【総集編】素敵なフォトウェディングを撮影するポイント|準備・衣装・撮り方について解説
はじめに
「挙式や披露宴ほどの規模は考えていないけれど、結婚というイベントを最大限に楽しみたい!」
そんなカップルから絶大な人気を誇る“フォトウェディング”というブライダルイベントをご存じでしょうか?
本記事では、新郎新婦の2人だけ、もしくは家族を集めた少人数で楽しむことができる点で近年注目されている『フォトウェディング』について準備・衣装・写真の撮り方までをまとめて解説いたします。
特にフォトウェディングの事前準備・撮影衣装について・写真の撮り方についての情報を詳しくまとめましたので、フォトウェディングを考えているカップルも、フォトウェディングについて知りたいカップルもぜひ一度目を通してみてくださいね。
フォトウェディングにお呼ばれした家族の方にもおすすめの記事となっています。
フォトウェディングとは?
そもそも「フォトウェディング」を簡単に説明すると“写真撮影だけの結婚式”です。
新たな夫婦となる2人で結婚の衣装に身を包み、スタジオを利用した写真撮影や憧れのロケーションでの写真撮影を行うことで結婚式の代わりにします。
フォトウェディングといっても立会人を呼んで2人だけの挙式をおこなったり、親族を呼んで会食の場を設けたりと、写真館や式場によってさまざまなフォトウェディングプランが用意されています。
よく耳にする「前撮り」「後撮り」とフォトウェディングとの違いは、結婚式を行う前提で写真撮影をするかどうかという点のみとなります。
挙式や披露宴と比べると、「費用が抑えられる」「準備にかかる時間や手間が少ない」「ゲストを呼ばないので、自分たちの好みで物事が決められる」というメリットがあるため、近年さらに注目を浴びているウェディングイベントです。
フォトウェディングに決めたら「検討すること」
挙式や披露宴と比べて準備に手間や時間がかからないフォトウェディングと言えど、満足の行くウェディングイベントにするためには事前に検討しておくべきポイントがたくさん存在しています。
ここではフォトウェディングを行う前に検討すべき項目をまとめましたので、順にチェックしてみましょう。
フォトウェディングの準備1:依頼する写真館・カメラマンの検討
フォトウェディングの準備をする上でまず最初の課題となるのは、フォト撮影を依頼する写真館やカメラマンを決めておくことです。
近年のフォトウェディング需要から、写真館やフォトスタジオでもさまざまなフォトウェディングプランを用意しています。
その中から、自分たちの希望や好みに合ったフォトウェディングプランがある写真館を探すことが大切です。
例えば以下のような点をチェックし、自分たちのフォトウェディングを任せられる写真スタジオを決めていきます。
- カメラマンやヘアメイクさんはプロの方なのか
- 撮影費用はどのくらいかかるのか
- 写真館が用意するスタジオの雰囲気は希望に合っているのか
- 撮影したいロケーションの対応ができる写真館なのか
また、カメラマンによって撮影する写真の雰囲気やテイストが大きく変わることもあるので、写真館によってはカメラマンを指定できるプランがあることも。
さらにこだわるカップルの場合は個別で好みのカメラマンを探すこともあるので、フォト撮影を依頼するカメラマンを検討することがどれだけ大切なのかがわかりますね。
セルフでフォトウェディング撮影をするカップルはいる?
大切なフォトウェディングだからこそ、自分たちの好みをたっぷり表現できるセルフフォト撮影がしたいと考えるカップルも多いですよね。
セルフフォトウェディングを希望するカップルに向けてウェディングスタジオを提供してくれる写真館もありますので、それだけ需要があることも伺えます。
しかし、写真撮影についてのこだわりやそれなりにフォト撮影の経験がないとセルフフォトウェディングの難易度が高いことも事実です。
写真の出来栄えにこだわるよりも2人きりでリラックスしたフォトウェディング撮影を楽しみたいカップルにはおすすめですが、写真の質にもこだわりたい場合にはよく検討してからセルフ撮影に挑みましょう。
フォトウェディングの準備2:予算を考慮したプランの比較・決定
挙式や披露宴と比べて費用が抑えられるフォトウェディングですが、希望するプランやオプションによって費用に大きく差が出ることもあります。
そのため、予算を考慮した上でフォトウェディングプランの比較をして写真館や利用するプランの最終決定をする必要があります。
特にフォトウェディングのロケーション撮影を考えている場合は、選んだロケーションによって移動費用・出張費・撮影場所の使用料などでも金額に差が出てくるのでチェックしておきましょう。
フォトウェディングの準備3:撮影の場所・季節・日程を検討
フォトウェディングを設定する時に意外と見落としがちなのは、フォト撮影をする場所やその場所のベストシーズンなどを考慮してフォト撮影の日程を検討することです。
まずは、フォトウェディングの撮影をスタジオで行うか希望のロケーションで行うかを検討します。
スタジオでのフォトウェディング撮影ならどんなセットで撮影したいかを考えれば基本的なことはクリアできますが、ロケーション撮影を検討する場合には撮影する場所のベストシーズンについても考える必要があります。
季節によって雰囲気が変わってくるロケーションも多いですから、ベストシーズンがいつなのかを調べてから写真館やカメラマンの予約取りをする必要があります。
フォトウェディングの準備4:海外フォトウェディングの検討
フォトウェディングでロケーション撮影を希望するカップルの場合は、さらに海外でのフォトウェディングを検討してみることもおすすめです。
日本で予約することができて海外の素敵なロケーションで撮影ができる海外フォトウェディングはかなり人気のフォトウェディングプランです。
日本にはない素敵なロケーションでフォトジェニックなウェディング撮影が楽しめる海外フォトウェディングは、ハネムーンと一緒に楽しむことができるという点も魅力的です。
挙式はしないものの、せっかくなら豪華に結婚というイベントを楽しみたい、素敵な思い出を作りたいカップルにおすすめなのが海外フォトウェディングです。
