大学受験写真をスピード写真機で撮影するのはNG?スタジオとの違いを解説
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はじめに
大学受験に向けて準備しておかなければいけないのが、願書や受験票に貼り付ける証明写真です。募集要項で指定されたサイズを守り、かつ本人確認がしやすいようにハッキリ写った写真を撮影しておく必要があります。その中でも、 「大学受験写真はスピード写真機でいいのかな?」 「大学受験写真をスピード写真機で撮ると選考に影響はある?」 など、疑問をもつ方も多いと思います。
そこで今回は、
- スピード写真機のメリット・デメリット
- 写真スタジオとスピード写真機の違い
- 大学受験写真のおすすめの撮影方法
大学受験写真はスピード写真機で撮影してもいいのか
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大学受験写真をスピード写真機で撮影するメリット
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大学受験写真をスピード写真機で撮影するメリット1:リーズナブルな価格で撮影ができる
スピード写真機の最大のメリットは、お手頃な価格で証明写真を撮影できることです。スピード写真機では1,000円以下で6~8枚程の証明写真を手に入れることができます。写真スタジオなどと比べ、良心的な価格設定が魅力の1つです。そのため、「なるべく料金を抑えて大学受験写真を撮りたい」と考える方におすすめであるといえます。大学受験写真をスピード写真機で撮影した場合の料金相場
スピード写真機の撮影料金は機種や設置場所などによって変わりますが、
写真6枚で700~900円
程度です。
機種によっては簡単な修整やデータダウンロードなど追加サービスが利用できるものがあり、これらを利用すると料金に100~500円ほど上乗せされます。
大学受験写真をスピード写真機で撮影するメリット2:24時間いつでも撮影ができる
いつでも好きな時間に撮影できるのもスピード写真機のメリットの1つです。 ほとんどの写真館やフォトスタジオは早朝や夜間は営業しておらず、定休日もあるため、スケジュールの確保が大変です。一方でスピード写真機は無人のため、基本的に年中無休・24時間営業です。撮影時間は数分しかかからず写真もすぐに受け取れるため、空いた時間を有効活用することができます。大学受験写真をスピード写真機で撮影するメリット3:比較的どこにでもある
スピード写真機は、比較的どこにでもあるというメリットもあります。 駅やデパート、コンビニなど、スピード写真機は日常的に使うさまざまな場所に設置されています。そのため、バスや電車を使わずに証明写真を撮影することが可能です。思い立った際にすぐに証明写真を手に入れることができるのがスピード写真機ならではのメリットです。大学受験写真をスピード写真機で撮影するデメリット
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大学受験写真をスピード写真機で撮影するデメリット1:データを受け取ることができない
スピード写真機で大学受験写真を撮影するデメリットとして、データを受け取ることができないという点が挙げられます。 今では多くの大学でインターネット出願(Web出願)を取り入れており、紙の願書を廃止している大学もあります。Web出願を利用する場合、証明写真の代わりに、指定されたサイズや形式に加工した顔写真のデータが必要です。しかし、スピード写真機では、写真はプリントとしてのみ受け取ることができ、写真データを受け取ることは基本的にできません。 最近ではWeb出願にも対応できるよう、スマホやPCに写真データをダウンロードできるスピード写真機も出てきています。Web出願を利用するなら、そのようなスピード写真機で撮影するようにしましょう。大学受験写真をスピード写真機で撮影するデメリット2:サイズや背景色の変更ができない
スピード写真機のデメリットとして、証明写真のサイズや背景色の変更ができません。 大学によっては、サイズや背景色など提出する写真についてさまざまな規定を定めているところもあります。例えば、写真のサイズは履歴書用と同じサイズの「縦4cm×横3cm」をしている大学が多いのですが、一部の大学ではそれ以外のサイズを指定している場合があるのです。 スピード写真機では、写真のサイズや背景の色を変更ができないことが多いです。そのため、大学側の指定に沿った写真が撮影できない可能性があります。大学受験写真をスピード写真機で撮影するデメリット3:客観的アドバイスがないため不適切な写りになる可能性が高い
スピード写真機で大学受験写真を撮影するデメリットの1つとして、客観的なアドバイスを受けることができないという点もあります。 カメラマンがいないスピード写真機の撮影は、最初から最後まで一人です。スピード写真機では、撮影前の身だしなみチェックや、仕上がった写真の客観的な評価がありません。 姿勢がまっすぐになっていない、よく見たら寝ぐせが付いたままだったなど、ちょっとしたミスは撮ってみて初めて気づくことが多いです。スピード写真機は撮り直しができないか、できても時間や回数に制限のある機種が多く、撮影に失敗すると、撮影料金や写真プリントを無駄にしてしまうこともあります。大学受験写真をスピード写真機とスタジオで撮影した場合の仕上がりの違いとは?
