ウェディングドレスの色から考える花嫁メイク!アイシャドウ・リップ・チークが鍵
はじめに
結婚を決めたカップルに最近人気の “フォトウェディング”。
結婚式や披露宴を行わず、写真撮影のみを行いますが、衣装とメイクのバランスを意識するだけで写真の仕上がりがぐっとアップします。
でも「ウェディングドレスに合うメイクってどんなの?」「どんな色を選べば良いの?」などの疑問もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、フォトウェディングでドレスを選んだ方向けに、ウェディングドレスの色や衣装の種類から考える花嫁メイクを詳しく解説していきます!
ウェディングドレスで撮影する花嫁のメイクはどうする?
フォトウェディングで選ばれる衣装として一番多いのがやはりドレスです。
ドレスの場合、どのようなメイクにすれば良いでしょうか?
まずはどんなメイクにするかを決めるポイントについて見ていきましょう!
ウェディングドレスの花嫁メイク1:ドレスの形・デザインの雰囲気に合わせる
1つ目のポイントは、ドレスの形やデザインの雰囲気に合わせたメイクにすることです。
ドレスにはAライン、マーメイドライン、エンパイアラインなどいろいろな形やデザインがありますが、例えばAラインのドレスは清楚で可愛らしい雰囲気、マーメイドラインのドレスはセクシーで大人っぽい雰囲気、エンパイアラインのドレスは上品でおしゃれな雰囲気など、与える印象が違います。
ドレスのイメージに合わせてメイクすれば、トータルでバランスの良い写真に仕上がります。
ウェディングドレスの花嫁メイク2:ドレスの色に似合わせる
2つ目のポイントは、ドレスの色に似合わせることです。
ウェディングドレスといえば白が多いですが、フォトウェディングでは、ピンクやブルーなどのカラードレスも人気です。
リップ、チーク、アイシャドウなどのポイントメイクの色味をドレスの色に似合うよう意識すると写真映えしますよ。
フォトウェディングの花嫁メイクはセルフ?プロに任せる?
フォトウェディングのメイクは、セルフでするのとプロに任せるのではどちらが良いでしょうか?
セルフでメイクする場合、費用が抑えられて、自分の肌に合った化粧品を使って自分のしたいメイクができるというのがメリットです。また、肌が弱くアレルギー等ある方は安心ですよね。
デメリットとしては、撮影時のライティングなどに映えるメイクを自分でするのが少し難しいという点です。
一方プロに任せる場合、プロの技術でフォトウェディングに最適のメイクをしてもらえるというのがメリットです。
デメリットとしては、やはり費用がかかることと、したいメイクの雰囲気をちゃんと伝えないと自分のイメージと違うメイクになってしまうことがあるという点です。
今回の記事では、このあとセルフメイクのポイントと、ドレスの色別メイクのポイントをご紹介するので、セルフの場合もプロに任せる場合でも参考になる内容となっています。
しかし、クオリティを考えるならばプロに任せてしまうのも得策です。
パーツ別!フォトウェディングの花嫁メイク方法と写りを良くするポイント
それではまずドレスに似合うメイクの前に、ベースメイク・アイメイク・アイブロウメイク・リップメイク・チークメイクのパーツごとに、フォトウェディングの花嫁メイク方法と写りを良くするポイントを見ていきましょう。
フォトウェディングは撮影のため、ライティングや角度からの光飛びや、撮影場所の環境等を考えて合わせたメイクをする必要があります。
それぞれそのポイントも解説していきます。
フォトウェディングのベースメイク方法とポイント
- 【フォトウェディングのベースメイク方法】
- 1.化粧水や乳液などでスキンケアをする
- 2.テカリ防止効果のある下地をおでこから鼻筋にかけてのTゾーン中心に塗る
- 3.トーンアップ効果のあるコントロールカラーを顔全体に塗る
- 4.ファンデーションを塗る
- 5.クマやシミ、ニキビ跡など気になる部分があればコンシーラーで隠す
- 6.ハイライトやシェーディングをする
