運転免許証は自分で用意した写真を使える?用意の注意点や方法を紹介

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はじめに

「運転免許証の写真が残念な仕上がりでがっかりした…」そんな思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか?
運転免許センターの撮影機は広角レンズが用いられており、スマホなどで撮影するときよりも、のっぺりした写りになってしまいます。
その上、真顔で撮影することが求められるので、どうしても仏頂面になりがちです。
長ければ5年は同じ写真を使う運転免許証、どうせだったら写りの良い写真を使いたいですよね。
実は、運転免許証の写真は自分で持ち込むこともできるって知っていましたか?
今回は、どのように写真を自分で用意すれば良いかについて、方法や注意点をご紹介いたします。
写真写りにお悩みの方は是非ご一読ください。

免許写真の持ち込みルールは県により異なる

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早速写真を持ち込みたいところですが、ここで注意が必要です。
それは運転免許証の写真持ち込みは、事前予約が必要な県、平日のみ受付可能な県など、各県によってルールが異なることです。

例えば、埼玉県では運転免許センターのみ持ち込みは可能とされていますが、お隣の千葉県では、運転免許センター・警察署どちらも持ち込みが可能です。
また、東京都では新型コロナウイルスの影響で、写真持ち込みでの免許交付そのものをお断りしているといったケースもあります。
写真を持ち込む際は、必ず最寄りの運転免許センターのホームページなどで、ルールを確認するようにしておくようにしましょう。

免許証写真を自分で持ち込むときの注意点

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都道府県ごとのローカルルール以外に、写真を持ち込んだ場合に注意しておかなければならない点を紹介します。
持ち込みを希望する方全員に共通している点なので、チェックしておきましょう。

【1】画像が粗くなる恐れがある

持ち込み写真で運転免許証を作ると、実物の写真よりも画像がぼやける可能性があります。
運転免許センターで撮影した写真はデータから出力しているため、くっきりと写りますが、持ち込みの場合はスキャンをはさむため、解像度が悪くなることが理由とされています
画質が粗くても作り直しはできません。
こればかりはこちらでどうすることもできないため、あらかじめ留意しておきましょう。

【2】料金は変わらない

残念ですが、運転免許センターで写真撮影をしないからといって更新料金が安くなることはありません。
当然、持ち込み用の写真をスタジオなどで撮影した場合、料金は自分持ちになります。
そのため、運転免許センターで撮影した場合に比べ、金銭的負担がかかりやすいです。

【3】通常より交付が遅くなる

写真を持ち込んだ場合、即日交付ができない場合がほとんどです。
ただ、運転免許センターによっては即日交付してくれるところもあるようです。
参考までに、千葉県では流山運転免許センターが後日交付に対し、千葉幕張免許センターでは持ち込み写真であっても即日交付が可能となっています。
このように、同じ県内であってもルールが異なっているので、事前に確認しておくようにしましょう。

【4】規定を満たしていないと撮り直し

規定を満たした写真撮影ができていないと判断された場合、撮り直し、もしくは運転免許センターでの撮影を求められます
以下に撮影規定を記載しますので、ご確認ください。

  • ・縦3センチメートル×横2.4センチメートル(国外運転免許証申請時に添付する写真サイズは、縦5センチメートル×横4センチメートル。以下は同じです。)
  • ・カラー、無帽(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く。)、正面、上三分身、無背景
  • ・申請前6か月以内に撮影したもの
  • ・目の色や大きさが変わるため、カラーコンタクト等の使用はできません
  • ・東京都のみ頭上の余白が3ミリ程度必要

引用元:「警視庁 各種申請用写真のご案内」
※ 自撮りで撮影される方は、記事後半の「運転免許証写真を自撮りする方法」も併せてご覧ください。

【5】カッターと定規を使って裁断した写真を使う

持ち込み写真は、必ずカッターと定規を使って裁断するようにしましょう。
頭部が切れないようにカットしてください。
ハサミを使って写真が曲がってしまった場合、提出のし直しを求められる可能性があるので、使わない方が無難です。

運転免許証写真を自分で撮る方法

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ここまで運転免許証の撮影上の注意点を紹介してきました。
ここからは具体的な撮影手段の説明に移ります。
設備・金銭・技術面などを考慮して、一番自分が良いと思う手段を選びましょう

