宣材写真の撮り方をカメラマンが徹底解説!男女別に売れるコツを紹介
はじめに
自分の顔や名前を売るためのアイテムとして欠かすことのできない「宣材写真」。
少しでも写りのよい宣材写真を用意して、あらゆる場面で好印象を掴みとりたいですよね。
この記事では、あなたを売り込むための大切な商売道具でもある宣材写真の撮り方についての情報を徹底解説しています。
好印象を掴むためのコツは男女によっても異なりますので項目を分けて詳しく紹介いたしました。
宣材写真についての耳寄りな情報をぜひチェックしてみてください!
無価値な宣材写真にしないで!売れる宣材写真は撮り方で決まる
あなたがどれだけ優秀な人材だろうと、どれだけ素晴らしいスキル持っていようと、クライアントが一番最初に目にする宣材写真が微妙だと、選考対象にすらなれないかもしれません。
職種や場合にもよりますが、たくさんの候補者のなかから自分を選んでもらうために、まずは良い宣材写真を用意することがどれだけ大切なのかということです。
宣材写真の持つ大きな役割として「写りがよいだけではダメ」という点があげられます。
タレントの場合、元気いっぱいの明るいキャラクターを魅力として自分を売り込みたいのに、肝心の宣材写真がただ真面目な表情で証明写真のような写りをしていては、あなたの魅力がまったく伝わりません。
先方の要望に沿わない人物であると宣材写真で判断されてしまうと、オーディションすら受けられないことも考えられます。
講師や占い師などの場合も、宣材写真の写りだけで「この人は信用できなさそうだから嫌だ」とお客様に判断されてしまうような事態は避けたいですよね。
あなたの魅力を実際にアピールするための第一歩として、宣材写真がどれだけ大切なのかということをまずはしっかり理解しておきましょう。
「宣材写真」とは?
そもそも、宣材写真とはどんな写真のことなのかをご存じでしょうか。
宣材写真の正式な表記は「宣伝材料写真」となり、字のごとくあなたを宣伝するときの材料として使う写真のことです。
マネージャーや自分自身であなたのことをクライアントに売り込むときに提出する写真としてはもちろん、イベント開催時の告知ポスターであなたのことを紹介するときにも宣材写真が使われます。
なので、企業・お客様・あなたのファンになってくれるかもしれない方々が一番最初にあなたを目にする機会となるのが宣材写真です。
オーディション写真やアーティスト写真との違い
オーディション写真と宣材写真の大きな違いは写真が提出されたあとの扱い方です。
オーディション写真はその名のとおり、オーディションを受ける際に履歴書などと一緒にクライアントに提出するための写真でクライアント側で、「この人はこの役にふさわしいだろうか」と判断する際に用いられるような写真のことをオーディション写真と呼びます。
オーディション写真は基本的に世の中に発表されるような写真ではありませんので、告知ポスターなどにも使われる宣材写真とはその点で異なります。
アーティスト写真は、通称「アー写」とも呼ばれる写真のことです。
主に音楽活動をしている方が撮影する写真のことをアー写と呼び、CDジャケットやライブポスターなどにも使用されます。
新しいCDの発売や次のライブが発表される際に、そのコンセプトに合わせた新しいアーティスト写真が発表されることが多いです。
宣材写真は「上半身写真」「全身写真」の2種類の用意が基本
宣材写真を用意する際には、基本的に「上半身写真」と「全身写真」を用意しましょう。
上半身写真ではあなたの顔立ちや雰囲気に加えて目力などが、全身写真ではあなたの等身や体格などが確認されます。
宣材写真のサイズについてですが、特に指定がない場合はL判サイズの縦長写真でOK。
L判サイズとは89×127㎜の、最も一般的な写真のサイズのことです。
最近では宣材写真もデータで提出する場合が多いのですが、その場合にも縦長写真を提出しましょう。
宣材写真データの解像度は縦が1,600ピクセルほどで、データ容量が10MB以下のものを用意しましょう。
基本的な宣材写真の撮り方の流れ
宣材写真の撮影の一般的な流れについてを紹介いたします。