- 7.フィニッシングパウダーで仕上げる
花嫁のベースメイクのポイントはセミマット~マットに仕上げることです。写真撮影の場合、ツヤがありすぎるとテカリに見える場合もあるので、肌全体はマットに仕上げて頬骨や鼻筋などのポイントで程よいツヤ感にすると、撮影の照明とバランスよく見えます。
また、コントロールカラーで顔色を明るく見せたり、コンシーラーで肌トラブルを隠しこむことで写真写りがアップしますよ。
フォトウェディングのアイメイク方法とポイント
引用元:25ans
- 【フォトウェディングのアイメイク方法】
- 1.アイシャドウベースをアイホール全体に塗る
- 2.アイシャドウを塗る
- 3.ビューラーでまつげを上げる
- 4.アイラインを描く
- 5.マスカラを塗る
花嫁さんのメイクでは、普段よりもまつげを強調することがポイントです。
まつげをビューラーで上向きにし、マスカラ下地でキープしたあとマスカラを塗るとよりパッチリと仕上がります。
メイクだけでなくマツエクやまつげパーマ、つけまつげなども利用できます。
一重さんは切れ長な目元を活かし、目尻を長めに跳ね上げて描くキャットアイラインでセクシーな目元を作りましょう。
または、アイプチで二重を作るのもアリ!もともと二重の方も二重幅を広くしたり左右の目の大きさを均一にするためにアイプチを使うのもおすすめです。
アイシャドウは普段よりもラメが入ったものを使えば、キラキラ華やかで写真にも映えます。
フォトウェディングのアイブロウメイク方法とポイント
- 【フォトウェディングのアイブロウメイク方法】
- 1.アイブロウペンシルで眉毛の角度を決め眉の下側から描く
- 2.パウダーアイブロウでふんわりとぼかす
- 3.眉マスカラで立体的に仕上げる
眉毛で顔の印象は大きく変わると言われています。
花嫁さんのアイブロウメイクは女性らしいナチュラルアーチ眉がおすすめですが、他にも上品で凛とした印象の太眉や、あどけなく可愛らしい並行眉などなりたい印象に合わせて角度や太さをメイクで調整できます。
フォトウェディングのリップメイクとポイント
引用元:ゼクシィ
- 【フォトウェディングのリップメイク方法】
- 1.リップブラシで唇の端から塗る
- 2.唇の中央を埋める
- 3.リップライナーで輪郭を描き自然にぼかす
花嫁さんのリップメイクは、テカテカしたグロスだとフラッシュが反射して白飛びしてしまうので口紅がおすすめ!
ピンクやオレンジはナチュラルで健康的な印象、赤やブラウンは大人っぽくセクシーな印象になります。
フォトウェディングのチークメイクとポイント
引用元:pinterest
- 【フォトウェディングのチークメイク方法】
- 1.パウダーチークを頬の一番高いところに乗せる
- 2.ブラシでこめかみに向かってぼかす
花嫁のチークメイクはふんわり内側からにじむような血色のよさがポイントです。チークは、にっこり笑ったときに一番高くなる位置に塗るとバランスが良いです。
パウダーの他にもリキッドチークやクリームチークもあり、パウダーよりもみずみずしさやツヤが欲しい場合おすすめです。
【ウェディングドレスの色別】花嫁メイクカタログ
ここからは、ウェディングドレスの色別に、似合うメイクを解説していきます。
ドレスの色だけでも与える印象は大きく変わりますが、ドレスの色にぴったりのメイクをすることで一層素敵な写真に仕上がります。
それぞれの色のメイクのポイントもしっかりとチェックしておきましょう!
ドレスの色別!花嫁メイク1:「白」のウェディングドレス
引用元:cocomelody
ウェディングドレスといえばやはり白!白いウェディングドレスは純真で気品溢れる花嫁さんを演出してくれます。
合わせるメイクの色味よってナチュラルにも上品にもクールにもなれるので、どんな花嫁さんにもおすすめです。
白のドレスの花嫁メイク1:顔全体のトータルバランスが最重要
白のドレスはどんな色のメイクも似合うので、色選びよりも顔全体のトータルバランスが重要になります。
特にリップとチークカラーの色の組み合わせがポイントで、色に迷ったら同系色を選ぶと間違いありません!
