女の子ママは見て!七五三写真を後悔なく可愛く撮る方法を解説します

はじめに
「七五三の写真、どうしよう…」と悩んでいる女の子のママ・パパたちへ。
一生に一度の特別な節目に、お子さまのとびきり可愛くて後悔のない一枚を残したいですよね。
とはいえ、衣装選びに撮影場所の検討、ヘアメイクの準備やスケジュール調整など、やることは意外とたくさんあります。何をどう進めればいいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では、女の子ママ・パパのために、七五三写真を可愛く、そして後悔なく撮るためのポイントをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 女の子の七五三は3歳と7歳? なぜ5歳はやらないの?
- 撮影のベストタイミングはいつ?
- 年齢別!3歳・7歳にふさわしい服装、おすすめの色と与える印象
- 写真撮影はどこで?写真スタジオと出張撮影の特徴と費用感
- ワンランク上の可愛さにおすすめの小物、ポーズ
お子さまの成長の節目を、最高の一枚として残すために、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
女の子の七五三は3歳と7歳!5歳はなぜやらない?

女の子の七五三は、一般的に3歳と7歳でお祝いします。これは日本の伝統的な風習に由来しています。
3歳:髪置(かみおき)
7歳:帯解(おびとき)
一方、5歳は「袴着(はかまぎ)」と呼ばれ、男の子が初めて袴を着る儀式が行われます。実は、かつては女の子も5歳で祝われることがありましたが、江戸時代の中頃からは男の子の行事として定着していきました。
とはいえ、現代ではご家庭の考え方や兄弟姉妹とのタイミングを合わせたい、あるいは3歳のときにお祝いできなかったなどの理由から、女の子が5歳で七五三を祝うケースも増えています。
いつ撮る?女の子の七五三写真の撮影タイミングの違い

七五三写真の撮影方法には、「前撮り」「当日」「後撮り」の3パターンがあります。ご家族の都合やお子さまの体調を考慮しながら、無理のないスケジュールで選びましょう。
前撮り・当日・後撮りのメリットとデメリットを以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
撮影タイミング | メリット | デメリット |
---|---|---|
前撮り | ・お参り当日に余裕ができる ・スタジオが空いていて予約が取りやすい ・お得なキャンペーンが多い ・衣装や撮影内容をじっくり選べる |
・お参り当日と写真撮影日が別になるため、 準備が2回必要 ・子どもの成長や歯の抜け替わりなどで、 当日と印象が変わることがある |
当日撮影 | ・七五三当日の雰囲気をそのまま残せる ・一度で全てが完結し、 スケジュールが立てやすい |
・当日はスケジュールが ハードになりやすい ・天候や混雑の影響を受けやすい |
後撮り | ・オフシーズンで予約が取りやすい ・衣装の選択肢が広がる ・子供の成長と共に落ち着て撮影できる |
・七五三当日の感動や雰囲気が 薄れてしまうことがある ・冬の寒い時期は体調を 崩しやすくなることがある |
七五三はご祈祷せずに写真撮影だけでも大丈夫
七五三はご祈祷を受けずに写真撮影だけでも、まったく問題ありません。
伝統的には、神社やお寺でご祈祷を受けて、お子さまの成長に感謝し、今後の健康を祈る行事とされていますが、ご祈祷を受けるかどうかはご家庭の自由です。
近年では、家族のライフスタイルや予定に合わせて、
- 「写真撮影だけで済ませる」
- 「参拝はするけれどご祈祷はしない」
といった多様なスタイルも増えています。
「年齢別」女の子の七五三写真にふさわしい服装