フォトウェディングの準備5:家族写真・会食は必要か検討
結婚というイベントを両親や兄弟姉妹にお披露目をしたいカップルに向けて、フォトウェディングプランの中には家族写真の撮影や会食付きのプランを検討する必要もあります。
10人程度までの小規模な会食プランであればいろんな写真館やホテルなどがプランを提供していますので、必要に応じて探してみましょう。
親族用の衣装もレンタルできる撮影プランを用意している写真館も多いので、必要に応じて検討してみてもよいかも知れませんね。
フォト撮影に利用するロケーションや希望によってドレスコードにこだわらずに自由な発想のフォト撮影が楽しめる点もフォトウェディングの楽しいところ。
リゾートでのフォトウェディングなどでは特に、フォトウェディングに参加する全員がとてもカジュアルな服装でフォト撮影をすることもあります。
披露宴ほど大規模なイベントは好まないカップルでも、こじんまりとアットホームに楽しめるフォトウェディングの家族写真付きプランや会食付きプランはおすすめです。
素敵なフォトウェディング撮影のポイントは「身だしなみ」
素敵なフォトウェディングの撮影を楽しみたいのなら、注目しておくべきポイントとなるのが身だしなみです。
ここでは、新婦・新郎、一緒に写る家族ごとにフォトウェディングに臨むときの理想的な身だしなみポイントのまとめてみましたのでぜひチェックしておきましょう。
【花嫁】魅力的なフォトウェディングを撮影する身だしなみ
まずは、魅力的なフォトウェディング撮影のために大切となる花嫁の身だしなみをチェックしてみましょう!
ここからは、花嫁の衣装や髪型、アクセサリーやメイク、ネイルまで身だしなみに関する点をまとめて解説していきます。
フォトウェディング撮影の秘訣1:花嫁の衣装
フォトウェディングの撮影で選ぶ花嫁衣装を(1)ウェディングドレスにするのか、(2)白無垢や色打掛にするのか、によってその後の撮影プランが大きく変わることも考えられるので、まずは花嫁衣装についてのまとめ情報をチェックしてみましょう。
オプション料金がかかる可能性は高いですが、ウェディングドレスと白無垢の両方を着て撮影できるフォトウェディングプランもあるのでその点も合わせて考えてみると良いですね。
花嫁の衣装1:ウェディングドレス
華やかで特別感のあるウェディングドレスでのフォトウェディングを希望される花嫁は多いですが、一言でウェディングドレスと言っても実にたくさんのデザインがあることをご存じでしょうか。
どんなウェディングドレスのデザインまとめを順にチェックしてみましょう。
- 【Aライン】
- アルファベットのAの形に似て、ウエスト辺りの位置から裾にかけて広がりをみせるシルエットのドレスのことです。
縦のラインが強調されるデザインのドレスなので、どんな体型にも似合いやすいラインのドレスです。
背を高く足を長くみせる効果があるのも嬉しいデザインですね。 - 【プリンセスライン】
- 上半身はぴったりと身体にフィットし、ウエストから裾にかけてフレアーで広がったシルエットのドレスのことです。
中に入れるパニエのボリュームを変えることで印象を変えることもできます。
華やかでお姫様のようなデザインのドレスですが、背の高い人にも低い人にもおすすめできる憧れドレスです。 - 【マーメイドライン】
- スレンダーなシルエットのドレスで、ひざ下あたりから人魚の尾ひれのように広がるラインが大人っぽくてゴージャスな印象のあるドレスです。
背が高い方や、ほっそりとした方にはとくにおすすめしたいデザインです。 - 【スレンダーライン】
- 体のラインに合わせた細身のシルエットのドレスです。長身で細身の方によく映える美しいデザインで、エレガントな雰囲気が魅力的。
レストランやガーデンなどの雰囲気に良く似合う雰囲気を持っているデザインです。 - 【エンパイアライン】
- 胸下の高めの位置にウエストをとるハイウエストで直線的なラインがクラシカルで印象的なドレスです。
広がりが少ない縦長のシルエットなので身長を高くみせる効果があります。
ウエストの締め付けがないデザインなので、マタニティにもおすすめできるタイプです。 - 【ベルライン】
- ウエストを横のラインで細く絞った上で、腰から裾にかけて広がったラインが鐘のような形で可愛らしいデザインです。
比較的どんな体型の方にも似合うシルエットですが、ほっそりとした足が自慢の方はミニ丈にチャレンジしてみても素敵なドレスです。
ウェディングドレスのデザインまとめと合わせて、ドレスの色味もチェックしておきましょう。
ウェディングドレスには「ホワイト(純白)」「オフホワイト」「アイボリー」の3種類の白が存在していますので、それぞれの特徴を知っておくことも大切です。
- 【ホワイト(純白)】
- 青みを帯びてみえる白のウェディングドレスはホワイト(純白)のドレスです。
清楚感と上品さのある色味のドレスで、色白な方におすすめのカラーとなります。 - 【オフホワイト】
- 陶器のような白で、柔らかな印象が素敵なウェディングドレスはオフホワイトです。
日本人の肌の色に良く似合う白なので、ウェディングドレスの多くがこのカラーで用意されています。 - 【アイボリー】
- 生成りとも呼ばれ、黄みがかったあたたかな雰囲気が素敵なウェディングドレスはアイボリーです。
色黒な方にもよく似合うカラーで、肌の色味を健康的にみせてくれるカラーです。
ウェディングドレスのデザインや色味についてをチェックしておくことで、自分にはどんなデザインのウェディングドレスが好みなのか、似合うのかなどの指標となるので事前に考えをまとめておくこともポイントです。
ウェディングドレスの試着をする時には一度に色んなドレスを試着することになるため、着用時の印象や雰囲気を後から見返すために写真で記録しつつ検討してみることをオススメします。
また、ウェディングドレスを着用した際にそのドレスでどれだけ動けるのか、動いた時のウェディングドレスの印象もチェックしておくとフォトウェディングを撮影する際の参考にもなりますよ!
