内定へ近づく就活の証明写真メイク|パーツごとの化粧方法やコツを解説!

はじめに
就活において、証明写真は第一印象を決める重要な要素です。
そんな就活の証明写真では、どんなメイクをするかで印象が大きく左右されますが、
「就活写真を撮影するときはどんなメイクをすればいいのか全然わからない!」
というお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、内定へ近づく就活の証明写真メイクについて徹底解説していきます!
メイクのコツや具体的な方法も詳しく解説していくので、証明写真メイクでお悩みの方は必見です。
この記事でわかること
- 就活の証明写真メイクの基本ルール
- 就活の証明写真メイクのコツと手順
- 業界別の証明写真メイクのポイント
- 就活の証明写真メイクに自信がない人におすすめの方法
- 就活の証明写真メイクでよくある質問への回答
- 就活の証明写真におけるメイク以外の重要ポイント
押さえておきたい!就活の証明写真メイクの基本ルール

就活写真撮影時は、自分が普段行っている「盛れるメイク」をすれば良いわけではありません。
就活写真ならではのルールがいくつかあるので、撮影前にポイントを押さえておきましょう。
ルール1:大事なのは清潔感と健康的な印象!
清潔感と血色感を出すメイクのコツ
- ベースメイクで肌荒れやクマをしっかり隠す
- 眉メイクやアイメイクはナチュラルな色合いを意識する
- チークやリップで血色感を出す
企業の人事は、身だしなみの中で特に「清潔感」を重要視します。
そのため、メイクでも清潔感を意識して好印象を狙いましょう。
また、企業は健康的でフレッシュな新卒学生を求めています。
逆に、不健康な印象の学生は、「この学生を採用して大丈夫だろうか」という企業の不安感を煽りかねないので、メイクで健康的な印象をアピールすることが重要です。
ルール2:撮影を考慮した”少し濃いめなメイク”がポイント
写真スタジオでは強いライティングを当てて撮影するため、メイクの色味が飛びやすいです。
そのため、メイクが薄いとすっぴんに近いのっぺりとした印象を与える恐れがあります。
就活ではナチュラルなメイクが求められるとはいえ、ナチュラルすぎると社会人としてのマナーがない人に見えてしまいます。
そのため、強いライトに負けないメイクを意識し、アイメイクや陰影は少し濃い目に入れるようにしましょう。
ルール3:つけまつげやカラコンなどの”盛るメイク”は逆効果
証明写真は無加工なので、写りを良くするためになるべく盛るメイクをしたくなる方も多いでしょう。
しかし、そもそもの証明写真の役割は「本人確認」であり、盛れた自分の顔をアピールするためのものではありません。
そのため、盛るメイクをすると、就活において「場違い」な証明写真に仕上がってしまいます。
「本人確認」という証明写真の本来の目的を意識したメイクに仕上げることが好印象につながるポイントです。
ルール4:ラメやグリッターは撮影に適さない
証明写真は顔に強いライトを当てて撮影するため、ラメやグリッターを使用すると、その強い光を反射して不自然な存在感を主張します。
また、メイクがキラキラしていると、就活に適さない派手な印象を与えてしまうという弊害もあります。
このように、キラキラとしたメイクは就活の証明写真に適さないので、ラメ入りのアイシャドウやグリッターを使用した涙袋メイクなどは避けましょう。
就活の証明写真メイクのコツ

