役者・タレント・声優志望の売れる宣材写真の撮り方をまとめて解説

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はじめに

役者・タレント・声優志望の方は夢の実現のため、また今以上に仕事の幅を広げるために、より効果的な宣材写真を作成したいと思っているのではないでしょうか。
でも自分に合った宣材写真がどのようなものなのか、イマイチわからないですよね。
今回はずばり、“売れる宣材写真の撮り方”について詳しくプロのカメラマンが解説いたします。
こちらを読んで魅力的な宣材写真を仕上げ、ぜひお仕事の幅を広げてください。

そもそも「宣材写真」とは?

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「宣材写真」とは宣伝材料写真の略。所属する事務所がタレントや役者、声優を売り出すためにクライアントに提示する写真のことです。
レストランで例えると料理写真のようなものでお客様が写真を見て「食べたい!」と思うように、宣材写真もクライアントが写真を見て採用するか、起用するかどうかの判断をします
また、テレビでその場に本人がいない場合、ワイプで紹介される際に使われる写真も宣材写真が多いので、一般にも公表される場合もあります。
このように公開される前提の写真が宣材写真で、非公開のオーディション写真とは違います。
オーディション写真は事務所に応募したり、ある役柄に対するオーディションの応募で使う写真のことで、基本的には公開されることはありません。
またアーティスト写真は宣材写真と近いですが、音楽家などの表現者を売り出すための写真なので、宣材写真よりはアーティストの世界観や独特の魅力を表現した写真となります。

役者や声優といった芸能人の宣材写真の役割とは?

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実力がモノをいう役者や声優といった職種ですが、最近ではやはり顔を重視されやすい業界です。
ファンサービスやSNSで声優も顔を出すことが増えており、声と顔のセットで人気が出ることも少なくありません。
そのためオーディションに合格しやすくしたり、仕事のオファーが来やすくなるようにより良い写りの魅力的な宣材写真が必要とされます。
面接前の書類やデータ審査の段階で、少しでも業界で好まれる必要があるので、宣材写真は決して手を抜いて撮影してはいけません。

役者・タレント・声優などの芸能人が売れやすくなる宣材写真とは?

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宣材写真の重要性はお分かりいただけましたでしょうか。
ここからは、役者・タレント・声優などの芸能人が売れやすくなる宣材写真について具体的に解説いたします。
かっこいい・可愛い・美しいなどの基本的な顔の良し悪しはもちろん必要ですが、それ以外で業界から求められる要素について解説いたします。

写真で求められる印象1:素直で誠実さ溢れる姿勢

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これはどの職種にも言えることですが、反抗的だったり、明らかに感じの悪い役者や声優を事務所に迎えたいという人はいないでしょう。
クライアントも然りで、できるだけ人柄の良い人に仕事を回したい、一緒に仕事をしたいと思っているはずです。
なので、いくら実力があっても第一印象が悪いと採用に響いてしまいますので、宣材写真では仕事が来やすくなるような誠実さを見せつける必要があります
役者や声優志望であるあなたも、演技指導などの求められたことに対して期待通り頑張ってくれる人に仕事を振りたいですよね?
どんな仕事でも、人間関係は重要で、皆気持ちよく仕事がしたいと思っています。
そしてメイクや表情、ポージングなどで素直さや誠実さは表現することができます。

写真で求められる印象2:自分に自信を持っている

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人前に出る仕事をするにあたって、一番大切なのは自分に自信を持っていることです。
偉そうにしてはいけませんが、クライアントはその道のプロを求めていますのでそれに対して自信を持って応えなければなりません。
自信がなかったりおどおどしているように見える宣材写真では頼りなく見えてしまい仕事を任せることはできないので、プロとして自信を持った余裕のある雰囲気で撮影しましょう。

写真で求められる印象3:向上心があるか

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浮き沈みの激しい芸能界を生きていくためには、目先のオファーやオーディションだけを考えているようでは仕事が広がりません。
さらにその先の仕事を常に見据えているような向上心のある姿勢を写真から表現することが大切です。
宣材写真でこの先の成長を予感させたり、「この子は頑張れそう」とクライアントやプロデューサーに思わせるような1枚にしましょう。
そのためには目力をアップし、姿勢を良くしてポージングを工夫することが大切です。

役者・タレント・声優向けの売れやすくなる宣材写真のおすすめの撮り方

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この先売れやすくなるような宣材写真のポイントはお分かりいただけましたでしょうか。
ここからは、具体的にどんな撮り方をすれば良いのかを

  • 服装
  • 髪型
  • メイク
  • 表情
  • ポージング
  • レタッチ

にわけて以下より細かく解説いたします。

【1】おすすめの服装

宣材写真ではできるだけシンプルで、素材であるあなた自身が引き立つような服装がおすすめです。
また男女問わず、サイズがぴったりあっていて体のラインが良くわかる服装が基本です。
それを踏まえて、宣材写真にふさわしい服装を、男女別にご紹介します。

