【男性】適切なパスポート写真の髪型は?NGポイントやセット方法を紹介
はじめに
- 「パスポート写真って髪型に決まりはあるの?」
- 「細かな規定が定められているって話を聞いたことがあるけど詳細はわからない」
上記のような疑問をお持ちの男性の方には、今回の記事をぜひ読んでいただきたいと思います。
パスポート写真の普通の証明写真と異なる規定の部分から、具体的にどのような髪型での撮影がおすすめかまでを徹底解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
男性のパスポート写真における髪型とは
パスポート写真には通常の写真と異なり、細かな規定が定められています。
外務省からの出されている内容では「目などの顔を認識するための器官が隠れていないことが前提条件」とされています。
つまり顔がはっきりとわかる状態でないといけないということです。
またサイズについても縦4.5cm、横3.5cmで指定されています。
髪型次第ではパスポート写真が受け付けてもらえない可能性が出てきます。
一発で審査に通るパスポート写真にするために、気をつけるべきポイントを確認していきましょう。
パスポート写真の撮影時にNGとなる髪型ポイント!
パスポート写真における髪型でNGとなってしまう例を紹介します。
髪が短い男性だからといって油断していては、思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。
NGの髪型を把握することで撮影の二度手間を無くしましょう。
パスポート写真のNG髪型1:髪が目を隠している
髪が目を隠してしまっている状態はNGです。
これはパスポート写真の特性上、顔が認識できることが最も重要視されるため、目に髪がかかってしまっている写真は受け付けてもらえません。
眉毛に多少かかるくらいのレベルであればおそらく問題ありませんが、一番良いのは目にも眉毛にも髪がかかっていない状態です。
パスポート写真のNG髪型2:顔の輪郭を隠している
髪が顔の輪郭を輪郭を隠してしまっているケースもNGとなる可能性が高いです。
顔がはっきりと確認できる写真が求められるので、髪が長すぎる場合には耳に髪をかけるなどの対策で、髪型を整える必要があります。
パスポート写真のNG髪型3:装飾品やウィッグを着用している
宗教上の理由を除いては、帽子などの装飾品はつけてはいけません。
これは顔の一部を隠してしまうという点でパスポート写真では受け付けられません。
普段の印象を大きく変えてしまうウィッグなども、つけないようにしてください。
パスポート写真のNG髪型4:ボリューミーな髪型になっている
ワックスなどを使い髪を激しく立てているような髪型や、ボリューミー過ぎる状態は好ましくありません。
頭部の一部が写真からはみ出している状態の写真はパスポート写真では成立しません。
規定のサイズにトリミングする際にも髪型があまりにツンツンし過ぎていると難しくなってしまいます。
また、海外に行った際にも奇抜すぎる髪型は怪しく思われる可能性がありますのでご注意ください。
パスポート写真の撮影に適した男性の髪型
それではパスポートに適した男性の髪型を確認していきましょう。
パスポート写真としても成立させつつ、自分の好みの髪型で写真を用意できるようになりましょう。
パスポート写真に適した髪型1:オールバック
1つ目のおすすめの髪型はオールバックです。
前髪も上がっていて、顔全体がはっきりとわかる髪型になるためパスポート写真においても推奨できます。
ですが、オールバックの髪型には髪の長さに応じて向き・不向きがあります。
それぞれ確認していきましょう。
オールバックに向いている髪の長さ
一般的にオールバックに必要な髪の長さは4cm以上とされています。
特に男性の場合だと前髪の長さが足りない場合があるため、ある程度の長さは必要である点を押さえておきましょう。
前髪が4cmより短くてもホットパーマなどを使い強引にオールバックにすることもできますが、世間的なオールバックの印象とは少し異なってしまうためおすすめはできません。
オールバックにするときの注意点