七五三写真撮影では、お子さまの年齢や成長に合わせた服装選びが大切です。3歳と7歳では体の大きさや着られる着物の種類も異なり、それぞれにふさわしいデザインや色合いがあります。ここでは、3歳と7歳の女の子におすすめの服装と、その色や与える印象について解説します。
3歳の七五三写真には三つ身の着物やワンピース
3歳の女の子には、伝統的な「三つ身の着物」が人気です。三つ身の着物は体への負担が少なく、動きやすいのが特徴です。被布(ひふ)というベストのような上着を重ねるスタイルが定番で、丸みのあるシルエットが幼さや愛らしさを引き立てます。
3歳の着物におすすめの色
これらの色は、3歳の女の子らしい無邪気さや可愛らしさを強調し、写真にもよく映えます。花柄やうさぎ、鞠(まり)などの伝統的な模様も人気です。
また、着物が苦手なお子さまや、動きやすさを重視したい場合には、ワンピースやドレスもおすすめです。ワンピースは締め付けがなく、普段着に近い感覚で着られるため、リラックスした自然な笑顔を引き出しやすくなります。パステルカラーやレース、リボン付きのデザインは、柔らかく上品な印象を与えてくれるでしょう。
7歳の七五三写真には四つ身の着物やワンピース
7歳の七五三では、「四つ身」と呼ばれる大人に近い形の着物を着るのが一般的です。帯を締めて着付けるため、華やかで格式のある装いになります。四つ身の着物は、色や柄のバリエーションが豊富で、帯や小物で個性を演出できるのも魅力です。
7歳の着物におすすめの色
金や銀の刺繍や、桜・牡丹・鶴などの豪華な柄が入った着物は、成長したお姉さんらしさや晴れやかな雰囲気を演出します。
洋装での撮影を希望される場合は、上品なワンピースやドレスが素敵です。落ち着いたパステルカラーや、ネイビー、ボルドーなどのシックな色合いは、7歳らしい少し大人びた印象を与えます。レースやサテン素材、リボンやフリルなどの装飾があるデザインも、特別な日の装いとしておすすめです。
七五三写真に着る着物は購入?レンタル?
七五三の着物を購入する場合とレンタルする場合のそれぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
購入する場合 | ・新品の着物を着用できる ・自分の好みやサイズにぴったりのものを選べる ・兄弟姉妹で着回せる ・思い出の品として手元に残せる |
・レンタルよりも費用が高くなる場合が多い ・着た後の保管やお手入れに手間がかかる |
レンタルする場合 | ・購入よりも費用を抑えられることが多い ・流行のデザインやブランド着物も選べる ・必要な小物や着付けセットが一式揃っていて準備が楽 ・クリーニングや保管などのアフターケアが不要 |
・好きなデザイン・サイズが希望日に借りられないことがある ・汚れや破損があると追加料金が発生する可能性がある ・お参りや撮影日を変更しにくい場合がある |
ご家庭のスタイルや今後の使い方に合わせて、最適な方法を選びましょう。
女の子の七五三写真は「どこで」撮るべき

七五三写真を撮影する際に悩むのが「どこで撮るか」という点です。定番の写真スタジオ(スタジオ撮影)と、近年人気が高まっている出張撮影には、それぞれ異なる魅力があります。ここでは、両者の違いや費用の目安についてご紹介します。
七五三写真の撮影場所1:「写真スタジオ」
写真スタジオは、プロのカメラマンが専用のスタジオで撮影してくれる定番の選択肢です。照明や背景、小道具などが充実しており、衣装のレンタル、着付け、ヘアメイクがセットになっているプランが多いのが魅力です。設備が整った落ち着いた空間で、家族みんなでリラックスして撮影できるのもポイント。伝統的なポーズや構図で、きちんとした記念写真を残したい方におすすめです。
写真スタジオで七五三写真を撮影するといくらかかる?
写真スタジオでの撮影費用は、選ぶプランや写真の仕上げ方によって異なりますが、相場は2〜5万円程度です。
料金内訳には、主に以下が含まれます。
- ・撮影料(5,000〜10,000円前後)
- ・衣装レンタル(1〜2着まで無料のスタジオもあり)
- ・ヘアメイク・着付け
- ・写真台紙またはアルバム作成(カット数に応じて変動)
大手チェーンの写真スタジオでは、キャンペーンや早割プランを実施していることもあるため、事前にチェックしてみましょう。
七五三写真の撮影場所2:「出張撮影」
出張撮影は、カメラマンが神社や自宅、公園など希望の場所に来てくれるサービスです。自然な雰囲気やロケーションを活かした写真が撮れるのが魅力ですよね。お参りの様子や家族の自然な笑顔をそのまま残せるので、最近人気が高まっています。スタジオ撮影とは違い、自由度が高く、思い出の場所で撮影できるのが嬉しいポイントです。
出張撮影で七五三写真を撮影するといくらかかる?
出張撮影の料金のおおよその目安は以下の通りです。
- 撮影料のみ(データ納品)
- └20,000円~40,000円程度
(撮影時間:30分〜1時間、納品データ:30〜100枚前後) - 衣装レンタル・ヘアメイク付きプラン
- └30,000円~60,000円程度
写真スタジオに比べて、出張撮影では写真データが多くもらえることが一般的です。衣装やヘアメイクはオプションとなっていることが多いため、必要に応じて追加するようにしましょう。
また、撮影場所や時間帯によっては、交通費や出張費が別途かかる場合もありますので、事前の確認がおすすめです。
七五三写真は、どこで撮るかによって写真の雰囲気が大きく変わります。ご家族の希望や予算に合わせて、ぴったりの撮影方法を選んでくださいね。
女の子の七五三写真を後悔なく撮るなら写真スタジオがおすすめ