紹介順に自分は何を用意しなければならないのかを、確認するようにしましょう。
- (1)どんな宣材写真にするか事務所と確認して決める
- 事務所に所属している方の場合は、どんな宣材写真を撮影するべきか必ず相談しておきましょう。
自分の思っているイメージと事務所側のイメージに食い違いが起きていては、売り込みに使うはずの宣材写真が効果的に使えなくなります。
また、客観的な視点から自分を見つめ直してみることもとても大切です。 - (2)スタジオ選び
- 宣材写真の撮影で大切となってくるのは、写真写りそのものよりも、あなたの魅力を引き出してくれる撮影がしてもらえるかどうかです。
もちろん写真写りも大切ですが、それ以上の付加価値も求めたいので宣材写真を得意にしている写真スタジオやカメラマンを探しましょう。 - (3)着替え
- 宣材写真用の衣装についても考えておきましょう。
自分の雰囲気に合ったコーディネートや、職種に合った服装などをする必要があります。 - (4)ヘアメイク
- ヘアメイクを自分で行っても大丈夫ですが、オススメは写真スタジオでヘアメイクセットもお願いすることです。
誰からみても印象のよい写真を撮影するのためにプロに依頼をしてみましょう。
男性も髭剃りあとなどを隠すために撮影用のメイクを施すことがおすすめです。 - (5)背景選び
- 宣材写真の背景選びも意外に重要なポイントです。
インパクトを残そうとして赤や黄の背景で撮影すると、背景の印象が強すぎてあなたに注目がいかなくなるので気をつけましょう。
演出したいイメージに合わせた背景を選んだり、場合によっては野外での撮影もおすすめです。 - (6)撮影
- 宣材写真の撮影プランにもよりますが、1つのポージングで数カット撮影します。
必要に応じてポージングを増やしてみましょう。 - (7)レタッチ
- 数カット撮影したなかから、一番よいものを選びだしたら写真のレタッチをしてもらいましょう。
美肌補正や、髪の生え際などを少し整えるなどのレタッチを加えるだけで宣材写真の印象がかなり変わります。 - (8)現像orデータ作成
- その場ですぐに現像やデータ作成をしてもらえることもありますが、撮影プランや状況によっては2日から1週間ほどの時間がかかる場合もあります。
写真に現像してもらえるサービスもありますが、宣材写真は何度も使用する機会のある大切な写真ですのでデータで用意してもらうことをおすすめします。
メールアドレスへ添付される場合や、CDで受け取れる場合など写真スタジオによって対応はさまざまです。
宣材写真を撮影する上での注意点
大切な宣材写真を撮影する上で注意をしておいたほうがよいポイントについて2点紹介いたします。
(1)過度なレタッチはNG
印象の良い写りが重要となる宣材写真ですが、過度なレタッチはしないように注意しておきましょう。
宣材写真の写りと実際のあなたの印象に大きな違いがあるとオーディションに進んだ時など実際に対面した際の印象ダウンに繋がってしまいます。
とくにタレントやモデルの場合は見た目の雰囲気も重要視される場面が多いので、宣材写真と実際で大きな差が生まれているとクライアントから詐欺だと思われてしまうかもしれません。
レタッチはあくまで肌の補正を行ったり、目に光を入れてもらう程度の加工にとどめておきましょう。
(2)写真サイズに対して被写体以外の余白幅をある程度とる
宣材写真の枠内に納める被写体の大きさについても気をつけましょう。
写真のサイズに対して大きく写りすぎたり小さくなりすぎたりしないバランスで撮影することが大切です。
写真スタジオで撮影をすればほとんどの場合で大丈夫かとは思いますが、セルフで宣材写真を撮影したり、カメラマンに要望を出すときにはサイズ感を踏まえた写真撮影を行うことをおすすめします。
【男性向け】売れる宣材写真の撮り方
ここからは男性向けの売れる宣材写真についてのコツを紹介いたします。
男性は男らしさはもちろんですが、その中でも清潔感や社交性を演出できる宣材写真が比較的好まれます。
そんな写真を作れるよう、服装やヘアメイク、ポージングや表情などに分けて解説していきますので、ぜひチェックしてくださいね!
