大学受験のWeb(インターネット)出願|アップロード方法を解説!
はじめに
大学受験でのWeb出願を進める際、写真のサイズやファイル形式など細かい条件が多いため、不安に感じる方も多いでしょう。
そのため、
「顔写真をどうデータ化してアップロードすればいいの?」
と悩む受験生も多いでしょう。
そこでこの記事では、必要な写真データの基準から、実際のアップロード手順まで解説していきます。
注意点まで紹介するため、自分で迷わず出願を完了させられるはずです。
正しい方法を理解して出願をスムーズに完了させ、受験勉強に集中できる環境を整えましょう。
Web出願(インターネット出願)には顔写真のアップロードが必要!

大学受験のWeb出願では、顔写真のアップロードが必須です。
顔写真は、受験票で使用されるだけでなく、合格後には学生証にも使用されることがあります。
受験生本人を正確に確認するための重要な手続きであり、写真を提出しなければ出願手続きが完了せず、試験を受けられない場合もあるため注意が必要です。
旺文社の調査によると、大学入試のWeb出願は急速に普及しており、2020年度時点で国公立大学の約58%がネット出願を導入しています。
このような流れから、写真データの提出は現在、標準的な出願手続きとなっています。
多くの受験生がWeb出願を利用している現状では、顔写真データの準備は避けて通れない重要なステップです。
大学受験のWeb出願に必要な証明写真データとは?

大学受験のWeb出願では、条件を満たした正しい顔写真データを用意することが非常に重要です。
条件を満たさないデータはアップロードできなかったり、再提出を求められたりすることがあります。
以下では、証明写真のピクセル数・サイズ・ファイル形式について詳しく解説します。
大学受験写真データのピクセル数
一般的には、大学受験用写真の比率は「横3cm×縦4cm(3:4)」です。
Web出願用データでは「横450px×縦600px」程度が目安となります。
ただし、大学によって指定サイズが異なる場合があるため、出願前に必ず確認しましょう。
指定がある場合は、そのサイズに合わせる必要があります。
Web出願システムでは、アップロード時に写真のトリミングやサイズ変更が可能です。
たとえば、日本経済大学 東京渋谷キャンパスの出願システムでは、サイズ調整機能が備わっており、出願者がアップロード時に編集できます。
これにより、写真サイズの微調整が容易になり、出願手続きをスムーズに進められます。
参考:日本経済大学 東京渋谷キャンパス「Web出願システム」
大学受験写真データのサイズ
写真データのサイズは、Web出願でのアップロードにおいて非常に重要なポイントです。
多くの大学では、アップロードできる写真データの容量に上限が設けられており、一般的には3MB以内が推奨されています。
これは、容量が大きすぎるとアップロード時に時間がかかるだけでなく、エラーが発生して出願手続きが止まってしまう可能性があるためです。
特に大学の出願締切直前はアクセスが集中するため、スムーズに出願するためにも容量は小さくしておくことが重要です。
大学受験写真データのファイル形式
大学受験のWeb出願で使用できる写真データのファイル形式は、大学ごとに細かく指定されていることがあります。
一般的に認められているのはJPEG(.jpg / .jpeg) と PNG(.png) です。
JPEG形式は圧縮によってファイルサイズを小さくでき、容量制限のあるアップロードに適しています。
一方、PNG形式は画質を保ちながら保存できますが、ファイルサイズが大きくなる傾向があります。
注意点として、大学によっては JPEGのみ許可といった制限を設けている場合もあります。
例えば、.heicや.pdfなど、対応していない形式ではエラーになり、出願自体が完了しない可能性もあるため、必ず出願要項で指定を確認してから準備しましょう。
大学受験におけるWeb出願でのアップロード方法

大学受験のWeb出願で顔写真データをアップロードする手順は、多くの大学で似ています。
正しい手順を理解すれば、出願がスムーズになります。
ここでは名城大学を例に、具体的な流れを紹介します。
流れ
- 出願サイト:UCAROに会員登録・ログインする
- 志望学部や方式など基本情報を入力する
- 顔写真アップロード画面でデータを選択する
- 枠内に収まるよう拡大・縮小やトリミングを行う
- 確認後、正式に出願写真として登録する
名城大学ではUCAROという出願サイトを利用しています。
登録を済ませ、必要事項を入力した後、写真のアップデートを行います。
写真データをファイル選択画面から選択するだけで簡単にアップロードが可能です。
参考:名城大学「インターネット出願登録手順」
UCARO「入学手続き方法を知りたい」
大学受験写真をアップロードする際の注意点は?

大学受験のWeb出願で顔写真をアップロードする際には、いくつかの注意点があります。
これらを守らないと、出願が無効になったり、再提出を求められたりする場合があります。
以下が重要なポイントです。
Check!
- 大学指定の条件を必ず確認する
- 写真の画質に注意する
- 背景や服装の条件を守る
- データ容量の確認
- アップロード後の確認
- 期限に余裕を持つ
アップロードは一度で必ず完了するとは限らず、ファイル形式や容量の制限によってエラーが出ることもあります。
万が一不具合が生じた場合は、大学が案内している証明写真作成サービスや推奨ツールを活用すると安心です。
これらを利用すれば、自動で指定形式・容量に調整でき、そのまま出願に使用できます。
想定外のトラブルで時間を取られないよう、余裕を持って準備し、事前にデータの確認をしておくことが大切です。
まとめ
大学受験のWeb出願では、顔写真のアップロードが必須であり、その準備は合否にも影響します。
写真は大学ごとに指定されたサイズや形式があり、条件を満たしていないと出願が受理されない可能性があります。
正しい手順を理解し、事前に準備することが重要です。
写真データの基準・アップロード手順・注意点を押さえれば、出願時のトラブルを避け、自信を持って手続きを進められます。
確実な出願は、受験本番への大きな一歩となります。
記事のまとめ
- 顔写真のピクセル数の比率は3:4が基本
- 3MB以内で JPEGかPNGでのファイル形式で保存
- 大学によって写真の規定が異なるため、確認が必要

