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【最難関】赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説

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難しい赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説6

はじめに

赤ちゃんと一緒に海外へ行く際、赤ちゃんにもパスポートが必要です。
そんな赤ちゃんでもパスポートの申請時に顔写真が必要なのは大人と同じです。

たとえ首が座っていない赤ちゃんだとしても写真が必要ですが、赤ちゃんだからといってどんな写真でも良いということはなく、パスポートの申請に通る写真・通らない写真があります。
しかし、赤ちゃんに撮影の指示を出しても理解できませんし一人で立つこともできない為、撮影が非常に難しいものになります。
そこで今回は、赤ちゃんのパスポート写真撮影において注意したいポイントや撮影するコツなどをプロの視点からご紹介します。

赤ちゃんでもパスポート写真は必要

難しい赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説3

赤ちゃんはあっという間に成長していきますし、パスポートに写真が必要なのかと疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
しかし、大人と変わらず赤ちゃんだとしてもパスポートには写真が必要です。
パスポートは年齢問わずすべての人の顔認証が必要である為、例え赤ちゃんだとしても顔写真を撮影しなければなりません。
しかし、実際に赤ちゃんのパスポート写真を撮影しようと思うと難易度が高く、いかに工夫して撮影できるかどうかが重要となってきます。
大人でさえも写りが悪かったり、撮り直しを何回もしてしまうことがありますが、言葉を理解できない赤ちゃんの撮影となるとスムーズにはいきません。

赤ちゃんのパスポートを撮るときの注意点

難しい赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説1

では実際、赤ちゃんのパスポート写真を撮影してみたとしても、写り方によってはパスポートの申請が通らない場合があります。
せっかく苦労して撮影した写真を申請時に持っていっても、使えませんと言われるとガッカリしますよね。
そこで、一発でパスポート写真として申請が通る為にも赤ちゃんのパスポート写真撮影で気をつけたい5つの注意点をご紹介します。

注意点1:補助者が写り込まないようにする

パスポート写真は、本人を証明する為の写真ですので例え補助者であったとしても写り込んではいけません。よくあることで言うと、赤ちゃんを抱っこして正面から撮影している人もいますが、補助者が背後に写りこんでしまうのでNGです。
赤ちゃんだけ撮影しなくてはいけないということを頭に置いておきましょう。

注意点2:赤ちゃんが目を閉じてる写真は使えない

目を閉じてる写真は、赤ちゃんでも大人でもパスポート写真の申請は通りません。
赤ちゃんだからといって目を閉じてしまっている写真は認められませんのでご注意ください。
また、目が開いているかどうか分からない写真であると、申請に通らない場合もありますので、しっかりと目が開いている写真になるよう撮影しましょう

注意点3:笑っている写真も使えない

笑顔の写真は普段の写真であれば素敵ですが、パスポートではNGです。
外務省が公開しているパスポートの提出写真についての案内にも、口角があがっている写真(笑顔の写真)は不適当な写真例として掲載されています。
したがって、せっかく赤ちゃんのご機嫌が良くてニコニコしていたとしても、表情が落ち着いてから撮影しましょう。

注意点4:顔全体が写るように撮影する

赤ちゃんは撮影中じっとしていることが難しく、動いている赤ちゃんを撮影することになる場合もあるでしょう。
しかし、被写体である赤ちゃんが動いていると、どうしても耳が切れたり、頭が切れたりしてしまうこともあるかと思いますが、顔全体がちゃんと写っていない写真はNGです。
入国審査の際に、パスポートの写真を元に人物の顔認証を行うので顔の一部が切れていると確認ができません。
なので、赤ちゃんの顔がすべて写真に納まるよう撮影する必要があります。

注意点5:ぶれないように撮影する

動いている赤ちゃんをとらえて撮影する方法もありますが、そこで注意したいのがぶれないように撮影することです。
パスポート申請用写真の規格等にも、鮮明である写真(ぶれていない写真)を使用するよう記載されています。
赤ちゃんの動きが落ち着くまで待つか、一眼レフなどをお持ちの方はシャッタースピードをあげて撮影すれば動く赤ちゃんでもブレにくく撮影ができます

赤ちゃん用のパスポート写真を撮るコツ

難しい赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説2

今まで赤ちゃんのパスポート写真撮影においての注意点をお話しましたが、実際どのように撮影すれば上手くいくのか悩みますよね。
赤ちゃんの集中力や体力が消耗しない為にも、できれば短時間で撮影できることが望ましいです。
その為にも、赤ちゃん用のパスポート写真を撮影するコツをご紹介していきます。
コツさえ抑えれば、撮影が難しい赤ちゃんのパスポート写真でも綺麗に撮影することができますので、参考にしてみてくださいね。

【1】首が座っていない場合は寝かせて撮影する

通常の写真撮影となると体を起こしておかないといけないイメージがありますが、首が座っていない赤ちゃんは自立ができないので、寝かせて撮影しましょう。
その際に、必ず赤ちゃんの下に単色のシーツを敷いて撮影ください
何故かと言うと、パスポート申請用写真の規格等で人物の背景は単色であることが記載されているからです。
その為、模様の入ったシーツを使用して撮影しないようにしてください。
しかし、写真加工の技術がある人で模様を消すことができればOKです。

【2】赤ちゃんの機嫌が良い時に撮影する

赤ちゃんには機嫌が良い時・悪い時と波があります。
さっきまで笑っていたのに、急に泣き出してしまって撮影が進まないなんてこともあります。
そこで、大事なのが撮影するタイミングを掴むことです。
赤ちゃんが喜ぶことであったり、機嫌が良い時間帯を見抜くことでシャッターチャンスに巡り合うことができます。
普段から赤ちゃんの機嫌が良い時はどんな時であるかを観察していると、タイミングを掴みやすいかもしれません。

