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大学受験写真は「いつ」撮るのが正解?入試方式から撮影時期を解説

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大学受験のスケジュールと証明写真の適切な撮影時期を解説!

はじめに

大学受験の出願準備を始めるとき、必要になるのが証明写真です。

  • 「受験写真の撮影時期に決まりはあるの?」
  • 「使いまわせるようにギリギリまで待って撮ったほうがよいのかな?」

中には、こんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、大学受験写真の撮影時期を入試方式ごとに詳しく解説します。

受験写真の細かな注意点や、写真スタジオの繁忙期についても紹介するので、撮影時期に悩む皆さんはぜひ参考にしてみてください。

「いつ撮る?」大学受験写真の撮影時期を決めるポイント

大学受験写真は「いつ」撮るのが正解?入試方式から撮影時期を解説1

大学受験写真の撮影には、適切な時期というものがあります。

多くの大学で「出願の3ヶ月以内に撮影したもの」という条件が指定されるので、受験方式に合わせて撮影時期を調整する必要があるためです。

また、大学により、写真サイズや背景、服装などの規格が異なる場合があります。
規定に沿った証明写真を準備するためには、受験する大学の募集要項を確認してから撮影しなければなりません。

撮影時期を決めるポイントとなるのは以下の3点です。

  • ・入試方式
  • ・試験(出願)時期
  • ・写真スタジオの繁忙期

以下で詳しく解説していきます。

どの「入試方式」で受験するか

大学受験の出願時期は、選択する入試方式によって異なります。
撮影時期を失敗しないためには、自分の受験方式に合わせた提出期限を把握することが重要です。

おもな入試方式と一般的な出願期間は以下のとおりです。

入試方式 一般的な出願期間の目安
総合型選抜 9月上旬から開始(大学により7月~8月にエントリー)
学校推薦型選抜 11月上旬から開始
私立大学一般選抜 12月中旬~1月下旬がピーク
国公立大学一般選抜 共通テスト後の1月下旬~2月上旬

これらのうちのいずれか、早い時期の出願に合わせて写真を準備する必要があります。

試験(出願)時期はいつか

同じ入試方式でも、大学によって出願時期は異なります。

とくに注意が必要なのが、日程の幅が広い私立大学の一般選抜です。
「私立の出願は共通テスト後の1月下旬」と考えがちですが、中には試験日が早い「早期入試枠」を設けている場合があります。

大学によっては、12月上旬に出願を締め切る場合もあり、間に合わせるためには11月中に写真の準備が必要です。

受験写真は「3ヶ月以内に撮影したもの」という使用期限が一般的なため、複数の大学を受験する場合は最初の出願日を基準に逆算し、適切な撮影時期を決めましょう。

写真スタジオの繁忙期と被っていないか

受験写真を写真スタジオで撮影したいと考えている方は、スタジオの繁忙期と重ならないよう計画することが大切です。

写真スタジオの繁忙期は、おもに以下のとおりです。

写真スタジオの繁忙期

  • 春(3月~5月):卒業・入学シーズンと就職活動の本格化
  • 秋(9月~11月):七五三シーズン
  • 年末年始(12月~1月):年賀状用の写真撮影や成人式の前撮り
  • 年明け(1月):一般選抜の出願集中

繁忙期に突入すると予約が取りづらくなり、準備が間に合わなくなるリスクが生じます。

受験直前のデリケートな時期に、写真撮影の準備で勉強時間を奪われたり、精神的な負担が増したりすることは避けたいものです。

スタジオの繁忙期を考慮し早めに予約を取り、撮影を済ませておくことが受験対策としても賢明な選択でしょう。

【受験方法別】大学受験写真撮影はいつ撮るべき?

大学受験写真は「いつ」撮るのが正解?入試方式から撮影時期を解説2

ここまで、大学の入試方式により出願時期が異なることを紹介してきました。
それらを踏まえ、ここからは入試方式ごとの適切な受験写真の準備時期を具体的に解説していきます。

総合型選抜の場合:4~5月

総合型選抜のスケジュール

  • 一般的な出願時期: 9月上旬~
  • 写真撮影の推奨時期: 4月~5月

総合型選抜は、早い大学では9月上旬から出願が始まります。
出願期限に間に合わせるためには、遅くとも8月には写真撮影を完了させておく必要があります。

しかし7月~8月は部活動の引退や、インターンシップ、オープンキャンパスの参加などで忙しくなりがちです。
早期の出願を予定している受験生は、高校3年生になった直後の4月〜5月の余裕がある時期に撮影を済ませ、受験準備に集中できる環境を整えることが懸命です。

推薦入試の場合:8~9月

推薦入試のスケジュール

  • 一般的な出願時期: 11月上旬~
  • 写真撮影の推奨時期: 8月~9月

学校推薦型選抜の出願時期は11月上旬に集中します。
この時期から逆算し、8月〜9月の期間が適切な撮影のタイミングとなります。

「出願直前の10月でも間に合うのでは?」と考える方もいると思いますが、余裕を持って8月〜9月に撮影しておくのがおすすめです。

とくに8月の夏休み中であれば、七五三の写真の撮影期間に入る前なので、写真スタジオの予約が取りやすく落ち着いて撮影に臨めます。
夏休み明けの9月上旬には準備を終えているのが理想です。

