授かり婚カップルはウェディング&マタニティフォト|写真館の選び方やポーズや費用を紹介
はじめに
結婚するカップルの4組に1組とも言われている「授かり婚」。赤ちゃんを授かり、とても喜ばしいことですが、
- 「体調が心配で結婚式や披露宴はできないかも…。」
- 「お腹に赤ちゃんがいる時はウェディングドレスや着物での撮影はできないの?」
など、不安ですよね。そんな授かり婚カップルにおすすめなのがフォトウェディング&マタニティフォトです。妊娠中でも安心の撮影プランで、授かり婚だからこそできる素敵な写真も残せるんですよ!
今回は、フォトウェディング&マタニティフォトにおすすめの写真館の選び方やポーズや費用をご紹介します。
授かり婚カップルはフォトウェディングでマタニティフォトも
「授かり婚カップル」は、結婚式や写真撮影にいろいろな制限ができてしまうと思われがちですが、そんな不安を解消できるのがフォトウェディングです。
「フォトウェディング」とは、結婚式や披露宴をせず、写真撮影のみを行うウェディングのスタイルで、撮影と一緒に挙式や家族との会食ができるプランもあり、人気となっています。
結婚式や披露宴をする場合会場の見学や打ち合わせから多くの時間が必要になり、式当日も準備を含めると長時間になるので妊婦さんには負担がかかってしまいます。
しかし、フォトウェディングなら体調に合わせて短い時間でできるので、授かり婚カップルには特におすすめなのです。
また、授かり婚カップルだからこそできるマタニティフォトも併せて撮影できるので一層素敵な写真に仕上がりますよ。
フォトウェディング&マタニティフォトを撮影するタイミングは?
では、授かり婚のカップルがフォトウェディング&マタニティフォトの撮影をするタイミングはいつ頃がいいのでしょうか?
妊娠中の体調は人それぞれ違う場合もありますが、一般的には妊娠5ヶ月〜7ヶ月頃の安定期にするのがおすすめです。
この時期はつわりも落ち着いてくるので安心して撮影ができます。
安定期と言っても赤ちゃんが大きくなるにつれて疲れや冷えからお腹の張りを感じることもあるので、無理のないスケジュールを組んでくださいね。
ママパパ赤ちゃんの撮影当日までのスケジュール
赤ちゃんがお腹にいるうちにフォトウェディングを撮影する場合の一般的なスケジュールは以下の通りです。
- (1)写真館選び
- フォトウェディング&マタニティフォト撮影をすると決めたら、妊娠初期〜4ヶ月頃までに写真館を探してみましょう。
この時期はつわりもあるので体調がよくない時には無理せず、ゆったりWebや雑誌を見てみてください。 - (2)見学&打ち合わせ
- 写真館の目星が付いたら、妊娠5ヶ月頃のつわりが落ち着く時期にママパパ一緒に写真館の見学や打ち合わせをします。
この頃お腹の赤ちゃんは活発に動き始め、胎動を感じるママもいます。
少しお腹もふっくらしてくるので、妊娠中でも着られる衣装やマタニティフォトの撮影プランを決めましょう。 - (3)日程調整&契約
- 撮影参加者のお休みと予約可能日から日取りを決め、予約〜契約となります。
結婚式や披露宴を行う場合に比べると、打ち合わせなどの準備期間も短く、妊婦さんにも負担が少なく当日を迎えられますよ。
フォトウェディング&マタニティフォトの費用
フォトウェディング&マタニティフォトの費用は3万円〜20万円と、プランによって幅広く変わってきます。
撮影プランには、衣装込みのもの、アルバム代やデータ代が含まれているもの、スタジオ撮影のみのもの、ロケーション撮影ができるもの、など写真館によっていろいろです。まずは自分たちがどんな撮影をしたいのかイメージして、希望に合ったプランを選びましょう。
どんなプランでも、フォトウェディングの場合、結婚式や披露宴を行う場合と比べてかなりリーズナブルにできるので、出産前後の経済的負担を減らせるというのもメリットの一つです。
どんな写真館がいい?妊婦の花嫁の写真館選び
ウエディング写真を撮影してくれる写真館は全国各地にありますが、花嫁が妊婦さんの場合、どんなことに注意して写真館を選べばいいでしょうか?
