなので、じっくりとワクワクドキドキを楽しむ余裕は無いかも知れません。

前撮りは撮影だけではありますが、本番の結婚式同様にヘアメイクをしっかりして、衣装を着て、カメラマンさんの前でポージングをする、非常にワクワクドキドキする体験になります。
ドキドキが2回体験できるって、嬉しいですよね。

前撮りのメリット2:結婚式当日とは違う衣装・髪型にできる

前撮りの際に着る衣裳は結婚式当日と同じでも良いですが、別のものを選ぶ方が多いです。
挙式当日はドレスだけしか着ないので、前撮りで和装を着るというパターンが人気ですね。

衣装のレンタル代も、本番用より安く設定されていることが多いので、お得に借りられるのもプラスのメリットですよ。

前撮りのメリット3:時間的余裕がある

結婚式当日はお仕度からお開きまで、細かく分刻みでスケジュールが決まっています。
最近は1軒貸切りスタイルの結婚式場も増えてきたので、ある程度時間に余裕がある場合もありますが、それでもだいたい2時間~3時間の間にすべてが収まるようにプランニングされています。

前撮りをしない場合は、挙式・披露宴の前後や合間を縫って写真を撮るのが一般的ですが、式の進行が遅れたりすることもあり、撮影に掛けられる時間が減ってしまう場合もあるでしょう。
そうすると、納得するまでシャッターを切ることも出来ず、思うような写真が撮れなかった…となってしまうかもしれません。
その点、前撮りは撮影がメインですから、撮影自体に時間をしっかりと掛けることができます。

あらかじめ、想定したカット数を、納得いくまで撮り直ししてくれますし、1カット撮影するごとに、細かくメイクを直してくれたり、同じ背景でポージングを変えたり、仕上がりにこだわることができます。
時間に余裕があると、表情も朗らかになりそうですよね。

前撮りのメリット4:好きなロケーション・季節に撮影できる

ふたりの思い出の場所や、キレイな風景の中で撮影ができるのも大きなメリットの一つです。
初めてデートをした海、一面ひまわりのお花畑、舞い散る桜ふぶきの中、真っ白な雪景色…など、いわゆる「映える」シーンを撮ることができます。

挙式は春だけど前撮りを秋に実施しておく、など挙式と前撮りを真逆の季節にすると、桜と紅葉の両方のシーンが撮影できるのでおすすめです。

前撮りのメリット5:結婚式でウェディングフォトを使える

前撮りで素敵な写真を先に揃えておくと、結婚式の招待状やウエルカムボード、演出用ムービー、ふたりのプロフィールに使う事ができます。
キレイな衣装を着たふたりの写真付き招待状を貰ったら、ゲストもますます当日が楽しみになるでしょう。
招待状に使う事を想定したポージングを考えたりするのも楽しそうですね。

ウェディングフォトを前撮りするデメリット

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メリットいっぱいのウェディングフォトの前撮りですが、「逆にデメリットもあるのでは…?」と考える方もいますよね。
ふたりの状況によっては、デメリットになってしまう点が2つありますので、参考にしてみてください。

前撮りのデメリット1:手間がかかる

「ふたりとも忙しく、諸々準備はなるべく簡素にしたい」というカップルにとっては、ウェディングフォトを前撮りにすると、結婚式当日とは別の手配が必要なるので、その分手間が掛かってしまいます。

衣装選びもヘアメイクも、撮影場所も、カメラマンやスタイリストさんなども、考えることがどんどん増えて大変なんて声はよく耳にします。
「一生に一度だからこそそんな手間も楽しみたい!」というカップルさんにはおすすめできる撮影方法ですね。

前撮りのデメリット2:費用がかかる

もう一つのデメリットは、シンプルにその分費用がかかる、ということです。
「そもそも結婚式にお金を掛けたくないからウェディングフォトにしたので、コストがかさむのはちょっと…」と思うカップルもいるでしょう。
確かに、前撮りにせずにウェディングフォトと小さな結婚式を同日で済ませてしまえば、コストは抑えられます。
でも、コスト優先で諦める前に、次の章で前撮りの費用を見ていきましょう。

相場はいくら?ウェディングフォトの前撮りの費用

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ウェディングフォトの前撮り費用の相場は、スタジオ撮影orロケーション撮影によって変わります。
また撮影単体ではなく、衣装やヘアメイク・小物などがパッケージされたプランを利用するカップルがほとんどのようです。

スタジオ撮影の場合の相場
…平均16.4万円 最多価格帯は5~10万円
ロケーション撮影の場合の相場
…平均16.8万円 最多価格帯は10~15万円

出典:ゼクシィnet
ロケーション撮影の方が、移動費などもかさむので少し割高になるようです。
新生活をスタートさせるふたりにとって、少しでも諸々の費用は抑えたいところかと思いますが、結婚式当日の衣装レンタル代はウエディングドレス1着で25万円くらい掛かるのが相場ですので、それと比べるととてもお得な価格設定と言えます。
結婚という人生の節目に撮る特別な写真でもあるので、ぜひ検討してみてください。

大切なウェディングフォトの前撮りで検討すべきこと

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さて、素敵なウェディングフォトの前撮りを実現するためには、いくつか事前に考えておいた方が良いことがあります。
事前検討事項は主に5つ!以下より解説していきます。

前撮りウェディングフォトの検討事項1:スタジオ撮影?ロケーション撮影?

