フォトウェディングは後撮りがおすすめ？おしゃれに撮影するコツや検討事項を紹介

はじめに

フォトウェディングは写真撮影をメインとした結婚式として近年人気となっております。
そんなフォトウェディング需要の高まりから、写真だけのウェディングイベントにも変化が起きていることをご存じでしょうか？

この記事では、フォトウェディングの「後撮り」についての情報を紹介しています。
「フォトウェディングの後撮りってなに？」と疑問に思う方や、「ウェディング関連の情報を集めたい！」という方におすすめの記事となっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

フォトウェディングの「後撮り」とは

一般的には写真撮影のみの結婚式として知られるフォトウェディング。
「写真だけの結婚式のはずなのに後撮り？」と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
フォトウェディングの後撮りとは、身内や親しい友人を招いて小規模な結婚式やウェディングパーティーを開いた新郎新婦が、その後に2人だけでウェディング写真の撮影を楽しむイベントの場を設けることを指します。
後撮りとは要するに「挙式より後にウェディング写真の撮影をする」というイベントです。
それでは、フォトウェディングの後撮りにはどんなメリットやデメリットがあるのかもチェックしてみましょう。

フォトウェディングを後撮りするメリット

まずはフォトウェディングの後撮りにはどんなメリットがあるのかという点について確認をしてみましょう。

後撮りのメリット1：時間的余裕があるのでじっくり検討できる

フォトウェディングの後撮りを行うメリットとして、時間的余裕がたくさんあるという点が挙げられます。
「後撮り」は結婚式後のどのタイミングで写真撮影をしてもOKなイベントなので、後撮りの準備期間をどれだけ設けてもよいですし、仕事の繁忙期を避けるなど新郎新婦の都合がよいスケジュールに撮影日を設定することもできます。

後撮りのメリット2：準備時間が長い海外撮影も選びやすい

後撮りのメリット1でも紹介したように、準備に長い時間をかけることができる後撮りでは海外撮影などのスケジュールも組みやすいという点がメリットに挙げられます。

海外でフォトウェディングの撮影をしようと思うと、ロケーション選びや衣装選び、宿泊施設の予約、航空便の予約、パスポートの用意など多くの準備が必要となります。
後撮りフォトウェディングなら期間の締め切りをゆるく設定することもできるので、準備時間を多くとれて助かりますね。
新婚旅行を兼ねた写真撮影にもおすすめなのが後撮りフォトウェディングです。

後撮りのメリット3：好きな季節・ロケーションで撮影できる

フォトウェディングを後撮りする理由として好きな季節・ロケーションでの撮影ができるという点も挙げられます。
小規模であろうと挙式を行う場合には、ゲストの都合にも合わせた日程を考えなくてはいけませんよね。

ゲストの都合に合わせた挙式とは別に、新郎新婦だけの都合やタイミングを考えて後撮りをすれば、好きな季節やロケーションが選びたい放題！
好きな花の開花シーズンまで待ってフォト撮影日を設定したり、自分たちの記念日にフォトウェディングを挙げるという楽しみ方もできます。
授かり婚の場合は、出産後のタイミングに合わせて後撮りフォトウェディングを楽しむという方法もありますよね。
自分たちの状況によって好きなシーズン、日程、タイミングで写真撮影ができるところがフォトウェディングを後撮りする最大のメリットと言えるでしょう。

後撮りのメリット4：結婚式当日と違う衣装・髪型・メイクにできる

フォトウェディングの後撮りを行う場合、挙式時とは異なった衣装・髪型・メイクを楽しむことができるという点もメリットです。
最初から挙式後に後撮りフォトウェディングを考えている場合はもちろん、挙式後に「やっぱり白無垢orウェディングドレスも着たかった」となった場合にも後撮りは有効な手段です。

また、2人だけのフォトウェディングでは選ぶ衣装や髪型も新郎新婦の自由に決めることができます。
カジュアルスタイルで楽しむも良し、推しスポーツのユニフォームを取り入れた衣装にするも良し。
挙式では着る事ができなかった自分たちだけのオリジナル衣装を楽しむ機会にしてもよいですね。

フォトウェディングを後撮りするデメリット

時間的余裕を考えるとメリットの多いフォトウェディングの後撮りですが、デメリットも確かに存在します。
ここではフォトウェディングを後撮りする際のデメリットについても紹介しているので、よくチェックしておきましょう。

後撮りのデメリット1：結婚式当日から日が経つことが多い

フォトウェディングを後撮りする場合、結婚式当日から日が経ってしまうことはデメリットと言えます。
結婚式から日が開いてしまうと、結婚をしたという特別感が薄れてしまうことが考えられますよね。
また、撮影日に合わせてもう一度ボディメイクをしたりエステに通う必要がある場合もあるでしょう。
結婚をしてある程度の時間が経ち、夫婦で落ち着いた様子を撮影した場合はなにも問題はありませんが、新婚のフレッシュさを大切にしたい場合は後撮り日程の設定に工夫をしてみる必要があります。

