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新郎のフォトウェディング撮影の衣装をまるっと解説!新郎のタキシード・袴選びとは

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新郎のフォトウェディング撮影の衣装をまるっと解説!新郎のタキシード・袴選びとは

はじめに

「披露宴をひらくお金や手間はかけられないけど、結婚の記念として写真を残したい」
挙式や披露宴を行わず写真で残す結婚式、「フォトウェディング」を検討される場合があるかと思います。
女性が着物やウェディングドレスにこだわるのと同じように、男性もウェディングシーンに最適かつ、かっこいい衣装を選びたいと考えるのではないでしょうか?
洋装にすべきか和装にすべきか、女性だけじゃなく男性だって選びたいところ。

この記事では男性の、フォトウェディングのための衣装を選ぶ前に、決めておくとスムーズに準備が進むポイントと衣装を選び方について解説します。
フォトウェディングにふさわしい、フォーマルでかっこいい衣装を選べるようになるでしょう。

フォトウェディングの新郎の衣装を入手する前に考えること

新郎のフォトウェディング撮影の衣装をまるっと解説!新郎のタキシード・袴選びとは1

ここからはフォトウェディングのための衣装を入手する前に、衣装について考えておくべき点について5つ解説していきます。

新郎の衣装の事前準備1:洋装or和装or両方

和装なのか洋装なのか、それとも両方着るのか、どのスタイルで撮影するかは先に考えて、夫婦で意見を揃えておく必要があります。
スタジオ選びや衣装選びの起点になる重要なポイント。
洋装・和装どちらで撮影するか決まると、写真スタジオも雰囲気にあった店舗を自然と選べるようになります。

実際、結婚式が洋装だからウェディングフォトの前撮りは和装にするといった夫婦も多いです。どちらにするのか、しっかり話し合いましょう。

新郎の衣装の事前準備2:衣装にあてる予算はいくらか

フォトウェディングに当てられる予算を決めておくと、衣装を決めやすいです。
フォトウェディングはプラン組みされていることが多く、衣装代や撮影代、ヘアメイク等オプション料金が一体になっていますが、基本的には和装より洋装の方が安く済みます。
フォトウェディングのスタジオ撮影の相場は以下の通りです。

プラン 金額相場
洋装プラン 3~8万円
和装プラン 4~10万円
和装+洋装プラン 6~10万円

新郎の衣装の事前準備3:いつまでに選ばないといけないか

衣装を選ぶタイミングについては、写真スタジオで初回に打ち合わせをした日から撮影日までに衣装選びの日程を設けるのが一般的です。
スタジオを訪れる前に撮影日と試着日、それぞれの希望日を案として考えておくと、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
試着日が決まれば、いつまでに衣装を選ぶべきかも自ずと決まってきます。

新郎の衣装の事前準備4:レンタルか購入か

レンタルで衣装を借りるのか、それとも購入して持ち込むのかも先に決めておきましょう。
披露宴にお金がかからない分、撮影に着る衣装にはこだわりたいという場合は、納得したデザインかつ、自分の体に合った衣装を購入したいと考える場合もあるかと思います。
この場合は衣装の持ち込みが可能な写真スタジオを探す必要があるでしょう。中には衣装の持ち込みができないスタジオもあるため事前確認は必須です。

新郎の衣装の事前準備5:花嫁の意見はどうか

衣装選びに入る前に花嫁の意見を聞いておきましょう。
フォトウェディングは夫婦二人が被写体だからこそ、単に自分が気に入った衣装を選べば良いのではなく、二人の衣装の兼ね合いが重要だからです。
花嫁がどんな衣装を着たいと思っていて、新郎にどんな衣装を選んで欲しいと考えているのか知っておかないとギャップが生じ、衣装選びの際にトラブルになる可能性あります。
花嫁がフォトウェディングに対してどのような意見を持っているのか、積極的に聞いて理解しておくのが大切でしょう。

【洋装】新郎のフォトウェディングの洋装選び

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フォトウェディングの衣装は基本的に洋装か和装のどちらかを選ぶことができます。
まずは、新郎がフォトウェディングで洋装を着用する場合についての衣装の選び方を解説していきます。

新郎の洋装の選び方1:ジャケットの形(種類)

