就活写真をハーフアップで撮りたい人へ!そのポイントを解説します!
はじめに
就活女子の皆さんこんにちは!
就活に必須アイテムである証明写真をこれから用意しようと予定されている方も多いかと思います。
しかし、撮影前の就活女子のみなさんは、“就活用証明写真撮影の髪型”は決まりましたか?
特にセミロング~ロングの方は、出来る髪型が多くてどんなふうにまとめたら良いか悩んでいる方も多いでしょう。
就活用の髪形といえば、きりっとしたまとめ髪をイメージする方も多いと思いますが、普段あまり後ろでまとめない方は、抵抗を感じる場合もあると思います。
逆にダウンスタイルは、重くて暗い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、まとめ髪とダウンスタイルの中間である就活写真に適した“ハーフアップ”のヘアスタイルについてご紹介いたします!
ハーフアップで撮影した就活写真が与える印象
ハーフアップの髪型で証明写真の撮影を決めたは良いものの、ハーフアップの髪型にすることでどんな印象を企業側に与えることができるのか、分からず不安な方もいらっしゃるかと思います。
決めてになるハーフアアップの髪型が与えられる印象について、解説していきます。
⑴就活で重要な清潔感
ハーフアップは、就活の印象の中で必須な“清潔感”を出すことができます。
就活写真の髪型は就活時同様、耳を出すことは基本です。
耳を出すことで顔周りをスッキリと見せることができ、より明るい印象も持たせることが可能となります。
また、ハーフアップは首下より下ろしてある髪が写ります。
下ろしている髪が綺麗なストレートで、健康的な艶感を出せているとより清潔感を演出することが出来るのです。
⑵女性らしい上品さ
ハーフアップは清潔感の他に、女性らしさを演出することができます。
アップスタイルほど顔全体がむき出しになりすぎず、ダウンスタイルほど重たくならず、その中間というハーフアップの髪型は女性らしく柔らかい印象になり、控えめな上品さも感じさせます。
特に、下に下ろしている髪の有無が女性らしさを演出します。
長い髪の毛は女性特有の髪型のため、一つ結びの多い就活女子の中でもより良い差別化を図ることも可能です。
就活写真用ハーフアップに合うぴったりな前髪
「髪型はハーフアップに決めたけれど、就活写真に合う前髪はどうしたら良いの?」と悩まれている方もいるでしょう。
ハーフアップの髪型は、前髪で大きく印象が変わります。前髪を下すかあげるか、下す場合の長さはどれぐらいが良いかなど、アレンジは無限にありますが、就活に適した前髪をご紹介いたします。
今回は具体的に、前髪が短い方、長めの方とそれぞれご紹介いたします。
【短い前髪の場合】
前髪が短目の方の場合、斜めに流した前髪がおすすめです。
前髪ぱっつんは普段ならかわいくて良いのですが、就活だと幼く未熟な印象を持たれてしまったり、場合によってはふざけていると思われかねないためNGです。
就活写真を撮る前までに、前髪を伸ばしておくのが理想ですが、間に合わなかった場合はスタイリング剤を使って斜めに流しましょう。
【長い前髪の場合】
前髪が長すぎると、暗い印象を与えてしまいます。就活写真において前髪で好印象を与えるには、なんといっても額と眉毛を出すことです。
額や眉毛を出すことで、外交的で明るいイメージを演出することができます。
そのため長めの前髪の場合でも、短めの前髪同様に横に流し、左右のどちらかに分け、耳にかける斜め分けが、就活にはおすすめです。
ちなみに長い前髪をピンで止める場合は、ピンは見えないように髪の毛で隠しましょう。
完全に額を出すわけではない斜め分けは、フレッシュさも演出できます。
オールバックの髪形は、人によっては気が強く見えたり、老けて見える場合もあるので要注意です。
ここが大切!ハーフアップで撮影するときのセットポイント
ハーフアップの髪形が、就活に適していることがお分かりいただけましたでしょうか?
