運転免許証写真の加工はだめ!加工無しで写りを良くする方法を解説
はじめに
- 「運転免許証の顔写真が気に入らない!」
- 「免許証の更新時に一度も上手く写真を撮れたことがない!」
- 「運転免許証の顔写真の加工っていけないの!?」
みなさん、運転免許証の顔写真の写りに関して悩んでいませんか?
発行された免許証の顔写真をみて、愕然としたことがあると思います。
私自身も、何度も運転免許証の顔写真が気に入らなくて悩んでいたことがあります。
顔写真が気に入らないと、本人確認の際に免許証を出すのが嫌になりますよね。
だからこそ、納得のいく顔写真にする方法を撮影前に知っておきたいと思います。
実は、運転免許証の顔写真の撮影は髪型や姿勢などを意識するだけで、ぐんと良い写真にすることができるのです。
この記事では、運転免許証の顔写真の撮影について、加工したくなる原因と対策方法についてご説明します。
最後まで、読むことで運転免許証の顔写真のポイントがわかるようになるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
運転免許証の写真は加工されたものは使えない
結論から言うと、運転免許証に使用する顔写真の加工・修正は認められておらず、手が加えられている写真は免許証で使用することは出来ません。
そもそも「運転免許証」は、運転が許可された証。または、身分を証明するための本人確認書類として用いられます。
本人確認書類の顔写真は、その人の顔を掲載するのが目的で、格好や身だしなみをアピールする写真ではありません。
したがって、大切な書類のため顔写真が気に入らないからといって加工することはできません。運転免許証の顔写真で悩んでいる人には、残念なお話にはなりますが、これは国が定めたルールのためいたしかたないところです。
しかしできればよく写りたい、加工修正を施したい、となるはずです。
では、なぜ加工をしたくなるのかを、改めて整理してみましょう。
そもそも運転免許証を加工したくなる原因とは
運転免許証の顔写真を加工したくなる原因は人それぞれではありますが、ある程度原因が決まっています。
その原因のため、加工をしたいと思ってしまうのです。
それでは1つずつご説明しましょう。
原因1:素人が撮影
1つ目の原因として、免許センターの顔写真は素人の人が撮影をしています。
頭がフレームから飛ぶ出ていないや、正面を正しく向いているかの、本人確認証として使えるかの最低限しか見ていません。
また、免許証の発行でたくさんの人の写真を撮影しなければなりませんので、最低限の確認のみでスピード重視に行っています。
原因2:写真のチェックができない
2つ目の原因として、撮影が終わった際に写真のチェックを、その場で行えないことが原因です。
写真を撮影された側としては、撮影終わりに出来栄えを確認したいところですが、確認をさせてもらえません。
ましては、スピード重視で撮影された写真で、しかも、その場での確認できない。
しかも、免許センターの職員は、こちらの満足なんて関係ありません。
それでは、こちらとしては満足することができないのは無理ありません。
原因3:普段に比べ写りが悪い
3つ目の原因は、普段と比べて写りが悪いことです。
顔写真は、胸から上を写すため、顔の比率が大きいです。その他に、流れ作業のように撮影をするため、表情が良くないことが考えられます。
また、背景も都道府県によって変わりますが、単色無地のため余計に普段より表情が悪くなりがちです。
運転免許証の写真写りをよくする方法
この項目では、何とかして運転免許の顔写真をよくするための方法やポイントをご説明します。
このポイントを抑えておくことで、普段の顔写真よりぐんと良い写真を撮ることができます。それでは1つずつ説明していきましょう。
【1】おしゃれをして撮影する
運転免許の顔写真を撮影する際は、おしゃれをして撮影するようにしましょう。
ポイントとして、背景と同色の色にならないようにしておくことがポイントです。
例えば、ブルーの背景の場合、同色を選んでしまうと背景と同化してしまい、ぼんやりした写真になってしまいます。