例えばリップがピンク系ならチークもピンクやコーラル系にするなど、リップとチークカラーの色がまとまっていれば、アイシャドウは好きな色でOKです。
白のドレスの花嫁メイク2:メイクの雰囲気は「リップ」で決まる
白のドレスの場合、リップの色で大きく印象が変わってきます。
明るいピンクならナチュラルで可愛らしく、オレンジ系ならフレッシュで元気に、赤やボルドーなら大人っぽくセクシーになど、自分がどんな雰囲気のメイクにしたいかでリップの色を選んでみましょう。
ドレスの色別!花嫁メイク2:「青」「水色」のウェディングドレス
引用元:MINE
青や水色のドレスは、爽やかで知的な印象を与えます。特に水色は青空や海などのイメージもあり、ナチュラルで元気な花嫁さんを演出してくれます。
濃い青や紺ならクールで大人っぽい雰囲気にもなれます。
青系ドレスの花嫁メイク1:アイシャドウは同系色かピンク
青系ドレスには、透明感のあるメイクがぴったり!特にアイシャドウは同系色のブルーやパープル、ピンクなどがおすすめです。
ベースメイクも肌のトーンを明るく見せてくれる水色やパープルのコントロールカラーを使うとアイメイクが際立ちます。
青系ドレスの花嫁メイク2:リップは赤系かピンク系
青系ドレスに似合うリップは、赤系かピンク系です。濃い青や紺のドレスなら赤やボルドーのリップで大人っぽく上品に。
水色のドレスならピンク系のリップを合わせるとフレッシュで可愛らしくなります。
青系ドレスの花嫁メイク3:チークはピンク系
青系ドレスに似合うチークはピンク系のカラーです。
明るめのピンクのチークを使い肌の透明感を意識して、濃くしすぎずほんのり血色が良くみえるようにぼかすのがおすすめです。
ドレスの色別!花嫁メイク3:「ピンク」のウェディングドレス
引用元:MINE
ピンクのウェディングドレスは、可憐で優しい印象になります。メイクもメリハリをつけすぎず、ふんわりと自然なグラデーションを意識するとマッチします。
可愛らしい雰囲気の写真に仕上げたいという花嫁さんにおすすめの色です。
ピンクのドレスの花嫁メイク1:アイシャドウは同系色かブラウン系
ピンクのドレスには、同系色のピンクのアイシャドウがぴったり!目元をパッと明るく魅せてくれます。
ピンク以外ならブラウン系で少し落ち着いた雰囲気にするのもおすすめです。立体感のある顔立ちになりますよ。
ピンクのドレスの花嫁メイク2:リップはピンク系かベージュ系
ピンクのドレスならリップはピンク系かベージュ系でナチュラルにまとめましょう。
ピンクのリップなら若々しくガーリーに、ベージュ系ならクラシカルで上品な雰囲気の花嫁さんを演出してくれます。
ピンクのドレスの花嫁メイク3:チークはピンク系かパープル系
ピンクのドレスに似合うチークカラーはピンク系かパープル系です。
ピンク系は血色良く肌を明るく魅せてくれます。パープル系なら肌の透明感を強調してくれますよ。ドレスのピンクの色味に合わせて選ぶのも良いですね。
ドレスの色別!花嫁メイク4:「赤」のウェディングドレス
引用元:Yahooショッピング
赤のドレスは情熱的で芯の強い印象を与えてくれます。ドレスの赤の華やかさに負けないよう、メイクもメリハリのある立体感を意識すると写真にも映えます。
また、ラメやツヤ感も取り入れてゴージャスな雰囲気をアップさせるのもおすすめです。
赤のドレスの花嫁メイク1:アイシャドウはゴールドを取り入れて
赤のドレスには、ゴールドのアイシャドウが似合います。
キラキラと光る目元が印象的な写真に仕上がりますよ。ゴールドはブラウンやオレンジ系の色とも相性が良いので、それらの色とグラデーションを作ると深みが出ます。
赤のドレスの花嫁メイク2:リップはドレスに似た赤かベージュ系
赤いドレスのメイクはメリハリと立体感がポイントなので、リップもドレスに似た赤がおすすめ!
唇の縁まで塗るより、唇の中心からジュワッと色づいたように塗るのが素敵です。逆に、リップをベージュ系で抑えてアイメイクを強調するというのも良いですね。
赤のドレスの花嫁メイク3:チークはベージュ系
チークカラーはベージュ系で落ち着いた印象に。
クーチを濃くしすぎず、自然なグラデーションにすると、リップ、アイメイク、アイブロウが一層岩立ち、赤のドレスに負けないはっきりとした顔立ちになります。
ドレスの色別!花嫁メイク5:「黄色」「オレンジ」のウェディングドレス
引用元:brightblue
ビタミンカラーと呼ばれる黄色やオレンジのドレスは、フレッシュで元気な印象です。肌は明るくしすぎず自然な肌色にもマッチします。
黄色やオレンジのドレスには、チークを強調したメイクも似合い、明るく楽しい写真に仕上げたいという花嫁さんにおすすめです。
黄色系ドレスの花嫁メイク1:アイシャドウはブラウンベース+差し色
黄色やオレンジのドレスには、ブラウンベースのアイシャドウが似合います。
