【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説
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はじめに
お仕事を増やすための第一歩として宣材写真を撮影しませんか? クライアントやお客様は宣材写真で、はじめてあなたを知ることになる場面も多いです。 この記事では、宣材写真を撮影・用意する目的についてや仕事に繋がる質のよい宣材写真の撮影方法を徹底解説しています。 業界ウケする宣材写真が用意できるかどうかで、仕事の獲得率が大きく変わってくるといっても過言ではありません。 職種別に効果的な宣材写真についての情報を知って、次の仕事へ繋げていきましょう!宣材写真を用意する目的とは?
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説1](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image18_166_0710-e1625919309305.jpg)
売れる宣材写真とは職業別に目的を考えて撮影できた写真
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説2](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image3_166_0710-e1625919190662.jpg)
例えば、ただ漠然とアイドルになりたい方の宣材写真と「得意のダンスでみんなを笑顔にできるような明るいキャラクターのアイドルになりたい」と考えている方の宣材写真では写真の撮影時に表現されている内容も大きく変わってきます。 具体的な活動目標があれば宣材写真でするべき表情やポーズが明確になり、明確に表現されたキャラクターはクライアントにも伝わりやすく採用に繋がりやすいのです。 アーティストの場合の宣材写真では、得意としている音楽やアートのジャンル、それに伴う世界観を感じさせるような自己表現が宣材写真でも行われているとクライアントの目に留まりやすくなります。
職種別に宣材写真の戦略的な撮り方を紹介
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説3](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image17_166_0710-e1625919301748.jpg)
【芸能人】売れる宣材写真の撮り方ポイント
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説4](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image19_166_0710-e1625919316587.jpg)
役者・女優・タレント
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あなたの自身の魅力を十分に伝えるために、服装は白など淡いカラーのものか逆に黒などの落ち着いたカラーを取り入れることをおすすめします。 明るく爽やかなキャラクターの方は白系、クールな大人の魅力が売りの方は黒系がぴったりです。 髪型やメイクも派手過ぎない清潔感重視のヘアメイクを選ぶ必要があります。 芸能系では目ヂカラの有無はかなり重要なポイントとなりますので、目ヂカラが強く見えるメイクや目ヂカラアップトレーニングをして宣材写真の撮影にのぞみましょう。
子役
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写真撮影用に汗やテカリをおさえるメイクはした方がよいのですが、それ以上のポイントメイクや派手なメイクは子役には必要ありません。 撮影用の髪型もワックスなどでがちがちに固める必要はなく、ナチュラルに可愛らしく見える髪型に仕上げましょう。 子役本人の素朴な魅力を邪魔しないシンプルな柄や派手ではないカラーの服装を心がけることも大切です。 表情は笑顔がおすすめで、ポージングは身体側に手をおくポーズ、腰に手をおくポーズが定番となっています。 子どもらしい写真が大切とはいっても、ピースなど特定のサインとなるポーズは避けましょう。
声優
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説7](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image10_166_0710-e1625919253283.jpg)
髪型や服装でも自分のキャラクターや声のイメージにマッチしたお洒落なスタイルを取り入れる必要があります。 宣材写真に選ぶ服装は、男性の場合は爽やかにみえる明るめカラーのジャケットやセットアップ、女性の場合はシャツブラウスと膝上丈のスカートやワンピーススタイルがおすすめです。 ポージングについてもこだわる必要があり、特に女性声優の場合はアイドルやモデルのポージングを参考にして自己表現をすると効果的です。 撮影背景には白背景が無難ですが、外での撮影やスタジオ撮影で個性を出す場合もあります。
アイドル
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説8](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image11_166_0710-e1625919259916.jpg)
アイドルのオーディション写真におすすめの服装は、ボディラインのわかるぴったりとした服装です。 女性の場合はTシャツやノースリーブシャツ×ミニスカート、男性はTシャツ×スキニーがおすすめです。 髪型は顔が隠れていないヘアセットを選ぶべきで、女性はワンカールストレートや外ハネボブ、耳掛けボブなど、男性はシンプルなショートヘアがおすすめです。 あなたがもつ本来の魅力を伝えることがオーディション写真一番のポイントとなるので、派手な服装や髪型でライバルに差をつけようとしてもかえってマイナスイメージを持たれてしまう可能性も考えられます。 表情やポージングもあなたの自然な魅力が伝わる笑顔や、ナチュラルで好印象を掴めるポーズを研究してみましょう。
お笑い芸人
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説9](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image4_166_0710-e1625919197667.jpg)
お笑い芸人の宣材写真はコンビ、グループ全員で一枚の写真に収まる必要があります。 実際に舞台に立つ時の服装や並び位置で宣材写真を撮影するとどんな雰囲気のお笑い芸人であるかも伝わりやすくて良いですね。 スーツジャケットやネクタイなどの服装、髪の毛のカラーを明るくするなどして人目を引くような工夫をしてみるのもおすすめです。 握り拳を前に出すポーズや口を開けた軽い笑顔の表情などがお笑い芸人の宣材写真で定番のポーズ。 お笑い芸人の宣材写真は文字通り自分たちの顔となる大切な商売道具なので、得意とするお笑いの方向性や自分たちの関係性や役割も伝えられるように考え抜かれた一枚を用意することが大切です。
【アーティスト系】万人うけする宣材写真の撮り方ポイント
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説10](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image9_166_0710-e1625919246797.jpg)
音楽家
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説11](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image14_166_0710-e1625919282325.jpg)