赤ちゃんのパスポート写真を撮るのは激ムズ

難しい赤ちゃんのパスポート写真を撮るコツや撮影のルールを解説4

頑張って撮影しようと心がけていても、いつまでたっても上手く撮影できない時もあります。
そんな時に頼りになるのが、写真スタジオでの撮影です。
赤ちゃんの撮影を行っている写真スタジオでは、普段から赤ちゃんの扱いに慣れているカメラマンが撮影してくれますので、どうしても自分で撮影できない場合はプロの力を借りましょう
費用はかかりますが、パスポートで使える赤ちゃんの写真を一発でゲットすることができます。
但し写真スタジオによっては、赤ちゃんの撮影を行っていない場所もありますので、事前に赤ちゃんの撮影が可能であるか問い合わせて確認してください。

赤ちゃんのパスポートについての予備知識

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ここまで赤ちゃんのパスポート写真の撮影についてお話してきましたが、無事に赤ちゃんのパスポート写真が撮影できればやっとパスポートの申請をすることができます。
パスポートの申請をするにあたって知っておきたい5つの予備知識をまとめましたので是非ご確認ください。

【1】12歳未満は5年のパスポートしか作れない

通常パスポートの有効期限は、発行時に10年か5年か選択できますが、20歳未満である未成年者は、有効期限が5年のもしか作れないと旅券法で定められています
しかし、平成30年6月に民法の成人年齢を20歳から18歳に引き下げられたことにより、有効期限5年のみのパスポート発行は、2022年4月1日から18歳未満に引き下げられる予定です。
参考:『外務省 パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)』

【2】写真を変えたいという理由でパスポートは作り直せない

有効期限内のパスポートは、写真の変更ができません
例えパスポートを発行した当時1歳で、5歳になったお子さんの顔が成長して変わってきたとしても既に発行しているパスポートを使用することになります。
有効期限が切れて新しくパスポートを作り直すまでは、写真を変更できません。

【3】パスポートの発行に必要な料金は6000円

パスポートの発行に必要な料金は大人と12歳未満と料金が異なります。
12歳未満の場合は、収入印紙が4000円、都道府県収入証紙が2000円です
12歳未満は、発給手数料が減額されているので通常より料金が安価になっています。
12歳以上になるとまた料金が変わってきますので、ご注意ください。

【4】パスポート受け取りの際は赤ちゃんを連れて行く必要あり

パスポートの受け取りは、本人確認の為にも本人が取りに行く必要がありますが、これは赤ちゃんであったとしても本人が窓口へ行かなければいけません
申請の段階では、保護者の方が申請に窓口へ行っても受け付けてくれますが、パスポート受取時は顔と写真が同一人物であるかどうかの確認がありますので、本人を連れて行きましょう。

【5】必要書類は大人と変わらない

結論から言うと、赤ちゃんであるからといってパスポート申請時に提出する書類については大人と変わりありません。
パスポートは、全ての人が同一の書類を使用して申請を行います。
赤ちゃんの書類も大人と同様下記の書類を揃えてパスポートの申請をしましょう

《赤ちゃんのパスポート申請時に必要な書類》

(1)一般旅券発給申請書 1通
一般旅券発給申請書は、外務省のページからダウンロードすることができます。
その他には、パスポート申請窓口で手書き書式の申請書をもらうことができます。
どちらかお好きな方を選択して申請書を入手してくだい。
(2)戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
パスポートの申請を行う6か月以内に作成されたものを提出してください。
もし6カ月を超えている場合は、本人の戸籍がある役所で再発行してもらってください。
(3)住民票の写し 1通
住民票の写しは、下記の方が提出の対象です。
(1)住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望していない方。
(2)住民登録をしていない都道府県で申請する場合。
但し、各都道府県によって異なりますので、詳細は申請先のパスポートセンターで確認してください。
(4)写真 1枚
以下のように写真を1枚用意してください。
・縦45ミリメートル×横35ミリメートル縁なしの写真。
・無背景(無地で淡い色)の写真。
・申請日前6カ月以内に撮影したもの。
・無帽で正面を向いたもの。
・申請書に記載されている規格を満たしているもの。
・写真の裏面には申請者の氏名を記入すること。
但し、写真の表面に文字が浮かび出ないよう筆圧に注意して記入してください。
(5)申請者本人に間違いないことを確認できる書類
申請者である赤ちゃん本人の確認をする為には以下の書類が必要です。
書類の内容によって、1点のみで良いものや2点必要なものがありますので、ご確認ください。
■1点のみで確認できる書類
マイナンバーカード(通知カードは不可。)など。
■2点確認が必要な書類
健康保険証、国民健康保険証、印鑑登録証明書(印鑑登録証明書を提示する場合は、登録した印鑑も必要です)など。

参考:『外務省 パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)』

赤ちゃんのパスポート写真まとめ

いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんと一緒に海外へ渡航する為には、写真を上手く撮影することから始まりますので、大人がパスポートを申請する時よりも時間が必要です。
赤ちゃんのパスポート写真撮影は、普段から撮影に慣れている人でないと苦戦するのは付きものですので、挫けずに撮影にチャレンジしてみてください。
また、撮影していくうちにコツも掴んできますので、赤ちゃんとしっかり向き合って撮影を行ってくださいね
素敵な海外の旅を迎えられるよう、時間と心にゆとりを持って準備しましょう!

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