マイナンバー写真はアプリでも撮れる!撮り直しにならない撮り方を紹介
はじめに
皆さんはマイナンバーカードで使用する写真は、スマホで撮影してもOKであることをご存じでしょうか?
マイナンバー写真はわざわざ写真機で撮影しなくても、自宅で気軽に撮影することができます。
しかし、簡単に撮影ができる反面、撮影の仕方によってはマイナンバー写真として使用できない可能性があるのです!
そこで、適切なマイナンバー写真をスマホで撮影できるコツと合わせて、おすすめのスマホアプリについてご紹介します!
マイナンバー写真を撮るときはスマホアプリでも問題ない
国が公開している公式サイトには、スマホを使用して顔写真を撮影しても良いと記載されています。
うっかり写真を撮影し忘れていたとしても、スマホアプリを使用すればすぐに用意することができます。
マイナンバーカードを作りたいと思っていても、面倒に感じていたという方は気楽にスマホアプリで顔を撮影して申請しましょう。
マイナンバー写真をスマホアプリで撮るときの注意点
マイナンバー写真は、スマホアプリで撮影しても問題ありませんが、撮影時に注意することが主に5つあります。
普段の写真とは違って、身分証明書として使用する写真である為、規格が細かく決められているからです。
1つでも違った場合は、撮り直しと言われてしまいますので、しっかりポイントを抑えて撮影し、NGとなる項目がないかどうか確認しましょう。
【1】髪で顔が隠れない
目や輪郭が隠れた写真は、本人の顔をきちんと確認することができない為、使用できません。
特に髪が長い方など、顔周りに髪があるという方は気をつけましょう。
もし、撮影時に髪で目や輪郭が隠れてしまっているという場合は、髪を結んだり耳にかけるなどして工夫する必要があります。
撮影をスムーズに行う為にも、撮影前には鏡を見てチェックしておくことをおすすめします。
【2】背景に柄や家具が入らないようにする
自宅でスマホを使用して撮影することはOKではありますが、自宅での撮影時によくあるNG例として背景に家具が写り込んでいることがあります。
例えば、椅子に座って撮影した際に背もたれが写り込んでしまうと、マイナンバー写真として使用できません。
また、マイナンバー写真では、淡い単色の背景で撮影することが決められている為、柄の入った背景を使用することはできません。
背景は、必ず単色であるかどうか確認してから撮影しましょう。
【3】アプリ名が入らないようにする
アプリによっては、写真にアプリ名が入るものがあります。
例えば、盛れるアプリとしてよく使われているsnowやb612がありますが、どちらも右下にアプリ名が入ります。
アプリ名を非表示に設定できるものもありますが、できない場合については加工アプリを使用してアプリ名をカットしましょう。
もし、上手くカットする自信がないという方は、アプリ名が入らないアプリを利用してください。
【4】顔が変わらないようにする
現在、小顔に撮影できたり、鼻を高くして撮影できる便利なアプリが流行していますが、マイナンバー写真では、顔やパーツのサイズを変えることはNGとなっています。
また、マイナンバーカードを受け取る際は、写真と本人の顔が合っているかどうか確認を行います。
万が一、顔が違いすぎて本人確認できませんと言われてしまうと、受け取れない恐れがあります。
せっかくマイナンバーカードを作成したのに受け取れなかったとならない為にも、顔を変化させるような加工はしないようにしましょう。
【5】影が写らないようにする
自撮りをすると、顔に影が入ってしまうことがありますが、影が入った写真はNGです。
また、背景に影が入っていてもマイナンバー写真として使用できませんのでご注意ください。
しかし、写真に影を作らないようにしようとすると、撮り方にはコツがあり難しいです。
どうしても影が出来てしまうという方は、写真撮影時における影についての記事をご覧ください。
iPhoneでマイナンバー写真を撮影するときにおすすめアプリ3選
日本人の多くの方が所持しているiPhoneですが、iPhoneには盛れる自撮りアプリが複数あります。
しかし、ものによっては加工しすぎてしまうものがあり、マイナンバー写真の撮影としては向いていないものもあります。
そこで、iPhoneユーザーにおすすめのマイナンバー写真が撮影できるアプリを3つご紹介します。
【1】無料で顔加工が可能!『美肌証明写真』
自分で撮影するとなると、ちゃんと顔が所定の位置にあるかどうか分からなくなることがありますよね。
こちらの『美肌証明写真〜美肌加工でキレイな証明写真を作成! 』では、顔を配置するラインが表示されるので、簡単に中心に合わせて撮影ができます。
顔もばっちり美肌加工してくれるので、肌荒れが気になる方も心配ありません。
サイズは、20×20~60×60mmまで自由に設定できますので、マイナンバー写真サイズに合わせた撮影も可能です。
【2】印刷対応の無料アプリ『履歴書カメラ』
