大安以外に七五三をするのはタブー?六曜別のおすすめ日を紹介!

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大安以外に七五三をするのはタブー?六曜別のおすすめ日を紹介!

はじめに

七五三はお子さまのすこやかな成長を願い、お祝いをする日本の伝統的な行事です。
一般的には11月15日にお参りをすることが多いですが、「仏滅と重なるから他の日にずらそう」など、六曜や吉日などを気にする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、大安以外の七五三の撮影について解説していきます。
さらに

  • 大安以外に七五三をするメリット
  • 大安以外でおすすめの六曜は?
  • 大安以外の避けたほうがいい日は?
  • 七五三の日程の決め方

も詳しく紹介します。
「七五三の日程をいつにしよう?」とお悩みの方は、この記事を参考にして七五三の日にちを決めていただけたら幸いです。

七五三は大安に撮影した方が良いの?

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子どもをもつご家庭にとって重大なイベントとされる七五三ですが、大安に撮影しなければいけないなどのルールはありません。
なぜなら、七五三という祝い事と、大安などの吉凶は関係がないとされているからです。

七五三と六曜は関係がないとされている

七五三と六曜には、因果関係がないといわれています。
六曜とは、暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢など)のひとつで、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6種があります。六曜は中国で誕生し、14世紀の鎌倉時代に日本に伝来したとされています。
六曜は、神様を祀っている神社との関係はなく、また、占いを否定している仏教との関係もありません。お宮参りや七五三などの行事は、日本に古くからある神道に由来しています。そのため、大安以外の日に七五三を行っても問題ないでしょう。

大安以外で七五三をするメリット

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七五三は六曜と関係がないため、お日柄にこだわらずにお参りしても問題ありません。
では、実際に大安以外で七五三を行うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
以下では2つのメリットについて解説していきます。お日柄にこだわらないご家庭の方は、ぜひ参考にしてください。

メリット1:混雑を避けることができる

七五三を大安以外に行うことで、神社や写真スタジオの混雑を避けることができます。七五三のお参りには大安を選ぶ人が多く、どうしても混雑してしまう傾向があります。
混雑した環境ではお子さんがぐずったり、疲れて機嫌が悪くなってしまうことも多いです。

大安以外の日にちを選ぶことで、混雑を避けられ、気持ちも時間もゆとりを持って行動することができるようになります。お子さんも、笑顔で七五三を迎えられるでしょう。

メリット2:スケジュールを柔軟に組むことができる

大安にこだわらなければ、柔軟に七五三のスケジュールを組むことができます。
大安にこだわると、家族や親類のスケジュールが合わず、なかなか日程を決められない場合があります。また、秋は天候が崩れやすい季節でもあります。大安が雨だと予定変更を余儀なくされ、スケジュールを組み直すのに苦労する場合があります。
大安にこだわらなければ、家族みんなの都合を合わせやすいですし、万が一予定していた日が天候不良でも、他の日にずらしやすくなります。
お仕事などが忙しい親御さんにとっては、大安にこだわらないことで予定を立てやすくなるというメリットがあります。

大安以外で七五三におすすめなのはいつ?

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七五三は六曜と関係がないため、大安などのお日柄を気にする必要はありません。
しかし、できるだけお日柄のいい日に七五三をやりたいと考える親御さんも多いのではないでしょうか?
ここでは、大安以外で七五三におすすめな日にちについて解説していきます。大安以外にも縁起がいい日がありますので、参考にしてみてください。

友引

友引(ともびき)は「友を引き寄せる」などといわれる佳日であり、大安に次ぎお祝い事に適した日です。また「勝負の決着がつかず勝ち負けなし」という意味もあり、これを「夫婦円満」と解して結婚披露宴を行ったりなどするため、慶事に適しているといえます。
お祝い事にふさわしい友引ですが「朝晩は吉」「昼は凶」とされています。そのため、お参りは「正午前後(11時~13時)」を避けることをおすすめします。

先勝

先勝(せんしょう・せんかち)は「先んずれば即ち勝つ」といわれ、早くことを済ませてしまうのが良いとされている日です。
「午前は吉」「午後は凶」といわれる日ですので、七五三を先勝の日に行う場合は、午前中にお参りをしましょう。

大安以外の七五三で避けた方が良い日は?

