中学受験・願書写真をスピード写真機で撮るのはダメ？メリットやデメリットを解説

はじめに

受験生、保護者のみなさんは、願書に貼る証明写真をどこで撮影しますか？
時間とお金をかけずに証明写真を撮影する方法として、スピード写真機が挙げられます。

しかし、
「スピード写真機は、中学受験写真の撮影に利用して大丈夫なの？」
と、不安に思う方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、

の3つに分けて説明していきます！
スピード写真機を中学受験・願書写真の撮影に利用しようか迷っている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

中学受験・願書写真はスピード写真機で撮影してもいい？

中学受験・願書写真は、スピード写真機で撮影してもOKです。
なぜなら、中学受験写真は本人照合の役割を果たすものであり、本人であると確認できる証明写真であれば撮影方法を問わないためです。
また、中学受験・願書写真の出来が受験の合否に直接関わることはないため、出来栄えを気にしてスピード写真機の利用を控える必要はありません。
中学受験・願書写真の出来栄えを気にする必要がない方は、スピード写真機で撮影しても大丈夫です。

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するメリット

スピード写真機には、写真館にはないメリットがいくつかあります。
以下に、スピード写真機で中学受験・願書写真を撮影するメリットを3つ解説していきます。

メリット1：予約不要で24時間いつでも撮影することができる

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するメリット1つ目は、予約不要で24時間いつでも撮影できるということです。
スピード写真機は街中の至る所に設置されており、決まった営業時間もありません。そのため、予約不要で自由なタイミングに中学受験・願書写真を撮影することができます。写真館と比べて時間拘束がないのが大きなメリットです。
特に、小学生は撮影に気分が乗らない日が出てくるかもしれませんが、時間を選ばないスピード写真機では対応が可能です。
中学受験・願書写真の撮影の時間が取れないという方は、スピード写真機を利用した方が良いでしょう。

メリット2：写真館と比較してリーズナブルな値段である

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するメリット2つ目は、写真館よりもリーズナブルな値段であるということです。
スピード写真機は、中学受験・願書写真の撮影に至るまでの工程を全て自分で行います。そのため、写真館で撮影するよりも大幅に撮影費用を削減することができます。
中学受験・願書写真の撮影代にお金をかけたくないという方は、スピード写真機での撮影がピッタリでしょう。

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影した場合の料金相場

中学受験・願書写真を「スピード写真機」で撮影した場合の料金相場は、以下のとおりです。

通常(オプションなし)	600円～900円
通常+オプション付き(美肌補正など)	1,000円～1,500円

一方、中学受験・願書写真を「写真館」で撮影した場合の料金相場は、以下のとおりです。

通常	3,000円～6,000円
通常+オプション付き(レタッチなど)	6,000円～10,000円 (ヘアメイク付きだと10,000円～)

スピード写真機は一回の撮影で大体600円～900円です。一度の撮影で6枚ほど証明写真が手に入るため、一枚あたりの値段が100円～150円となります。
これに対して、写真館は一回の撮影でも3,000円～10,000円かかることがほとんどです。さらに、レタッチやヘアメイクといったオプション料金が追加されると、10,000円を超えることもあります。
このように、スピード写真機はリーズナブルな値段で証明写真を手に入れることができます。

メリット3：自分のタイミングでシャッターを押すことができる

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するメリット3つ目は、自分の好きなタイミングでシャッターを押せるということです。スピード写真機は、好きなタイミングでシャッターを切ることが可能です。気持ちや容姿を整えてからシャッターを押せるため、ベストなタイミングで撮影することができるでしょう。
このように、マイペースに中学受験写真を撮影することができるのもメリットです。

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するデメリット

ここまで、中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するメリットについて説明しました。
しかし、スピード写真機での中学受験・出願写真の撮影は、デメリットの方が気になるのではないでしょうか。
次に、中学受験・出願写真をスピード写真機で撮影するデメリットを4つ述べます。

デメリット1：画質などの写真そのものの品質が落ちてしまう

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するデメリットの1つ目は、画質などの写真そのものの品質が落ちてしまうことです。
スピード写真機は写真館と比べると、撮影機材の質が劣るため、写真の画質が荒いです。
また、スピード写真機は撮影をセルフで行うため、写真館のようにカメラマンの技術を借りることもできません。
したがって、スピード写真機で撮影した写真は、写真そのものの品質が悪い傾向にあります。本人の顔が受験写真に鮮明に映らなかった場合、受験当日の本人確認が円滑に進まないことがあるため注意が必要です。

デメリット2：身だしなみや表情など細かい部分まで気を配れない

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するデメリットの2つ目は、身だしなみや表情など細かい部分まで気を配れないことです。
スピード写真機は、身だしなみや表情の指導を受けることができず、素人だけで気を配って撮影する必要があります。しかし、このような細かい部分は一人だと気づかないことが多く、全て整えた状態での撮影は非常に難しいです。
撮影した後に身だしなみや姿勢の乱れに気づいてしまい、撮り直しをする場合もあることを覚えておきましょう。

デメリット3：ライティングの調整やレタッチができない

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するデメリットの3つ目は、ライティングの調整やレタッチができないことです。
スピード写真機は、ライティングの調節をすることができません。そのため、顔が暗く映ってしまい、本人確認としても不十分な仕上がりとなります。
また、スピード写真機にはレタッチ機能がなく、アホ毛やニキビなどの肌トラブルもそのまま写ってしまうので気をつけましょう。

デメリット4：証明写真データが手に入らない場合が多い

中学受験・願書写真をスピード写真機で撮影するデメリットの4つ目は、証明写真データが手に入らない場合が多いことです。
一部のスピード写真機を除き、ほとんどの機種がデータ受け取りに非対応です。そのため、インターネット出願がある場合は、写真館などでデータを別途注文しなければなりません。
中学受験で証明写真データが必要な人は、写真スタジオでの撮影をおすすめします。

証明写真を撮り慣れていない小学生は写真スタジオで撮影するのがおすすめ！

証明写真の撮影に慣れていない小学生のお子さんをお持ちの方は、スピード写真機ではなく、写真スタジオで中学受験・出願写真を撮影することをおすすめします。

写真スタジオには、お子様の指導に慣れているスタッフが多く在籍しています。そのため、初めての撮影でも緊張せずに、リラックスした状態で撮影をしてもらえます。
また、何回でも撮り直しをしてもらえたり、表情の指導も行ってくれたりするため、満足のいく1枚となるでしょう。

他にも、写真スタジオで証明写真を撮影するメリットとして、

といった点があります。

少しでもスピード写真機での中学受験・出願写真撮影に不安がある方は、写真スタジオのプロに頼んで、高品質な証明写真を撮ってもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか？ここまで、

について説明しました。
スピード写真機は自由な時間にリーズナブルな値段で中学受験・出願写真の撮影ができることが大きなメリットでしたね。
しかし、写真スタジオと比べると証明写真の仕上がりに大きく差が出てしまいます。
このような注意点をしっかり把握した上で、スピード写真機を利用するようにしましょう。