オールバックにする時には、前髪が落ちてきやすくなるため、整髪料やスプレーなどでしっかりと固定するようにしましょう。
ある程度長い時間形をキープしていられる整髪料を使用することをおすすめします。
オールバックのセット方法
オールバックのセットの際には、まずドライヤーでクセをつけていきます。
いきなり整髪料を使うのではなく、髪を乾かす際にクセをつけることでしっかりと固定されたオールバックを作ることができます。
前髪は後ろ方向にかきあげるように、横の髪はボリュームを押さえるようにクセを作ります。
ドライヤーでのセットが完了したのちには、整髪料で固定していきます。
自分の納得のいく形で固定できれば、あとは乾かして完成です。
パスポート写真に適した髪型2:ソフトモヒカン
2つ目のおすすめの髪型はソフトモヒカンです。
オールバック同様に短髪かつ男性らしい髪型で、パスポート写真にも適しています。
ソフトモヒカンを作るために必要な髪の長さを確認しましょう。
ソフトモヒカンに向いている髪の長さ
ソフトモヒカンの場合は前髪が1cm〜3cmくらいの長さが必要とされています。
前髪が長過ぎるとセットの時に立たなくなってしまうため、この長さが推奨されています。
トップの長さは3cm〜5cmくらいあると、理想的なソフトモヒカンが出来上がります。
ソフトモヒカンにするときの注意点
ソフトモヒカンでパスポート写真を撮る時には、整髪料のつけ過ぎに注意してください。
整髪料が多すぎてテカテカしていると撮影のストロボを使った時に光が反射してしまい、写真の仕上がりに違和感が出てしまうことがあります。
ソフトモヒカンのセット方法
ソフトモヒカンのセット方法はワックスを使い髪型全体を整えていきます。
前髪を立たせて、次にトップのボリュームを調整していきます。
ワックスは髪全体に馴染ませてセットすると形を作りやすくなります。
最終的に自分の理想の形になればセット完了です。
パスポート写真に適した髪型3:七三分け
最後3つ目にご紹介する髪型は七三分けです。
こちらも男性が取り入れやすく、かつ顔の輪郭を邪魔しない髪型になるためおすすめです。
七三分けに向いている髪の長さを確認しましょう。
七三分けに向いている髪の長さ
七三分けはオールバックやソフトモヒカンとは異なり髪の長さの制約はそこまでありません。
ですが、最低限前髪を分ける必要があるため、3cm〜4cm程度は長さがあったほうが良いです。
前髪以外の長さは個人の好みにあわせて自由に調節する形で問題ないです。
七三分けにするときの注意点
七三分けでパスポート写真を撮る場合には、前髪が目にかからないようにだけは注意してください。
眉と目には最低限かからないようにセットできる形が理想ですので、前髪の長さを調整するか整髪料でしっかりと調整するようにしてください。
七三分けのセット方法
七三分けのセットは髪を乾かす時に前髪を7:3の比率に分けてドライヤーを使っていきます。
7:3の目安は自分の右目か左目どちらかの中心部を基点に分けるとちょうどいいです。
髪を乾かしながらある程度形を作っていき、仕上げは整髪料でバランスを調整していきます。
パスポート写真はプロのメイクさん&カメラマンに任せると安心
ここまで男性のパスポート写真における髪型のチェックポイントをいくつかお伝えしてきましたが、最後の撮影の部分はプロに任せることをおすすめします。
写真館やフォトスタジオであれば、パスポートの規定サイズにしっかりとおさめてくれる写真を撮ってくれるほか、ヘアメイクさんや美容室などと提携しているケースがあるのでセット面でもプロの力を借りて撮影することができます。
スピード写真でも撮影することはできますが、撮り直しの回数が限られています。
納得のいく写真を1回で完成させるためにはプロに任せれば間違いありません。
男性のパスポート写真の髪型まとめ
以上、男性のパスポート写真における髪型情報まとめでした。
この記事を読んで、男性のパスポート写真を撮影する際の注意事項がわかったかと思います。
また、髪型も自分が納得がいった上で、かつパスポート写真としても成立する写真を用意してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。