服装はボーダーや、ダボッとした服装を選ぶと太って見える要因になります。
痩せ効果があるからといって、黒系を選んでしまうと、写真の出来栄えが暗い印象になりがちになるので避けましょう。
逆に、白やベージュを選ぶようにすれば、明るい印象になるのでベターです。
また、免許証の更新は3年から5年になるので、今現在の流行りの服で撮影するのは避けましょう。
胸から上を撮影するので、首回りがすっきりした服装を選ぶことで、首が長く見えるようになるので細身な印象になります。
【2】髪型を整える
髪型については、目が隠れていなければどんなヘアスタイルでも問題ありません。
小顔効果としてフロントやサイドを髪で隠せば良いと思いがちですがそれは間違いです。
胸から上を撮影するので、髪の毛の面積を占めてしまうので逆に頭が大きくみえてしまいます。ベストな髪型は、前髪はそのままにして、サイドを後ろに結ぶだけでも効果があります。
耳がみえて、すっきりしてコンパクトにまとまるからです。そうすることで、全体的にまとまりのある比率になりますので、とてもおすすめですよ。
【3】がっつりメイクをする
胸から上のみの顔写真で、納得のいく撮影をしたい場合はメイクをがっつりして見た目を盛ることをおすすめします。
アイメイクをする際に、目が縦に大きく見えるよう、まつ毛を根元からしっかりと立ち上げるようにしましょう。
また、目のまわり全体にハイライトを入れるようにしてクマなどを消します。
血色をよくみせるようにするため、リップもチークもピンク系の選ぶことで、顔にメリハリをつけて写真撮影をするようにしましょう。
ただし、あまりにも盛りすぎて、本人とかけ離れたメイクにしてしまうと本人確認のときに失敗する場合があるので注意が必要です。
【4】微笑んで撮影する
撮影するときは、軽く微笑んだ表情にするようにしましょう。
サンプル写真でも口角をあげているので微笑んだ表情は問題ありません。
表情が暗かったり、目が細くなったり、口が空いているといけません。だらしない印象になってしまいます。
撮影時に、姿勢や顔の角度で写真の出来栄えをアップすることができます。
アゴを少しだけ引いて上目遣いにすると、目を大きくみせる効果があります。
目を大きくみせたいがために、アゴを引きすぎると、逆に不自然な表情になるので注意してください。
椅子に座ったら、背筋を伸ばして姿勢を正してください。左右の口角に力を入れて、上に引き上げるようにすると自然な笑顔になるので、ぜひ試してください。
【5】持ち込んだ写真を利用する
免許の更新を一度でもしたことがある人は知っているかもしれませんが、免許証の顔写真は流れ作業であっという間に終わってしまうので、「免許証が毎回納得いく写真にならなかった・・・」という人が多いと思います。
そういった失敗をしないために確実な方法としては、写真館などで事前に写真を撮影して、納得のいく写真を持ち込んでいくやり方です。
落ち着いた時に、自分のタイミングでプロカメラマンの人に撮影をしてもらえば、納得のいく写真になりますのでおすすめですよ。
また、プロカメラマンに相談して撮影すれば失敗すること間違いなしです。
登録受付の際に、持ってきた写真を受付に渡すことで、その写真を免許証として発行してもらうことができます。
注意点として、本人とかけ離れた加工写真はルール上使えないので注意しておきましょう。
運転免許証の写真写りを良くする方法まとめ
いかがでしたでしょうか。
運転免許証の写真映りを良くする方法についてご紹介しました。
免許証の顔写真は本人確認をするためにあるので、加工した写真や過度なメイクをすると更新できないです。
加工したくなる原因は、素人がスピード重視で撮影し、撮影後の確認もさせてもらえないので運転免許証の顔写真は納得がいかない場合が多いのです。
ポイントとして、背景色を意識した服装、胸から上の写真用のメイクや髪型、姿勢を意識するだけで、ぐんと良い写真になります。
それでも不安の方は、あらかじめ撮影した写真を持ち込むことで、免許証を発行してもらうことができます。
以上のような、ポイントを抑えておけば安心して納得のいく免許証になるので、ぜひ試してみて下さいね。