高校受験写真はいつ撮るのが正解？撮影前の注意点も解説

はじめに

志望校の合格を目指して受験勉強を頑張っている皆さん、高校受験に必要な書類の準備は進んでいますか？

必要書類の中でも特に準備の手間がかかるのが高校受験写真で、撮影するタイミングや撮影前の注意点などがあります。

• 「高校受験写真には撮影に適したタイミングがあるの？」
• 「撮影前にどんなことを確認したら良いの？」

受験生の方にはこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回の記事では、高校受験写真はいつ撮るのが正解か、撮影前の注意点は何かを解説しますので、撮影する際に参考にしてください。

高校受験の一般的な出願時期

高校受験の出願時期は、学校や選抜方法によって以下のように異なります。

私立高校（推薦入試）	1月中旬〜下旬
私立高校（一般入試）	1月下旬〜2月中旬
公立高校（推薦入試）	1月中旬〜下旬
公立高校（一般入試）	2月上旬〜中旬
インターネット出願	事前入力が出願の約1ヶ月前

私立高校や公立高校の推薦入試は1月中旬〜下旬、私立高校の一般入試は1月下旬〜2月中旬、公立高校の一般入試は2月上旬〜中旬が出願時期であることが多いです。

また、インターネット出願では出願の約1ヶ月前に事前入力期間が設けられていて、出願に必要な情報の入力を事前に登録できる場合もあります。

高校受験写真は出願の3ヶ月以内に撮影する

高校受験写真はを撮影するタイミングは、願書提出日から3ヶ月以内を目安に以下のスケジュールで考えましょう。

私立高校（推薦入試）	10月中旬〜11月
私立高校（一般入試）	10月下旬〜12月
公立高校（推薦入試）	10月中旬〜11月
公立高校（一般入試）	11月〜12月

私立高校や公立高校の推薦入試は10月中旬〜11月、私立高校の一般入試は10月下旬〜12月、公立高校の一般入試は11月〜12月がおすすめの撮影時期です。

複数の学校や選抜方法を志願する場合は、11月に撮影すると全ての出願校において願書提出日から3ヶ月以内という条件をクリアしやすくなります。

高校受験写真を撮影する前に確認しておくべきこと

高校受験写真を撮影する前に、必ず以下の点に注意しましょう。

上記3つのポイントを順に解説していきますので、高校受験写真を撮影する前に確認しておくべきことを知りたいという方はぜひ参考にしてください。

撮影前に確認(1)募集要項を確認

高校受験写真を撮影する前に、必ず出願校の募集要項で以下を確認しておきましょう。

写真サイズは縦4.0cm✕横3.0cmサイズが一般的ですが、募集要項で他のサイズの写真を提出するよう記載がある場合もあります。

それから、「上半身正面」「無帽」「無背景」などの記載、背景色の指定にも注意が必要です。

また、写真をデータで提出しなければならない場合は、募集要項でデータの形式・サイズ・ピクセル数などをよく確認しておきましょう。

撮影前に確認(2)撮影方法を検討しておく

高校受験写真を撮影する前に、どこで撮影するべきか検討しておきましょう。

• ・写真スタジオ
• ・証明写真機
• ・スマホ

上記3つの撮影方法を順に解説していきますので、高校受験写真の撮影方法を検討する際の参考にしてください。

撮影方法：写真スタジオで撮影する

高校受験写真を写真スタジオで撮影する場合、以下のメリット・デメリットがあります。

写真スタジオで撮影するメリットは、受験写真を熟知したプロのカメラマンが表情や姿勢のアドバイスをしながら撮影してくれる点です。

撮影後はレタッチで髪や服などの細かい乱れ、一時的な肌トラブルなどを修正してくれるので完成度の高い高校受験写真を用意できます。

一方、デメリットはスタジオによっては事前予約が必要なことで、特に七五三などのイベントの時期は混雑しやすいので注意が必要です。

現像写真2枚つきで2,000〜5,000円くらいが相場で、証明写真機やスマホよりも費用が高くなります。

費用は高いですが、規定を確実に守った写真を撮影できることにより、写真の再提出のトラブルや、本人確認トラブルを避けることができ、自信のある写真で受験に挑むことができます。
特に面接のある試験を受ける場合は、写真スタジオで第一印象を高めるのも一つの手です。

