男子の中学受験写真の服装の選び方や撮影時の注意点を解説!
はじめに
中学受験の第一歩として、願書の提出があります。願書には証明写真を貼り付ける必要がありますが、その写真を撮影するにあたって、様々なお悩みを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか?
特に、小学校に制服がない場合も多いため
「何を着て撮影したら良いのだろう」
と、疑問に思うこともあると思います。
今回の記事では、中学受験をする「男子小学生」に着目し、
- 中学受験写真の服装選びで気を付けたいポイント
- おすすめの服装の具体例
- 服装における撮影前に確認しておきたいこと
などを解説していきます。
これから中学受験写真の撮影の準備を始めようとしている男子受験生やその保護者さんは、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。
男子の中学受験写真・願書写真の服装は手を抜いたらダメ
中学受験写真は本人確認が主な目的であるため、服装に指定がない場合は「適当な服を着て撮影すればいい」と考える方もいると思います。しかし、結論として、男子の証明写真の撮影時には服装にも気を遣った方が良いでしょう。
一部分しか見えていなくても、服装はその人の印象に大きく影響します。だらしのない服を着ていると、着ている人もだらしなく見えてしまうものです。
特に、中学受験では面接のあるケースも多いため、証明写真が面接官に与える印象は決して無視できません。
面接がない場合でも、常識やマナーとして、証明写真は整った身だしなみで撮影しましょう。
男子の中学受験写真・願書写真の服装で気を付けること
男子の中学受験写真の撮影では、どのような服を着ればいいのか悩んでいる方もいるでしょう。
ここでは、男子の中学受験写真における服装選びのポイントを3点紹介します。
男子受験生をもつご家庭の方はぜひ参考にしてください。
受験当日と同じ服装で中学受験写真・願書写真を撮る
すでに受験当日に着ていく服が決まっている場合は、それと同じ服装で受験写真を撮影することをおすすめします。
願書の写真は、試験会場に来た人物が受験者本人であることを証明するためのものです。そのため、できるだけ受験当日と同じ格好にしておいたほうが本人確認がスムーズになります。
服装だけでなく、髪型なども受験当日とはかけ離れた雰囲気にならないように気を配りましょう。
学校の制服か清潔感のある普段着で撮影する
小学校の制服がある場合、願書の写真は制服姿で撮影するのが無難と言えます。基本的に学校の制服はフォーマルな服装として扱われるため、違和感のない仕上がりとなるからです。
小学校に制服がない場合は私服で撮影することになりますが、写真撮影だけのためにわざわざ衣装を一から準備する必要はありません。
白いシャツや落ち着いた色の上着など、きちんとした清潔感のある服なら普段着でも大丈夫です。
受験当日にも同じ服を着ていく場合は、筆記試験を受ける際に腕が自由に動く方がいいので、新調した服より着慣れた服の方が望ましいと言えるでしょう。
襟のあるシャツを着用してきちんと感を出そう
受験写真撮影のための服装を揃える時には、まず襟のあるシャツを用意しましょう。
襟が整ったシワのないシャツを着るだけでも、きちんと感が出るため、襟付きシャツのみで撮影する方もいます。
シャツは白無地がベストですが、中学校によっては淡い色のものや、細いストライプなど目立たない模様があるものでもOKの場合があります。
男子の中学受験写真・願書写真におすすめの服装
男子の中学受験写真の撮影では、なるべくフォーマルめの落ち着いた服装を心がけましょう。
以下では、
- シャツ
- 上着
に分けて、男子の中学受験写真におすすめの服装について詳しく解説していきます。
男子の中学受験写真・願書写真におすすめのシャツ
男子の中学受験写真のシャツは、襟付きのものをおすすめします。
具体的には、
- ・ワイシャツ
- ・ポロシャツ
- ・ボタンダウンシャツ
が良いでしょう。シャツの色は清潔感が演出できる白色が望ましいです。また、おしゃれ目的で柄付きのシャツを選ぶ方もいますが、なるべく無地を選ぶようにしましょう。
上記のシャツを着用することで、清潔感がありフォーマルな印象の仕上がりとなります。
中学受験写真の男子のシャツの選び方は以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
中学受験・願書写真に適したシャツの特徴は?着こなしの注意点も解説!