花嫁にとって非常に重要なウェディングドレス選びですからじっくりと時間をかけて後悔のない花嫁衣装を選べるように、ドレスショップのスタッフや経験者の方などからも意見を聞いたり情報を集めてみることも大切です。
花嫁の衣装2:白無垢・色打掛
日本の伝統的な衣装である白無垢や色打掛でのフォトウェディングに憧れる方も多いはず。
和装のウェディング衣装の場合は、使われている柄の意味をチェックしてウェディング衣装選びをしてみることがオススメなので、白無垢・色打掛のまとめ情報をチェックしてみましょう。
《白無垢(しろむく)》
白無垢とは、身に着ける着物や帯、小物に至るまでを純白で揃えた花嫁衣装のことを言います。
結婚式で着用する和装のなかでも最上級の正礼装とされていて、和装の結婚式では定番の花嫁衣装です。
結婚という特別な行事にのみ着用されていた白無垢のもつ豪華で格式高い雰囲気は日本の伝統的な魅力が詰まっています。
- 【白無垢に使われる代表的な柄とその意味】
- (1)鶴
- 長寿の象徴とされる縁起の良い柄で、夫婦で仲良く一生を過ごすとされる鶴の柄は結婚の場にもぴったりです。
- (2)鳳凰
- 平和の象徴とされる縁起の良い柄で、豪華な雰囲気が結婚の場にもふさわしいものとされています。
- (3)菊
- 無病息災の象徴とされる縁起の良い柄で、大輪の菊の華やかな雰囲気が白無垢にぴったりです。
身に着けるもの全てを白に揃えるとされている白無垢ですが、デザインや好みによって「ふき」と呼ばれる表に見せる裏地のラインが赤のものや掛下や半衿の色を赤にすることがあります。
日本の伝統色である赤は古来から「けがれを祓う」力があるとされている色なので、結婚の場にもふさわしいとされてポイントカラーに使われることが多いです。
艶やかでおしゃれにも見えるので、白無垢を選ぶ際にはぜひチェックしてみましょう。
《色打掛(いろうちかけ)》
色打掛とは、掛下の上から羽織る打掛に白以外の色を選んだ花嫁衣装のことを言います。
色打掛は挙式の際のお色直しとして着ることが多い花嫁衣装ですが、フォトウェディングでも白無垢と色打掛の両方を着て撮影をするという方が多いです。
- 【色打掛に使われる代表的な柄とその意味】
- (1)亀
- 鶴と同じく長寿の象徴とされる柄です。甲羅をモチーフにした六角形の模様となっていることが多いです。
- (2)桜
- 日本を象徴する花なので、春以外の季節でも着用できる柄です。「サ=神、クラ=座る」という意味もあるので、縁起の良い花ともされています。
- (3)宝尽くし
- 七宝(財宝の象徴)、打ち出の小槌(富の象徴)、巻物(知恵・知識の象徴)などが詰まった縁起のよい柄とされている模様です。
その他にも松・竹・梅や貝、流水・雲などさまざまな柄がある色打掛を気に入った柄で選ぶのもオススメですが、花柄を選ぶ場合には、フォトウェディングを撮影する時期に合わせた季節の花を選ぶと良いとされていますので少しだけ注意してみましょう。
- 【色打掛で人気のカラーとその意味】
- 人気色1:赤
- 古来より「けがれを祓う」とされる赤をベースに柄を散りばめた定番人気の色打掛です。どんな人にも合わせやすいカラーなので、選べる柄も多いです。
- 人気色2:黒
- 「何物にも染まらない」象徴とされる黒をベースにした色打掛は、結婚の場でも高級感や格式を感じさせる雰囲気が人気のカラーです。金模様の柄がよく映える色打掛です。
- 人気色3:白
- 「純潔・無垢・純真」の象徴とされる白地に華やかな模様を散りばめた白の色打掛も人気のカラーです。清楚なイメージが強く結婚の場の厳粛な雰囲気が引き立つ色打掛です。
- 人気色4:金
- 「富・不変・神聖」などの象徴とされる華やかな金も人気の色打掛です。和装の最高峰とされるのも納得の雰囲気があり、金の色打掛に一目惚れする花嫁も多いのだとか。
和装のウェディング衣装を試着する際にチェックしておくべき点は、衣装を実際に着用したときの柄の位置についてです。
気に入った柄の着物でも、身長などによって見え方が変わってくる可能性があるのでぜひチェックしておきましょう。
背が高い方には大輪の花などが入った豪華な柄のものや、モダンなイメージの衣装がよく似合います。小柄な方には小花柄や淡い色合いの衣装がよく似合いますので参考にしてみてくださいね。
フォトウェディング撮影の秘訣2:花嫁の髪型
花嫁衣装を選ぶことができたら、次に衣装に合わせた髪型を考えてみましょう。
希望するヘアアレンジによってはそれなりの髪の長さが必要な可能性もありますので、フォトウェディングに向けた髪型についても意識してみましょう。
花嫁の髪型1:アップスタイルorダウンスタイル
ウェディング衣装に合わせた髪型は、大きくわけて2種類が考えられます。
後ろ髪をまとめる形でヘアアレンジをするアップスタイルと、髪をおろした状態でヘアアレンジをするダウンスタイルです。