では実際に就活写真撮影に臨む前に、どんな点に注意してスタイリングをしたら良いのかをプロの視点からお伝えしていきます。
セットポイント1:サイドの毛が落ちてこないようにする
就活証明写真のハーフアップの髪型は、サイドからの結びきれなかった髪がパラパラと落ちてきやすいです。
アホ毛のように飛び出ている髪の毛があるとせっかく女性らしくヘアセットをしていてもみすぼらしい印象になりかねません。
普段の日のハーフアップだとサイドの髪を垂らすのもかわいらしくて素敵ですが、就活写真には不向きです。
サイドの髪もきっちりまとめて、顔周りをなるべくすっきりさせて清潔感を保たせましょう。
対処法としては3つあります。
- ⑴スティック型ワックス(マトメージュ )で抑え込む
- ⑵ハードスプレーで固定する
- ⑶結ぶ前にワックスをもみ込み抑え込む
3つのいずれか、または全て行っておくとよりキープ力も高まります。
スプレーをした後はそのままではなく、コームや手で毛流れをなぞるように整えましょう。
より美しく整って見えますよ!
セットポイント2:アホ毛の処理
普段、どんな髪形の時もアホ毛は気になりますが、就活写真ではかなり目立ってしまいます。ここも細かくチェックしていきたいです。
ちなみにアホ毛とは、頭頂部を中心に短い毛がピンピンと立ってしまうことです。
アホ毛対策にはいくつか方法があります。
サイドの髪の毛を整えたように、トップのアホ毛も綺麗に抑えていきましょう。
⑴ドライヤーで抑える
ブローの際、根元を手で押さえながらドライヤーで乾かすと、アホ毛が収まりやすくなります。
少しの手間でできるので、ブローの際にはぜひ取り入れてみましょう。
⑵スタイリング剤を使う
ワックスを手のひらで伸ばしてから、気になるアホ毛の部分を押さえてなじませます。
伸ばさずにつけてしまうと、ワックスが白く固まってしまいます。
目の細かいコームにスプレーを吹きかけて、アホ毛を寝かすようにとかす方法もあります。
⑶マトメージュを使う
スティック型ワックスのマトメージュは、アホ毛の処置には一番おすすめです。
スティック型なので手が汚れず、外出先でも気になるアホ毛を一瞬で押さえることができます。
また、バリっと固まることもなく、自然にピタッと決まるので、意外と目立つ頭頂部の質感もナチュラルに保てます。
就活写真撮影の日には、忘れずにカバンに入れてくださいね。
セットポイント3:下りている髪は真っ直ぐに
ここまでで、アップの部分はきれいにまとまったかと思いますが、下りている髪も印象を左右する大事なポイントです。
普段ハーフアップでゆるふわ巻きにしている方も、就活ではまっすぐ降りているのが理想的です。
サラサラで真っすぐな髪は誰に対しても好印象を与えます。
セット時にはスタイリングをつけ艶を出し、ストレートアイロンでしっかり熱を与えるとより効果的です。
また撮影の際は、下ろした髪は左右対称かつ肩の後ろにして、肩のラインははっきり出します。
そのため、後頭部下〜肩下までは写真に写りこむのでより綺麗に見えるようアイロンで熱を加えてください。
撮影時に肩より前に下ろした髪の毛が出ないよう注意してください。
好印象間違いなし!ハーフアップの正しいセット方法
ここまでセットのポイントについて見ていきましたが、ここからは就活証明写真に合わせたハーフアップのセット方法を具体的にまとめてみます。
手順1:ヘアアイロンで髪をストレートにする
就活ではサラサラストレートヘアがおすすめです。
ヘアアイロンをしっかり根元から毛先にかけて、丁寧に当てていきます。
ヘアアイロンの熱が加わることで、真っすぐな髪になる上、ツヤ出し効果も期待できます。
少し面倒ですが、このひと手間がとても大切です。
ストレートアイロンは、お持ちでない方も多いかと思いますが、撮影を終えて面接本番でも強い味方になってくれます。
これを機に、1台用意することをおすすめします。
手順2:ワックスを馴染ませる
就活写真のハーフアップは、すっきりまとまっていることが何より大切です。
