パスポート写真に影が入ったら撮り直し?影が入らない撮り方を解説

はじめに

パスポートをこれから作る場合、またはすでに持っているパスポートの更新する場合にも写真が必要です。パスポートの申請用の顔写真には細かなルールが定められています。

実はその規定の一つに「影」が入っている写真は規格外となり再提出の対象となることをご存じでしょうか?
首元の影、頭の影、肩の影。どれも自分で撮影するとなると影が出ないよう撮影するのは不安ですよね?
そこで今回はパスポート写真の影に関する注意点、影が入らないおすすめの撮影方法について解説していきます。

影の入ったパスポート写真は絶対にNG

パスポート申請用の写真は国際標準に従って細かく定められた規格があります。
出入国審査を問題なく行うため、申請者はこれらのルールに従って写真を用意しなければなりません。
規定の一つとして、顔が識別しづらいように影がかかっているもの、また人物の後ろに影が写っている写真は基本的にNGです。
出入国時は審査官の目によるパスポートのチェック、また最近では顔認証ゲートが導入されている空港もあります。
本人確認を確実に行えるよう、パスポートの写真は顔がはっきりと写っていることが重要です。

  • ■パスポート申請用写真の主な規格
  • ・最近6カ月以内に撮影したもの、サイズは縦4.5cm、横3.5cm
  • ・無帽、背景無地、正面
  • ・影のないもの
  • ・焦点があっている、明るさコントラストが適切
  • ・髪の毛で目など顔の器官や輪郭が隠れていないこと
  • ・カラーコンタクトを装着をしていないこと
  • 参考元:外務省「パスポート申請用写真の規格」

その他規格やNGとなる点も説明されています。詳しくは外務省のページで撮影前に確認しておきましょう。

写真に影が入ったなら撮り直そう

最近では、スマホで自撮りや人に撮影したもらった写真を証明写真用にカンタンに加工できるアプリもありますよね?  
しかし、背景にできた自分の影を消したり、顔や首にできてしまった影をキレイに消す、などのレタッチを自然に加工するところまで素人が一つのアプリで行うのは難しいでしょう。
程度にもよりますが、影が写っているものは申請しても却下となる可能性が極めて高いです。
再提出することで申請に時間がかかり、「出発までにパスポートが用意できない!」という事態は避けたいものです。
影が入ってしまった場合は面倒でも撮り直してから提出するようにしましょう。

影が入らないようにパスポート写真を撮影する方法

ここまで影が入ったパスポート写真が認められないことがわかったと思います。
ではどのようにしたら影が入らないパスポート写真が撮影できるのでしょうか?
主に3つの方法があります。

  • 自分でパスポート写真を撮る
  • 街中のスピード写真機を利用する
  • 写真スタジオでプロのカメラマンに撮影してもらう

特に最初の自宅などの室内で撮影する場合、電灯などの照明や外からの光が完全に入らないようにするのも簡単ではなく、撮影環境を整えるまでにも時間がかかってしまいます。
その場合の影が写らない撮影方法と、自分以外で撮影する方法を2つ、それぞれ詳しく以下よりご紹介します。

自分でパスポート写真を撮る場合に後ろに影が写らない方法

多くの方が忙しい日々の中でパスポート写真の撮影に時間を割きたくないと思います。そのため、自宅や白背景のある室内で自撮りを試みる方が多いでしょう。
しかし、自撮りや家族・知人に撮影してもらう場合、光の刺し方等無知の方は影がどうしても入りやすいです。
ではどうすれば自分でパスポート写真を撮影する際、影が写り込まないように撮れるのか、具体的な撮影方法を以下よりご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

【1】壁から離れて撮影する

まず、パスポート写真の背景は“無地であること”が必須条件です。
そのため本来の肌身が分かりやすくなるよう、白か薄いグレーの壁を背景に選ぶことをおすすめします。
白い壁がない場合は、大きめの白い紙や布を貼り背景にすると良いでしょう。
また、撮影時に壁に近づきすぎると背景に自分の影が写りこんでしまいます。
できるだけ壁から離れた位置に立ち撮影すると、影ができても人物に隠れるため影が写真に映り込みにくくなります。
50cm程度離れていると影が写りにくいとされていますので、調整してみてください。