和装衣装の多くはアップスタイルの髪型もしくは鬘の利用となりますが、ウェディングドレスの場合はアップスタイルにするのかダウンスタイルにするのかで大きく印象が変わってきますのでしっかりチェックしてみましょう。
- 【アップスタイルで代表的な髪型と印象】
- (1)花嫁アップスタイル
- 大人キレイめアレンジ・ロイヤル感のある雰囲気
- (2)お団子ヘアアレンジ
- かわいい印象の強いアレンジ・フェミニンな雰囲気がキュート
- (3)編み込みアップスタイル
- 華やかでかわいいアレンジ・とにかく華やかで存在感も◎
- (4)ポニーテール風アップスタイル
- シンプルなのに華やかアレンジ・清楚感があってキュート
全体的に上品で清楚感のあるスタイルに仕上がるアップスタイルを好まれる方も多いはず。
どんなウェディングドレスを選んだかで雰囲気に合わせた髪型を選ぶことも大切です。
- 【ダウンスタイルで代表的な髪型と印象】
- (1)シンプルダウンスタイル
- 髪の長さを活かしたアレンジ・髪の巻き方や流し方で色んな印象に
- (2)ハーフアップスタイル
- カジュアルとシックのよいとこどりアレンジ・明るい髪色にもおすすめ
- (3)ローポニーテール風スタイル
- シンプルかわいいアレンジ・シンプルフェミニンで清楚感アップ
動きがでることでカジュアルながらも華やかなスタイルに仕上がるダウンスタイルは、長い髪が自慢の方にもおすすめの髪型です。
シンプルだからこそ、髪の巻き方や流し方でイメージが大きく変わることもダウンスタイルの魅力ですね。
花嫁の髪型2:髪飾りはどうするか
衣装に合わせた髪型にぴったりの髪飾りを考えておくことも、フォトウェディングの身だしなみ重要ポイントです。
シンプルな雰囲気が好みだとしても、華やかなウェディング衣装に合わせた髪飾りをつけるほうが全体的な雰囲気がまとまってみえるので、フォトジェニックな写真撮影には欠かせません。
小さなパール飾りを散らしたり、ドライフラワーなどを使ったナチュラル系の華やか髪飾りの利用を考えてみましょう。
ウェディングドレスで定番人気のティアラや花冠を使いたい場合には、合わせる髪型にも注意しておく必要がありますね。
フォトウェディングの場合はロケーションに合った髪飾りかどうかも考えておくと、より雰囲気のある写真撮影が楽しめることもあります。
例えば、自然溢れるロケーションの場合にはティアラよりも花冠が似合うことが考えられますし、都会のようなロケーションの場合はティアラの方が写真の雰囲気には合いそうです。
それぞれ好みの雰囲気に合わせて髪飾りを用意してみましょう。
和装の花嫁衣装の場合には、角隠しや綿帽子といった定番の小物から、扇子飾り、つまみ細工や造花の花、生花まで色んなタイプの髪飾りで個性を出すことができますのでじっくり選んでおきましょう。
フォトウェディング撮影の秘訣3:花嫁の小物・アクセサリー
フォトウェディングの撮影をさらに素敵なものにするために、小物やアクセサリー類にも力を入れてみましょう。
華やかで豪華なウェディング衣装に合わせた小物類についてのまとめ情報です。
花嫁の小物1:ネックレス・イヤリング(ピアス)
ウェディングドレスの場合の花嫁アクセサリーとして「ネックレス」と「イヤリングorピアス」
和装の花嫁衣装の場合の花嫁アクセサリーとして「イヤリングorピアス」の用意をしてみましょう。
ネックレス
ウェディングドレスのネックレス選びで大切なポイントは長さと形です。
ドレスの胸元のデザインに合わせてネックレスの形と長さを変えることでデコルテがよりキレイに見えるので、バランスをきちんと見ておきましょう。
- 【胸元が直線のラインのウェディングドレスの場合】
- 円弧を描く形の上品なデザインのものを選ぶとドレスデザインとの相性も良くなります。
- 【胸元がVの字ラインのウェディングドレスの場合】
- ネックレスもV字型のタイプのものを選ぶと、デコルテが露出し過ぎず豪華で上品な雰囲気を出せるので相性も良いです。
イヤリング・ピアス
イヤリングorピアスも花嫁衣装に欠かせないアクセサリーです。
- 【洋装の花嫁衣装の場合の耳元アクセサリー】
- 華やかで上品なドレス姿を収めたいフォトウェディングでは、顔周りが華やかに見える耳元のアクセサリーが大きなポイントとなってくるので必ず用意しておきましょう。
ヘアスタイルや衣装に合わせた雰囲気のものを選んでバランスをとることも大切です。 - 【和装の花嫁衣装の場合の耳元アクセサリー】
- 華やかな和装衣装の場合は、髪飾りや衣装のバランスで付けるか付けないかを選ぶのが◎です。
古典的な花嫁衣装を着る場合や大きめで豪華な髪飾りを付ける場合は、耳元のアクセサリーは付けないほうが全体のバランスがとれることが多いです。
モダンなデザインの花嫁衣装・髪型を選んだ場合や現代風の和装衣装を選んだ場合には、雰囲気に合わせたイヤリングorピアスを付けることでお洒落感が強調されることもあります。
花嫁の小物2:グローブ
引用元:mybest
