運転免許証の写真の変更は出来る!方法と注意点を解説

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はじめに

運転免許証写真の変更を考えているみなさん。
写真に不満があって、なんとかしたいと考えていませんか?
運転免許証は紛失等がない限り変更できず、写真で失敗してしまっても使い続けなければならないという考えが一般的ですよね。
ところが、現在は免許証の写真を変えることができるようになりました。
今回は、運転免許証写真をどうやって変更するのか、方法や注意点を説明していきます。
これで「この免許証、写真がひどいから見せたくないな」と思っていたとしても、「写真を変えられるから取り直ししよう!」と前向きに考えられるでしょう。

2019年12月から免許証の写真が変更可能になった

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2019年12月1日に道路交通法が一部改正されたことに伴い、免許証の写真も変更できるようになりました

一般財団法人 全日本交通安全協会のサイトには、運転免許証の再交付要件の緩和について、『運転免許証の紛失や破損に限らず、名字変更や住所変更でも運転免許証の再交付申請が可能となりました。』
(引用:道路交通法の改正のポイント – 一般財団法人 全日本交通安全協会)と、記載されています。

免許証の写真が変更できるようになった経緯については、警視庁の資料「道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴う交通警察の運営について」に、以下のように記載されていました。

『現行規定上、免許を受けた者が運転免許証(以下「免許証」という。)の再交付を受けることができるのは、亡失等の場合のみに限られているところ、例えば、氏名等の身分事項を変更した事実を他人に察知されたくないことを理由に、免許証の記載事項の変更ではなく免許証の再交付を求める要望が寄せられている。
こうした要望を踏まえ、亡失等の場合に限らず、申請者からの求めに応じ、免許証の再交付を認めることとした。』
(引用:7.pdf(道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴う交通警察の運営について(通達)

つまり、「免許証の再発行の条件を緩和してほしいという要望が多かったため、今回の改正対象とされたということです。
免許証の写真を変更できるとは直接的に記載されてはいません。
しかし、申請者の希望に応じて再発行できるのだから、「写真を変えたい」という希望も認められるので、写真の変更もできるようになったと言えます。

運転免許証の写真を変更するときに知っておくべきこと

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運転免許証の写真を変更できるようになったとお伝えしましたが、変更方法は従来の再交付方法や更新方法とは異なる部分があります
しっかりとチェックしましょう。

【1】手数料がかかる

運転免許証の再交付には、2,250円が必要です。従来の3,500円より引き下げとなりました。

【2】申請用に写真が必要

運転免許証写真を再交付してもらうためには、免許証に使う写真とは別に、申請するための写真も求められます。
どのような写真が必要なのかは、都道府県によって異なりますので、あらかじめ調べておいたり、免許を再交付してもらう予定の免許センターや警察署に問い合わせて確認してください。

【3】持ち込み写真を免許証に使えないことがある

運転免許証に使用する「写真」の変更はできますが、持ち込み写真がOKとは言われていません。そのため、都道府県によっては免許センターで撮影した写真しか使えない場合があります
例えば、青森県では持ち込み写真の使用が可能ですが、東京では再交付に持ち込み写真の使用は不可です。

免許証の再交付で持ち込んだ写真を利用するときの注意点

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運転免許証写真に持ち込んだ写真が使える場合も、簡単に「これでOK」とはなりません。
注意点が3つありますので、確認していきましょう。

【1】事前に予約が必要か確認

写真の持ち込みができる場合でも、都道府県によっては予約が必要です。前もって、免許センターや警察署に確認しておくと、手間が省けますよ。

【2】規定を守った写真を撮る

再交付の場合も、免許作成や免許更新と同様に、規律を守った上で写真を撮らなければなりません。

【3】スキャンにより画像が粗くなることがある

運転免許証には写真をそのまま使うのではなく、スキャンした写真の画像が使用されます。そのため、良い写真だと思って提出しても、実際の写真より色や画質が落ちて交付されることもあり得る点に注意してください。

運転免許証の写真を変えるための手続き

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運転免許証の写真を変えるには、どのような手続きをしていけば良いのでしょうか。
申請に必要なものと手順を簡潔に説明していきます。

申請に必要なもの

写真を変更するための再交付申請には、5つのものを持参しなければいけません。

免許証以外の本人確認書類

パスポート、写真付きの個人番号カード(通知カードは不可)、住民基本台帳カード、在留カード、写真付き障害者手帳の場合はいずれか1点の持参で本人確認書類と見なされます。

住民票、保険証、年金手帳、預金通帳(キャッシュカード)、クレジットカード、納税通知書、公共料金(電気、ガス、水道、電話等)の請求書等の場合は、異なる種類のものを2点以上持参で、本人確認ができます。

都道府県によっては、現在持っている運転免許証が本人確認書類と判断されるため、上記の本人確認書類が不要となる場合があります。
ただし、運転免許証が破損や汚損で本人確認できない際は、上記の本人確認書類も求められます。

申請用の写真

免許証に使うものではなく、申請するための写真が必要です。
写真のサイズは3.0×2.4と、免許証に使うサイズと同じ場合が多い傾向にあります。
詳細は都道府県によって違いますので、免許センターや警察署に確認しておくと良いでしょう。

2,250円

再交付に必要な手数料です。現金で用意しましょう。

現在持っている免許証

免許証を持っていかなければ、新規で受け取ることはできませんので、提出のために必要となります。

印鑑

スタンプは印鑑として扱われません。実印を持っていきましょう。

手続きの手順

持ち込み写真の利用ができる場合は、写真撮影の手順は省略されます。

【1】免許センターで申請書類を記入

免許センターで書類を記入します。

【2】受付してもらう

記入した申請書類に漏れが無いかを受付で確認後、手数料2,250円を支払います。

【3】写真撮影

免許証に利用する写真を撮ります。前回と同じ失敗を繰り返さないために、髪型や服装、メイクに気を配りましょう。

【4】免許証交付

【1】から【3】までの手順が終わったら、これで無事に新しい免許証が交付されます。

免許証写真の変更方法まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、運転免許証写真を変更する方法と注意点についてご紹介しました。
運転免許証写真を変えることはできそうでしょうか。
都道府県によって持ち込み写真が利用できない場合もあるのは残念ですが、今まではよほどのことがない限り、写真を変えたくても変えられなかったのですから、写真で失敗してしまっても変えやすくなったのはありがたいですね。
持ち込み写真を利用できるなら、プロに撮ってもらうのが安心で確実です。
「これなら見せても大丈夫そう」と思える運転免許証ができあがりますよう、心から願っています。

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