方法1:写真スタジオで撮る

  • メリット:プロの手によって撮影してもらえるからミスなく高品質な写真が手に入る
  • デメリット:撮影費用が高くなりがち

写真スタジオで運転免許証を撮影する一番のメリットは、プロの手によって撮影してもらえる点と言えるでしょう。
撮り直し無料のスタジオも多いため、安心して撮影に臨むことができます。
デメリットとしては、他の手段に比べて撮影費用が高くなりやすい点が挙げられます。
値段は撮影スタジオによって異なりますが、安いところでも2,000円前後はかかります。
高いと見るかどうかは、運転免許証の写真にどこまで価値を見出すか次第といったところでしょうか。
参考:カメラのキタムラ 価格表

方法2:写真機で撮る

メリット:気軽に撮影できる
デメリット:準備を怠ると運転免許センターの撮影と大差ない仕上がりになる

気軽に空いた時間で撮影できる点がメリットです。
写真スタジオで撮影するよりも安価なため、利用のハードルが低いです。
最近では肌質補正をしてくれる写真機もあり、昔よりもクオリティの高い写真を簡単に作ることが出来ます。
参考:株式会社DNPフォトイメージングジャパン 証明写真機Ki-Re-i

デメリットとしては、どんな表情・身だしなみで撮るかを事前に決めておかないと、運転免許センターで撮影した場合と大差ない仕上がりになる点でしょうか。
せっかく写真を持ち込むわけですから、しっかりと準備しておきたいところですね。

方法3:スマホで自撮りする

メリット:時間を気にせずに思う存分撮影ができる
デメリット:光の取り込みや撮影角度に気を付けないと微妙な出来になる

自分が納得のいくまで、何度でも撮影できる点が大きなメリットです。
今はスマホでも高画質な撮影ができるので、誰でもチャレンジしやすくなっています。
そんな自撮りですが、光の取り込みや角度に気を付けないと暗い印象になってしまいます。
チャレンジしやすい反面、気を付ける点が意外と多い点がデメリット…というより盲点な部分でしょうか。

運転免許証写真を自撮りする方法

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最も運転免許証の撮影方法として簡単で手軽なのが、自分で撮影する自撮りです。
実際に規定でもスマホやデジカメによる自撮りの免許証写真は認められています。
しかし、仕上がりの規定が多い免許証写真を自撮りで撮るとなると、事前に知っておかなければいけないことが多いです。
それでは以下より、自撮りで運転免許証写真を撮影する注意点、手順を解説していきます。

自撮りの注意点

いくら自撮りが当たり前の世の中になっているとはいえ、運転免許証写真が「証明写真である」ということは忘れてはいけません。
規定を満たした写真を撮ることを念頭に置いておきましょう。

【1】背景が単色である

無背景が規定なので、背景に影や模様が入るのはNGです。
じゃあ無地の白い壁で撮ればいいよね?と思われるかもしれませんが、実はこれも良くありません。
白背景は顔の輪郭と同化して見えにくいため、背景色としては青色が推奨されています。
都道府県によって、グレーやブラウンなどでも良いとされていますが、用意できるのであれば、全国共通でOKとされている青背景を用意しましょう。
また、別の色であっても加工で青色にできるのであれば、それでも大丈夫です。

【2】頭の上に余白がある

証明写真全般に言えることですが、頭が見切れている写真は基本的に受け付けてもらえません。
少なくとも頭頂部から3から4mm程度の余白があるように仕上げましょう

【3】正面を向いてカメラ目線

いくら写りが良いからといっても、アイドルの自撮りのように斜め45度から撮影するのはダメです笑
あくまで証明写真なので、しっかり正面を向いて撮影しましょう
印象が明るくなるように広角を上げたりする分には問題ありませんので、どんな表情で撮るか決めておきましょう

【4】サイズが縦3cm×横2.4cm

「免許証写真を自分で持ち込むときの注意点」にも記載した通り、サイズは縦3cm×横2.4cmで決められています
これより大きくも小さくもならないように印刷するようにしましょう。

【5】影が写っていない

背景や顔に影が写っていると不適切な写真とされてしまうため、注意しましょう。また、写真全体の色合いが暗かったり、明るすぎたりしても不適切な写真となるため、自然な色合いで撮影するよう心がけましょう。

運転免許証写真を自撮りする手順

いよいよ運転免許証写真の自撮りをする際の手順やコツについて、お伝えしていきます。
自分自身が満足できる一枚を作り上げていきましょう。

手順1:背景の準備をする

運転免許証写真の撮影の際には、青色の背景が必要です。
といっても青色の壁がある家なんて限られていますよね。
オーソドックスな背景素材の手に入れ方としては、背景布の購入が挙げられます。
amazonなどの通販サイトで、安価なものだと2,000円前後で売っています