宣材写真を目にしたクライアントが「この人たちは暗めの曲を演奏するんだろう」と判断するような写真と、実際には明るい楽曲が同時に差し出されるとミスマッチすぎて理解しづらいですよね。 宣材写真を撮影する際には「自分たちはこんなメンバーでこんな雰囲気の曲を演奏します」「私はこういう雰囲気の曲を作ります」と一目でわかるような写真が用意できるように小物や撮影背景にもこだわりましょう。 また、撮影時のライティングなども一般的な写真と変えて強めの影を入れるなどして、よりアーティスティックな写真撮影をしてみることもおすすめです。
演奏家
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説12](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image8_166_0710-e1625919238256.jpg)
演奏会で実際に着るような華やかなドレス、タキシードなどを着用して髪型もきちんと仕上げて格式高い雰囲気で写真撮影をしておくと好印象です。 おなじ演奏家でも、講師やインストラクターの方が音楽教室の宣伝に使う場合の宣材写真ではカジュアルめな服装で撮影してみると親しみやすさが出せるのでおすすめです。 いずれの場合もヘアセットやメイクはきちんと行って音楽家の格式高いイメージを大切にしてみましょう。 演奏会のテーマや雰囲気に合わせて、目的によって宣材写真が使い分けられるように「笑顔」や「クールな表情」など何パターンか表情の違う宣材写真を用意しておくと安心です。
声楽家
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説13](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image13_166_0710-e1625919274213.jpg)
宣材写真用の服装にはドレスやタキシードなどの華やかなステージ衣装がおすすめです。 自分のキャラクターが出せるカラーの衣装を選んで、自己表現してみましょう。 衣装に選ぶカラーにとくに決まりはないのですが、何着か衣装を変えて宣材写真を撮影しておくと状況によって宣材写真を使いわけることができるので便利です。
ダンサー
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説14](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image2_166_0710-e1625919181818.jpg)
オーディション写真として提出することもあるダンサーの宣材写真ではとくにポージングに気を付けてみましょう。 見落としがちな点として挙げられるのは、ダンス映えするポーズと写真映えするポーズは違うということです。 体幹が優れているダンサーだからこそ、撮影アングルや身体の角度に工夫をして自分が一番輝いてみえるポーズを取り入れて撮影してみましょう。 とはいっても過剰なポージングはせずに、あくまで単純な立ち姿でも美しみえる自己表現を取り入れたり手の伸ばし方に気を付けたりすることがおすすめです。 ダンサーの宣材写真に選ぶべき服装は得意とするダンスの種類によっても異なりますが、レオタードやタイトなシャツ、パンツなど身体のラインがきれいに見える服装で撮影をしましょう。
パフォーマー
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説15](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image16_166_0710-e1625919295100.jpg)
また、楽し気なイメージや怪しげな雰囲気など目にした人がつい気になってしまうようなポーズや小物使いがされているとベストですね。 クライアントに自分を売り込みに行く際にも「自分はこんなパフォーマンスをします」ということがすぐに伝わる写真であれば、そのイベントや催し事にふさわしいかどうかの判断もつきやすいので好印象です。 キャラクター性や芸風に合っていれば、必ずしも笑顔で写る必要も顔を出す必要もないので、自己紹介写真としてふさわしい一枚を用意してみましょう。
【ナイト系】異性に好まれる宣材写真の撮り方ポイント
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説16](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image15_166_0710-e1625919288273.jpg)
ホスト
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説17](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image12_166_0710-e1625919266569.jpg)
できるだけ華やかな写真にしたいホストの宣材写真ですが、写真レタッチや修正のしすぎはあまりよくありません。 ホームページや店外の宣材写真で選んだ方とまったくの別人が現れたらクレームにも繋がってしまいますよね。 かといって華やかなホストの写真は加工ありきな場面も多いので、ナイト系専門の写真スタジオなどでプロに加工修正の相談をしてみるとちょうどよいバランスに仕上げてもらえるのでおすすめです。 どんなキャラクターのホストとしてお客様にアピールしたいのかよく考えたポージングや表情も大切となりますので、まずは自分の方向性を考えてみましょう。
キャバクラ嬢
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説18](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image5_166_0710-e1625919204453.jpg)
また、華やかな印象を大切にしたいキャバクラ嬢の宣材写真に加工修正は欠かせません。 とはいえ加工をしすぎるのもクレームに繋がってしまうので、あまりにも別人に加工することはおすすめはできません。 ちょうどよい写真修正やレタッチをしてもらうためにナイト系専門の写真スタジオでプロに撮影や写真の加工を相談してみることをおすすめします。 宣材写真用のメイクやヘアスタイルにもばっちり気合いを入れてみましょう。
ホステス
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説19](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image6_166_0710-e1625919211759.jpg)
ママの考え方や方針によってお店の雰囲気などもさまざまなので、宣材写真用にいきつけの写真スタジオがあったり、特別な指定があることも考えられます。 その道のことはその道のプロに聞いてみることが一番です。
撮影場所は目的に合わせたフォトスタジオを選ぼう
![【職種別】宣材写真の売れる撮り方をカメラマンが徹底解説20](https://photoblogawards.com/wp-content/uploads/2021/07/image7_166_0710-e1625919218120.jpg)
宣材写真の撮影を依頼する写真スタジオが、あなたの目的に合った写真撮影を得意にしているかが写真の出来栄えに違いを生む大きなポイントとなるので、必ず確認しておきましょう。 依頼した写真スタジオが得意としている職種の宣材写真なら、プロの経験と技術によって特別なアドバイスが受けられることも。 他にも目的に合わせて撮影方法が工夫してもらえたり、ほどよい写真レタッチがしてもらえる可能性も高いので安心ですよね。 自分の目的に合った写真スタジオで宣材写真を撮影することで、宣材写真のできあがりに大きな差が生まれるということは、それだけクライアントやお客様の目に留まる回数が変わるということ。 宣材写真の撮影スタジオは安易に決めないように注意しておきましょう。