花嫁衣装にウェディングドレスを選んでいる場合には、手や腕を覆うグローブも注目すべきアイテムなのでチェックしましょう。
ウェディングドレスの素材感に合わせたものを用意するとグッと雰囲気がありおしゃれな仕上がりとなります。
長さもデザインも様々なグローブですが、ここではドレスのタイプ別でおすすめのグローブ丈をまとめてご紹介します。
ビスチェタイプ・タンクトップタイプのドレス | 肘上丈グローブor肘下丈グローブ |
オフショルダー・キャップスリーブタイプのドレス | 肘下丈グローブor肘上丈グローブ |
袖付きタイプのドレス | ショートグローブ |
シンプルなタイプのウェディングドレスにはシンプルなグローブを、装飾の多いタイプのウェディングドレスには装飾の入ったデザイングローブを合わせてみると全体のバランスが取れて素敵です。
花嫁の小物3:筥迫・懐剣・末広
花嫁衣装に和装を選んでいる場合には、日本の伝統ある小道具を忘れずに用意しておきましょう。
小道具それぞれについての情報と込められた意味をまとめて紹介いたします。
- 【筥迫(はこせこ)】
- .武家の女性が身だしなみに使うものを入れて持ち歩いていた箱状のもので、胸元の合わせに差し込んで飾る小道具です。
▷込められた意味…「身だしなみに気をつけて、いつまでも美しくあるように」 - 【懐剣(かいけん)】
- 武家の女性が護身用に持っていた短剣のことで、帯の間に挿して飾ります。
▷込められた意味…「邪悪なものを寄せ付けない」「一度嫁いだら帰らない」など - 【末広(すえひろ)】
- 扇子のことで、広げると片側が金、反対側が銀色になっているもののことです。帯に挿して飾ったり、手に持って写真撮影をしますが、広げた状態で持つことはマナー違反とされています。
▷込められた意味…「末広がりの幸せが続くように」
フォトウェディング撮影の秘訣4:花嫁のメイク
フォトウェディングを撮る上で欠かせない身だしなみが花嫁のメイクです。
ブライダル用のメイクは、花嫁衣装や身に着けるアクセサリーを意識したメイクにすることが大切となってきますのでまとめてチェックしてみましょう。
花嫁のメイク1:洋装メイクのポイント
引用元:Wedding News
洋装のブライダルメイクのポイントは、いつもより濃いめで派手なメイクにすることです。
華やかでゴージャスなウェディングドレスに負けないように濃いめのはっきりとしたメイクに仕上げることで、全体の雰囲気にバランスをとることができます。
また、フォトウェディングの撮影用にベースメイクをしっかりめに仕上げたり、落ちにくいマスカラを使用したりと、化粧崩れ対策がきちんと施せているかも重要なポイントです。
カラードレスに着替える場合には、メイクもドレスに合わせた色味のものに変える必要があることも要チェックです。
花嫁のメイク2:和装メイクのポイント
引用元:Wedding News
和装のブライダルメイクの場合には、メイクの方法も日本の伝統を織り込んだメイクとなる場合が多いです。
水化粧と呼ばれる手法で、おしろいを水に溶かして刷毛で塗るというベースメイクがポイントとなってきます。
白塗りとも呼ばれますが、舞妓さんのように真っ白にするわけではなく、あくまで白っぽくなるように施すのが最近の主流メイクです。
和装の場合はシェーディングなどは入れずに、平面的なメイクに仕上げたあとにポイントメイクで色を入れていくこととなります。
マットな質感を重視して白無垢や色打掛を着た時に地肌が浮かないように気をつけることもポイントとなります。
フォトウェディング撮影の秘訣5:花嫁のネイル
フォトウェディングを撮影するうえでも気を抜かないほうが良いのは花嫁のネイルです。
細かな点に思えても、爪先は意外と視線のいくところなので素敵な写真を撮る事が目的になるフォトウェディングだからこそ気を配ってみましょう。
洋装・和装ともに花嫁衣装に似合うデザインや色味のものを選んでネイルをしておくこともフォトウェディングでは大事なポイントです。
ネイルを施術する方法と施術するべき時期をまとめて紹介いたします。
- ジェルネイル・スカルプチュア:フォト撮影日の1週間前から前日
- ネイルチップ:フォト撮影日の当日
- マニキュア:フォト撮影日の2日前から前日
あまりに早くの時期からネイルの用意をしておくと欠けたり剥げたりしてしまうので、できるだけフォト撮影の日の間際に用意をするようにしておきましょう。
【新郎】かっこいいフォトウェディングを撮影する身だしなみ
魅力的なフォトウェディングの撮影のために重視すべき新郎の身だしなみをチェックしてみましょう。
華やかな花嫁のとなりに並ぶ新郎の身だしなみもとっても大切ですので、新郎衣装についてもきちんと理解しておいてください。
フォトウェディング撮影の秘訣1:新郎の衣装
撮影中、花嫁を格好良くエスコートするためには、新郎の衣装にも気を配るべきポイントがたくさんです。
そして、花嫁の選んだフォトウェディング衣装に合わせた雰囲気の服装であることも重要視されます。
