中学受験写真の服装は「制服」でOK!着こなし方の注意点
はじめに
中学受験の願書に添付する証明写真は、合否に直接影響するわけではありませんが、受験校の先生方にとって「初めて出会う子どもの印象」を形作る大切な資料です。
特に服装は清潔感や誠実さを伝えるポイントとなるため、準備を怠らないことが大切です。
しかし、
「今持っている制服で中学受験写真を撮ってもいいの?」
と、不安な親御さんもいるでしょう。
そこでこの記事では、中学受験写真における制服着用の可否や、着こなしの注意点などを詳しく解説していきます!ぜひ参考にしてください。
中学受験写真の服装は制服で問題ない?

中学受験写真は、普段から着慣れている制服で問題ありません。
受験校側も、子どもが日常でどのように学校生活を送っているのかを確認したい意図があります。
そのため、特別に私服を準備する必要はなく、制服姿の方が自然体を表せるのです。
制服は緊張感を和らげ、安心して撮影に臨める点も大きなメリットです。
冬服着用!中学受験当日と同じ服装で撮るのが望ましい
本人確認の観点から、写真と受験日の服装は一致させることが望ましいです。
たとえ夏に撮影する場合であっても、受験当日が冬であれば冬服を着用して撮影しましょう。
夏服と冬服で大きな違いがあると、試験会場での本人確認の際に違和感を与える可能性もあります。
季節に関わらず、試験本番を意識した服装で撮影することが安心につながります。
中学受験写真を制服で撮影する際の注意点

中学受験写真を制服で撮影する場合は「学校の規定通りに着こなすこと」が基本です。
普段の生活では少し緩んでいる部分も、写真では細部まで見られます。清潔感ときちんと感を意識することで、より好印象な仕上がりになります。
撮影する際の制服の注意点を4つ紹介します。
制服の注意点(1)ボタンはすべて留める
中学受験写真を撮影する際に、ボタンをどこまで留めるか悩まれる方もいるでしょう。
制服のシャツのボタンは、第一ボタンまできちんと留めることで、真面目で整った印象を与えられます。
ボタンを外したままだと、だらしない印象の中学受験写真になってしまうため要注意です。
制服の注意点(2)ネクタイ・リボンは真っすぐ付ける
ネクタイやリボンが歪んでいたり緩んでいたりすると、せっかくの制服姿が乱れて見えてしまいます。鏡でまっすぐ整え、写真に写ったときに左右対称になっているかを確認しましょう。
制服の注意点(3)校章は付ける・名札は不要
校章は制服の一部なので付けた方が自然です。
受験写真を撮影する際には、校章が照明を反射していないか注意するようにしましょう。
一方で、名札は個人情報がわかってしまうため外して撮影するのが一般的です。
制服の注意点(4)しわ・ほこり・汚れがないか確認
写真は拡大されるため、わずかなシワやほこりも目立ちやすいものです。
特に紺色等の暗い色の制服は汚れが目立ちやすいです。撮影前にはアイロンをかけ、洋服ブラシで整えておくと安心です。
制服で中学受験をしない場合は私服でもOK

制服がない学校に通っている場合や、規定がない場合は私服で撮影しても問題ありません。
ただし、普段着ではなく「セミフォーマル」を意識することが大切です。
男子
- 白シャツ+濃紺またはグレーのカーディガン/ジャケット
- 襟付きシャツにベストを合わせると清潔感アップ
- ズボンは暗めの色(黒・ネイビー・グレー)が無難
中学受験写真では、白いシャツに濃紺やグレーのカーディガンやジャケットを合わせると落ち着いた雰囲気になります。
ズボンは暗めの色が安心で、靴下も派手な柄は避けましょう。
女子
- 白ブラウス+落ち着いた色のカーディガンやジャケット
- 膝丈スカート(暗めの色)
- シンプルなワンピースも可(装飾や柄は避ける)
白いブラウスに紺や黒のカーディガンを合わせ、膝丈のスカートを選ぶと清楚な印象を与えられます。
シンプルなワンピースでも良いですが、フリルや柄が多いものは避けるのが無難です。
男女ともに「清潔感」「落ち着き」「試験にふさわしい装い」を心がけましょう。
中学受験写真の制服まとめ
この記事では、中学受験写真を制服で撮影する方法について解説してきました。
記事のまとめ
- 制服があれば、そのまま着慣れた制服で撮影してOK
- 本番と合わせるため、季節を問わず冬服を着用するのが安心
- 制服は規定通りに着こなし、細部まで清潔に整える
制服は清潔感ときちんと感が大切です。
中学受験写真を撮影する際は、安心できる準備で本番に臨みましょう。