前撮りの撮影場所は、スタジオ(屋内)かロケーション(基本は屋外)の2パターンがあります。
スタジオは色々な世界観が作られたセットでの撮影、ロケーションは自然の中で季節感を取り入れながらの撮影、という特徴があります。

前撮りウェディングフォトの検討事項2:希望の季節やロケ地

いつ・どこで、という前撮り撮影の時期や場所選定も重要です。
挙式の3ヵ月くらい前に前撮りを実施するカップルが多いですが、特に決まりはありません。
撮りたいシーンを考えながら、ふたりらしい場所や季節にこだわってみてください。

結婚写真の前撮りにおすすめの時期は?

スタジオ撮影であれば、どの季節でも同じ写真が撮れますが、ロケーション撮影の場合は、選ぶ季節によって変わります。
おすすめは、屋外でも過ごしやすい春や秋です。
夏に和装を着て撮影するのは暑くて大変ですし、肌の露出が多いドレスを着て冬の屋外で撮影、というのも寒くて震えてしまいます。

前撮りウェディングフォトの検討事項3:新郎新婦の衣装

洋装か和装か、結婚式と同じ衣装か別の衣装にするか、も重要な検討事項です。
実際には、結婚式当日には着ない衣装を選ぶカップルが多く、桜や紅葉に映える和装で撮影するパターンが人気です。

前撮りの衣装は何着着るもの?

スタジオ撮影の場合だと新婦は2着、新郎は1着というパターンが多く、ロケーション撮影の場合は、新郎新婦共に1着というパターンが多いです。

出典:ゼクシィnet
ロケーション撮影は屋外なので、着替えの手間から1着にされる方が多いのでしょう。和装洋装両方を着てウェディングフォトを撮影される方も多いです。

前撮りウェディングフォトの検討事項4:新郎新婦のヘアメイク

髪型は基本的には衣装に合わせてヘアメイクさんと相談しながら決めていく形になりますが、事前に「こうなりたい」というイメージを決めておくとスムーズです。
また撮影は新郎新婦二人で写るもの。二人のヘアメイクを統一するようにしておくと、写真での全体のバランスもよくなります。

ロケーション撮影の場合は、風で髪が顔にかかったりすることもあるので、フェイス周りはタイトにまとめるなどのアレンジがおすすめです。

前撮りウェディングフォトの検討事項5:アルバムやデータは必要?

撮影プランにあらかじめアルバムや撮影データが含まれている場合もありますが、基本プランには含まれておらず、オプションで追加するパターンも多いです。
スマホやタブレットで写真を見ることが多い今だからこそ、特別な写真はアルバムで残すことをおすすめします。
また、撮影データは結婚式の招待状、ウエルカムボード、年賀状など、色々と使いたいシーンがあるので買い取っておくと重宝します。

ウェディングフォトの新郎新婦の写りをよくするためのポイント

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撮影時期や場所を決めたら、もう1ランク写真写りを良くするためのポイントをお伝えしておきますね。
この3つのテクでグッと「映える」写真になります。

新郎新婦の写りをアップするポイント1:やりたいポーズを考えておく

ウェディング雑誌などを見て、素敵だなーと思うポーズをピックアップ、自分達の撮影時にマネしたいポーズを考えておきましょう。
カメラマンさんに見せられるように、雑誌の切り抜きや画像をスマホに保存して持参すれば、カメラマンさんが良いタイミングでポージングしやすいように声を掛けてくれるでしょう。

新郎新婦の写りをアップするポイント2:撮影中に使用する小物

撮影用の小物を用意しておけば、カメラ撮影に慣れていないふたりでも、自然なポージングをすることができます。
ユニークなフォトプロップスやフレーム、文字を入れたガーランドなど、写真映えを助けてくれるアイテムがたくさんありますので、いくつか用意しておくと安心です。

新郎新婦の写りをアップするポイント3:おしゃれなブーケ

花嫁のドレス姿を引き立てるブーケは重要アイテムです。
トレンドは、摘んだ花をそのまま束ねた形の「クラッチブーケ」です。
野の花のような自然な雰囲気の花材をざっくりとまとめたブーケで、おしゃれで抜け感があり、ロケーション撮影にもぴったりです。

結局ウェディングフォトの別撮りは「後撮り」と「前撮り」どちらが良いの?

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ウエディングフォトの別撮りには、「前撮り」の他に「後撮り」という選択肢もあります。
前撮りとの違い、魅力について解説します。

ウェディングフォトの後撮りとは?

「後撮り」とは文字通り、結婚式の後に撮影をすることです。
内容は「前撮り」と同様で、スタジオ撮影かロケーション撮影か選んで、結婚式が終わった後日に撮影日を設定します。
新居への引っ越しなども落ち着いた頃にする方もいますし、結婚1周年などの節目に撮影する方もいます。

後撮りの魅力とは?

前撮りにはない、後撮りの魅力といえば、

  • 新婚旅行と合わせてロケーション撮影ができる
  • 結婚式にできなかった(やりたかった)ポーズで撮影できる
  • 気持ち的に余裕がある

といった点があげられます。
場合によっては、ベビーちゃんと一緒のウェディングフォトを撮ることもできるでしょう。
授かり婚で時間的に前撮りができなかったカップルは、後撮りをゆっくり楽しむのも良いですね。

ウェディングフォトの前撮りまとめ

年々増えているウエディングフォトの前撮りについて、メリットや費用、素敵な写真にするためのポイントなどをご紹介しました。
セットの種類が豊富でスタジオ撮影が得意な写真館もあれば、ロケーション撮影が得意で様々なシーンを提案してくれるフォトスタジオなど、それぞれの写真館によって特徴があります。
ふたりが撮りたい写真によって、ベストな選択をしてくださいね。

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