新郎新婦の2人が並んだ時のバランスを考えた新郎衣装について考えてみましょう。
新郎の衣装1:ジャケット×シャツ×ネクタイの組み合わせ
新郎の衣装を構成する大きな要素である「ジャケット」「シャツ」「ネクタイ」について、それぞれの組み合わせを考えるのが新郎衣装選びの醍醐味です。
ジャケット・シャツ・ネクタイそれからベストのデザインやカラーの組み合わせ方で、新婦のウェディング衣装の雰囲気と合うような新郎の衣装を考えてましょう。
2人の衣装に共通するテーマカラーなどを考えるとぐっと雰囲気がでて素敵ですよ。
その他の新郎小物としてはポケットチーフやグローブ・カフスなどが考えられます。
好みや必要に応じて利用することで新郎衣装にも華やかさがプラスされるので、ぜひ色んなデザインやカラーの組み合わせを検討してみましょう。
フォトウェディングの新郎のジャケット
本来の服装マナーを考えると時間帯によってジャケットの型を変える必要があるのですが、日本の結婚式やフォトウェディングの場合にはそこまで厳密に守る必要はありません。
細かなマナーが気になる場合には、少し意識してみても良いかもしれませんね。
代表的なジャケットについての知識を深めてみましょう。
- 【タキシード】
- 新郎衣装として定番人気の衣装がタキシードです。
本来のタキシードは夜間に着られる白と黒でまとめた男性衣装のことを指すのですが、日本のウェディングでは夜間以外でも好んで着られています。
タキシードの代表的なカラーは白・黒・紺で、襟の部分がサテン地になっていたりジャケット丈の長さなどでデザインの違いがでてくる衣装です。 - 【モーニング】
- 日本では新郎新婦の父親が着るイメージが強いモーニングですが、本来は昼の時間帯にあたる正礼装なので新郎が着てももちろん大丈夫です。
ただ、本来のデザインままのモーニングはやはり父親が着るイメージが強いので、新郎用にアレンジしたタイプをお洒落に着こなすことをおすすめします。
モーニングの代表的なカラーは白・黒・グレーで、中に合わせるベストとモーニングの色を揃えてもよし変えてもよしでお洒落に着こなせる衣装です。 - 【フロックコート】
- 直線的なデザインが格好良く決まるフロックコートも本来は昼の時間帯の礼装です。
落ち着いてエレガントな雰囲気が人気の男性衣装で、フロックコートの代表的なカラーは白・グレーです。 - 【テールコート】
- 日本では燕尾服という呼び方で親しまれるウェディング衣装です。
ジャケットの前丈が短く、後ろ姿はツバメの尾のようなデザインのジャケットのことを指します。
本来は晩餐会で着るような衣装なので、夜間のイメージが強く厳粛なフォーマルな雰囲気が素敵な衣装なので、フォトウェディングの場合も撮影するロケーションや花嫁衣装のイメージに合わせて検討してみましょう。
フォトウェディングの新郎のシャツ
ウェディングの場合には「ウイングカラーシャツ」と呼ばれるデザインのシャツを着用します。
色は白で、華やかさを足したい場合には胸の部分にプリーツがあるウイングカラーシャツを選ぶこともあります。
袖はダブルカフスと呼ばれる折り返されて二重になっているデザインが一般的です。
フォトウェディングの新郎のネクタイ
新郎の衣装の雰囲気を大きく左右するネクタイも大切なウェディング衣装です。
レギュラータイ・蝶ネクタイ・クロスタイの3種類のなかからジャケットや新郎の雰囲気などを考慮して選ぶことをおすすめします。
ネクタイのカラーは白やシルバー・黒・紺などから選ぶことが一般的で、花嫁がカラードレスを着る場合にはドレスに合わせたカラーを選ぶと新郎新婦のウェディング衣装でのバランスが生まれてとても素敵な雰囲気となります。
新郎の衣装2:和装は黒の紋付羽織袴が定番
和装の花嫁に合わせた新郎衣装は、黒の紋付羽織袴がフォトウェディングでも定番人気です。
紋のついた長着に袴をはき、紋のついた羽織を身に着けることで完成する衣装となります。
左右の胸と両袖の後ろ、背中に紋をつけた五つ紋が正式の形とされるので「五つ紋の黒紋付羽織袴」と呼ばれることもあります。
正式には家紋を付けることが必要ですが、レンタルの場合や家紋がわからない・家紋にこだわらない場合には通紋と呼ばれる「五三桐(ごさんのきり)」や「丸に違い鷹の羽(まるにたがいたかのは)」などが付いた紋付羽織で大丈夫です。
レンタルの場合でも自分の家紋をプリントシールで付けられるサービスを行っているレンタルショップが多いので、必要に応じて利用を検討してみましょう。
フォトウェディング撮影の秘訣2:新郎の髪型
フォトウェディングでばっちり決めたい新郎におすすめの髪型をまとめてみましたのでぜひチェックしておきましょう。
多くの髪型が洋装・和装どちらでも使えるので、好みによって検討してみましょう。
- 【新郎におすすめの髪型】
- (1)七三分け
- おでこを出すようなタイプの七三分けはタキシードとの相性バツグンで定番人気
- (2)オールバック