男性用宣材の撮り方1:服装
男性の場合は、Tシャツスタイル、衿付きシャツスタイル、ジャケットやベストスタイルが宣材写真で人気の服装です。
健康的で明るいイメージならTシャツ、真面目なイメージなら衿付きシャツ、クールで知的なイメージならジャケットを選ぶというようにみせたい雰囲気に合わせた服装を心がけましょう。
自分に似合う服装がわからない場合には、客観的な意見を求めることも重要なので事務所のマネージャーやアパレル店員などに相談をしてみましょう。
いずれの服装を選んでもヨレやシワのない清潔感のある服装を用意することも大切なポイントです。
男性用宣材写真のおすすめの服装に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
オファーが殺到する宣材写真を撮りたい男性にオススメな服装について解説
男性用宣材の撮り方2:ヘアメイク
服装よりも目につきやすいヘアメイクにきちんと意識を向けることもかなり重要なポイントです。
清潔感重視のきちんと手入れされた髪型で宣材写真の撮影にのぞみましょう。
とくに髪を染めている人の場合は、髪の毛が伸びて根元の黒が目立つような状態で撮影にのぞむと印象がよくないので注意をしておきましょう。
また、肌ツヤがよく健康的な好印象を掴むためにも男性も撮影用のメイクをしておくことも大切です。
髭剃りあとを隠したり、眉を整えるだけでも印象がまるで違います。
男性用宣材の撮り方3:ポージング・表情
笑顔で愛嬌のある印象を演出したり、きりっとした表情でクールさを演出したりとあなたのキャラクターに合わせた雰囲気の表情を重視してみましょう。
男性におすすめのポージングは、身体側に腕を垂らしたポーズです。
片方の腕は真っすぐ垂らして、反対側の腕は少し曲げるなどの動きをつけると自然な雰囲気が出せて◎です。
そこからさらに胸を張って宣材写真の撮影をすることで自信のある様子が好印象に繋がります。
男らしさやたくましさがアピールできる腕組みポーズを効果的に取り入れてみることもおすすめです。
男性用宣材写真のおすすめの撮り方に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
プロ直伝!男性の宣材・オーディション写真のおすすめの撮り方を解説
男性用宣材の撮り方4:レタッチ(加工修正)
気になるニキビあとや髭剃りあとなどをレタッチで修正してもらいましょう。
あとは髪の毛の生え際ラインなどを軽く整えたりしてもらうと清潔感がアップしてみえますのでおすすめです。
目に光を入れる加工もいきいきとした雰囲気が演出できてグッドなので、宣材写真の写り具合によって手を加えてもらうことがおすすめです。
ジャケットを着た宣材写真の場合などは特に、肩に汚れやゴミがついているようにみえないような修正も大切です。
男性用宣材写真の加工修正に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宣材写真の加工はOK?加工以外でコンプレックスを克服する方法を紹介
【女性向け】売れる宣材写真の撮り方
ここからは女性向けの売れる宣材写真についてのコツを紹介いたします。
女性は華やかさ、清楚、社交性の3要素が感じられる宣材写真が基本的に好まれます。(職種によっては異なる場合もあります)
そんな印象を与えられる女性の宣材写真作りのために、服装やヘアメイクの見た目から、ポージングや表情といった撮り方まで分けて解説していますので、ぜひチェックしてください!
女性用宣材の撮り方1:服装
女性の宣材写真用の服装でおすすめなのが、ふわふわした服よりもタイトめな印象の服装です。
ふわふわした服だと太ってみえたり、顔や表情以外の印象が目立ってしまうのであまりおすすめではありません。
白や明るい雰囲気の色合いの服装で、タイトめの服装だと女性らしさが美しく演出できるのでおすすめです。
職種や状況にもよりますが、パンツスタイルよりはひざ丈より上くらいのスカートスタイルのほうが好印象に繋がりやすい点にも注目です。
女性用宣材写真の服装に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【女性向け】宣材写真にオススメな服装を解説!オファーがくること間違いなし!