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大学受験写真をスマホを使ったアプリで写真撮影をお考えの方は以下の記事でメリットやデメリットを紹介しています。ぜひ参考にしてください。 大学受験写真をアプリで撮影してもいい?セルフ撮影の注意点を解説
スピード写真機とスタジオ撮影における大学受験写真の「仕上がり」の違い
スピード写真機で撮影した大学受験写真と写真スタジオで撮影した受験用写真では、「仕上がり」に違いが生まれます。 以下では大学受験写真の- 画質
- 明るさ
その1:大学受験写真の画質
スピード写真機と写真館で撮影した大学受験写真では、「画質」が異なります。 昔のスピード写真機は画質が悪く、写り方によっては証明写真として使いづらい写真が出来上がることもありました。現在ではカメラの高性能化やデジタル化により、スピード写真機でも画質の良い証明写真を撮影できるようになってきています。しかし、プロのカメラマンが本格的な機材で撮影した証明写真のほうが、より画質が良くクオリティの高い写真になります。 そういった画質の鮮明さによって、スピード写真機と写真館との品質の差が生まれます。
その2:大学受験写真の明るさ
画質に加えて、スピード写真機と写真館では証明写真の明るさにも違いが生じてしまいます。 スピード写真機のライトは、写真館やフォトスタジオで使われるものと比べるとどうしても光量が少なく、暗い印象の証明写真になりがちです。 また、写真スタジオでは、カメラマンが光量や光の当たり具合を調整してくれるので、一人一人に合わせたライティングによって明るく好印象な写真に仕上げてもらえます。 光量が足りないと全体的に暗い雰囲気の写真になってしまい、光が当たる方向や強さによっては余計な影ができてしまうこともあります。スピード写真機とスタジオ撮影における大学受験写真の「利便性」の違い
スピード写真機と写真館とでは、証明写真の画質だけでなく「利便性」にも違いがあります。続いては、その利便性について、- 焼き増し
- 写真のデータ化
その1:大学受験写真の焼き増しの違い
写真館では大学受験写真の焼き増しが可能であるのに対して、スピード写真機ではできないという違いがあります。 写真館で証明写真を撮影した場合、写真データを受け取ったりお店で保管してもらったりすることができます。そのため、大学受験写真が足りなくなったらその写真データを使って焼き増ししてもらうことが可能です。一方、スピード写真機では焼き増しの機能はないのが一般的です。1回の撮影で写真の枚数が足りない場合は、複数回撮影する必要があります。
その2:大学受験写真のデータ化の違い
写真館とは違い、スピード写真機では機種にもよりますが写真データを受け取ることができません。Web出願で写真データが必要な場合は、写真プリントをスキャンしたり、スマホで撮影したりして自分で写真データを作成する手間がかかります。 一方の写真スタジオでは、ほとんどの場合撮影後に写真データを受け取ることができます。また、写真データを指定のサイズや形式に整えてくれるスタジオもあるので、そのようなスタジオで撮影すれば自分でデータを加工する手間も省くことが可能です。学生証になることも!大学受験写真は写真スタジオを利用することがおすすめ
![大学受験写真をスピード写真機で撮影するのはNG?スタジオとの違いを解説5](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2023/07/image4-4-e1688442481241.jpg)
- ・大学側が指定するサイズや背景色に柔軟に対応できる
- ・Web出願に必要な写真データを簡単に用意できる
- ・撮影前後にプロのカメラマンによるチェックやアドバイスを受けられる
おわりに
今回の記事では、- スピード写真機で大学受験写真を撮影するメリット
- スピード写真機で大学受験写真を撮影するデメリット
- スピード写真機と写真スタジオのさまざまな違い
- 大学受験写真を写真スタジオで撮影した方が良い理由