撮り直しの多いパスポート写真の失敗しない撮り方を解説!

はじめに

パスポートを申請するにあたって必要になる顔写真を、ご自宅やセルフ撮影機を使って撮影したい方も多くいらっしゃいます。ご自分で写真を用意できれば、写真館などを利用するよりも値段や時間を抑えることができます。ただし、パスポート写真には複数の厳しい規格があるため注意をしなければなりません。
そこで今回はパスポート写真を撮影するうえでのポイントや撮り直しになりやすい例をご紹介していきます。

パスポート写真は何よりもルールを守って撮ることが重要

パスポートは国際的な身分証明書であるため、パスポート用の写真の規格は、国際標準に従って定められています。そのためルールが厳格で、規格がきちんと守られていない写真はパスポート写真として利用できず、申請が通らない可能性があります。
パスポート用の写真の規格について確認しておきましょう。

  • ・申請者ご本人のみを正面から撮影したもの
  • ・申請日の6カ月以内に撮影したもの
  • ・無帽(ヘアバンドも含む)、無背景であること
  • ・縦45mm×横35mm(ふちなし)
  • ・カラー・白黒どちらも可
  • ・鮮明で焦点が合っていること
  • ・明るさやコントラストが適切で、影がないこと
  • ・人物と背景の境界がはっきりしていること
  • ・眼鏡のレンズに光が反射していないこと
  • ・前髪などによって、目や耳、輪郭などが隠れていないこと
  • ・変色していなくて、傷や汚れのないもの
  • ・デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がなく、画質が適切なもの
  • 参考:外務省 パスポート申請用写真の規格(平成28年4月20日更新)

こちらの規定からもわかるように、かなり細かくルールが決められています。
その中でも特に注意する点として、写真に写っている人物や顔がよく分かる必要があるので、帽子やヘアバンドはもちろん禁止、髪などでも顔が隠れないようにしなくてはいけません。眼鏡にも注意が必要です。また、柄ありの背景は認められていないので、無背景で撮影を行ってください。

パスポート写真での身だしなみのポイント

それでは、実際にパスポート写真を撮るうえで気をつけるべき身だしなみのポイントを3つご紹介していきます。これらの3つを意識して撮影を行えば、撮り直しになる可能性が低くなりますので、しっかり注意して撮影にのぞんでみてください。

ポイント1:髪で顔のパーツが隠れないようにする

まず気をつけるべきことは「髪型」です。
本人確認のために、どのような顔や輪郭をしているのかをパスポート写真で見れなければならないため、目や耳などの顔のパーツや輪郭が隠れてしまう髪型はNGです。
特に男女ともに前髪が目にかかっていないかどうか確認してください。髪が長い方は、髪をまとめるか耳の後ろに髪をかけるなどして、耳や輪郭を隠さないように気をつけましょう。

ポイント2::眼鏡はかけないほうが良い

続いてのポイントは「眼鏡」です。
眼鏡自体はかけて撮影しても良いとされていますが、もしも眼鏡のフレームが目にかかるなどして顔のパーツが隠れたり、眼鏡のレンズに光が反射したりした場合は、撮り直しが求められてしまいます。撮影が難しくなりますので、問題がなければ、眼鏡は外して撮影した方が申請が通りやすくなります。
もちろん、顔が見えなくなるサングラスやブルーライトカットの眼鏡の着用は厳禁です。
どうしても、眼鏡をかけて撮影をする必要があるときには、レンズの反射に注意してください。

ポイント3:服装は背景と同化しないようにする

最後のポイントは「服装」。ご自分と背景の境目がくっきりしている必要がありますので、服装が背景と同化してしまうと撮り直しの必要が出てきます。服の色と背景の色が同じにならないように気をつけてください。特に白い服を着る場合には、背景が白いと埋もれてしまいますので、注意が必要です。 スピード撮影機では水色などの背景を選び、ご自宅でもあまり暗くはなく、また白の服が同化しない場所を探して、撮影を行ってください。

パスポート写真が撮り直しになりやすい例

次に、実際にパスポート写真がよく撮り直しになる例をご紹介していきます。やはり時間やお金が余分にかかる撮り直しは避けたいところですので、これらの点に注意して、撮り直しを防ぎましょう。

【1】サイズが異なる

撮り直しになる例として、写真写りなどではなく、そもそもの写真サイズが異なるということがあります。パスポート写真のサイズは一般的な証明写真より少し大きい、縦45mm×横35mmなのですが、一般の証明写真サイズである縦40mm×横30mmで提出する方が数多くいます。必ず、パスポート用規格のサイズになっているか確認してください。

【2】影が写っている

写真に影が写りこんでしまい、撮り直しになる方も多いです。ご自身の顔に影が入っていてもいけませんし、背景に人物などの影が写っていてもいけません。ご自宅での撮影ではライトで影を飛ばすことなどが難しいため、影が入っていることが少なくありません。

【3】背景の規約を守っていない

人物ではなく、背景が規約に従っていないこともあります。背景色が濃すぎたり、柄が入っているものはNGです。スピード撮影機では規定の背景から選べば良いのですが、それができないご自宅での撮影の場合に多くみられる失敗です。

【4】写真が加工されている

また、加工されている写真も撮り直しが求められます。出入国の審査のときには、本人かどうかは顔のパーツを見て判断されています。そのため、顔のパーツの大きさや形を変えるなどの整形のような加工はNGとなっています。
近年若者で流行しているアプリ写真やプリクラはむろん認められず撮り直しとなります。肌の色味補正や髪型の崩れといった身分確認がきちんと出来る程度の加工修正にとどめましょう。

パスポート写真の撮り方まとめ

パスポート写真を撮るうえでのポイントや撮り直しになりやすい例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
せっかくご自宅やセルフ撮影機でパスポート用写真を手軽に用意しても、撮り直しになってしまっては、余計なお金や時間がかかってしまいます。ご自身で撮影された写真でスムーズにパスポートの申請が通るように、今回ご紹介したポイントや気をつけるべき点を参考にしてみてください。
みなさまが満足のいくパスポート写真で、ステキな旅路に出られることを願っています。

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