ここからは、写真館選びのポイントを詳しくご紹介します。
妊婦花嫁の写真館選びのポイント1:妊婦用ドレスやゆったりサイズの用意はあるか
写真館を選ぶ際、まずは妊婦用ドレスやゆったりサイズのドレスがあるか確認しましょう。
妊婦用ではなくてもお腹を締め付けずに着られる胸の下で切り替えてあるデザインのものや、大きめのサイズの用意があれば対応してもらえるので、授かり婚である旨を伝えて相談するといいですね。
写真館に用意がない場合は衣装レンタルの専門店やネットショップで自分で用意することもできます。
妊婦花嫁の写真館選びのポイント2:妊婦さんに負担の少ないフラットシューズがあるか
一般のウェディング写真では、スタイル良く見せるために高いヒールの靴を履く場合がありますが、ヒールの高い靴は妊婦さんにとって負担になるので、妊婦用ドレスと一緒にフラットシューズの用意があるかも確認しておきましょう。
ヒールのある靴でも、3〜5cmの低めのものやピンヒールではなく太めのヒールであれば安定感もあり安心です。履きやすいものを自分で用意してもいいですよ。
妊婦花嫁の写真館選びのポイント3:休憩用と撮影用のソファ・イスがあるか
妊娠中は疲れやすかったり、冷えるとお腹の張りを感じたりすることもあります。
衣装の数が多い場合は撮影も長時間になるので、妊娠中の体に負担がかからないよう休憩を取りながら撮影を進めていきましょう。
その時、写真館にゆったりと座れる椅子やソファ、膝掛けやショールがあるといいですね。また、撮影時にも立ちポーズばかりでは疲れてしまうので、座りのポーズも撮影できるよう撮影で使える椅子などもあるかチェックしておくといいでしょう。
妊婦花嫁の写真館選びのポイント4:体調不良のキャンセル料が発生するかどうか
予約をする際に写真館に確認しておきたいのが、キャンセル料についてです。
妊娠中は、何が起こるかわかりません。妊娠5ヶ月頃になればつわりが落ち着くと言われていても、人によっては安定期でもつわりが続いたり、お腹の張りを感じたり、予約をしていた日急に体調が悪くなることもありえます。
その場合にキャンセルや延期が可能なのか、キャンセル料などは発生するのかを事前に確認しておけばもしもの時に安心です。
妊婦花嫁の写真館選びのポイント5:撮影日を分ける、写真選びは別日にすることも可能か
撮影当日の一般的な流れとしては、まずヘアメイクや着付けなどの準備をして撮影に入り、衣装が数点ある場合はまたメイク直しやヘアスタイルチェンジと着付けをして撮影、その後撮影したデータを見てアルバムに収める写真を決めます。
衣装が多い場合には長時間になり妊娠中の花嫁さんには負担になる場合もあります。
無理なく撮影できるように、複数の衣装で撮影したい方は撮影日を分けたり、写真選びを別日にできるか相談しておくといいですね。
妊婦さんでもおしゃれに、花嫁のウェディングドレスデザイン
授かり婚の場合、
- 「妊娠中だと着られる衣装に制限があるの?」
- 「着たいデザインが見つかるか不安」
という方もいると思いますが、妊娠中の方向けの素敵なウェディングドレスのデザインはたくさんあります。
それでは妊娠中でも着られるおしゃれなデザインのドレスを見ていきましょう!
妊婦の花嫁のドレス1:お腹がゆったりとしたデザイン
引用元:Jadee dress
妊娠中の花嫁さんが安心して着られるドレスとして一番選ばれているのは、お腹がゆったりとした妊婦さん向けのウェディングドレスです。
お腹を締め付けないように胸の下で切り替えてあるエンパイアラインのドレスがおすすめ。
ストレッチ素材を使ったものや大きめの作りのものであれば、可愛らしくガーリーなプリンセスライン、シックで上品なAライン、スタイリッシュなマーメイドラインなど様々なタイプから選べます。
妊婦の花嫁のドレス2:セパレートタイプ
出典元:らかんスタジオ
妊娠中の花嫁さんのドレスでは、セパレートタイプもおすすめです。
セパレートタイプは、トップスとボトムスが分かれているので、上下のバランスを見ながらお腹を目立ちにくくコーディネートすることができます。
マタニティ撮影の時にはセパレートのドレスでふっくらしたお腹を見せるのも神秘的で素敵ですよ。
妊婦の花嫁のドレス3:お腹あたりがレースのデザイン
出典元:buyma
お腹周りにレースやチュールがあしらわれているドレスも素敵です。
レースやチュールがあることで、お腹周りのラインをふんわりとぼかす効果があります。
上品で神聖な印象もあり、お腹に生命を宿した花嫁さんのイメージにぴったりです。
妊婦さん用の和装はあるの?