男子の中学受験写真・願書写真におすすめの上着
受験写真の撮影は襟付きシャツのみでも構いませんが、背景が白の場合は服と背景が同化してしまい、ぼやけた印象の写真になってしまうことがあります。
できれば以下のような上着を着て、背景との区切りをはっきりさせるのがおすすめです。
(1)黒やネイビーの落ち着いた色のジャケット
男子の中学受験写真で着用する上着は、ジャケットがおすすめです。襟付きのシャツの上にジャケットを羽織るだけで、清潔感のあるきちんとした印象になりますよ。
ジャケットのほかには、ブレザーやスーツも適しています。小学校の卒業式で着る予定のものがあれば、それを着て撮影するのも良いでしょう。
ジャケットの柄は無地、色は黒やネイビー、グレー、ブラウンなど落ち着いた色のものを選びましょう。白いシャツに合いますし、背景とのコントラストが鮮明になり、よりしっかりとした印象の写真になります。
(2)落ち着いた色のセーター
中学受験は1月〜2月という真冬の時期に行われることが多いため、セーター姿で受験写真を撮影してもOKです。白い襟付きシャツの上に着ると、きちんと感も充分出ます。
また、受験当日にも着ていくことを考えると、脱いだり着たりしやすいカーディガンもおすすめです。
色や柄はジャケットと同じように、無地で黒やネイビーなど落ち着いた色のものを選ぶといいでしょう。
なお、ジャケットなどの下にセーターやカーディガンを着ると、着ぶくれして太った感じになってしまうので、受験写真の撮影時には避けましょう。
男子の中学受験写真・願書写真ではネクタイはしてもしなくてもOK
ワイシャツを着る場合は、ネクタイを締めるとよりきちんとした印象になりますが、中学受験写真では必ずしないといけないというわけではありません。襟元をしっかり整えておけば、必要ない場合が多いです。
なお、ネクタイ付きの制服を着る場合は、もちろん締めても構いません。
男子小学生の中には、ネクタイを息苦しいと感じてしまう場合もあるので、受験生に合わせてネクタイの有無を決めると良いです。
中学受験写真の男子のネクタイについてもっと知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
中学受験・願書写真でネクタイを付けた方がいい?特徴や注意点を解説
男子の中学受験写真・願書写真でNGな服装例
受験写真や願書写真の撮影では、Tシャツやトレーナー、パーカーといったラフな服装はおすすめできません。カジュアル感が強い服はどうしても清潔感やきちんと感に欠けるため、不真面目な印象を与えてしまいます。
また、襟付きのシャツやジャケットの場合でも、
- ・ブランドロゴが目立つ服
- ・ビビッドカラーの服
- ・キラキラした装飾が付いた服
といった派手なものは避けましょう。落ち着いた色やデザインの服を着た人々の中では、こういった服は悪目立ちしてしまいます。
中学受験写真・願書写真の撮影前に確認すべきこと
受験写真の撮影に適した服装を選んでいても、綺麗に着こなせていなければ台無しです。撮影の時には、以下の3点を中心に服装をチェックしておきましょう。
確認事項1:襟が左右対称になっているか確認する
撮影の前には、服の襟を入念にチェックしましょう。上半身しか写らない受験写真では、襟が綺麗かどうかで印象が大きく変わります。特に男子小学生は動き回ってしまうことが多いため、襟が乱れやすくなってしまいます。
襟を綺麗に整えるコツは、襟の形を左右対称にすることです。右と左で形が揃っていないと見栄えが悪くなってしまうので気を付けましょう。
確認事項2:ネクタイが歪んでないか確認する
ネクタイを締めている場合は、曲がっていないか確認しましょう。ネクタイが歪んでいるとだらしない印象を与えてしまいます。