ここでは、就活の証明写真メイクのコツをパーツ別に解説していきます。
ベースやアイメイクなどそれぞれのパーツのメイク方法をしり、適切な就活写真メイクを施せるようにしましょう。
ベースメイクのコツと手順
- 1.化粧下地とファンデーションを、厚塗りにならないように意識して塗る
- 2.肌荒れやクマが気になる箇所にコンシーラーを塗る
- 3.ハイライトやシェーディングで凹凸を出す
まず、化粧下地とファンデーションを厚塗りにならないように塗りましょう。
このとき、顔の外側に向けて徐々に薄くすると自然な仕上がりになります。
肌荒れやクマが気になる箇所は、コンシーラーでしっかり隠すことで清潔感が出ます。
さらに、ハイライトやシェーディングで顔の立体感を出すことも必須です。
撮影では強いライトにより顔がのっぺり写ってしまうことが多いので、メイクで立体感を出しておきましょう。
眉メイクのコツと手順
- 1.ブラシで毛流れを整える
- 2.アイブロウパウダーを眉尻にかけて濃くなるように塗る
- 3.眉毛が薄い部分をアイブロウペンシルで補う
- 4.全体のバランスを見ながら濃さ、毛流れを整える
ペンシルタイプのもので全体を描いてしまうと、濃い眉毛に仕上がってしまうので、薄さが気になる部分にのみペンシルタイプを使用しましょう。
また、眉頭は薄く、眉尻にかけて濃くなるように描くことも重要なポイントです。
均等に塗ってしまうと、眉毛の存在感が不自然に強くなってしまいます。
眉毛の毛量が多い方は、眉メイクをする前にカミソリなどで形を整えておくといいでしょう。
アイメイクのコツと手順
- 1.ブラウン系で明るめの色のシャドウをまぶた全体に塗る
- 2.ブラウン系で濃いめの色のシャドウの目のキワに塗り、グラデーションを作る
- 3.アイラインを目尻の延長線上につながるように引く
- 4.まつげをビューラーで上げ、根本からロングタイプのマスカラを塗る
アイメイクでは、ブラウン系のアイシャドウがおすすめです。
明るめの色と暗い色でグラデーションを作ると、目元がハッキリします。
アイラインは全体的に細めに引くことを意識しましょう。
また、アイラインを長めに伸ばすのは就活に適さないので、目尻の延長線上に2〜3mm程度伸ばしてください。
マスカラについては、ボリュームタイプだと派手な目元になってしまうので、ロングタイプがおすすめです。
チークメイクのコツと手順
- 1.肌に合うカラーのチークをブラシに取る
- 2.笑ったときに頬が高くなる位置に楕円形になじませる
チークメイクでは、ご自身の肌の色に合うカラーを選ぶことが重要です。
肌の色に合わないチークを選んでしまうと、かえって顔色が悪く見える恐れがあります。
ブルベさんはローズ系、イエベさんはコーラル系のカラーを選びましょう。
塗り方としては、まずブラシに取り、笑った特に頬が高くなる場所になじませてください。
このとき、楕円形を意識するのがポイントです。
チークを丸く入れてしまうと、就活に適さない幼い印象を与えてしまうのでご注意ください。
リップメイクのコツと手順
- 1.保湿用のリップクリームを塗る
- 2.スティックタイプのリップを中央から塗りひろげる
- 3.上下の唇を軽く合わせてなじませる
- 4.はみ出た部分を綿棒で拭き取る
リップメイクをする際は、まず保湿用のリップクリームで唇を潤すことで、色つきリップの発色が自然になります。
使用するリップの種類は、リップスティックがおすすめです。
ティントリップやグロスは就活に適さないので避けましょう。
チークメイクと同様、カラー選びも重要な要素です。ご自身に合ったカラーのリップを選ぶことで、自然な血色感を出すことができます。
ライバルと差をつけるなら志望業界に合わせたメイクも効果的!

志望する業界が決まっている場合、志望業界に合わせたメイクをすることで、他の就活生と差をつけることができます。
業界別のメイクのポイント
- サービス・接客業界は健康的な印象のメイクを意識する
- 化粧品・アパレル業界は、トレンド感や華やかさを意識する
- 飲食業界は清潔感が重要
- 公務員・金融業界はナチュラルメイクが基本
化粧品・アパレル業界では、トレンドを押さえているかが重要な要素です。
トレンドを押さえた華やかなメイクで美容やファッションに精通していることをアピールしましょう。
また、公務員・金融業界では堅実・誠実な人材が求められるため、ナチュラルメイクで挑みましょう。
就活の証明写真メイクに自信がない人必見!おすすめの方法

ここまで就活の証明写真メイクのルールやコツを解説してきましたが、「実践するとなると上手くできるか不安…」という方も少なくないと思います。
そんな就活の証明写真メイクに自信がない方は、以下の方法をお試しください。
メイクに自信がない人の対処法
- 写真スタジオのメイク付きプランを利用する
- 美容室でメイクしてもらう
- 化粧品会社などのメイクレッスンに参加する
まず、写真スタジオのメイク付きプランを利用することで、就活の証明写真メイクを熟知したプロにメイクしてもらえます。
メイクをプロにお任せできるので、メイク初心者さんや証明写真メイクのやり方がわからない方も安心です。
また、化粧品会社などのメイクレッスンに参加するのも一つの手です。
他の手段に比べて料金は高めですが、ここで習った技術を実際の就活の場面でも応用できます。
メイクに自信がない方でも、これらの方法を利用することで、就活の証明写真にぴったりなメイクで撮影することができますよ。
就活の証明写真メイクでよくある質問