女性用宣材の撮り方2:ヘアメイク
宣材写真用のヘアメイクでおすすめの髪型は、丁寧に整えたダウンスタイルかハーフアップスタイルです。
きれいめシンプルな印象がある髪型で撮影をしておくとあなた本来の魅力が強調されるので印象アップに繋がります。
宣材写真用のメイクは、肌ツヤのよさで健康的なアピールをすることとアイメイクで目ヂカラアップを狙うのが基本スタイルです。
とはいっても派手すぎるメイクは印象ダウンに繋がってしまうので、がっつりアイシャドウというよりは、アイラインを効果的に使用した目ヂカラアップメイクを目標にしましょう。
女性用宣材写真のメイクのポイントに関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宣材・オーディション写真のメイクのコツをポイント別にプロがご紹介
女性用宣材の撮り方3:ポージング・表情
女性の宣材写真でおすすめの表情はなんといっても笑顔です。
自然で愛嬌のある笑顔写真が宣材写真でも一番人気で、口を閉じた笑顔でも歯をみせた笑顔でもOKです。
女性のおすすめポージングは、腰に手をおいたりお腹の前で手を組むポーズです。
とくにお腹の前で手を組むポーズは女性らしく上品な仕上がりになりやすいのでチェックをしてみましょう。
肘を張り出しすぎたり手に力を込めすぎたりすると緊張している様子が写ってしまうので、力を抜いて優しく手を重ねてみましょう。
女性用宣材写真のおすすめの撮り方に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【女性向け】オファーが殺到する宣材写真の撮り方をプロが徹底解説
女性用宣材の撮り方4:レタッチ(加工修正)
肌トラブルや髪の乱れなどの写りがそのままにならないようにレタッチをしてもらうことも大切です。
目に自然な光が入っているように加工をしてもらうことで、健康的なイメージをうまく取り入れることができるのでチェックをしてみましょう。
また、歯をみせて笑う笑顔の場合は歯が白くみえるように補正をしてもらうことも大切です。
ゆったりとやわらかな素材の服装を着た場合には、服のシワが目立つようなら自然なかたちに整えてもらいましょう。
女性用宣材写真の加工修正に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宣材写真の加工はOK?加工以外でコンプレックスを克服する方法を紹介
【子役向け】売れる宣材写真の撮り方
ここからは子役向けの売れる宣材写真についてのコツを紹介いたします。
「自分の子はどうして仕事が取れないの」と不安に思われている親御さん、またはこれから初めて撮影される方などはぜひチェックしてください!
ちなみに、子役用宣材写真の撮り方はこちらでも詳しく解説しています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
【親御さん向け】仕事をもらうために子役の宣材写真は重要!撮り方を解説
子役用宣材の撮り方1:服装
子役用の宣材写真におすすめの服装は、シンプルめなTシャツに女の子ならスカートやショートパンツ、男の子なら長ズボンを合わせたスタイルです。
シンプルめな色や柄のTシャツが好まれるのは、子役本人の魅力を引き立てるためです。
派手な色合いや柄の服を着用してしまうと、服装にばかり目がいってしまうことも考えられるので避けておきましょう。
子役本人が着たいものよりも印象が大切となる宣材写真なので、キャラクターものの服装なども避けるようにしてくださいね。
子役用宣材の撮り方2:ヘアメイク
男の子女の子ともに前髪は眉毛にかかるくらいの長さがおすすめです。
目が隠れるような長さは印象的によくない場合が多いので、目がきちんと見えるような長さの前髪に整えましょう。
女の子の場合はツインテールかダウンスタイルの後ろ髪に整えてあげることもおすすめです。
子役といえどヘアセットの清潔感は重要なので、男の子女の子ともに整髪料などを使ってきちんとしたヘアセットをしておく必要があります。
撮影用にがっつりとしたメイクを行う必要はないのですが、撮影時に汗やテカリがでないようにナチュラルなベースメイクは施しておくことをおすすめします。
子役用宣材の撮り方3:ポージング・表情
子役用の宣材写真でおすすめの表情はなんといっても笑顔です。
普段の様子が伝わってくるような自然で楽しげな笑顔を引き出せた写真が一番良い宣材写真用のショットといえます。
その際、目が閉じたり目が細くなってしまう笑顔にならないように注意をしておく必要があります。
子役におすすめのポージングは、身体側に手を置くようなポーズや腰に手をおくポーズです。
男の子の場合は腕を組むポーズが向いている場合もあります。
子役用宣材の撮り方4:レタッチ(加工修正)
子役といえど宣材写真のレタッチを行っておきましょう。
肌の色味を整えたり、虫刺されなどのあとを消すようなレタッチがおすすめです。
とくに子どもの場合は足に小さなケガをしてしまうことも多いので、全身写真のほうを念入りにレタッチを行っておくようにおすすめします。
子役用宣材写真の加工修正に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宣材写真の加工はOK?加工以外でコンプレックスを克服する方法を紹介
職種別で撮り方は変わる!宣材写真が必要な職種とは?