撮影方法：証明写真機で撮影する

高校受験写真を証明写真機で撮影する場合、以下のメリット・デメリットがあります。

証明写真機を利用するメリットは、駅やコンビニなど身近な場所にあると利用しやすく、既に証明写真の撮影向けに用意された個室の中で手軽に撮影できる点です。

写真スタジオでは繁忙期を気にして予約をしなければいけませんが、証明写真機であれば利用したい時に利用できます。

一方、データが必要な場合は、データ受け取りに対応している機種で撮る必要があり、設置場所が少ないエリアに住んでいる場合は対応が難しい場合があります。

ライティングは既に設定されていて細かい調整ができないため、暗い写真に仕上がりやすいのもデメリットです。

撮影方法：スマホで撮影する

高校受験写真をスマホで撮影する場合、以下のメリット・デメリットがあります。

スマホで撮影するメリットは、時間を気にせず自分だけの空間でリラックスして撮影できることです。

証明写真アプリは無料で利用できるものもありますし、かかる費用はプリント代のみという点も低予算で高校受験写真を用意したい方に人気があります。

一方、デメリットは高校受験写真として適切な無地の背景を準備する難しさです。
また、適度な明るさの場所を見つけることも難しいです。

自宅などの身近な場所で撮影するため、アットホーム感が出やすく軽い雰囲気の写真になってしまうこともあります。

しかし、予約時間や人目を気にせず好きな時間に撮影できるので、リラックスして撮影したい人やスマホでの証明写真を撮り慣れている方にはおすすめです。

撮影前に確認(2)余裕を持ったスケジュールで撮影

好印象の高校受験写真で願書を提出するためにも、余裕を持ったスケジュールで撮影することが大切です。

写真スタジオを利用する場合は七五三などのイベントで予約が取りにくい時期もあります。
また、データのアップロード不備のような予期せぬことも起こる可能性があります。

先にご紹介した高校受験の一般的な出願時期やおすすめの撮影時期を参考に、出願校が決まったら早めに写真スタジオの予約をしましょう。

高校受験写真の撮影時期に関するQ&A

高校受験写真の撮影時期や撮影前の注意点について解説してきましたが、ここでは高校受験写真の撮影時期に関してよくある質問をご紹介します。

高校受験の撮影に不安がある方はぜひ参考にしてください。

(1)3ヶ月より前に撮った高校受験写真でもばれない？

「3ヶ月よりも前に高校受験写真を撮影してしまった」という場合でも、本人確認できる写真であれば問題ないことが多いです。

高校受験写真では試験当日に本人確認できるかどうかがポイントになります。
客観的に見て、撮影した写真と本人が明らかに印象が違うと感じる場合は、再撮影をおすすめします。

(2)見た目が変わったら写真を撮り直すべき？

「高校受験写真を撮影した時とは見た目が変わった」という場合は、写真を撮り直すことを推奨します。

例えば、メガネやコンタクトを付けることになったり、髪型が変わったり等は、本人のイメージが大きく変わってしまいます。
学校によっては、メガネの有無は写真と揃えるよう決まりがある場合もあります。

試験当日の本人確認をスムーズにするためにも、高校受験写真と試験当日とで見た目が揃うように再撮影を検討すべきでしょう。

まとめ

今回の記事では、高校受験写真を撮るタイミングや撮影前の注意点をご紹介しました。

本人確認としての目的で使われる高校受験写真は、出願日から3ヶ月以内を目安に撮影する必要があります。

サイズや背景など募集要項に記載のある細かい規定にも注意しながら、好印象の高校受験写真を用意できるといいですね。