ワックスを髪全体になじませることでアレンジしやすくなり、仕上がりもきれいです。
つけすぎるとべたべたして逆に不潔な印象になってしまうので、軽くなじませる程度で大丈夫です。
ワックスをなじませたら、ブラッシングで毛の流れを整えます。
手順3:耳上で髪をとりわけ後頭部で結ぶ
耳とフェイスラインをすっきりと出して、耳上の髪を後頭部までまっすぐにまとめ、ゴムで結びます。
ゴムはなるべく地肌から離れないように結んでください。
毛先が浮くとみっともないので、毛先を下にひっぱりながら結ぶとうまくいきます。
結んだら、ゴムの部分を地肌に押し当てて、結んだ後頭部の、ゴムの少し上の髪をつまんで引き出します。そうすることでゴムの浮きを押さえます。
ゴムはシリコンゴムがおすすめですが、毛量が多い方は太めのゴムでしっかり結んだほうがきれいに仕上がります。
手順4:アホ毛やサイドの髪を処理してスプレーで固定
ハーフアップの形ができたら、細かい部分を処理していきます。
アホ毛やサイドの髪を、セットポイント1、2でご説明した通り、ドライヤーやスタイリング剤を使って丁寧に押さえていきます。
就活写真では、少しの乱れ髪も、不潔に見えてしまいます。鏡をよく見て処理していきましょう。
最後に頭から20cmぐらいの位置から、髪全体にキープスプレーを吹き付けます。
これによって全体をしっかりまとめ、ツヤを出すことができます。
就活写真用のハーフアップの仕上がりポイント
ここまでで、ハーフアップの具体的な方法についてご案内しました。
就活写真用の、ハーフアップの仕上がりポイントはこちらになります。
- ●サイドの髪が落ちてこないこと
- ●アホ毛がきちんと押さえられていること
- ●まとめた髪の表面が波打たず、まっすぐな毛流れになっていること
- ●写真には写りませんが、後ろのゴムが浮かないこと
- ●前髪を横に流し、額と眉毛が見えていること
- ●下ろした髪がツヤツヤストレートになっていること
- ●スタイリング剤が適度に使われ、べたつきがないこと
就活証明写真の際はとにかく正面からどう写るかを意識することがポイントです!
ハーフアップの場合は見える髪の毛の量が多いので、より艶感をだしたセットにすると女性らしさや清潔感を演出できますよ!
ハーフアップが就活写真の撮影で注意すること
就活写真で撮影する際にハーフアップの髪型が気をつけるべきことは、下ろした髪の毛を肩より前に持ってこないことです!撮影時には、肩より後ろに垂らして撮影しましょう。
前に持ってきてしまうと、スーツの色味が暗いのに対しより暗く写る箇所が増え雰囲気自体も暗くマイナスにしてしまいます。
さらに顔周りに髪の毛が残ると清潔感がかけてしまうため、なるべく肩より後ろに垂らして撮影してください。
また、写る範囲で髪の毛がうねっていたり、ボサボサだともちろんマイナスな印象を持たれます。
サイドやトップ、前髪ばかり気にするのではなく、後ろの垂らした髪の毛も根元からしっかりセットをしてください。
髪のセットに自信がなければヘアセットプラン付きのお店で撮影してもらおう
ここまで、自分でセットする方法をご紹介しましたが、自信のない方や、ワンランク上の仕上がりを求める方は、プロにお願いするのもありです。
就活写真館では、ヘアセットプラン付きのところも多いです。
自分のイメージする仕上がりを伝えて、プロのアドバイスを受けながらセットしてもらい、完璧な仕上がりで撮影に臨みましょう。
一度アドバイスを受けて、プロのやり方を見ていれば、これからやってくる面接本番のセットにも大いに役立つこと間違いなしです。
就活写真のハーフアップのまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、就活写真用のハーフアップについてまとめてみました。
ハーフアップは上品な女性らしさ、清潔感やフレッシュさを演出できますが、アレンジに失敗すると不潔感や軽い感じが出てしまいます。
細部までこだわって、納得のいくハーフアップを仕上げて、撮影に臨んでください。