運転免許証写真の背景は何色?背景の変え方や注意点を解説
はじめに
今や国民の約70%(内閣府調べ)の人が所有している「運転免許証」。
車は私たちの生活になくてはならないものですよね。
では意外とすぐに訪れる免許更新、何も考えずに更新していませんでしたか?
実は運転免許証写真の背景や色、デザインには決まりがあり、規格を満たしているか厳しくチェックされています。
しかし逆をいうと規格を満たしていれば、自分らしい運転免許証を作れるということ。
そこで今回は運転免許証の背景や撮影時の注意点など、身近な運転免許証について解説していきたいと思います。
基本的に免許証写真の背景は水色
突然ですが、あなたの運転免許証写真の背景は何色でしょうか?
おそらくほとんどの方の背景は“水色”かもしれません。
青色の背景は国の公安委員会が決めた背景ですので、免許センターで撮ると大抵みな同じ青背景になってしまいます。
水色の背景はいろんなメリットがあるため、多くの身分証明書の背景で採用されています。
例えば水色の背景には、顔の表情や血色などが分かりやすい、顔が浮き彫りになるなどのメリットがあります。
身分証明書ならではの理由ですね。
写真を持ち込めば免許証写真の背景を選べる
実は警察署や免許センターに写真を持ち込めば、青背景から卒業して自分の好きな色に変更できることをご存知でしたか?
「運転免許証写真の背景を自分好みにしたかった!」という方や「背景など気にも留めていなかった」という方も、この記事を機に無気質な免許証にオリジナリティーを出してみてはいかがでしょうか?
とはいえ運転免許証写真の背景は、何色でも良いというわけではありません。
運転免許証の規格を理解していないと、せっかく撮った写真も撮り直しになりかねません。
では運転免許証写真の背景で知っておくべきことを簡単に見ていきましょう。
免許証写真を持ち込むとき背景選びで知っておくべきこと
運転免許証写真の背景で注意すべきポイントを、今回は3つ紹介していきます。
- 1.青背景以外もOK
- 2.背景は単色・無地が絶対
- 3.背景と服装の同化はNG
- ポイントごとに解説していきます。
【1】青背景以外もOK
運転免許証の背景色は青が一般的ですが、実は白・ピンク・オレンジなどの背景色でもOKです。
ただし黒・茶・ベージュは注意!
証明写真は顔の輪郭がはっきり判ることが重要であるため、髪色や肌色と同化しやすい背景色は避けたほうが望ましいでしょう。
証明写真では良く使われる背景ですが、免許証では使用できません。
理由は諸説ありますが、白背景にマイナスのイメージを持たれる方もおられるようです。
例えば遺影で用いられる背景は白っぽいものが多いため、運転免許証写真の背景に選ぶのは縁起が悪いと感じる方もいます。
しかし白背景が使えない1番の理由は、服装との同化を防ぐためです。
他には黒などの暗すぎる色や赤などの派手な色はNGとされています。
【2】背景は単色・無地が絶対
運転免許証写真の背景は単色・無地が絶対です。
なぜなら単色や無地の背景は、本人確認に最も大切な顔のパーツが判りやすいというメリットがあるからです。
単色・無地背景は顔の輪郭も、より立体的になり識別しやすくなります。
一方、模様やグラデーション背景はNG。
背景が模様やグラデーションの場合、骨格や髪型、耳などが背景に埋もれ判別が難しくなるからです。
そのため背景は単色・無地という条件が満たされていなければ、申請には確実に通りませんので注意しましょう。
【3】背景と服装が同化するのはダメ
運転免許証写真の背景は服装と同化しないものを選びましょう。
これも国が定めた決まりですので、絶対に守る必要があります。
基本的に運転免許証の背景は青ですので青色、水色の服はNGということになります。
ちなみに服装だけでなく、自分の顔色(肌の色)と同化してしまう背景もNGです。
顔の輪郭が判りづらくなったり、顔が背景に埋もれてしまったりと本人確認が難しくなってしまうからです。
背景の色は自分と同化しないものを選びましょう。
免許証写真の背景色を変えたいなら写真スタジオで撮影しよう
「運転免許証写真の背景を変えたい、でも申請に通らないのも怖い‥」という方は写真スタジオでの撮影をおすすめします。
スタジオで撮れば背景色を選ベるだけでなく、カメラマンが免許申請に通りやすい背景についてアドバイスを与えてくれるので安心です。
でもこちらが何も言わなければ、免許センターと同じ青背景になってしまう可能性もあります。
スタジオで撮影する場合は「背景を〇〇色にしたい」とまずは希望の背景色を伝えてみましょう。
またスタジオ撮影は笑顔と無表情の絶妙な違いを引き出すために、リラックスした雰囲気で撮影してくれますよ。
免許証写真の撮影におすすめの写真スタジオ
ここからは免許証写真の撮影におすすめな写真スタジオを2店舗紹介していきます。
【1】カメラのキタムラ
『カメラのキタムラ』といえば、一度は利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
撮影して10分ほどで受け取りまでできるので、用事の合間にも利用しやすいですよね。
証明写真のコースにはスタンダードとプレミアム仕上げがあり、補正やもらえる写真の枚数で金額が異なります。
プランについている補正は簡単な肌補正のみなので、髪色や顔の修正を希望される場合は追加で2,200円(税込)かかります。
またプランに撮影データはついていないので、データを購入して他の身分証にも使いたい!という方は別途1,100円(税込)も必要です。
【2】スタジオインディ
『スタジオインディ』は利用者の口コミ評価が高い証明写真専門の写真スタジオです。
プロのカメラマンが撮影をしてくれるので、背景で迷った場合にも使用目的にあった背景の色を提案してくれます。
また撮影した写真は隣で見ながら修正をしてもらえるので、自分が納得する写真に仕上げることができます。
写真は12枚もらえますが、サイズの組み合わせが自由なので他の身分証に同じ写真を使うことも可能。
通常のプランではなく、ヘアメイク付きのプランもあるので髪型やメイクもばっちりして撮影したい!という方にもおすすめです。
免許写真を持ち込む場合は注意点がたくさん
運転免許証は背景だけでなく、他にも注意すべき点がたくさんあります。
写真の持ち込みを検討している方は、写真の規定をまずは理解しておきましょう。
例えば注意すべき点には以下のようなものがあります。
- ・マスクや帽子を被っている
- ・大きなアクセサリーを身につけている
- ・前髪が目にかかっている
- ・視線がズレている
- ・写真が暗すぎる
- ・頭が切れている
- ・サイズは縦3cm×横2.4cm
などなど注意すべき点がたくさんあります。
(持ち込みの記事に飛ばす)
運転免許証写真の背景についてまとめ
本記事では運転免許証の背景と注意点を解説してきました。
免許証の背景を自分好みに変えられるのは嬉しいですよね。
しかしグラデーション、模様がある背景や服装と同化する背景はNGでした。
他にも運転免許証の写真には注意すべき点がたくさんあります。
持ち込み写真の規定や背景色で迷った時は、ぜひプロのスタジオに相談してみてください。
あなたに合う背景と自然な表情で撮影してくれますよ。