また、ロールタイプの色画用紙を背景に使うという代替手段もあります。
ホームセンターなどでも購入できますので、お金をかけても良いという方は検討してみてはいかがでしょうか?
「撮影するだけなのに買うのも難だし…」
そんな方については、合同会社フォトスマートが運営する『FreeDPE』というサービスがオススメです。
このサービスは、撮影した写真背景を、Web上で白色から青色に切り替えることができます。
出来上がった写真はファミリーマート、ローソンのマルチコピー機で印刷できるため、手軽に青い背景の写真が作れます。
FreeDPE

それでも背景を準備するのが難しいという方については、自撮り以外の方法で撮影するのが良いでしょう。
運転免許センターで万が一撮り直しと言われた場合、手間も時間もかかってしまいますので、写真スタジオなど、確実な方法で撮影をした方が気楽に臨めると思います。

手順2:影が写らないように自撮りする

影が写りこんでしまうと、撮影規定に沿わないだけでなく、見栄えも悪くなってしまいます。
これを防ぐには、2か所に窓がある部屋(リビングなど)で撮影することがポイントとして挙げられます。
窓が1つしかない部屋では太陽光の取り込みが十分でないため、部屋の明かりをつけていても、顔が暗く写ってしまいます。
窓が2か所ある2面採光だと、部屋全体に光が取り込まれるため、顔全体が明るく見えるだけでなく、程よく陰影がついてカッコ良く写ります。
陰影と言っても、撮影規定に引っかかるような影にはならないのでご安心ください。
また、スマホ用脚立を使用すると、ポーズが決めやすくなるので、家にある人は使用をオススメします。

手順3:トリミングする

撮影が終わったら、規定に沿ったサイズにトリミング加工をしていきましょう。
自分で写真をトリミングしようとすると、既定のサイズに合うかどうかが心配ですよね。
今は証明写真用の加工アプリや、インターネット上にトリミングできるサイトもあるので、利用してみましょう。
先ほど紹介した『FreeDPE』では、画像背景だけでなく、トリミングもできます。
小難しいことは苦手なので手軽にサクッとやりたいという方は使用してみると良いでしょう。

手順4:プリントする

トリミングまで終わったら、写真をプリントしましょう。
ここでは必ず写真プリントで印刷をするようにしてください。
コピー用紙で印刷した写真では受け付けてもらえませんので、家に光沢紙が無ければ、コンビニでプリントするようにしましょう

手順5:裁断する

最後にプリントした写真を裁断していきましょう。
祭壇には定規とカッターを使って、写真に曲がっている箇所がないようにしましょう

免許証写真を自分で撮るなら写真スタジオがいい!

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背景色を気を付けたり、影が写らないように工夫したりと、「思ってたよりも意外と大変…」と思った方もいるのではないでしょうか?
かといって、写真機だと青背景に対応していないケースも多い点も悩ましいところです。
「あまり手間はかけたくない…だけど良い写真を撮りたい!」という方は写真スタジオを使う方法をオススメします。

やはり身分証明書としても利用される運転免許証の写真は、自分が満足する写真にしたいと思います。自撮りやスピード写真機を利用してパパッと手軽に撮影したものの、明らかに不自然に写っていたり、ブスに見えたり、撮影素人や機械による写真の仕上がりは一般的にも満足値が低いです。
そこで写真スタジオを利用しプロのカメラマンに頼むことで、高い経験値から自他共に認めるいわゆる“盛れた”免許証写真を手に入れられるでしょう
万が一撮影時に肌トラブルがあっても、写真スタジオであればレタッチ(画像修正加工技術)によって、美しい素肌に直してくれます。素人には難しい技術のため、これはプロの方にお願いすべきです。そしてそれが可能なのが、写真スタジオなのです。

「たかが運転免許証に金払ってもな・・・」と思いの方もいるでしょう。しかし、多くのばで身分証明書として利用されるため、免許証写真があなたの印象を決めてしまうこともあります。自信を持って提示できる運転免許証にするべく、ぜひプロのカメラマンに免許証写真は撮影してもらいましょう!

自分で運転免許証写真を準備する方法まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は運転免許証の写真を持ち込む際の注意点や方法を紹介しました。
色々と踏まえておかなければならないポイントはありますが、一度作り上げさえすれば、長く使い続けることができます
どんな出来栄えになるか、あらかじめ分かっているのは、見栄えを気にする方にとっては安心材料になるのではないでしょうか。
ぜひ、今回の内容を参考に写真持ち込みにチャレンジしてみてくださいね。

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