ジャケットの形については、タキシードが圧倒的に人気が高いためおすすめです。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ」によると、タキシードを選ぶ新郎は92%にのぼり、2位フロックコートの3%に対し圧倒的な大差をつけて選ばれています。
人気の理由は他のジャケットと比較して丈が短く、背の低い傾向にある日本人男性にもカッコよく着こなせる点にあります。
ジャケットの形はタキシードを選択するのがおすすめです。

新郎の洋装の選び方2:ジャケットの色

ジャケットの色は、ウェディングドレスと相性の良い白や、格式の高い黒が従来の定番と言えます。
もし白や黒では少し面白みにかけると感じる場合には、ネイビーやシルバーのタキシードも人気が高いので検討してみましょう。

ネイビーは暗めなトーンながらも黒ほどかしこまった印象にならず、適度に華やかなイメージを与えてくれます。
シルバーは光沢があり華やかなので、花嫁がカラードレスを着用する場合によく合うカラーです。
ジャケットのカラーは定番の白・黒だけでなく、遊び心のあるネイビー・シルバーも選択肢に加えて、花嫁の衣装との相性を考えていくと良いでしょう。

新郎の洋装の選び方3:ジャケットの柄

人と被らない個性的なジャケットを選びたいという場合には、柄物のタキシードを検討してみるのが良いでしょう。
柄物のタキシードの中でも、特に人気が高いアイテムとして、チェック柄のタキシードがあります。
カジュアルでキュートな魅力を引き出してくれるのが人気の理由です。
写真映えも良いので、フォトウェディングにもおすすめのスタイルと言えます。

新郎の洋装の選び方4:ベストの有無と色味

ベストは必ず着用すべきものではないですが、フォーマルな印象を高められる上に、お腹周りを補正してシルエットをスタイリッシュに見せてくれるメリットがあるので、活用してみると良いでしょう。
基本的にカラーはタキシードと同系色を選ぶのが無難ですが、グレーのベストはどんな色とも相性が良く華やかな印象を加えてくれるのでおすすめの色といえます。
タキシード姿をさらに華やかにドレスアップしたいと考える場合には、グレーのベストを着用すると良いです。

新郎の洋装の選び方5:小物

タキシードの衣装を選べたら、一緒につける小物アイテムも選びましょう。
基本的な小物アイテムは、ネクタイ・シャツ・ネクタイピンorカフスなどです。
ふさわしいアイテムの特徴をそれぞれご紹介していきます。

洋装の新郎の小物1:ネクタイ

白やシルバーのレギュラータイが日本ではフォーマルなアイテムとされており、無難な選択と言えます。
ワンランク上のオシャレを楽しみたい男性には「蝶ネクタイ」がおすすめです。
「蝶ネクタイ」と聞くと、少しキザなイメージがあって抵抗があるかもしれませんが、実際に着用してみると、驚くほどにオシャレ度が高まるのを感じていただけると思います。
蝶ネクタイは無地のものから柄物までいろいろあり、柄物であればキュートなおしゃれが楽しめます。
黒タキシードに黒い蝶ネクタイで決めれば、格式高いスタイルに決めることも可能なので、イメージに合わせていろいろ試してみると良いでしょう。

洋装の新郎の小物2:シャツ

タキシードの下に着用するシャツはビジネス用のワイシャツではなく、ウイングカラーという襟が特殊な形状をしたシャツを着る場合が多いです。
古くからイギリスでは、伝統ある競馬場のドレスコードとして着用が求められていた格調高いシャツで、フォーマルシーンに適しています。
ウイングカラーシャツは、襟が立っていて襟先だけが三角に折り返された形状をしており、普通のネクタイでは固定するものがなく型崩れがしやすいデメリットがあります。
蝶ネクタイを選択すれば型崩れしにくいので、ウイングカラーのシャツとは相性が良く、おすすめのスタイルと言えます。

洋装の新郎の小物3:ネクタイピン・カフス

女性の衣装と比べ、装飾品のバリエーションが少ない男性にとって、ネクタイピンやカフスでアクセントを作るのはおすすめです。
いずれもマナー的に着用しなければならないものではないですが、そもそもウイングカラーシャツは袖にボタンがついていないためカフスは必要になります。

もし蝶ネクタイではなく通常のネクタイを選ぶならば、ネクタイピンとカフスを同系色でまとめていくと、統一感を持たせながら華やかさを引き立たせることができます。

【和装】新郎のフォトウェディングの伝統的な衣装選び

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次に、フォトウェディングの衣装として和装を選択した場合について知っておくべき選び方ポイントを解説します。