後撮りのデメリット2：検討〜準備がダラダラ長引く可能性がある

「フォトウェディングは後撮りにしたし、いつか撮影できればいいや」と思っていると、時間がどんどんと経ってしまうというデメリットも考えられます。
後撮りフォトウェディングのプラン検討や準備は、他のウェディングイベントと同じく人によっては面倒や手間に感じる部分も多いです。
後撮り日程が定まっていないとなると、いつまで経っても後撮りのロケーションや衣装が決まらず撮影予約ができないなんてことにも。
また、夫婦の足並みが揃わないとなるとケンカの原因にもなってしまうので注意が必要です。
まずは仕事の都合がつく日程や、希望のロケーションのおすすめ時期などを調べていくと目標が立てやすくてよいかもしれませんね。

後撮りのデメリット3：費用がかかる

フォトウェディングの後撮りを行う場合、当日撮りよりも衣装レンタル代などの費用が多くかかってしまう点はデメリットと言えるかもしれません。
そうは言っても前撮りの場合と同じように費用がかかるので、後撮りだからと言って余分に費用がかかることはないので安心してください。

少しでも費用を節約したい新郎新婦の場合は、新婚旅行と同時にフォトウェディングを行ってトータルの移動費を節約したり、カジュアルめな衣装を取り入れて衣装レンタル代を節約するフォトウェディングなどがおすすめです。
自分たちがやりたい撮影プランと予算とを考えてフォトウェディングの後撮りプランを立てるとよいですね。

料金の相場は？フォトウェディングの後撮りにかかる費用

後撮りフォトウェディングの料金相場についてもしっかり確認しておきましょう。
まずは、フォトウェディングにはスタジオ撮影とロケーション撮影があるという点を抑えておく必要があります。
ロケーション撮影の場合は、スタジオ撮影と違って移動費や宿泊代などの費用がかかることが多いので、スタジオ撮影よりも相場が高くなります。

• スタジオ撮影…5万円から15万円
• ロケーション撮影…10万円から20万円

料金の違いがでやすい原因となるのは下記のポイントです。

• ウェディング衣装の用意方法(購入orレンタル)
• 用意する衣装のグレードによって料金が異なる(中古orブランドなど)
• ロケーション撮影の場合は、移動費・宿泊費によって費用が大きく変わる
• 土日祝日などは撮影料金にプラスとなることが多い
• 写真商品の購入方法、購入点数によっても費用は大きく変わる

こだわりのフォトウェディングにするために考えてほしいこと

自分たち好みにフォト撮影を楽しむことができる後撮りフォトウェディングだからこそ、準備にもこだわってから撮影当日を迎えたいものです。
ここでは、フォトウェディングを撮影する際にこだわりたいポイントについて簡単に紹介いたします。
より詳しく情報を知りたい場合は、関連の記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

後撮りフォトウェディングで考えること1：スタジオ撮影かロケーション撮影か

まず初めに、後撮りフォトウェディングの撮影を写真館やフォトスタジオ内で撮影する「スタジオ撮影」にするか、好みの屋外ロケーションで撮影をする「ロケーション撮影」にするかを考える必要があります。
フォトウェディングの撮影では、スタジオ撮影よりも自分たちのこだわりポイントを演出しやすいロケーション撮影が人気の傾向にあるようです。
スタジオ撮影、ロケーション撮影ともにメリット・デメリットが存在するので、自分たちの好みにあった方を選べるように情報を事前にチェックしておきましょう。

後撮りフォトウェディングで考えること2：好きなロケーションや撮影したい季節

ロケーション撮影でフォトウェディングを行う場合、好きなロケーションや撮影したい季節についての情報を事前に集めておきましょう。
満開のひまわり畑でフォトウェディングを行いたいのに、12月や1月など冬の時期に撮影日を設定することはできませんよね。
好みの撮影ロケーションを見つけたら、 そのロケーションの旬や撮影におすすめの時期を知る必要があります。
まずは自分たちの好みのロケーションと旬を知るところからこだわってみましょう。

後撮りフォトウェディングで考えること3：新郎新婦の衣装

後撮りウェディングに備えて、新郎新婦の衣装にもこだわってみましょう。
フォトウェディングの新郎新婦の衣装は、自分たち好みのカラーや雰囲気の衣装を存分に取り入れて撮影を楽しむことができます。
新郎新婦で共通のテーマカラーを設定してみたり、カジュアルコーデを楽しむなど方法はさまざまです。
また、ロケーション撮影の場合は衣装のレンタル方法や返却について注意しなければいけない点も多いので、事前によく調べておくことをおすすめします。
とくに海辺での撮影や、砂浜で寝転ぶような撮影では通常のレンタル衣装が使用できないことも多いので、しっかりと情報を調べてみましょう。

