就活写真のメイクでリップは何色がいいの？塗り方や塗る時の注意点を解説します！

はじめに

色やタイプによって印象を大きく変えてしまう『リップ』。

就活だけでなく普段のメイクから悩まれる就活女子の方も多いのではないでしょうか？

就職活動では第一印象が合否に大きく影響を与え、その第一印象を左右するのが履歴書に貼る“就活用の証明写真”だと言えます。

そして、顔の印象を左右するのはメイクであり、TPOをわきまえたメイクを施すことが重要です。

• 「普段から自分にあったリップに悩んでいる…」
• 「就活写真撮るの初めてだからどんなことに気をつければ良いの？」

と分からないことが多い就活女子のあなた。

今回は、就活写真でより好印象を与えやすくする『就活写真メイクにおけるリップ』についてご紹介していきます。

塗り方や塗る時の注意点も解説していくのでぜひ参考にしてみてくださいね！

就活写真のメイクでリップは必要？

就活では清潔なナチュラルメイクが基本となります。それは証明写真においても同じです。

「ナチュラルメイクならリップもしなくていいのでは？」と勘違いしやすいのですが、リップは必ず塗るようにしましょう。

人は相手の顔の中で目の次に口元を見る傾向があります。そのため、証明写真においても口元は企業側によく見られ、口元から印象が変わることもあり得ます。口元の色づきによっては明るい印象に見えたりくらい印象に見えたりするということです。

リップを塗ることで顔色が良くなる上に顔にメリハリを出すことができるので、全体的に華やかな印象にできます。

色やタイプによっては、優しい印象・知的な印象・仕事ができそうな印象、様々に変える事もできるため、志望業界によって変えてより企業ウケする写真に仕上げるのが良いです。

逆に塗っていないと、野暮ったく、だらしないイメージを与えてしまうので、就活写真メイクにおいてリップは必須のアイテムと言えます。

就活写真においておすすめのリップの色は？

リップは必須アイテムではありますが、その色は何種類もあり色選びに悩んでしまう方が多いかと思います。では、就活写真を撮る際はどの色のリップをつけると良いのでしょうか？

リップ選びのキーワードは「健康的・フォーマルに見える色」です。

ピンク系

ピンク系のリップは唇本来の色に近く、ナチュラルなメイクに仕上げることができます。

また柔らかい印象にすることができるので、顔がきつくて悩んでいる方にもおすすめですよ。

しかし、あまりにも濃いピンクのリップは派手な印象やカジュアルな印象を与えてしまうため注意が必要です。

ピンク系のリップは優しい印象、知的な印象になりやすいです。一般職や、銀行等の業界職種ご希望の方におすすめのお色味です。

コーラル系

肌の色に合わせてリップを選ぶことも重要です。顔の色がイエローベースの場合は、コーラル系のリップを選ぶと良いでしょう。なお、イエローベースは黄色っぽい肌の方で、判断基準は手首の血管が緑色っぽい方です。

コーラル系のリップは、健康的で活発な印象を残しやすいです。そのため営業職や金融などの業種業界志望の方におすすめです。

ローズ系

顔の色がブルーべースの場合は、ローズ系のリップを選ぶと良いでしょう。

なお、ブルーベースは青みが入っている色白の肌の方で、血管が青色に見える方です。

ローズ系は大人っぽく知的な印象を与えやすいです。ITや外資狙いの方におすすめしたいお色味です。

就活写真においておすすめしないリップの色

顔色をよくし、華やかなイメージを与えてくれるリップですが、何色でもよいわけではありません。

最近では赤などの濃いリップが流行っていますが、就職活動には向いていないと言えます。

リップはおしゃれのために選ぶのではなく、就職活動にふさわしい綺麗な色のリップを選ぶことが重要となります。

TPOに合わせたメイクができないと、印象が下がってしまうため注意しましょう。

ここでは就活写真において、おすすめできないリップの色をご紹介いたします。

赤

真っ赤なリップはメイクが派手になってしまうので、就活の場にはふさわしくありません。

またナチュラルを意識した就活メイクにも合わず、口元だけが浮いてしまうので、不自然に見えてしまいます。

オレンジ

オレンジ系のリップは女性らしさに欠ける色なので、就活には向いていません。

また少しギャルっぽく見えてしまう色で、就活メイクにも合っていないと言えるでしょう。

ベージュ

就活ではナチュラルメイクが基本といえども、ベージュのリップはおすすめできません。

就活写真はストロボの光をあてて、フラッシュ撮影を行います。

そのためリップの色が薄すぎると、写真を撮ったときにリップをつけていないように見えてしまいます。

就活写真でリップを塗る時の注意点

就活写真におすすめのリップの色が分かりましたね。

しかし、せっかく就活に適した色のリップでも塗り方を間違ってしまっては意味がありません。

「塗り方なんてどんな時でも一緒じゃん！」と思う方もいると思いますが、普段のメイクと一緒にしてはいけません！

ここからは就活写真でリップを塗る時の注意点をご紹介していきます。

唇の輪郭からはみ出さない

リップを塗る時は唇の輪郭からはみ出さないように注意しましょう。

リップが輪郭からはみ出した状態で就活写真を撮ると、だらしない印象を与えてしまいます。口元が小さいのがコンプレックスという方であっても、面接に行った際に写真と顔が違いすぎるとマイナスなイメージしか与えません。