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七五三と六曜は関係がないといわれていますが、六曜を気にして日程を決める方もいらっしゃるでしょう。その場合、避けたほうがいいと言われている日を紹介します。

仏滅

仏滅(ぶつめつ)は、六曜における大凶日です。もとは「虚亡」といい、勝負なしという意味があります。これを全てがむなしいと解釈して「物滅」と呼ぶようになりました。仏の功徳もないという意味に「佛(仏)」の字が当てられたものです。
万事に凶であるとされ、六曜の中で最もよくないとされる日です。そのため、婚礼や七五三などのお祝い事には向いていません。
しかし「物滅」として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、物事を始めるには「大安」よりもいい日であるという解釈もあります。
六曜を気にしないのであれば、混雑しないので狙い目であるともいえます。

赤口

赤口(しゃっこう・しゃっく)は、陰陽道の赤舌日(しゃくぜつにち)と赤口日が交じった凶日とされ、仏滅に次いでお祝い事には向いていない日です。
赤舌日は木星の西門を支配する赤舌神が司る日で、配下の鬼が人々を威嚇するといわれています。赤口日は木製の東門を司る赤口神の配下の鬼が、人々の弁舌を妨害するといわれており、訴訟や契約は避けるべきといわれています。
正午前後を除いて一日中凶日とされるため、六曜を気にする方は避けたほうが無難といえます。

先負

先負(せんぶ・せんまけ)は「先んずれば即ち負ける」という意味があり、急用は避けるべきとされています。争いごとや公事もよくないといわれており、万事に平静を守ることがよいとされる日です。
「午前は凶」「午後は吉」とされていますが、何事にも控えめにしたほうがいい日と言われているため、七五三にはあまり向いていません。 

七五三の日程の決め方

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ここからは、七五三の日程の決め方について解説します。
七五三の日程を決めるには、特にルールなどはありませんが、家族や親類の都合や、七五三への考え方、六曜へのこだわりなどを考慮し、柔軟に調整することが大切になります。
3つのポイントにわけて紹介しますので、七五三の日程を決める際の参考にしてみてください。

決め方1:王道を選ぶなら11月15日

正式な七五三の日は、11月15日とされています。七五三の起源は、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の健康を祈って始まったとされています。今では全国でさかんに行われている七五三ですが、江戸時代には関東圏特有の行事でした。
旧暦の15日は「二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)」にあたり、何事をするにも吉であるといわれています。11月は収穫を神に感謝する月であり、氏神への感謝を兼ねて子どもの成長を感謝するようになったとされています。
七五三は歴史のある伝統行事なので、古くからのしきたりを大切にされる方は、11月15日を選ぶといいでしょう。

決め方2:混雑を避けるなら大安以外の平日

七五三のお参りは一般的に11月15日であるため、この前後や土日は神社がとても混雑します。そのため、混雑を避けたい方は、大安以外の平日を選ぶといいでしょう。
近年は、11月15日前後1、2か月にお参りをする方も増えてきました。この時期は過ごしやすい季節であり、紅葉も見頃のシーズンを迎えます。きれいな紅葉を背景に、素敵な写真を撮ることもできます。
親御さんのお仕事の都合もあるため、大安にこだわらず、平日に七五三をやることを考えてみてもいいのではないでしょうか。

決め方3:あらかじめ予備日を決めておくと安心

七五三のお参りや写真撮影には、あらかじめ予備日を決めておくと安心です。
七五三シーズンである9月から11月は、季節の変わり目でもあります。そのため、お子さんが体調を崩しやすくなってしまいます。
また、低気圧の影響で天候が荒れやすい時期でもあります。雨が降ってしまうとせっかくの着物が濡れてしまったり、お参りにも不自由してしまうかもしれません。そのため、急な体調や天候の変化にも対応できるよう、家族や親類の都合が合う日を他にも決めておくことをおすすめします。

まとめ

七五三は、神道や仏教と関係がなく、六曜を気にせず大安以外でも問題なくお祝いしてかまいません。仏滅以外にも不正成就など縁起が悪いとされる日もありますが、最近ではあまり気にせずにお祝いの日を決める方も増えてきています。

しかし、六曜などを気にする方も少なからずいますので、ご家族みなさんが納得し、気持ちよくお祝いできる日を選びましょう。
大安を避けると混雑せず、ゆっくりと七五三のお祝いができます。
お日柄にとらわれすぎず、お子さまが笑顔になれるような七五三を迎えられることをお祈りいたします。

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