新郎の和装の選び方1:和装の種類

新郎が着用する袴には、「黒五つ紋付き羽織袴」と「色紋付き羽織袴」の2種類があります。
このうち「黒五つ紋付き羽織袴」は背中、両袖の後ろ、両胸に家紋が入った黒い袴で、新郎が着る袴としては、最も格式が高い正礼装の和服です。
「色紋付き羽織袴」は黒以外の色が付いた袴で、「黒五つ紋付き羽織袴」より格が下がる準礼装とされています。
「色紋付羽織袴」には紋が背中に一つだけのものと、背中と両袖に三つ紋がついたタイプのものがあり、紋の数が多いほど格式が高いとされているのでおさえておきましょう。

新郎の和装の選び方2:羽織袴の色味

結婚式での袴の定番色は正礼装とされている袴の色である「黒」です。
黒は「何色にも染まらない」という意味があり、男らしい凛々しさが感じられるカラーでおすすめです。

しかし色紋付羽織袴では色とりどりのカラーの袴が用意されているので、好みの色味の袴を選べるのが特徴と言えます。
色紋付羽織袴の一番人気はグレー、次いで水色が人気のカラーです。
グレーは色紋付羽織袴の中でも落ち着いた上品な印象、水色であれば爽やかな印象をそれぞれ演出できます。
袴の色で悩む場合は黒、グレー、水色の3色を試してみましょう。

新郎の和装の選び方3:小物は「扇子」

結婚式のシーンで持つ扇子は「末広」とよばれ、「末広がりに幸せが続くように」という意味を持つ縁起の良いアイテムですので、ぜひ撮影の際にも取り入れると良いでしょう。
新郎が持つ小物は「白」がルールとされているので、「末広」も白一択と考えて良いです。

足元も大切!洋装・和装の新郎のお履物

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男女ともに衣装の中で最後に選ぶのが靴。忘れたり雑な選び方になりがちな靴も、フォトウェディングにはトータルバランスを揃える上で欠かせないアイテムです。

そんな靴は洋装であれば、フォーマル度の高さと履きやすさのバランスの取れた「エナメル靴」をおすすめします。
西洋の舞踏会で革靴を履いていると、靴墨で女性のドレスを汚してしまうという観点から、エナメルの靴がフォーマルな場で好まれるようになったのが由来で、現代でも結婚式の靴として多く選ばれているのです。
爪先あたりに一本横線が入った「ストレートチップ」か爪先に装飾のない「プレーントゥ」が格式の高いデザインと言われています。

和装の場合に履く草履は鼻緒が白のものを選びましょう。
男性が和装の際に身につける小物は白で統一するのがルールとされているからです。
男性の履き物選びには素材・色・形状についてフォーマルの場に合わせたルールが設けられているので、紹介した点をおさえておくと安心といえます。

フォトウェディングの新郎の衣装は花嫁とセットで検討

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フォトウェディングで着る衣装を考えるうえで外せないのが、花嫁の衣装とセットで検討することです。
格や雰囲気を合わせるように意識していくと、違和感の少ない素敵な写真が撮れます。

洋装の場合日本では、海外ほどドレスコードが厳密ではないので、二人の雰囲気がバラバラにならないように配慮すると良いです。
例えば純白のウェディングドレスには黒や白のタキシードを着て、カラードレスに合わせて、個性のある色柄物を選ぶなど二人の衣装のバランスをとっていくと良いでしょう。

和装の場合はしっかり格を合わせていかないと写真を見る人によっては、マナー違反と受け取られることもあるので注意が必要です。
和装の格式については下記の表にまとめましたので、参考にして二人の衣装を合わせていくと良いです。

正礼装 準礼装
女性 白無垢/色打掛(いろうちかけ)/黒引き振袖/大振袖 新和装(洋風のテイストを取り入れたモダンな着物)
男性 黒五つ紋付き羽織袴 色紋付き羽織袴

フォトウェディングの新郎の服装まとめ

フォトウェディングにおける新郎の服装について解説しました。
実際に挙式がないとはいえ、両親や親族など多くの人の目に触れる写真なので、フォーマルなシーンにふさわしい衣装選びを心がける必要があります。
和装、洋装どちらを選んでもマナー違反にならない範囲内で、おしゃれでかっこいい衣装を選択できる方法を紹介しましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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