就活写真はあくまでも本人確認のためのもの。就活写真は細かい部分も意外と目立ちやすいので、丁寧にリップを塗るようにしましょう。

濃く塗りすぎないようにする

リップを塗る時は気合いを入れすぎて、濃く塗りすぎないようにしましょう。

就活写真を撮る際にあまりにも濃いリップだと、ストロボの光で反射してしまい、化粧が濃く見えてしまいます。

きれいな色のリップでも、何度も重ね塗りしてしまうと濃くなってしまうので、注意しましょう。

就活写真メイクでリップを使う時の塗り方

ここからは就活写真を撮る際のメイクにおいてのリップの塗り方をご紹介していきます。

手順ごとに解説していくので、参考にしながら一度リップを塗ってみてくださいね！

1．保湿リップや保湿クリームを塗る

まずはリップを塗る前に保湿リップや保湿クリームを塗りましょう。

唇が乾燥したままリップを塗ってしまうと、縦じわが目立ってしまいます。

十分に保湿してからリップを塗ることで、縦じわが目立たないきれいな口元にすることができますよ。

2．リップブラシを使って唇の輪郭を塗る

そしてリップブラシを使い、唇の輪郭をかたどるように塗っていきます。

口紅タイプのリップだと、唇からリップがはみ出してしまう可能性があります。

リップがはみ出るリスクを減らすためにも、リップブラシを使い輪郭から塗っていくことをオススメします。

なお、チップタイプのリップであれば、そのままチップを使い輪郭を塗るとよいでしょう。

3．リップブラシを使って輪郭と中央との中を埋めるように塗る

その後はリップブラシで残りの部分を埋めるように塗っていきます。

ブラシがない場合は直で塗っても構いませんが、ムラができないように注意しましょう。

もしはみ出てしまった場合は、はみ出てしまった部分を綿棒などでふき取るとよいでしょう。

4．ティッシュオフをする

最後に唇全体をティッシュオフをして完成です。

ティッシュオフをすることで、余計なリップを取り除くと共にリップの密着度があがります。

そうすると、唇のシワの中までリップを塗ることができるので色ムラも防ぐことができます。

もしティッシュオフをしてリップがはみ出てしまった場合は、綿棒などでふき取るとよいでしょう。

就活写真でグロスを塗るのはおすすめしない

普段から唇をみずみずしくさせるためにグロスを使っている方も多いのではないでしょうか？

しかし、就活写真においてはグロスを塗るのはおすすめできません。なぜならストロボの光が反射して、悪目立ちしてしまうからです。

特にラメやパールが入っているグロスは反射して光りやすくなってしまいます。

しかし、潤いは適度に出ていると健康的に見え印象がよくなると言えるでしょう。

潤いを出したい場合は、マットタイプのリップであれば多少は重ねても問題ありません

就活写真のリップに自信が無い人は写真館・写真スタジオでの撮影がおすすめ！

就活写真を撮るにあたって、リップの色選びや塗り方に自信がない場合は、写真館やフォトスタジオで撮影をするという選択肢もあります。

メイクがセットになっているプランもあるため、一度調べてみるとよいです！

メイクのことを知り尽くしたプロのヘアメイクさんが、あなたに合ったメイクを施してくれます。ストロボの光なども考慮したメイクでプロのカメラマンが撮影することで、綺麗な就活写真が仕上がることは間違いなしです。

就活写真のリップについてのまとめ

今回就活写真のリップの色選びと塗り方についてご紹介しましたが、いかがでしたか？

就活写真を撮る際は、自分の好きな色のリップを選ぶのではなく、就活にふさわしいリップを選ぶようにしましょう。

リップ一つで、印象を下げてしまうことにもなりますし、好印象を与えることもできます。

どの色を選べばよいか分からない場合は、百貨店などのコスメ売り場のスタッフに相談するとよいでしょう。

またフォトスタジオのプロにお願いするのも一つの手です。

プロのヘアメイクさんにもらったアドバイスを元に、実際の面接でのリップを選ぶこともできますよ。

完璧な就活写真を撮って、就職活動の好スタートとしてくださいね！