男性の役者声優志望におすすめの服装

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男性の役者声優志望におすすめの服装は、無地の白いシャツかTシャツ+パンツのシンプルなスタイルです。
トップスもパンツも体に合ったジャストフィットのものを選びましょう
だぼっとしていると体型が良くわからなくなるので、春~夏ぐらいに着るような服で薄手のものがおすすめです。
男性はジャケットを着用しても良いですが、これも体の線に沿ったデザインを選んでください。
パンツはデニムでも構いません。
また全身写真では足元もしっかり見られます。
履き古した靴は清潔感にかけるので、スニーカーでも構わないので綺麗なものを用意しましょう。

女性の役者声優志望におすすめの服装

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女性の役者声優志望におすすめの服装は程よく体にフィットした白Tシャツ+ショートパンツかミニスカートです。
ショートパンツはカジュアルなデニムでも構いません。
体型を細かくチェックされますので、全身のスタイルが良く見えるように、足を綺麗に見せることができるショートパンツやミニスカを履きましょう。
足を出すのに抵抗のある方でも、ロングスカートは足が太く短く見えてしまうので、膝は出すようにしてください。
トップスは顔がはっきり分かるように、無地を選びましょう
色は白だと体のラインもすっきり見えて、清潔感や明るさがプラスされます。
胸元が適度に空いたデザインだと首が長く見え、美肌効果と小顔効果が期待できます。
さらに足元はヒールのあるパンプスだと、足が細く長く見えます。

【2】おすすめの髪型

続いておすすめの髪型について解説します。
髪型で顔の印象は大きく変わりますし、全身のバランスにも関わりますので適当に済ませるわけにはいきません。
また男女ともに盛りすぎずナチュラルなヘアスタイルで撮影しましょう。

役者や声優志望の宣材写真におすすめの髪色

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髪色は、お固い証明写真ではないので茶系でも大丈夫です。
あなたの肌色と合わせたほうが、より自然な仕上がりになります。
肌の色はイエベスプリング/イエベオータム/ブルベサマー/ブルベウィンターと大きく4パターンに分けられます。
パーソナルカラー診断で、まずは自分の肌のタイプを調べてみましょう
基本的にはイエベは茶色系、ブルベは黒系の髪色が似合います
自分の個性やキャラクターに合わせて派手な色にするのもアリですが、その際は事務所の方針や仕事内容を確認して慎重に決めてください。

役者や声優志望の宣材写真におすすめの髪型

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宣材写真では髪型で印象が大きく変わります。
男性は長髪よりも、ショートやミディアムが好まれます
襟足が長いのは、今では古臭い印象になってしまうので、すっきり短くした方が良いです。
女性は万人受けするストレートヘアがおすすめです。
華やかにしたい場合は巻いても良いですが、その場合は胸よりしたの髪を巻いて、あまりチャラい印象がないように清楚で清潔感のある髪型に仕上げましょう。
また、男女ともに目元が隠れる前髪は印象が悪くなるのでNGです。

【3】おすすめのメイク

続いて解説するのはメイクです。
宣材写真撮影の際、男女ともにメイクは必須です。
役者声優志望の宣材写真にふさわしいメイクを男女別にご紹介します。

男性の役者声優志望におすすめのメイク

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今や、男性も芸能人や人前に出る仕事をするならメイクするのが当たり前の時代です。
とはいえ女性とは異なり、目元や唇を盛るメイクではなく、毛や肌の状態を整えるメイクになります。
まず男性の顔ではひげや眉毛、ニキビ跡が目立ちやすいので整えていきます。
よほど濃いキャラクターを演出したい場合を除き、髭は剃りましょう。
眉毛はコームで毛流れを整え、不要な部分を専用ハサミでカットします。
その後眉山や眉尻の形をアイブロウペンシルで細かく描き足し、パウダーで薄いところを塗りつぶして仕上げます。
ペンシルとパウダーを使い分けることによって、ナチュラルな仕上がりになります。
また肌質はベースメイクで整えます。
化粧水で保湿した後、化粧下地→ファンデーションで肌全体の質感を整え、さらにニキビ跡やクマ、シミなどをコンシーラーでカバーします。
ファンデーションはナチュラルな仕上がりになるリキッドタイプがおすすめです。

