間違えると再提出かも!パスポート写真に適した女性の服装を解説
はじめに
初めてパスポートを取得する方にとって、提出用の写真を準備するのは意外に大変です。
「5年10年使用するパスポートは、可愛くおしゃれに撮影したい!」そう思うかもしれません。
しかしパスポート写真の注意事項をしっかり押さえなければ、みんなと一緒に出国できない!?ということもあり得ます。
そこで今回は再提出にならないために押さえておきたい写真のポイントと、パスポート写真に適した女性の服装を解説していきます。
パスポートの更新が近づいた方も是非参考にしてくださいね。
パスポート写真を撮るときには服装に気を遣う
パスポート写真の服装は何を着ても問題ないのでしょうか?
残念ながら答えはノーです。
パスポートは全世界共通の国際身分証明書ですので、パスポート写真も国際基準を満たしていなければ再提出になってしまいます。
再提出になればパスポートが旅行日までに間に合わず、出国できないといった最悪のケースも考えられます。
外務省のHPにもパスポートの写真の注意点が記載されていますが、ここではパスポート写真でNGな服装例を3つ紹介していきます。
NGな服装例1:服と背景色が同化
服と背景色の同化は、パスポートの規格でNGになっているため注意しましょう。
基本的にパスポート写真の背景は白か青が多いため、前もって上半身の服の色を考えておくと、撮影当日に慌てることなく撮影できるので安心です。
また外務省のHPには「背景と人物の境目がはっきりしていること」が求められています。
水色やグレーのような境目がはっきり分からない色も控えた方が良いでしょう。
NGな服装例2:顔が隠れる服装
顔の一部が隠れてしまう服装もパスポート写真ではNGです。
例えばあごが少しだけ隠れているだけでもNGになるため、マフラーやストール、タートルネックの服は選ばないほうが無難です。
大きなアクセサリーも耳の形や、頬を隠してしまう可能性があるので注意が必要です。
また大きなアクセサリーは鏡のように反射してしまい、その場で何度も撮り直しを求められることもあります。
他にも帽子や大きなヘアバンドなど頭の形を確認しづらくするアイテムも撮り直しになるので気を付けましょう。
NGな服装例3:アクセサリーが肌と同化している
写真を見てすぐにアクセサリーと分かるものであれば問題ありませんが、肌と区別の付きにくい微妙なものは注意が必要です。
なぜなら入国審査官がパスポート写真のアクセサリーを体の一部と勘違いしてしまった場合、目の前のあなたと比較して別人と疑われてしまうことがあります。
例えばファーストピアスのような小さめの目立たないピアスは、肌と同化しやすいため特に注意しましょう。
ルールさえ守ればパスポート写真の服装は自由
「パスポート写真はいろいろと面倒‥」「おしゃれができない‥」
そう思われる女性の方もおられるかもしれません。
しかししっかりルールさえ守っていれば難しいことではありません。
自分の服装に不安な場合は、撮影をしてくれるスタッフに自分の服装で問題ないかを確認すると、安心して撮影に臨むことができますよ。
女性がパスポート写真を撮るのにおすすめの服装
今回おすすめするパスポート写真の服装はTシャツとワイシャツです。
お好みのスタイルに合わせてお選びください。
【1】Tシャツ
女性のパスポート写真はシンプルなTシャツがおすすめです。
シンプルなTシャツは飽きにくく、時間が経過しても時代を感じにくいため多くの人に愛されています。
しかしパスポート写真の服装に、キャラクターTシャツやカラフルな柄物のTシャツを選ぶのは要注意。
なぜなら個性的なTシャツは時代遅れになる可能性が非常に高く、5年10年使用したパスポートを見せるのが恥ずかしくなるかもしれません。
しかし無地のTシャツなら長期間使用しても流行を感じさせないため、恥ずかしくないパスポートを維持することができます。
ちなみに暗めの色のTシャツを着ると、顔痩せして写るので是非お試しください。
【2】ワイシャツ
ワイシャツやブラウスのような、オフィシャルな雰囲気で撮影するのもおすすめです。
パスポートは国際基準の身分証明書ですので、Tシャツのようなカジュアルな服装よりも品のあるカッチリとした雰囲気で撮影したいという方もおられます。
しかしワイシャツやブラウスでの撮影のデメリットは、背景と同化しやすいということ。
白や水色のシャツは同系色になり、人物との境目がはっきりしないためワイシャツやブラウスを着用するときは背景とかぶらないように気を付けましょう。
ブラウスは襟元のボタンを少し開けることで、小顔効果と美白効果が期待できおすすめです。
学生は私服でパスポート写真を撮るのがおすすめ
「卒業旅行でみんなで海外にいきたい!」
「修学旅行で初海外、パスポートが必要!」
初めてパスポートを作りにいく学生の方もおられることと思います。
もちろん制服で撮影することもできますが、パスポートの有効期限は最短でも5年です。
在籍している学校を卒業しても、パスポートの有効期限は切れません。
大学の友達や彼と海外旅行に行くとき、自分のパスポートだけ母校の制服‥というのは恥ずかしいですよね。
初めてパスポートを取得する学生の方は私服での撮影をおすすめです。
パスポートをはじめ、更新期間が長い身分証明書は長い目で見て恥ずかしくない服装を選ぶと、後悔しないパスポート写真を撮影することができます。
女性のパスポート写真におすすめの服装まとめ
今回はパスポート写真に適した女性の服装を解説してきました。
おすすめの服装はシンプルな無地のTシャツ、オフィシャル感を出したい方にはワイシャツやブラウスもおすすめでした。
背景と同化しないことや、顔がはっきり認識できる服装を選ぶことも大切です。
事前にNG事項をよくチェックして撮影に臨むなら、再提出で戻されることなくスムーズにパスポートを取得することができます。
ポイントを押さえたパスポート写真でスムーズ&トラブルレスな海外旅行を是非楽しんでくださいね。