パスポート写真の表情は真顔以外でも大丈夫!OKな表情を紹介
はじめに
- 「パスポート写真を撮りたいけれど、笑顔でも大丈夫かな?」
- 「真顔で写っているもの以外は、パスポート写真に使えないの?」
いざパスポート写真を撮る時浮かんでくるのが写真を撮る際の“表情”ではないでしょうか?
どんな表情で撮れば良いのか、規定はあるのか、悩ましいところですよね?
成人であれば申請してから5年10年の有効期限があるパスポートだからこそ、どこででも自信を持って提示できるような、好感の持てる表情で写りたいもの。
この記事では、パスポート写真は真顔以外でも大丈夫なのか?パスポート写真にOKな表情とはどんな表情であるのかについてお伝えします。
パスポート写真は真顔ならまず問題ない
「パスポート写真において、真顔の写真はOKなのだろうか?」
申請前のパスポート写真の撮り方で気になる表情についての疑問ですが、パスポート写真で真顔の写真はOKです。
パスポート写真では本人であることをきちんと確認できる真顔なら、まず問題ないといえます。
しかし見る人によっては、不機嫌そうにも見える真顔の写真は撮りたくない人もいるでしょう。
そこで気になるのが、パスポート写真で求められる表情についても規格はどのように定められているのか?ということです。
パスポート写真の規格において、顔の向きや表情などについてNGとなるものとして、
- 「左右に傾いているもの」
- 「横を向いているもの」
- 「平常の顔貌と著しく異なるもの(口角があがるなど)」
- 「位置が片寄っているもの」
が挙げられます。
この4つの規格を守られていれば、真顔はもちろんのこと、本人であることを確認ができる表情であればOKということです。
パスポート写真で笑顔ってNG?
「パスポート写真の規格に反していなければ、笑顔でも大丈夫なのか?」というもの気になるところです。笑顔のパスポート写真はの答えは、OKでもありNGでもあります。
では一体、どのような笑顔はNGになるのかについて解説します。
パスポート写真でNGな笑顔の例
パスポート写真では、平常の顔貌と著しく異なっているものはNGです。
たとえば、口を開き歯が必要以上に見えているものや口角があがってしまうほどの笑顔は規格外とされます。
歯が必要以上に見えるくらい笑っていると、似た人物であれば特定しにくくなってしまうかもしれません。
また、口角があがってしまうほどの笑顔では、真顔と比べると頬や口元の感じが異なるため、本人を確認するには難しいといえます。
では、どの程度の笑顔であれば、パスポート写真にもOKになるのでしょう。
こんな笑顔ではパスポート写真の規格には通らない、NG例は以下の通りです。
【1】目が細くなる笑顔
目が細くなる位、思いっきり笑った顔のパスポート写真はNG、規格には通りません。
なぜ規格外となるのでしょう?それは、目が細くなるような笑顔をすれば、普段はつり目の人がたれ目のように見えてしまうなど、全く違う印象の人物になってしまうからです。
パスポート一冊で各国への出入国が行えるとても大切な役割を果たすことから、本人であることの確認が困難なパスポート写真では、申請の時点で承認されないことを頭に置いておきましょう。
【2】口の奥が見えるような笑顔
つぎに、口の奥が見えるような笑顔はどうでしょうか?
平常時の顔とかなりの違いが現れる、口の奥が見えるような笑顔でのパスポート写真で申請することは不可能です。
口の奥が見えるような笑顔と平常時の顔と比べると、口元や頬、目元の形や印象さえも全く違った風に見えてしまいます。
これではまともな本人確認すらも不可能となるため、申請の時点で規格外として扱われ、撮り直しを求められるでしょう。
パスポート写真でOKな笑顔の例
パスポート写真において、「目が細くなるような笑顔」「口の奥が見えるような笑顔」はNGとなると、どのような笑顔であれば問題なく申請が可能なのでしょうか?
ほかの人の目に触れる機会のあるパスポート写真だからこそ、真顔ではなく笑顔のパスポート写真にしたい!そんな人は、以下のような笑顔であれば規格内として認めてもらえます。
【1】微笑んだような笑顔
パスポート写真では、ほほ笑んだような自然な笑顔であればOKです。
パスポート写真でOKとなるのは、あくまでもほほ笑んだような自然な笑顔ですので、口角があがるほど笑っていてはいけません。
笑顔を作ろうとするあまりに、口の角度があがってしまわないように気をつけましょう。
パスポート写真の撮影の時にだけ、自然な笑顔を作ろうと思っても、なかなかうまくいかないのが現実です。
笑顔のパスポート写真を撮りたいのであれば、事前に鏡の前に立って、口角があがらない程度の自然な笑顔を作る練習をしておきましょう。
【2】上の歯が見える笑顔
上下両方の歯が見えてしまう位の笑顔は、平常時の顔貌との差があり、本人としても確認が難しいことからNGですが、上の歯だけが見えるくらいの笑顔であれば、パスポート写真でOKとなる可能性も高くなります。
パスポート写真では、さりげなく歯が見える程度の笑顔が好ましいため、上の歯を見せようと意識しすぎるとかえって不自然な笑顔で写ってしまいます。
上の歯が見える笑顔に意識しすぎずに、できるだけいつもの笑顔に近い表情で写すことが大切です。
笑顔で撮りたいけど不安ならプロのカメラマンに任せよう
「パスポート写真には笑顔の写真を撮りたいけれど、自分で規格に通るような写真を写す自信がない」
そんな時には、プロのカメラマンに任せることをおすすめします。
プロのカメラマンにパスポート写真を依頼すると、撮影中に会話をしながら、自分が撮りたいと思う表情が自然と作れるように客観的にアドバイスをしてくれます。
自分で撮影した場合、どんなに頑張っても不自然な笑顔になるのに比べ、プロのカメラマンの撮る写真は、違和感を与えない自然な笑顔を写してくれるのです。
自分で撮影した写真と比べると一目瞭然、同じ人物でも写す人の腕次第で、ここまで違った印象になるのかと思うほどに違いが現れます。
また、自分で撮った笑顔のパスポート写真は、表情次第では不可となる可能性もありますが、プロのカメラマンの撮るパスポート写真は、申請に通る表情で撮影してくれるため、安心して申請できます。
パスポート写真の表情についてのまとめ
どうでしたか?
今回は、パスポート写真は真顔なら問題ないかの疑問についてと、パスポート写真でNGになる笑顔とOKになる笑顔があることを解説しました。
まず、真顔の写真は平常の顔貌との差がみられないため、パスポート写真の撮影において真顔であれば問題はありません。
そして、パスポート写真においてNGな笑顔は、
- 1.目が細くなるほどの笑顔
- 2.口の奥が見えるような笑顔
以上の2点ですが、両方に共通していることは、平常時の顔貌と比べて差がでてしまうことです。
パスポート写真でOKな笑顔は、
- 1.ほほ笑んだような自然な笑顔
- 2.上の歯が見えるくらいの笑顔
の2つです。
自分でパスポート写真を撮る際には、以上のNGな笑顔とOKな笑顔を頭において撮影するとよいでしょう。
もしも自分で撮影するのが難しいと感じたときや、完璧なパスポート写真を撮りたいならば、プロのカメラマンに撮ってもらうことをおすすめします。