ここからは宣材写真が必要となる職種別に、宣材写真で撮影するべき雰囲気の違いなどを紹介いたします。
自分が撮影するべき宣材写真はどんな写真にすれば良いのか、該当する職種系統をチェックしてくださいね!
芸能系
役者・女優・声優・タレント・アイドル・お笑い芸人などの職業が芸能系にあたります。
芸能系の宣材写真ではとにかく好印象が得られるような清潔感のある明るい雰囲気の宣材写真を撮影してみましょう。
芸風や性格によって多少の違いはありますが、好感度が大切となってくる職種なので自然な笑顔がポイントとなるような宣材写真の撮影がおすすめです。
とくにタレントやアイドル、お笑い芸人などファンを明るく楽しい気持ちにさせるための仕事が多い芸能系の宣材写真では華やかでポップな印象を大切にしてみましょう。
芸能系の宣材写真のおすすめの撮り方に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
役者・タレント・声優志望の売れる宣材写真の撮り方をまとめて解説
アーティスト系
歌手・作曲・編曲家・音楽家・演奏家・声楽家・ダンサー・パフォーマーなどの職種がアーティスト系にあたります。
アーティスト系の宣材写真では、自分の世界観が伝わるような宣材写真が撮影できるとグッドです。
もちろん他の職種と同じように清潔感などで好印象を狙うことも大切です。
自分がどのようなアーティストであるのかが一目でわかるような要素も盛り込んでおくと効果的なのでチェックしてみましょう。
演奏時や公演時に使うような正装を着たり、演奏する楽器を手にもったりするほか、ポージングにもこだわってみると良いですね。
アーティスト系の宣材写真のおすすめの撮り方に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。ポージングについても詳しく解説しているので、ぜひ撮影時の参考にしてください。
【音楽家】仕事が増える宣材(プロフィール)写真の撮り方を解説
ナイトワーク系
ホスト・キャバクラ嬢・ホステスなどの職種がナイトワーク系にあたります。
ナイトワーク系の宣材写真は服装やポージングが特有です。
勤務にあたるときと同じような盛り髪や服装、キャラクター性や物語が伝わるようなポージングが大切となります。
「この人に会ってみたい」「楽しい時間が過ごせそう」という印象を持ってもらうことがなにより大切ですよね。
インパクトを重視しつつ、好印象を持ってもらいたいお客様を狙い撃ちにした宣材写真を撮影してみましょう。
ちなみに、俳優女優・アイドル・音楽家・ナイト系ワークなど、各職業のより具体的な撮り方についてはこちらをチェックしてください!
宣材写真の撮影はどこでやるべき?