ネクタイは綺麗に締めたつもりでも、椅子に座るなどちょっとした衝撃で曲がってしまうことがあります。男子小学生はネクタイの歪みに気づくことは難しいので、撮影前に親御さんが整えてあげるようにしてください。
確認事項3:糸くずやごみが服に付いてないか確認する
受験写真ではフラッシュの強い光を当てて撮影するため、服についたゴミやホコリ、糸くずは思った以上に目立ってしまいます。
ゴミなどが服についていると清潔感が大きく損なわれるので、撮影前には服にゴミや糸くずなどが付いていないかチェックし、付いている場合はブラシなどで入念に取り除きましょう。
男子小学生は遊んでいる間に服にホコリが付いてしまうことがあります。特に襟元のゴミや糸くずは見落とさないよう、撮影直前にしっかりチェックしましょう。
男子の中学受験写真・願書写真用の服装はユニクロや通販で買える
受験写真撮影用の服装は、無理に高価なものを用意する必要はありません。ユニクロなどの一般的な衣料品店や通販でも、受験写真撮影や中学受験に着ていけるような服を比較的リーズナブルな価格で購入できます。
当たり前の話ですが、服の値段やブランドで合格・不合格が決まるわけではありません。
この記事で挙げたようなきちんとした服を、失礼のないよう綺麗に着こなしてさえいれば、大丈夫でしょう。
なお、服装を通販で揃える場合は、購入前に実物を確認できないため、サイズやデザイン、素材についてはよく確認し、信用のおけるショップで購入することをおすすめします。
中学受験写真・願書写真は写真スタジオで撮影すれば安心!
受験写真の撮影方法は大きく分けて、
- 写真スタジオ(写真館やフォトスタジオ)
- スピード写真機(自動証明写真機)
- スマホやデジカメなどでのセルフ撮影
の3つの方法があります。
時間を問わずいつでも撮影でき、出費も少ないスピード写真機やセルフ撮影はとても便利です。しかし、撮影前の身だしなみチェックや、照明の調整などは自分でする必要があるため、満足の行かない仕上がりになってしまう可能性があるのが難点です。
また、中学校によってはスピード写真機やセルフ撮影で撮った写真を願書の写真として使えない場合もあります。
できれば中学受験写真・願書写真は、「写真スタジオ」で撮影するのがおすすめです。
写真スタジオには以下のようなメリットがあるため、中学受験写真の撮影を安心して任せられます。
- ・高品質な写真が撮れる
- ・服装や姿勢、表情などのチェックやアドバイスをしてもらえる
- ・基本的にどんなサイズの写真にも対応してくれる
- ・写真が足りなくなったら焼き増してもらえる
- ・写真プリントだけでなくデータも受け取れる
- ・スタジオによってはレンタルの服を用意している場合も
このように、男子の中学受験写真において便利なサービスが揃っています。料金は少々掛かってしまいますが、手間や時間を考えると写真スタジオを利用するのがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、
- 中学受験写真の服装選びで気を付けたいポイント
- おすすめの服装の具体例
- 服装における撮影前に確認しておきたいこと
について解説していきました。
受験写真の撮影時に着る服は、小学校の制服、または白の襟付きシャツの上に落ち着いた色のジャケットをおすすめします。できれば、受験当日に着ていく服と同じ服装で撮影しましょう。これから揃える場合は、ユニクロや通販で購入しても大丈夫です。
また、中学受験写真の撮影には、写真館やフォトスタジオといった写真スタジオをおすすめします。写真をより高品質にできますし、複数サイズの写真や焼き増し、ネット出願のための写真データなどにも対応してくれるので、中学受験写真に関することはほぼすべてお任せできますよ。