ベースをブラウンにして、ドレスと同系色の黄色やオレンジを差し色にして目頭や目尻にポイントで入れると可愛らしく仕上がります。
黄色系ドレスの花嫁メイク2:リップはオレンジ系かピンク系
リップはオレンジ系かピンク系がおすすめです。ドレスの色味に合わせて明るめの色を選びましょう。
血色が良く、フレッシュな可愛らしさが強調されますよ。唇の縁は濃すぎず自然にぼかしてナチュラルにまとめれば写真にも映えます。
黄色系ドレスの花嫁メイク3:チークの色はリップの色に合わせる
黄色やオレンジのドレスには、少し濃いめのチークもマッチします。色はリップの色に合わせるとバランスが良いです。
オレンジなら健康的で爽やかに、ピンクならふんわりと優しい印象になります。
ドレスの色別!花嫁メイク6:「グリーン」「ミント」のウェディングドレス
引用元:MINE
グリーンやミント系のドレスはナチュラルで落ち着いた印象になります。
濃い緑はクラシカルな雰囲気でアンティーク家具などのセットにもマッチし、明るいミントグリーンはお花や木々などとの相性も良くいろいろな場面に馴染みます。
緑系ドレスの花嫁メイク1:アイシャドウは同系色かリップの色に合わせる
グリーンやミント系のドレスには、ドレスと同系色のグリーンやカーキなどのアイシャドウがおすすめです。
個性的でおしゃれな写真に仕上げたい方は黄色やオレンジもアリです!リップと色を合わせればバランス良くまとまりますよ。
緑系ドレスの花嫁メイク2:リップはオレンジ系かピンク系
リップはオレンジ系かピンク系でナチュラルにまとめましょう。
濃い緑のドレスの場合、少し血色が悪く見えてしまう場合があるので、リップで明るい色を使うことで顔全体がパッと明るくなり、写真にも映えます。
緑系ドレスの花嫁メイク3:チークの色はリップの色に合わせる
緑系のドレスのメイクでは、あまり多くの色を使わないことが自然にまとまるコツです。
チークの色はリップの色に合わせることで、余計なものをそぎ落とし、洗練された美しさを引き出します。
ドレスの色別!花嫁メイク7:「パープル」「ラベンダー」のウェディングドレス
引用元:pinterest
パープルやラベンダーのドレスは、大人っぽくておしゃれな印象です。
さらに、濃い紫なら個性的でクール、明るい紫なら上品で気品溢れる花嫁さんを演出してくれますよ。
メイクも同系色を使って透明感溢れる新婦的な写真に仕上げましょう。
紫系ドレスの花嫁メイク1:アイシャドウは同系色かピンク系
パープルやラベンダーのドレスには、同系色かピンク系のアイシャドウが似合います。
パープルは肌の透明感をアップしてくれる効果、ピンクは肌を明るく健康的に見せてくれる効果があり、これらの色を使うことで目元だけでなく顔全体がトーンアップしますよ。
紫系ドレスの花嫁メイク2:リップもパープル系かピンク系
リップもアイメイクに合わせてパープルやピンク系で一層まとまりのあるメイクに仕上げましょう。
クールで大人っぽくしたいなら濃いめのパープル、優しく儚げな印象にしたいならピンクがおすすめです。
紫系ドレスの花嫁メイク3:チークはリップの色かベージュ系
チークもリップやアイシャドウと同じくパープルやピンクが素敵です。
アイシャドウと同じく透明感を強調する効果や肌のトーンアップ効果があります。
全体的にピンクやパープルばかりになるのに抵抗がある方は、ベージュのチークで落ち着いた抜け感をプラスしましょう。
和装のフォトウェディングも撮りたい!花嫁メイクのポイントは?
ドレスに似合うメイクについてご紹介してきましたが、和装のフォトウェディングの場合はどのようなメイクが良いでしょうか?
和装の場合は、洋装と比べてベースメイクはさらにマット肌に仕上げます。
リップやアイメイクなどのポイントメイクは色味を強調して、くっきりとした顔立ちに仕上げることで凛々しく上品な和装に似合うメイクになります。
また、白無垢や色打掛で伝統的な日本髪に合わせる場合は、水化粧と呼ばれる肌の白さを強調したメイクをする花嫁さんもいます。
大切なフォトウェディングの花嫁メイクは「写真館」がおすすめ
フォトウェディングをする際のメイクは、撮影を依頼する写真館に任せるのがおすすめです!
写真館なら、メイクはもちろんヘアセットや着付け、撮影や写真選びが全て同じお店でできて負担も少なくとてもスムーズです。
また、料金プランでヘアセット・メイク・着付け・撮影が含まれているものもあり、お得に利用できるのも嬉しいポイントです。
そして、何と言ってもプロの技術力と経験で、写真映えするメイクで仕上がりも満足いくものになりますよ。
花嫁×ドレスのフォトウェディングのメイクまとめ
いかがでしたでしょうか?
フォトウェディングを華やかに演出する、花嫁さんのメイク。衣装の種類や色味に似合うように意識すれば一層素敵な写真に仕上がります。
一生に一度のフォトウェディングが後悔のないものになるよう、メイクにもこだわってみてくださいね。今回の内容を参考に最高の写真が残せることを願っています!