七五三の記念写真を可愛くきれいに、そしてスムーズに撮りたいなら、写真スタジオでの撮影がおすすめです。特に、女の子の場合は着付けやヘアメイクなど準備が多いため、トータルで任せられる写真スタジオは安心感があります。
写真スタジオの主なサービス内容は以下の通りです。
- ・プロによる着付けとヘアメイク
- ・着物レンタル(和装・洋装を気軽に試せる)
- ・撮影用小物の無料貸し出し
- ・焼き増し対応
- ・高品質な写真データ&アルバム作成
- ・家族写真の撮影にも対応
一見すると料金は高めに思われるかもしれませんが、必要な準備がすべてパッケージになっているため、結果的にコスパが高いのが写真スタジオの魅力。
プロに任せることで当日の流れもスムーズになり、余裕を持って撮影にのぞめるのも大きなメリットです。
女の子の七五三写真は可愛い「小物」と撮影しよう

七五三の記念写真をより可愛く仕上げるために、おすすめの小物を厳選しました。和装にも洋装にも合うアイテムを中心に、写真映えするものを紹介します。
- 和傘
- └色鮮やかな柄で伝統的な雰囲気を演出。傘を差す仕草で自然な笑顔が引き出せます。
- 千歳飴
- └七五三のシンボル。手に持つだけでお祝いらしい雰囲気が出て、写真映えします。
- お花のブーケ
- └華やかな花のブーケで写真に華を添え、シンプルな着物やドレスにぴったり。
- 扇子
- └美しい柄と色合いが、和装に格調高い印象を与え、姿勢を引き立てます。
- 手鞠(てまり)
- └鮮やかな色と手作り感が、可愛さと華やかさを写真にプラスします。
これらの小物を取り入れることで、七五三の写真はより特別で華やかなものになります。小物ひとつで写真の雰囲気が大きく変わるため、どのアイテムを選ぶかは、事前にじっくりと考えてみてくださいね。
女の子の七五三写真が可愛く撮れる「ポーズ」とは

女の子の七五三写真が可愛く撮れるおすすめポーズを3パターン紹介します。
七五三写真が可愛く撮れるおすすめポーズ
- 振り向きポーズ
体を斜め後ろに向けて、振り返るようにカメラを見るポーズ。着物の後ろ姿も見えて華やかで、笑顔が引き立ちます。 - 両手を頬に添えるポーズ
3歳の女の子に特におすすめのポーズです。両手で頬を包むようにするだけで、可愛らしさがぐっとアップします。 - ドレスの裾を少し持ち上げるポーズ(洋装向け)
ドレスの裾を軽く持ち上げると、プリンセスのような華やかさが出ます。自然な笑顔や動きが写真に映えます。
これらのポーズは自然な表情を引き出しやすく、七五三の晴れ着やドレスの魅力をしっかり残せるためおすすめです。
まとめ
七五三は、女の子の成長を祝う大切な節目。タイミングや服装、小物、ポーズを工夫することで、後悔のない可愛らしい写真が残せます。写真スタジオや出張撮影の特徴を理解し、ご家庭のスタイルに合った方法を選びましょう。大切な思い出を、最高の形で残してくださいね。