七五三写真では着物を着るべき?男の子が着るべき袴や用意方法を解説

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はじめに

3歳・5歳の男の子の七五三写真撮影を考えている親御さん方。
自分の息子に着物を着せようか迷っていませんか?

  • 「うちの子に着物は窮屈そう」
  • 「七五三の撮影となると時間かかりそうだし、トイレトレーニングが不安定だから大変かも」

と悩んでしまいますよね。
そこで、今回は七五三写真で男の子には着物を着たほうが良いのか、また男の子が七五三写真で着る袴や必要なアイテムについて詳しく解説します。

こちらを読めばバッチリ着物を着こなした息子さんの3歳・5歳の七五三写真撮影でき、微笑ましい成長記録が残せるでしょう。ぜひ参考にしてください!

男の子の七五三写真は着物で撮ることがほとんど

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一般的に、七五三写真において男子は着物を着て撮影することが多いです。
現に、価格.comによる2014年の「子供の衣装について」調査では、七五三写真で息子に着させた衣装は“和装が90.4%”という結果が出ました。10人中9人の男の子は七五三で着物を着ていると言うことです。
ドレスやタキシードなどの洋装を着た子は49.5%、スーツやワンピースなどの洋装を着た子は39.9%で、和装とは大きな差が見られました。
参考サイト:七五三に関する実態調査を発表(価格.com2014年調査)

参拝の場合は動きやすいスーツの子も多い

七五三写真では9割の男の子が着物を着て撮影しております。しかし神社への参拝では、着物でなくスーツを着ている男の子の姿が見られます
特に3歳は幼稚園や保育園でトイレトレーニング中の子もいるので、動きやすく着脱も用意なスーツが最適だと考えられます。
「写真に合わせてお参りでも着物を着させなきゃ!」ということはありませんので、息子さんの体調等を考慮して着物・スーツを決めてあげてください。

七五三で3歳と5歳で着る着物は違う?

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結論、七五三で男の子が着る着物は『袴』です。そのうち2つ『羽織袴』『被布』があり、七五三においてはこれらを男の子には着させます。
袴の種類は、3歳も5歳も大きな違いはありません。
子どもに合ったサイズの着物であれば、問題ないでしょう。

男の子が着るべき着物は「羽織袴」か「被布」

そもそも「羽織袴」とは、着物に袴を履いて羽織を重ねる着物のスタイルです。
5歳の男の子の七五三の由来は、平安時代に子どもの成長を祝う「袴着(はかまぎ)」「着袴(ちゃっこ)」の儀式が行われていたこと。
そのため、5歳の男の子は袴を履きます。3歳の男の子向けの羽織袴が用意されていることもあります。

一方「被布」とは、着物の上に重ねて着るベストのような形をした羽織です。可愛らしい印象を持たせる羽織で、着物の上にスポッとかぶったように着用します。着脱がしやすいのも子供の服装にしては魅力の一つです。
年齢によって着せる着物に違いはありませんが、5歳児には凛々しく大人のような羽織袴を、3歳児にかわいらしく大人も扱いやすい被布を着せるのが良いでしょう。

着物を着る場合に必要なものは?

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男の子が七五三で着物を着る場合、どのようなものを用意すべきなのでしょうか?
それは、『草履』『足袋』の2つです。肌着は子供の普段のインナー等でも問題ありません。
それでは以下よりそれぞれの選び方やポイントを解説します。

必要なもの1:草履

草履(雪駄)は、子どもがいつも履いている靴より大きいサイズのものを選びましょう。
草履は靴よりも歩きにくい作りとなっているため、少しゆとりがある草履の方が歩きやすく感じられます
それでも草履が苦手で履かせるのが難しい場合はいつもの靴でかまいませんが、撮影時にのみ履かせましょう。靴を履かせている間は、足袋や袴の裾が汚れないように注意してください。
また、着物とデザインを合わせると統一感が出て見栄えもアップしますよ。

必要なもの2:足袋

足袋も草履と同様に、大きめのサイズを選びましょう
ただし、大きすぎる足袋は歩く際に違和感や擦れによる痛みが出やすく、小さい足袋も窮屈で不快になりやすいため、少しゆとりができる程度が適しています。
足袋の生地によって選び方が異なる場合がある点に注意してください。
伸びるタイプの足袋は靴と同じサイズか小さめの方がフィットするからです。

七五三写真で着る着物はどうやって用意する?