宣材写真の撮影におすすめなのは、宣材写真のプロや業界での撮影経験が豊富なカメラマンのいる写真スタジオです。
写真写りの良さだけでなく、あなたの魅力をクライアントやお客様に伝える必要があるのが宣材写真なので、写真撮影のポイントが一般的な写真とは異なります。
業界のことは業界の経験が豊富なカメラマンにお任せするのが一番ですよね。
さらにプラスでプロのヘアメイクも在籍しているような写真スタジオならとてもおすすめです。
宣材写真用の写りや好感度の高いヘアメイクを熟知しているプロの手を借りることができれば、こんなに心強いことはないです。
あなたをアピールする大切な宣材写真なのですから、輝かしい未来を手に入れるためにもその道のプロに力を貸してもらいましょう。
宣材写真のスタジオの選び方や撮り方などはこちらの記事に詳しく書いてあります!ぜひこちらもチェックしてください!
宣材写真の撮影相場
宣材写真の撮影料金の相場は6千円~3万円です。
1カットだけの宣材写真でよければ、30分程度で数枚の撮影をしてもらいそのなかから1カットを選んで写真やデータを受け取れる簡単なプランの利用が便利です。
しかし、上記のような簡単な撮影プランではヘアメイクなどを自分で行う必要があるので、手厚いフォローが欲しい場合やもっとたくさんのカット数がほしい場合には希望に沿った撮影プランを利用する必要があります。
宣材写真の撮影におすすめのフォトスタジオ
宣材写真におすすめのプロの揃うフォトスタジオの代表は以下の2スタジオです。
Studio Indi(スタジオインディ)
新宿・池袋・渋谷・横浜・東京駅・大阪梅田・京都四条烏丸・名古屋栄・神戸三宮(全店駅から徒歩5分以内!)
【撮影料金】
7,670円〜(税込)※撮影のみ
全国に9店舗を駅近で展開しているスタジオインディは、宣材写真の撮影で利用するのにぴったりの写真スタジオです。
スタジオに在籍するカメラマンとヘアメイクは全員プロという安心に加えて、撮影技術に自信があるからこそ、納得のいく宣材写真が撮影できなかった場合の『全額返金保障制度』まで用意しているというのですから驚きです。
また、撮影した宣材写真をその場でレタッチしてもらえる上にその作業を隣で見ながら相談をうけつけてもらえるというサービスも充実。
公式のホームページで提示されているクーポンを利用すれば、税込み2万円以下の金額でプロのヘアメイクも込みの宣材写真撮影プランが利用できるところもおすすめポイントです。
宣材写真を新しく撮影しなおしたい方はもちろん、初めて宣材写真を撮影するという方にはとくにおすすめの写真スタジオがスタジオインディです。予約はこちらから。
STUDIO BeATS (スタジオビーツ)
東京都港区(六本木駅より徒歩5分)
プロも利用する本格派写真スタジオがスタジオビーツの宣材写真撮影プランです。
希望に合わせたプラン内容が豊富で、自分でメイクしたい方や専属のヘアメイクが付いている方用にメイクブースの貸出をしているほか、スタジオビーツに在籍するプロのヘアメイクにメイクをお願いできるプランもあります。
ヘアメイク付き撮影プランでは撮影中も万全のフォローが受けられるので、まさに本格的なプロの世界ですよね。
需要に合わせた料金設定がされているところも魅力のひとつで、1データ6,000円(税抜)のプランから修正付き宣材イメージプラン1~4データ16,000円(税抜)プランなども用意されています。
ポートレイトやコンポジといったアーティスティックな撮影も得意としているスタジオなので、モデルやタレント用の宣材写真にもぴったりの雰囲気。
いま使っている宣材写真よりもワンランクよりもさらに上、本格的なイメージ戦略を狙う方におすすめの写真スタジオがスタジオビーツです。
宣材写真の撮り方まとめ
今回の記事では、宣材写真の撮影ポイントについてを徹底解説いたしました。
男女、子役別、職種別と気をつかうべきポイントがもりだくさんでしたね。
あなたを売り込むための大切な商売道具となる宣材写真ですから、しっかりと力を入れて好感度重視の写真が用意できるように心がけましょう。
初心者にもおすすめの写真スタジオから本格プロ仕様の写真スタジオまで、自分に合った写真スタジオを探し出してとびきりの宣材写真を撮影してみましょう。