共通テストに出願する場合:10~11月

共通テストのスケジュール

  • 国公立大学二次試験の出願時期:翌年1月下旬~2月上旬
  • 写真撮影の推奨時期: 10月~11月

共通テストの使用目的のために撮影していた証明写真は、二次試験の出願時期には3ヶ月ルールの有効期限が切れるため使いまわしはできません。

そのため、再度写真を撮影し直す必要があります。

出願期間は年明けの1月~2月上旬ですが、撮影は写真スタジオの繁忙期を避け、10月~11月に済ませておくのが良いでしょう。

年末は年賀状用の写真撮影、1月は成人式の前撮りや一般選抜の出願のため、予約が取りづらくなります。

また、年が明けると受験直前期で勉強時間が惜しい時期になります。
早めに写真撮影を済ませ、受験の準備に集中しましょう。

私立専願の場合:10~12月

私立専願のスケジュール

  • 一般的な出願時期: 12月中旬~1月下旬(大学により後期日程は3月まで)
  • 写真撮影の推奨時期: 10月~12月

私立大学は、出願時期が大学や方式によって異なります。

多くの大学では12月中旬〜1月下旬に出願が始まるため、10月〜12月のうちに受験写真を準備しておくのが良いでしょう。

私立専願の場合は、共通テスト利用や国公立志望に比べて出願スケジュールに幅があるため、12月上旬頃までに撮影しても間に合うケースが多いです。

ただし12月下旬からは年賀状撮影や成人式の前撮りシーズンに入りスタジオが混雑するため、なるべく11月中までに撮影を済ませておくとより安心です。

大学受験の証明写真における注意点

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ここまで、大学受験写真の撮影時期について解説してきました。

しかし受験写真には、撮影時期以外にも気を配るべきポイントがあります。
ここからは、写真の不備による出願トラブルを避けるための注意点を紹介します。

大学受験写真は大学によって規格が異なる

大学受験写真は大学ごとに規格が定められており、指定される内容には以下のようなものがあります。

  • ・写真のサイズ(例:縦4cm×横3cm など)
  • ・データ形式(JPEG、PNG など)
  • ・ファイルサイズ(上限1MB など)
  • ・提出方法(Web出願にアップロード、または、紙の願書に貼付)
  • ・背景の色(白・水色・グレーなどの指定がある場合もあり)
  • ・服装に関する注意(制服・スーツ など)

大学によってはスピード写真のような簡易撮影を不可としている場合もあります。

規定外の写真を提出すると撮り直しや再提出が必要になり、余分な手間と費用がかかるだけでなく、出願が遅れるリスクが生じます。

写真撮影は受験する大学の募集要項を確認してから行いましょう。

大学受験写真には使用期限がある

大学受験用の証明写真は、本人確認のため3ヶ月以内に撮影したものを使うのが原則です。

「古い写真でもバレなければ大丈夫」と考える方もいるかもしれません。
しかし大学側は受験票や本人確認書類と顔写真を厳格に照合しています。

受験時の本人と顔つきが異なって見える古い写真を使用した場合、試験会場で厳重な確認を受けることがあります。

不正行為を疑われ、出願自体が認められなかったり、最悪の場合、合格取り消しにつながる可能性もゼロではありません。

余計なストレスを本番に持ち込まないためにも、早期の受験のために用意した写真や、過去の資格試験などで使用した古い写真は使わず、新しい写真を撮影し直してください。

大学受験写真の撮影時期が決まったら「撮影場所」も決めよう

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受験写真は規格が厳しく、提出形式も大学によって異なります。
確実に規格に合った写真を用意したい場合は、写真スタジオでの撮影がおすすめです。

写真スタジオなら、大学ごとの規格に合わせたサイズや背景色での撮影はもちろん、Web出願用のデータ作成も可能であり、サイズ変更や追加の焼き増しにも柔軟に対応しています。

さらに、プロのカメラマンによる姿勢や表情のサポートや、高い撮影技術とレタッチ補正により高品質な写真が手に入るでしょう。
他にも、衣装レンタルやヘアメイクなどのサービスも充実しています。

大学受験用に撮影した証明写真は、入学後に学生証の写真として利用される場合もあるため、納得のいく一枚にしておいた方が良いでしょう。

繁忙期は混雑が予想されるため早めに予約を取り、余裕を持って撮影に臨むことをおすすめします。

まとめ

記事のまとめ

  • 受験用写真の撮影時期は受験方式により異なる
  • 3ヶ月ルールと、大学ごとに異なる規格を守って撮影を行うこと
  • 写真スタジオの繁忙期を把握しておこう

今回は大学受験写真の撮影時期の決め方について解説しました。
受験に集中するためには、時間的・気持ち的に余裕を持って証明写真の準備を行うことが重要です。

ぜひこの記事を参考に、自身の受験方式に合わせた正しい撮影時期を見極め、落ち着いて撮影に臨みましょう。

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