後撮りフォトウェディングで考えること4：新郎新婦の髪型

ウェディングの特別感を出すためのポイントとして、新郎新婦の髪型はとくにこだわっておきたいポイントです。
素敵なウェディング衣装の雰囲気を盛りあげるためには衣装に合わせた素敵な髪型が必要不可欠。
せっかく素敵な衣装を身にまとっても、髪型がボサボサだと新郎新婦の幸せオーラやウェディング衣装の魅力が半減してしまいます。
また、カジュアルウェディングコーデを選んだ新郎新婦にこそきちんとした髪型が重要となる場合も多いので、ウェディング用の髪型には特にこだわって撮影に臨んでみましょう。

後撮りフォトウェディングで考えること5：写真だけ？アルバムやデータはどうするか

後撮りフォトウェディングの撮影を終えたあとは、写真商品の購入が待っています。
あとから「やっぱりアレも欲しかったなぁ」とならないように、事前に写真商品の購入についても考えておきましょう。
おすすめは、特別感のあるアルバムの購入と写真データの購入です。
写真データは年賀状や結婚の報告ハガキなどで使えるのはもちろんのこと、日常生活でもデジタルフォトフレームを導入するなどで楽しみ方は無限大なので要チェック。
他にもさまざまなフォトアイテムが用意されていることも多いので、自分たち好みのウェディングアイテムについても調べておきましょう。

おしゃれなフォトウェディングを撮影するポイント

おしゃれなウェディングフォトを撮影したいのなら、撮影ポイントを事前に知っておく必要があります。
後撮りフォトウェディングを行う新郎新婦は挙式を一度行っているので、どんな構図がよいかどんな小物が映えるかなどの想像もしやすいのではないでしょうか。
挙式経験を活かしつつ、おしゃれ見えする構図や方法をチェックしてみましょう！

おしゃれフォトウェディングのポイント1：気に入ったポーズや構図を探す

おしゃれなウェディングフォトを撮影したいのなら、事前にポーズや構図を探しておく必要があります。
今はInstagramなどのSNSで素敵なウェディング写真をアップしている方も多いので、ぜひ参考にしてみましょう。
「こんな構図でこんなふうに撮影したい！」という撮影指示書を事前に制作して、スタッフやカメラマンと打合せをしておくのもおすすめです。
ロケーション場所や天候によっても写真の雰囲気は変わってしまうので、臨機応変に対応できるように何パターンか好みの構図やポーズをチェックしておくと撮影当日も安心です。

おしゃれフォトウェディングのポイント2：撮影中の小物も考えておく

フォトウェディング撮影時間を楽しく過ごすために、撮影中に使用する小物についても考えてみましょう。
写真スタジオにも何点か撮影小物がある場合も多いですが、やはり自分たち好みの撮影小物を自分たちで用意して持ち込むことをおすすめします。
とくにブーケや扇子など手に持って撮影できるアイテムを手作りをしたり、専門店に発注してみると自分たちらしさを演出することができるのでおすすめです。
オリジナルのフォトプロップスなどを用意してみるのも楽しいですよ。
人気の顔隠しフォトなどでも大活躍なので、新郎新婦で協力して撮影小物の準備も進めておきましょう。

結婚式前のドキドキを残せる前撮りもおすすめ

時間に余裕のある後撮りフォトウェディングについての情報を紹介してきましたが、場合によっては結婚式前のドキドキ感が楽しめる前撮りでのフォトウェディングもおすすめです。
結婚式に向けて気分が高揚する時期でのフォト撮影時間はなにものにも代えがたいですよね。
後撮りと比べるとタイトなスケジュールでの撮影になることが多い前撮りですが、その忙しさやバタバタ感も後から思い返すと良い思い出となることも。
仕事のスケジュールやロケーションのハイシーズンなども考えて、フォト撮影を前撮りにするか後撮りにするか考えてみましょう。

前撮りにすればフォトウェディングを結婚式で使いまくれる

前撮りフォトウェディングの最大のメリットとして、撮影した写真を結婚式本番で活用できるという点があります。
招待状やウェルカムボード、式の合間や二次会に流れるムービー、引き出物など、ウェディング写真の使い道は無限大です。
素敵に撮影したウェディングフォトなのですから、せっかくならたくさん活用したいですよね。
「ウェディングフォトをたくさん活用したい！」「自慢のウェディング写真を見てもらいたい！」という新郎新婦は、前撮り日程でのフォトウェディングを考えてみましょう。

フォトウェディングの後撮りまとめ

この記事では、小規模な結婚式を挙げた後の日程でフォトウェディングを行う「後撮り」についての情報を紹介いたしました。
後撮りフォトウェディング最大のメリットは時間的余裕が得られるという点でしたね。
自分たちのペースで作り上げるこだわりのフォトウェディングを行いたい新郎新婦には後撮り日程でのフォトウェディングがとくにおすすめです。
挙式後に別衣装を着たくなった新郎新婦にも後撮りフォトウェディングがぴったり。
撮影時期にとくに縛りがないことが後撮りのメリットでもあるので、自分たち好みのフォトウェディングをゆっくりと時間をかけて用意してみましょう。