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「息子に七五三の写真撮影で着物を着せよう!」と決まっても、そうなると着せるための着物を見つけなければなりません。
七五三写真で着用する着物はどうやって用意するのか、それは主に3つあります。

  • ⑴ 着物のレンタル屋さんを利用する
  • ⑵ 写真スタジオでレンタルする
  • ⑶ 家にあるものを使う

それぞれ詳しく解説していきます。

着物のレンタル屋さんを利用する

着物のレンタル屋さんは、インターネットで気軽に利用できます。
購入するよりもコストを抑えることができるのが大きなメリット
男の子の七五三の着物レンタルは、1万円前後が相場です。クリーニングは不要、あるいは汚してしまった場合でもクリーニング代や修理代が保障されるパックを設定しているところもあります。
また、試着ができないことや、サイズが合わない場合がある点に気をつけてくださいね。

写真スタジオでレンタルする

最近の写真スタジオでは、撮影と一緒に着物もレンタルすることが可能な店が多いです。
無料で貸し出しや着付け、ヘアメイクまでしてもらえるところもあり、クリーニングも不要なところも多く、返却まで楽にできます。
着物レンタル屋さんの方が品揃えは良いと思われますが、なんせ忙しい親御さんなら撮影+着物レンタル&返却が一箇所でまとった方が楽で安心でしょう。
もしスタジオでレンタルを考えていて、お参りも袴と考えているなら、当日同じものを使えるのか事前にチェックしましょう。

家にあるものを使う

親の代から使っている着物があるなら、それを七五三写真に着させるのも良い方法です。
自分の子どもが同じ着物を着て写真を撮るという機会は、なかなかありません。
長期保管していると、知らないうちに状態が変化している場合もあるため、メンテナンス期間も加味して撮影予定の1ヶ月以上前には確認しておくのが望ましいです。

七五三写真の着物について注意すること

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準備に準備を重ねても、子どもは予測不能なことをするものです。
七五三の写真撮影となると子供が主役で大人たちより疲れやすいため、少しでもみなさんの負担を減らすことができるようにする必要があります。
撮影前にぜひ知っておいてほしい注意点を以下よりまとめました。

注意点1:子どもが嫌がることが多い

親たちにとっては大事な子どもの七五三の写真撮影。
しかし当の子どもは着物は普段の服と着心地が違うため、着物を嫌がる傾向にあります。
七五三の写真撮影を無事乗り切るためには、子どもの好きなものを用意し、不快感を軽減することが重要です。
おもちゃやお菓子で気分転換をして、子どもがコンディションを整えられるようにサポートしましょう。

注意点2:トイレに行きにくい

七五三の着物は、子ども一人で着脱するのが難しい作りとなっています。
そのため、着物を着たら一人でトイレに行くのは無理だと思っておきましょう
着替える前にトイレに行くことが重要です。
また、事前に着付けして撮影する場合は、トイレ時の着脱を確認してください。

とはいえ、やはり直前でトイレに行きたいと言われる場合もあるので、写真撮影の時だけおむつを履かせるのも選択肢のひとつです。
着脱による着崩れやトイレで汚す心配はなくなるため、不安な要素を減らして撮影できますよ。

注意点3:長時間の着用は避ける

七五三は、子どもにとって今まで経験したのことない場面が続くものです。
ただでさえ不慣れな着物を着ている子どもは疲れやすくなります。
着付けは早すぎる時間に行わないようにして、長時間着ている状態を避けましょう

七五三写真の着物についてまとめ

いかがでしたでしょうか。
男の子は七五三で着る着物や、準備するもの、注意点について解説しました。
七五三の写真撮影で男の子に着物を着せるべきかどうか、決まりましたか。
着物を着せるのは難しいと思われる傾向にありますが、ポイントを抑えておけば十分に対応できます
七五三は子どもの成長を祝うだけでなく、子どもの着物姿が見られる貴重なチャンスです。
素晴らしい七五三写真が撮れますように!

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