ここでは、就活の証明写真メイクに関するよくある質問にお答えしていきます。
Q1.就活の証明写真はすっぴんじゃダメ?
結論、すっぴんはおすすめしません。
今の時代、働く女性はメイクをすることが一般的であり、「当たり前」と認識している人が多いです。
すっぴんで撮影すると、その「当たり前ができない人」という印象を与えてしまいかねません。
また、メイクによって清潔感や血色感を出すことができるため、好印象を与えるためにもメイクをすることをおすすめします。
Q2.普段のメイクのまま撮影してもいいの?
普段のメイクが撮影において絶対にNGというわけではありませんが、おすすめはしません。
ここまで解説してきたように就活の証明写真には「適したメイク」が存在し、この「適したメイク」で撮影することで、就活に適した、好印象を与える就活写真に仕上がります。
そのため、普段のメイクではなく就活の証明写真向きのメイクで撮影することをおすすめします。
Q3.男子の就活写真ではメイクは不要?
就活写真では、男子もメイクをすることをおすすめします。
男子の就活生は、
- ・ファンデーション・コンシーラーで肌荒れやヒゲの剃り跡を隠す
- ・眉毛の形をカミソリで整え、毛が薄い部分はアイブロウペンシルで書き足す
- ・薄めの色つきリップで血色感を出す
などのメイクをすることで、すっぴんよりも格段に好印象な証明写真に仕上がります。
就活の証明写真におけるメイク以外の重要ポイント

就活の証明写真では、服装や髪型、表情など、メイク以外にも気をつけるべき重要ポイントがあります。
そこでここでは、メイク以外の重要ポイントを男女別に解説していきます。
Check!
- 服装→黒無地のリクルートスーツ、白無地のレギュラーシャツorスキッパーシャツを着用する
- 髪型→アホ毛や後れ毛がないようにすっきりまとめる
- 表情→歯を見せない程度に口角を上げて微笑む
女子の就活写真では、黒無地のリクルートスーツに、白無地のレギュラーシャツかスキッパーシャツを着用しましょう。
スキッパーシャツを着用する場合、襟はスーツの外に出しましょう。
どちらのシャツを着用する場合も、ボタンは全て留めるのが鉄則です。
髪が長い方は、アホ毛や後れ毛が出ないようにすっきりまとめてください。
髪が短く結べない場合は、顔周りの毛を耳にかけると良いでしょう。
また、表情がよく見えるように前髪は左右に流すと好印象です。
Check!
- 服装→黒無地のリクルートスーツと白無地のワイシャツ、落ち着いた柄のネクタイを着用する
- 髪型→ワックスで毛流れを整え、清潔感のある髪型にする
- 表情→口角を少し上げた微笑みがふさわしい
男子の就活写真では、黒無地のリクルートスーツと白無地のワイシャツを着用しましょう。
ただし、シャツはボタンダウンタイプのものはNGです。
ネクタイは落ち着いた色・柄のものを選ぶと、「真面目そう」「誠実そう」といったプラスのイメージにつながります。
髪型については、清潔感が重要です。
ワックスを使用し、目・眉・耳がしっかり見えるように整えてください。髪色は黒が基本です。
まとめ
記事のまとめ
- 清潔感と健康的な印象を意識しつつ、撮影用の少し濃い目なメイクをする
- つけまつげやカラコン、ラメ・グリッターは就活の証明写真に適さない
- 志望する業界の特徴に合ったメイクをすると効果的
- 就活の証明写真メイクに自信がないならプロに依頼するのがおすすめ
- 就活の証明写真では服装や髪型、表情にも気をつける
いかがでしたか?
本記事では、就活の証明写真に適したメイクを詳しく解説してきました。
就活の証明写真メイクは、ただナチュラルにすればいいと思われがちですが、「撮影用に濃くすべきところは濃く、でも基本はナチュラルに」というようになかなかコツが必要です。
本記事を参考に就活の証明写真メイクをマスターし、好印象な就活写真を撮影してくださいね。