- キリッとしたイメージで格好よく決まるオールバックも人気の髪型(1)
- (3)ツーブロック
- サイドをツーブロックにした七三分けはスタイリッシュでおしゃれ
- (4)短髪ショート
- 毛先をツンツンと上に立てる髪型は男らしくて格好良く決まります
- (5)きつめパーマ
- 顔つきがキリッとした方にとくにおすすめの髪型
- (6)マッシュパーマ
- カジュアルめのパーマでゆるかわいい雰囲気の髪型
男性の髪型は和装でも洋装でもどちらも決まりやすいのが特徴です。
服装よりも顔つきの雰囲気で左右されると言えるでしょう。
普段よりもしっかりめのセットにすることでフォトウェディング向きのきちんと感が演出できます。
フォトウェディング撮影の秘訣3:新郎のメイク
フォトウェディングを撮影する際には、新郎も合わせてメイクをすることがおすすめです。
きちんとしたベースメイクを施すと肌がキレイになって写真写りが格段によくなりますし、気になるニキビ跡や青ひげを隠すこともできますのでぜひ検討してみましょう。
眉を整えて顔立ちをはっきりさせたり、ナチュラルカラーの口紅を利用して健康的な印象をつけたりと写真写り命のフォトウェディングには嬉しい効果が期待できます。
【家族】フォトウェディングを撮影に参加する家族の身だしなみ
最近のフォトウェディングでは、新郎新婦2人だけの撮影以外に両親や兄弟姉妹、ペットなどを含めたフォト撮影がトレンドになってきていますよね。
フォトウェディングに参加する家族だからこそ身だしなみには気を抜けません。
幸せな2人の祝福の場にふさわしい服装を心がけて、フォトウェディングの撮影がよりよいものになるように協力しましょう。
フォトウェディングにお呼ばれする家族の人数は最大でも10人程度が一般的で、家族の参加するフォトウェディングは天候によって左右されることが少ないスタジオ撮影で行われることが多いようです。
家族の身だしなみルール1:新郎新婦を引き立てる控えめな衣装・髪型
フォトウェディングの撮影に参加する家族であっても、挙式や披露宴の際と変わらないような服装を心がければOKです。
新郎新婦より目立つことがないように控えめでありつつフォーマルな衣装を心がけましょう。
ただ、海外でのロケーション撮影に参加する家族の場合などはカジュアルな服装となることも。
新郎新婦が望むフォトウェディングの雰囲気によって家族の服装を変えることもあるので、その場合は新郎新婦の要望に沿った服装を心がけましょう。
フォトウェディング撮影プランや選べるオプションのなかには、家族の衣装レンタルやヘアメイクのサービスもあるので必要に応じて利用を検討してみるのが良さそうですね。
家族の身だしなみルール2:親は両家で格を合わせる
フォトウェディングの撮影に参加する新郎新婦の両親の服装の格を合わせることで、全体の雰囲気がまとまって雰囲気のよい写真が撮影できますので気をつけてみましょう。
フォーマルな服装を厳密に区分すると「正礼装、準礼装、略礼服、平服」と分けられます。
この服装の格を両家の両親で揃えることが大切ですが、基本的に正礼装の服装で大丈夫です。
また、洋装・和装による格の違いはないので両家の両親で和洋混合の服装になることを避ける必要はありませんが、新郎新婦の要望によってはあえて全員の衣装のテイストを揃えることもあるそうです。
フォトウェディングに参加する家族の衣装やヘアメイクのための撮影オプションプランもあるので、手持ちの衣装で間に合わない場合は、フォトウェディングのオプションなどを利用してみましょう。
家族の身だしなみルール3:新郎新婦との間柄で格が変わる
フォトウェディングの場合、仲のよい家族同士で格に捕らわれない自由な服装でフォト撮影に望むこともあります。
例えば、参加する全員が平服を着用したフォト撮影を新郎新婦が望んだ場合は、平服でフォト撮影に参加すればOKということになります。
ロケーション撮影や海外フォトウェディングの撮影の場合は、とてもラフな服装でフォト撮影をすることも。
形式的な服装を着用するよりも、ロケーションに合った服装が優先されるということです。
フォトウェディングに参加する家族が当日の服装に迷う場合は、新郎新婦がどんなフォト撮影を望んでいるのかを聞いてみることが重要となります。
後悔しないフォトウェディング撮影のポイントは「撮り方」
フォトウェディングに向けての身だしなみをまとめてチェックしたら、いよいよフォト撮影が始まります。
せっかくフォトウェディングの準備を完璧に整えたのに、肝心の撮影が上手くいかないと期待していたフォトウェディングにすることができないかもしれませんよね。
後悔しないフォトウェディングにするためにも写真の撮り方についてのまとめ情報もチェックしてみましょう。
フォトウェディングの撮り方1:インスタグラムや見本を参考に指示書を作成
フォトウェディングの撮影に入る前にどんな雰囲気のフォト撮影をしたいのか、どんな構図で撮りたいのかを写真館やカメラマンに伝えるフォト撮影の指示書を作成することがおすすめです。