「ドレスなら妊娠中でも対応できそうだけど、和装はさすがに無理かな?」
と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
帯で締め付けるイメージのある和装ですが、実は体型に合わせて調整が可能で、妊婦さんでも体に負担がかからないよう着付けしてもらえるので安心ですよ。
色打掛や白無垢は、袖や足元にもボリュームがあるためお腹の膨らみも目立ちにくいです。ただ、妊娠周期が進むと身体も重くなってきます。
ドレスに比べて着物は重みがあるので、妊娠周期に合わせて無理なく撮影しましょう。
素敵なフォトウェディング&マタニティフォトにするポーズ
一生に一度のウェディング、より一層素敵に残すためにどんなポーズが良いか事前にチェックしておくと理想の写真に仕上がります。
ここからは、おすすめのポーズをご紹介しますので、ぜひ参考にして撮影当日までに夫婦でイメージを固めて見てくださいね。
ウェディング&マタニティのポーズ1:ママのお腹にパパがキスをする
出典元:bridalfair.info
マタニティ&ウェディングフォトでおすすめポーズは、ママのお腹にパパがキスをするポーズ!
普段ならちょっと照れくさいかもしれませんが、ウェディングの撮影だからこそできるとっても幸せな瞬間です。
ドレスの上からでもOKですし、セパレートタイプのドレスならふっくらしたお腹に直接キスするショットも素敵です。
ウェディング&マタニティのポーズ2:ママをバックハグして二人の手をお腹に重ねる
出典元:bphotorait
マタニティ&ウェディングフォトでぜひやっていただきたい、パパがママを後ろから抱きしめる形で、お腹に手を重ねるポーズです。
これから生まれてくる小さな命を二人で優しく包み込むような仕草は、出来上がった写真を見ても優しい気持ちになれそうな素敵なショットです。
子供が誕生し、大きくなってから見せてあげるのが楽しみになりますね。
ウェディング&マタニティのポーズ3:ママのお腹でハートをつくる
出典元:photowedding
マタニティフォトの中でも定番となりつつあるのが、お腹のところでハートをつくるポーズです。
全身のカットもいいですが、手元だけでもとってもおしゃれ!初めて赤ちゃんを迎える時、もちろん喜びはありますが、パパやママになる不安も誰しもあるものです。
マタニティフォトでこんなキュートな写真を撮影すれば、赤ちゃんに会うのが待ち遠しくなりますね。
ウェディング&マタニティのポーズ4:座ってお腹を見つめる
出典元:momona Wedding
座って大きなお腹を見つめるポーズも素敵です。
二人のゆったりとした時間と自然な優しい表情が残せるように、リラックスして赤ちゃんについて話しながら撮影してもらうのもいいですね。
- 「名前はどんなのがいいかな?」
- 「男の子かな?女の子かな?」
そんな微笑ましい会話が聞こえてきそうな幸せ溢れるショットです。
ウェディング&マタニティのポーズ5:検診写真を写り込ませる
出典元:mana-project
最近人気なのが、エコー写真を写りこませるポーズです。
これまでの検診でもらったエコー写真をガーランドのようにつなげて背景に飾ったり、撮影時の妊娠周期に近いエコー写真をお腹の前に重ねたり、二人のアイディアでいろいろな工夫ができそうですね。
エコー写真はそのままだと時間が経って変色したりすることもあるので、マタニティフォトに残しておくのもおすすめですよ。
フォトウェディングでマタニティフォトまとめ
フォトウェディング&マタニティフォトの撮影をする場合の写真館の選び方やポーズや費用をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
妊娠中にしか撮れないマタニティフォトをフォトウェディングに取り入れることで、授かり婚だからこその素敵な写真が残せます。
今回の内容を参考に、授かり婚のお二人が妊娠中でも安心して撮影に臨めることを願っています。