ピアスをつけてパスポート写真を撮影していい?ポイントや注意点を解説

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ピアスをつけてパスポート写真を撮影していい?ポイントや注意点を解説8

はじめに

待ちに待った海外旅行!
お洒落な方は、ピアスを日常的につけている方もいると思います。
ピアスがあるだけで、一気に華やかになるから、出来ればパスポートの写真もピアスを付けて撮りたいものです。
でも、「パスポートってピアスを付けて撮影しても良いの?」と気になる方もいるはず。
撮る前に確認すれば、あとで慌てることはありません。
この疑問を解決するべくこれから、パスポートでピアスをつけても良いのか、また付けるならどんなピアスが相応しいのかを解説しています。

パスポート写真には規格や注意事項がある

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そもそもパスポートとは、「国政的に通用する全世界共通の身分証明書」と言われています。簡単に言い換えると、“世界中どこへ行っても使える写真付きの身分証明書”ということです。
国と国との間を行き来するためには、昔日本で使われていた関所手形のような身分証明書が必要となります。日本国内とは違い、広い国際間を移動するためパスポート取得時にはいくつかの条件があることを皆さんはご存じでしょうか?

写真の大きさや撮影された日が申請日より6ヶ月以内のもの等、規格が細かく定められています。もし、基準に満たない場合は撮り直しになることもあるので、基準を確認しながら撮影することがポイントです。

外務省にて詳しい基準について記載がありますのでご覧ください↓

  • 【パスポート申請用写真の規格等】(一部抜粋)
  • ・申請者本人のみを撮影したもの
  • ・6ヶ月以内に撮影したもの
  • ・正面、無帽、無背景
  • ・縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
  • ・カラーでも白黒でも可
  • ・鮮明であること(焦点が合っていること)
  • ・平常の顔貌と著しく異ならないもの
  • ・ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
  • 出典元:外務省

ピアスをつけてパスポート写真を撮影してもいい?

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ピアスをつけてパスポート写真を撮ることはNGではありません。
さりげなくピアスをつけているとそれだけでお洒落に見えて、友達から「素敵なピアスだね!」と褒められると益々嬉しくなってしまうこともあると思います。
ピアスをずっとつけていると、ピアスの無い自分に違和感を感じることもあるかもしれません。
「パスポート写真を撮るときピアスをつけたまま撮影したいけど、入国審査でダメだった場合が心配・・・」と不安に思われる方も、ダメだった場合は折角パスポート用の写真を撮っても無駄になってしまいますもんね。
そうならない為にも、事前にピアスをつけてパスポート写真を撮影しても良いのか確認しておきたいものです。

結論、ピアスをつけてパスポート写真を撮影することは可能な場合もありますが、使用できるものと出来ないものがあるので、そのポイントについて見ていきましょう。

パスポート写真でピアスがOKな理由

先ほどパスポート写真においてピアスはNGではないとお伝えしましたが、ピアスは明らかにアクセサリーだと分かるなら、つけたまま撮影しても問題はないそうです。
ただし、パスポートの規格の中には、好ましくないものがあるので、念のため確認しておきましょう。

  • 【パスポート写真のピアスに関する規定】
  • ・髪の毛で隠れるものは好ましくない
  • ・アクセサリーを外した時の印象に違いがあり過ぎると好ましくない
  • (特にヘアアクセサリーやウィッグの場合など)

本来パスポートとは、本人を示すものなので顔がわかるように撮影しなければなりません。
その点、ピアスはポイントをおさえて撮影すれば、本人だと認識できるためOKとなることがあります。

パスポート写真でOKとなるピアスのポイント

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パスポート写真においてアクセサリーを着用して撮影をしてはいけないという決まりはないと知っても、ざっくりしていて少し不安を覚えた方はいませんか?
自分では控えめなピアスだと思ってつけていたのに、友達から「派手だね」と言われてしまった!自分は大丈夫と思ったレベルのピアスも人によっては派手に思われることはあります。
また、たとえ小ぶりのピアスでも色が奇抜だと、派手な印象を与えてしまい、規定に沿うものでは無いかもしれないと不安に思う可能性が高いです。

一種の価値観の違いではありますが、パスポート取得時に価値観の違いが出てしまったら大変です。
あなたがスムーズに取得できるよう、どのようなピアスだったらOKなのか、いくつかのポイントに絞ってお伝えします。