【2】光源が前方にある位置で撮影する

天井の照明などを光源にする場合、真下で撮影するとどうしても顔に陰影ができてしまいます。真上ではなく前方から光が入るようにすると影ができにくく、目に光が入ることで全体的に明るい雰囲気になります
自然光が入る場合も、窓などが前方にある位置での撮影がおすすめです。

影以外のルールもあるので自宅での撮影はおすすめしない

最初にご説明したように、影が写っていること以外にもパスポート申請用の写真にはNGとなるポイントがあります。
例えば、髪の毛で輪郭や顔の一部が隠れていたり、眼鏡に照明が写り込み目が見えにくいものも認められず再提出となります。
影が写り込まないよう撮影するだけでも意外と難しいのに、それ以外のNG項目を考えると自力の撮影がかえって、「どうしてもうまく撮れない」「結局満足できず何度も撮り直しに…」と、かえって手間がかかってしまうこともあるでしょう。
以下よりご紹介しますが、スピード写真の場合、通常は1回の撮影で1,000円以内、フォトスタジオの場合もお店によっては2,000円以内でプロの撮影が可能です。
自撮りより費用はかかることになりますが、どちらかの方法を選ぶ方が確実で再提出となる可能性もほとんどないでしょう。

写真機は影ができないように設計されている

2つ目の撮影方法としてどこにでもある「スピード写真機」で撮影する方法があります。自力で撮影するよりはおすすめしたい方法です。
というのも、簡易的な個室状態で撮影するスピード写真機は、複数カ所にストロボを設置することで基本的には影が写りこむことのないように設計されています。
しかし、大きなカバンや荷物を足元に置いて光源をふさいでしまうと、バランスが崩れて不自然な影が出てしまうこともあるので注意が必要です。
また、カーテンの隙間から外光が入ることで思わぬところに影ができることもありますカーテンはしっかり閉まっていることを確認してから撮影をする必要があります。
スピード写真は時間をかけず、手軽に証明写真を撮れるという点ではメリットが大きいです。
しかし、撮り直し回数に制限がある上、うっかり目を閉じてしまったり、出てきた写真の出来上がりもそれなり・・ということも少なからずですね。
メリット、デメリットのバランスを考えた上で、スピード写真を活用するのも一つの方法でしょう。

プロのカメラマンに撮ってもらえれば影はできない

最後に紹介する撮影方法は、意外に思われることも多い「写真スタジオにて撮影してもらう方法」です。こちらが特におすすめです。
フォトスタジオでは背景や照明など、専門の機材が整った環境で撮影をしてもらえます。
パスポート用の証明写真であることを伝えれば、プロのカメラマンに影が写らないように調整の上撮影をしてくれるでしょう。
何より、フォトスタジオでの撮影は、髪の乱れや身だしなみ、自然な表情までプロの目で客観的にアドバイスをしてもらうこともできます。
自撮りやスピード写真の場合、姿勢や顔の角度を自分でチェックしたり工夫する必要もありますが、その点においてもパスポート写真はプロに撮影を依頼する方が断然クオリティも高く、おすすめできる理由です。
こちらは2000円程度費用がかかりますが、時短かつ安心して撮影を任せられるためパスポート写真の撮影方法としては非常におすすめできます。

パスポート写真に影ができたときの対処法まとめ

今回はパスポート写真の影の写りこみに関して解説しました。

  • ■パスポート写真は背景に影がある場合は認められないため再撮影が必要
  • ■パスポート写真は自力で撮影するより、写真スタジオorスピード写真機で撮るのがおすすめ
  • ■自力で撮影する場合に影が写らないようにするには、壁から離れ、光源が前方にある位置で撮影すること

パスポート写真に入った影はNGであること、また影の心配をせず、再提出を避けるためには、スピード写真またはフォトスタジオでの撮影をおすすめする理由について理解いただけましたでしょうか。
パスポートは申請してから受け取るまでに、少なくとも1週間以上は必要です。
万が一再提出となってもあわてないよう、時間に余裕をもって写真を用意しておくことが大切です。
パスポートの有効期限は5年または10年と、一度作れば長期にわたって使用するものです。出入国時の他にも、海外滞在中に身分証明する手段として非常に重要となるパスポート。
できればキレイにそして堂々とした写りで、お気にいりの写真を用意しておきたいものですね。ルールをしっかり認識した上で最適な一枚が撮れるよう参考にしてみてください。

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました