パスポート写真が変に写る理由とは？写りを良くする秘訣を解説

はじめに

「パスポート写真の写りが盛れなくてブスに見える…」
「これからパスポート写真を撮るのに変な写りにしたくない！」
こんなお悩み抱えているあなた。
せっかくパスポートを作るからには、納得のいく写真を使用したいと思っているのではないでしょうか。
もし写りが悪い写真だとモチベーションも下がりますし、しかもそのパスポートを5年・10年と持つとなるとあまり良い気はしないですよね。
パスポート写真で後悔しない為に、写りが良くなる秘訣をご紹介していきます。

パスポート写真の写りがブス・変と思ったら申請前に撮り直そう

撮影した時は綺麗に撮れたと思っていても、出来上がった写真を見てみたら写りが悪くて不細工かも‥なんてことがあります。
申請してしまうと、その写真を使用してパスポートが作られてしまうので、後からもっと良い写真を選んでおけばよかったと思うことになります。
その為、少しでも「ちょっとこの写真はないな」と思った場合、撮り直しすることをおすすめします。
では、具体的に撮り直した方が良い理由をお話していきます。

パスポートができてしまったら原則写真は変更できない

パスポート写真は、新しくパスポートを申請する場合以外は変更できません。
1度パスポートを申請したら、申請時に選択した年数の間はずっと同じ写真を使用することになります。
ですので、この先パスポート写真を変えたいと思うことがないかどうか考えて写真を選択しましょう。
写りが悪いパスポート写真だと、本人確認をする度に恥ずかしい気持ちになり兼ねませんので、やはり納得のいく写真を使用したいですね。

撮り直すならプロにカメラマンに撮ってもらおう

パスポート写真は、街中にある写真機やスマートフォンで自撮りすることも可能ですが、上手く撮影できなくて撮り直しを繰り返してしまう恐れがあります。
そこで、何回も撮り直しにならない為にはプロのカメラマンに撮影を依頼しましょう。
人を撮影することに慣れているカメラマンであれば、どのように撮影すればブサイクにならないかどうか分かっている為、クオリティの高い写真に仕上げることができます。
また、カメラマンに撮影してもらうとなると料金が気になるかもしれませんが、仮に料金が5,000円であったとしても10年間使えば1日2円で良い写真を撮ってもらえると考えればお得ですよね。

パスポート写真がブス・変に感じられる原因

パスポート写真には細かい規格が決まっていて、限られた撮影方法しかできない為「どうしてもブスだな」「変だな」と感じることがあります。
最近では、写真加工アプリを使用して好みの容姿に仕上げることができますが、パスポート写真では下手に加工すると規格外と判断され申請に通ることができません。
そこで、パスポート写真が何故ブス・変になるのか4つの原因をピックアップして解説していきます。

【1】普段の写真に比べて顔の比率が大きい

普段の自撮りであれば、小顔効果のある写真を撮影することができますが、パスポート写真では輪郭をいじった写真は使用できません。
また、普段の写真であれば自由に写真を撮る角度を決めて自分が良く写る構図を探すことができますが、パスポート写真は真正面から撮影することになります。
真っすぐ前を見た写真になる為、普段の写真よりさらに顔の比率が大きいと感じます。

【2】盛れないから普段よりブスに見える

パスポート写真では、時間が経過したら消えるニキビやクマなどの加工は許されていますが、小顔にしたり目を大きくしたり顔のパーツを加工することは、顔認証ができない為NGとなっています。
いつも加工アプリを使用している方であると、つい普段の写真とパスポート写真を比べてしまって、ブスだと感じてしまうのではないでしょうか。

【3】表情が制限されている

笑顔の写真であれば多少は見栄えがよく見えるのではないかと思っていても、日本のパスポート写真における規格では、“平常の顔貌と著しく異ならないもの”は禁止されています。
歯を見せて笑うことができない為、ちょっと怖そうな印象に写ってしまうことがあります。
人相が悪いと「変なパスポート写真だな‥。」と思ってしまいますよね。

【4】カラコンを付けれないから

目を大きく見せる為に、普段からカラコンを使用しているという方も多くいますが、パスポート写真はカラコンを装着した写真は使用できません。
瞳の色や大きさは、カラコンを装着しない限り年数が経っても変化しないものであると判断されている為、パスポート写真ではカラコンが禁止されています。
いつもカラコンを付けている人からすれば、裸眼の瞳の小ささや色の違いにブスだなと思うことでしょう。

パスポート写真の写りを少しでも良くする秘訣

パスポート写真はブスな写真しか撮れないのかと諦めてしまいそうになりますが、ちょっと工夫をするだけでパスポート写真であっても写りの良い写真に仕上げることができます。
堂々とパスポートを提示できるよう、ポイントを抑えて納得のいく写真を撮影してみましょう！

【1】メイクをしっかりとする

肌や目を綺麗に見せる為には、しっかりメイクを行うことが大事です。
写真を撮影すると意外と顔が薄かったという場合がありますので、顔の写りが気になるという場合は普段よりも濃いめにメイクをしましょう。
メイクは、顔のパーツの大きさを変えるものではないので、特に決まりはありません。
自分に合ったメイクを見つけて、いつもより綺麗なメイクで撮影してみてもいいですね。

【2】襟付きのシャツを着る

襟付きのシャツは、顔周りに襟があることで小顔効果があります。
さらに、首回りが開いているシャツであれば、抜け感があって顔がすっきり見える効果があります。
真正面から撮影されると、顔の大きさが気になって仕方ない！という方は襟付きのシャツを着て撮影しましょう。

【3】白背景にする

パスポート写真は、淡い色の無地であれば色に縛りはありません。
複数の色の中から背景を選択することもできますが、顔の印象を良くしたい場合は白の背景をおすすめします。
背景が白いと、雰囲気が明るく見えることで顔も綺麗に写ります。
真顔で撮影となると、顔が暗くなりがちですが背景を白にするだけで一気に明るさが増します。
しかし、白の背景で気をつける点は、服と同化しないことです。
白背景で撮影する場合は、白シャツを避けて背景との区別がつく服を選択しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
パスポート写真を撮影したはいいけれど、ブスになってしまったり、変になってしまったなんてことはよくあります。
しかも撮り直しをしたとしても、パスポート写真は撮影時に工夫できることが少ない為、なかなか上手く撮影できません。
そんな中でも、撮影前にきちんとポイントを抑えて撮影に挑めれば、パスポート写真であっても納得のいく写真を撮ることができます。
是非、人に堂々と見せられるパスポート写真にする為にも、写りの良いパスポート写真をゲットしましょう！