加工しすぎるカメラアプリが多数ある中、こちらの『履歴書カメラ』はナチュラルな肌補正ができる優れたアプリです。
マイナンバー写真は、過度な加工が許されていませんので、規格にあった写真にしなてはいけませんが、条件範囲内で綺麗に仕上げてくれるのはありがたいですよね。
時間がないという方でも、アプリ内で撮影して肌加工をして保存までできますので、上手く撮影さえできれば5分も要りません。
加工方法は、「肌」「くま消し」から選べてボタン1つで加工ができますので、すぐに仕上げることができます。
【3】背景に困らないでどこでも撮れる!『証明写真BOX Pro』
『証明写真BOX Pro』は、プロ顔負けの綺麗に写真撮影ができるカメラアプリです。
肌の補正はもちろん、無地の背景での撮影が難しい場合でもワンタップで背景を選択して無地に設定することができます。
わざわざスタジオや写真機で撮影しなくても、スタジオで撮影したのような高品質の写真を撮影することができます。
ただ、証明写真BOX Proは無料でダウンロードできますが、写真保存の場合に120円料金が発生しますのでご注意ください。
正直無料のiPhoneアプリは微妙
iPhoneには無料のカメラアプリもありますが、加工しすぎてしまうものが多く、証明写真としてはおすすめできません。
また、証明写真向けでない無料アプリは画質が劣り、鮮明に撮影することができない場合もあります。
普段の写真であれば無料のiPhoneアプリでも構いませんが、マイナンバー写真で使用する写真は証明写真であるということを忘れずに撮影するアプリを選択しましょう。
Androidでマイナンバー写真を撮影するときにおすすめアプリ3選
Androidは、iPhoneとほぼ変わらないぐらい多数のユーザーがいますが、iPhoneとはまた違ったマイナンバー写真が撮れるおすすめアプリがあります。
マイナンバー写真のサイズに合わせて撮影できるものや、肌を細かく加工できるものまで幅広いカメラアプリがありますので、是非あなたに合ったカメラアプリを見つけてみてくださいね。
【1】肌荒れしてても安心!『証明写真アプリ』
こちらの『証明写真アプリ』は、写真を拡大してしみそばかすを加工できる機能があります。
細かい肌の荒れ具合が気になるという方も、丁寧に補正することができます。
また、撮影した写真を見ながら明るさやコントラストを調整することができますので、撮影した後に気になるところがあったとしても対応可能です。
サイズは、よく使われるサイズが予め登録されていますが、マイナンバー写真のサイズにしたい場合は数字を入力して設定できますのでご安心を。
【2】パスポート写真のためのアプリ『パスポートサイズフォトメーカー』
パスポート写真と表記されていますが、実はパスポート写真とマイナンバー写真は同じサイズです。その為、パスポートサイズに合わせて撮影ができる『パスポートサイズフォトメーカー』は、確実にマイナンバー写真のサイズに合った写真を撮影することができます。
サイズが少し違っただけでも、マイナンバーカードを申請することができませんので、きちんとサイズに合わせて撮影ができるパスポートサイズフォトメーカーはおすすめです。
スマホ申請も、撮影して保存さえすれば特にサイズ加工することもなく、そのまま申請できるのが良いですね。
【3】アプリなのに自撮りテクを教えてくれる!『履歴書カメラ』
最後に紹介するのは『履歴書カメラ』。
こちらは、iPhoneアプリとしてもご紹介しましたが、Androidでもダウンロードができるカメラアプリです。
Android用は、iPhone用とは特に大きな違いはありませんのでどちらでもワンタップ加工で時短で綺麗な写真を撮影することができます。
また、自撮りが苦手だと言う人には、上手く自撮りができるテクニックを教えてくれる機能が付いています。
スマホの持ち方から、顔の合わせ方まで丁寧に教えてもらえるので、自撮り初心者でも安心です!
マイナンバー写真を自撮りするときのコツ
マイナンバー写真は、1人でも気軽に撮影はできますが、自宅での自撮りはコツを掴んでいなければ上手く撮影できません。
主な失敗例としては、「背景に家具が写ってしまっている。」「規格にあった顔写真を撮影できていない。」などがあります。
自宅での自撮りとなると、スタジオのように撮影環境が良いとは言えませんので多少の背景加工と技術が必要となってきます。
・背景を加工で単色にすること
・セルフタイマーを使うこと
詳しくは、自撮りについてまとめている記事がありますので、自撮りをする前に確認してください。
マイナンバー写真を撮るのにおすすめのアプリまとめ
いかがでしたでしょうか。
マイナンバー写真は、自撮りでもOKですが、いざ自分で撮影してみると意外と難しいことが分かります。
しかし、スマホのアプリを使えば誰でも簡単に撮影することができるので、撮影が難しいマイナンバー写真はアプリで撮影することをおすすめします。
アプリによって特徴が異なりますので、ぜひあなたに向いているアプリを見つけて撮影しましょう!