ポイント1:大ぶりで派手なものは控える

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パスポート写真でピアスをつけても大丈夫なポイントの1つ目は、大ぶりかつ派手だと思うピアスの着用を避けることです。
なぜなら、パスポート写真においては、顔の輪郭や頭部が隠れた写真はNGとされているから。
ところで、こんな話を聞いたことはありませんか?
男性は、女性よりも動きのあるものに反応しやすい。
男性の目に多いM細胞の影響があるそうですが、女性にとってはアピールポイントのひとつなので、デートのときに大ぶりのピアスをつけていきたくもなるものです。
大ぶりなピアスや派手なものは、つけるだけで存在感が増しますが、パスポート写真を撮るときは、控えめなピアスにしておいた方が無難なので覚えておいてくださいね。

ポイント2:明らかにピアスと判るものを選ぶ

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パスポート写真でピアスをつけても大丈夫なポイントの2つ目は、明らかにピアスとわかるものを着用することです。
ピアスやアクセサリーはNGではありませんが、写真を撮った際に判別できないとNGになることもあるそうです。
ピアスはお洒落のひとつとして使用しますが、中にはピアスだとわかりずらいものもあります。
1.5mmほどしかない、目立たない極小ピアスというものもあり、一見するとほくろなのかピアスなのかわからない場合も見受けられます。
そのため、自分でも判断に迷うものは、撮影時の一瞬だけ外しておくことをおすすめします。

ポイント3:皮膚の一部と錯覚するピアスは控える

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パスポート写真でピアスをつけても大丈夫なポイントの3つ目は、皮膚の一部と錯覚するピアスは控えることです。
なぜなら、皮膚の色との差がわかりずらいと、誤解を与えてしまう可能性があるから。
シンプルなピアスが好きな方の中には、皮膚と調和してしまうような「うすだいだい色」のものをつけている方もいると思います。
しかし、皮膚との境目がわからないと、顔を認識してもらえず撮り直しということになってしまうかもしれません。
ピアスなのかほくろなのか似通っていてわかりずらい場合も、同じく撮り直しになる可能性もあります。
また、パスポートを提示したとき、同じピアスをしていたとしても、NGが出てしまうこともあるので注意が必要です。
海外へ行くのに写真で躓いてしまうのはもったいないと思いませんか?
是非一度、確認してみてください。

ピアスをつけたパスポート写真の注意点

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パスポート写真を撮影するときにピアスをつけることはNGではありませんが、いくつか注意点もあります。
このピアスなら大丈夫!と思いながら、申請をしたとしても予想外に許可が長引く可能性があるからです。
友達と一緒に申請したのに、私だけパスポートが届かない・・・。とやきもきする前に、注意点を確認しておきましょう。

注意点1:写真がOKかどうかは提出しないとわからない

注意点の1つ目は、写真がOKかどうかは提出しないとわからないということです。
今までご説明してきた中で、ふと疑問に思うことはありませんか?
アクセサリーには細かい基準がなく、曖昧な部分が多々あるのも事実。
しかも、申請後は提出先の判断になるそうなので、判断に差が出てしまう可能性もあるかもしれません。
同じ写真を使ったとしても、一方ではOKになり、他方ではNGになることも考えられます。
パスポートが通るかどうかは、申請先次第ということもあるので、頭の片隅に入れて置いた方が良さそうです。

注意点2:入国審査等で時間がかかることがある

注意点の2つ目は、入国審査等で予想以上に時間がかかることがあるということです。
ピアスをつけたパスポート写真を提出し、OKが出たとします。
申請が通るようにピアスの種類を考えた結果ですので、ガッツポーズを取りたくなるほど嬉しいと思う方もいるはず。
しかし、たとえパスポートを受け取ることができたとしても、入国審査のときに時間がかかってしまうこともあるそうです。
原因はピアスなど。
申請先によって判断が違うのと同じように、国によっても審査内容に差があります。
厳しい国もあれば、優しい国もありますが、国よって審査内容が違うため「絶対」という言葉では示せません。
ピアスをつけて撮影する際は、理解しつつ行動することが大切です。

パスポート写真におけるピアスまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、パスポート写真におけるピアスについて解説しました。
パスポートは次の更新が10年後!
かなり長く携帯することになるパスポートだからこそ、最高の自分を写真におさめておきたいものです。
ピアスがあるだけで、顔回りが華やかにもなりますし、お洒落をすることで気分もあがります。
パスポートの申請先によっては受け取り方も違い、NGになってしまうこともあるのでショックを受けている方もいるかもしれません。
ピアスを付けないと落ち着かないという方は、ポイントや注意事項に配慮しつつ撮影に望んでみてください。
どちらでも大丈夫という方は、外して撮影すると申請や入国審査もスムーズになるでしょう
無事にパスポートを取得し、晴れやかな気持ちで海外への渡航できることを願っています。

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