女性の役者声優志望におすすめのメイク

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女性の役者声優志望におすすめのメイクは、ナチュラルメイクです。
役者や声優としてあなたを採用する際に重視されるのはあなたの本来の顔つきなので、あまり盛らないほうが良いです。
だからといってすっぴんは顔色が悪く見え、暗い印象になってしまうのでNGです。
普段派手目なメイクをしている方は、素顔に近いナチュラルメイクを心がけましょう。
まず、一番大切なのは肌質です。
化粧下地、ファンデーション、コンシーラーを使って肌色を整え、欠点をカバーしましょう。
アイメイクは、アイシャドウはブラウンやベージュなど肌なじみの良い色を選び、アイラインはまつ毛の隙間を埋める程度にします。
できればマツエクやつけまつ毛の使用は避け、ロングタイプのマスカラでまつ毛をナチュラルに上げます。
ピンクかコーラル系のチークと口紅で顔の血色を良くし、ナチュラルな濃さと太さの眉毛で全体のバランスを整えます。
唇のグロスは、撮影時のストロボでテカってしまう場合があるので、口紅を乗せたほうが写真は綺麗に写ります。

【4】おすすめの表情

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宣材写真でおすすめの表情は、職種やキャラクターによって様々ですが、役者や声優志望の場合は基本的には笑顔で撮影しましょう。
アイドルを目指している場合は上の歯を出し、顔全体でにっこり笑って親しみやすい笑顔を作りましょう
一方役者志望でキリっとした印象を与えたい場合は口角を上げて控えめな笑顔で写りましょう。
笑顔の場合は目が細くなりがちなので、目は見開いたまま大きさをキープします。

【5】おすすめのポージング

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宣材写真は通常、バストアップと全身写真の2種類が必要です。
それぞれの写真におすすめのポージングをご紹介します。

バストアップのポージング

バストアップ写真とは、胸の下あたりから頭のてっぺんまでが写っている写真で、主に顔つきについてチェックされます。
必ず顔を正面に向けて、目力をアピールしましょう
その際、体はカメラに向かって少し斜めにするとスタイルがよく見え、写真に動きが加わります。
体も正面のままだと体の写る面積が増えるため太って見える場合があります。

全身写真のポージング

全身写真は足のつま先から頭のてっぺんまで全身を写した写真で、手足の長さや全体のバランスを見られます。
バストアップ写真同様、顔は真っすぐカメラに向けて、体はカメラに向かって時計の13時あたりの向きに斜めに立つと、スタイルが良く写ります
女性の場合は足をクロスさせると、足が長く見えます。
男性の場合も、クロスまではいかなくても足を重ねて写ることで足長効果が期待できます。

【6】おすすめのレタッチ

宣材写真を撮影したら、気になる箇所をレタッチ加工して仕上げます。
その際、あまりに実物とかけ離れた加工はNGです。
欠点や気になる箇所をカバーする程度に留めてください。
バストアップ・全身それぞれにおすすめのレタッチを解説します。

バストアップの宣材写真のレタッチ

バストアップ写真では顔や髪型が判断材料になりますので、メイクでカバーしきれなかったシミやシワ、毛穴などをレタッチでカバーして滑らかな肌質に仕上げます
あまりツルツルにしすぎると、面接のときに違和感が生じ不採用に繋がってしまいますのでどうしても気になる箇所のみのレタッチに留めましょう。
また全体の明るさをあげることで肌が明るくなり、綺麗に見えます。
ヘアスタイルはアホ毛は写真でとても目立ってしまうのでレタッチ加工で取り除いてください

全身写った宣材写真のレタッチ

全身写った宣材写真では、体の線を細くしたり、気になるお腹周りを凹ませたりすることはできますが、実際会った時にバレてしまうのであまりおすすめできません。
肌質を滑らかにしたり、洋服のシワを取ったり、全体を明るいトーンにするだけでもスタイルが良く見えます
大幅な加工ではなく、気になる箇所をさりげなく修正するレタッチに留めておきましょう。

自撮りで済ませるなんてNG!宣材写真はプロに撮ってもらいましょう

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最近ではSNSや機能性の高いスマホ、加工アプリの普及で宣材写真を自撮りや家族などに撮ってもらう人も増えてきています。
しかし、宣材写真は目の肥えたクライアントやマスコミ、広く一般の方が目にする写真なので高いクオリティが必要です。
ヘアメイクや特別なライティング、ポージングや表情のアドバイスや自然で効果的なレタッチなど、素人では到底真似できない技術が宣材写真では必要です。
これから仕事の幅を広げたい方や、売れてチャンスを掴みたい人はぜひプロのフォトスタジオで撮影してもらってください。

役者・タレント・声優向けの宣材写真の撮り方

いかがでしたでしょうか。
今回は役者・タレント・声優向けの宣材写真の撮り方について解説いたしました。
宣材写真では顔立ちやスタイルの良さだけではなく、一緒に仕事をしやすいか、仕事に自信があり向上心があるかどうかなど、内面についても見られます
宣材写真での表面的な美しさは自分でも作ることができますが、売れる写真を自分一人で仕上げるのは難しいです。
ぜひプロの手を借りて、最高の宣材写真が撮影できることを心から願っております。

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