撮りたい構図やポーズ、希望する雰囲気が掴めたらインスタグラムやフォト撮影の見本を参考に撮影の指示書を作成しましょう。
1つのポーズや構図につき、参考になりそうな画像を2,3枚用意しておくとフォト撮影にあたるカメラマンも新郎新婦がどんな写真撮影を希望しているのかがわかりやすくなるのでおすすめです。
指示書作りに自信がなかったり、忙しい方の場合は「こんな雰囲気の撮影がしたい」とイメージを伝えるだけでも構いません。
むしろ、あれもこれもと詰め込みすぎたウェディングフォト撮影よりもプロのカメラマンが判断したフォト撮影のほうが良い写真が撮れることもありますので、絶対に外せないリクエストや構図以外はカメラマンにお任せしてみるような指示書もおすすめです。
フォトウェディングの撮り方2:複数の撮影スポットでいろんなポーズ
フォトウェディングの撮影にあたり、複数の撮影スポットでいろんなポーズのフォト撮影を楽しむことがおすすめです。
せっかくのスタジオ撮影やロケーション撮影になるので、使える場所はとことん使っていろんなポーズでのフォト撮影を楽しみましょう。
写真で切り取る場所に構図によって雰囲気をガラッと変えることができるフォトウェディングの撮影ですから、いろんなポーズでフォト撮影をしてみると出来上がりの写真も満足のいくものとなりますよ。
フォトウェディングの撮り方3:準備風景や移動風景もおすすめ
フォトウェディングにおすすめの撮り方として、準備風景の撮影や移動風景の撮影があります。
準備風景は新郎新婦がウェディング衣装を身に着ける様子であったり、ヘアメイクをされている場面のことで、移動風景はウェディング衣装を身にまとって撮影場所に移動している場面のことです。
とくにフォトウェディングならでは移動風景は、非日常感のある特別な雰囲気が漂う素敵な写真が撮れることも多いのでおすすめです。
フォトウェディングの撮り方4:小物でコンプレックスを隠す
フォトウェディングの撮り方でおすすめなのが、小物で顔などのコンプレックスを隠す撮り方です。
コンプレックスを隠すことにも役立ちますが、この顔を隠すショットはおしゃれな構図としても人気が高い撮り方なのです。
ウェディングブーケや扇子などで2人の顔を隠すフォトの撮り方からは、お茶目で楽しげな雰囲気や2人だけの世界観が演出できたりと嬉しい効果も盛りだくさんです。
ぜひフォトウェディングの撮影の構図として小物を使った撮影を取り入れてみることをおすすめします。
フォトウェディングで小物を活用したい時には、事前に小物がレンタルできるか、自分たちで作るかなどを確認しておく必要があります。
とくにブーケで顔を隠すフォト撮影を希望する場合には、写真館やフォトスタジオで用意してもらうのか、好みの花屋で用意してもらうのか、ドライフラワーなどを利用して自分たちで作るのかなど決めておくべきポイントがたくさんあるので事前にチェックしておきましょう。
フォトウェディングの撮り方5:姿勢を正す
フォトウェディングを撮影する際に意外と忘れてしまいがちなポイントが、姿勢を正すことです。
いつもより豪華で素敵な衣装を身にまとっているのですから、姿勢もばっちり正して写真撮影に挑まないとせっかくの素敵な衣装の魅力が引き出しきれない、なんてことにも…。
正しい姿勢で最高の写真撮影ができるように注意してみましょう。
姿勢を正す際に力み過ぎてしまうのも逆効果になってしまいますので気をつけましょうね。
腕を締めすぎると二の腕が太くみえてしまったり、あごを引きすぎると二重顎に写ってしまったりするので、適度にリラックスしつつ正しい姿勢を心がけるように頑張りましょう。
フォトウェディングの撮り方6:加工・修正で美しく仕上げる
フォトウェディング撮影が終了したあとには、出来上がった写真を加工・修正してより美しく仕上げることもできます。
ちょっとした影などの写り込みや、髪の乱れ、目のハイライトなど細かな点を消したり修正してみるだけでフォトウェディング写真の出来がぐっとよくなります。
ウェディングフォトの撮影プラン内にもフォト修正やレタッチ料が含まれていることがほとんどですが、セルフでのフォトウェディングなどの場合にはグラフィックソフトウェアなどを使って修正をしてみることをおすすめします。
フォトウェディングの撮影ポイントまとめ
この記事では素敵なフォトウェディングを撮影するためのポイントについて、準備の段階・ウェディング衣装について・フォト撮影についてのまとめ情報を紹介いたしました。
2人にとって大切なフォトウェディング撮影に向けて、知っておくべき情報が盛りだくさんでしたね。
挙式や披露宴と比べると準備をすることが少ないフォトウェディングですが、自由に楽しめる分こだわろうと思えば思うほど色んなポイントが重要となってくることも多いです。
自分たちの納得がいく最高のフォトウェディングにするためにも、きちんと情報を調べてフォト撮影に悔いが残らないように取り組んでみましょう。