女子の卒業写真はどんな袴がおすすめ?卒業袴写真を徹底解説
はじめに
「卒業式には袴を着たい」と、華やかな晴れ姿に憧れる学生さんも多いでしょう。 卒業袴姿は特別な装いだからこそ、一生の思い出として写真で残しておきたいもの。 しかし、いざ卒業袴姿の写真を撮ろう!と思っても 「いつから袴を準備すればいいのか?」 「どんな袴が人気なの?」 といった疑問点も出てきますよね。本記事では卒業袴で写真を撮るにあたり、おすすめの予約の時期・失敗しない袴の選び方を徹底解説していきます。 また、最新のおすすめ卒業袴の色別コーディネートを厳選してご紹介。 卒業袴にまつわる疑問を解決して、後悔しない写真撮影をしましょう。
大学卒業の卒業写真はやっぱり可愛い“卒業袴”で残そう!
学生生活最後を彩る大学の卒業式には、卒業袴を可愛く着こなしたいもの。 普段とは違った袴姿は、和装ならではの独自の美しさや奥ゆかしさを楽しめます。 せっかく卒業袴を着るなら、一生の思い出として綺麗な写真で残しませんか? 以下では、女子が袴姿で卒業写真を撮影するメリットとデメリットを詳しく解説していきます。女子が袴で卒業写真を撮影するメリット
卒業写真を袴で撮影するメリットは、思い出を形として残せるところです。 卒業式当日は、早朝から着付けやヘアメイクを施して会場へ向かうことになります。 そのため慌ただしく一日が過ぎてしまい、せっかくの袴姿を楽しむ余裕がなかったとの声もありました。 卒業袴の姿を写真に収めておくことで、時間が経過しても卒業式の思い出をゆっくり見返すことができます。 また、当日に袴姿を見られなかった親戚や友人にも晴れ姿を写真で共有することが可能です。 一生の思い出に残すためにも、ぜひ卒業袴姿で写真撮影をしてください。女子が袴で卒業写真を撮影するデメリット
女子が袴で卒業写真を撮影するデメリットは、費用がかかってしまう点です。 写真スタジオを利用する場合ですが、撮影代・ヘアメイク代などといった費用がかかります。 費用相場を見ると学生さんには少々高額に感じてしまうかもしれません。 しかしプロのカメラマン、ヘアメイクが撮影に携わるため高いクオリティは保証されるため前向きに検討しても良いでしょう。そもそも“卒業袴”って何?
そもそも袴は、女学生の象徴として明治中期頃に着用されていました。 そのため、卒業式に「勉学に励む女性の姿」として卒業式に袴を選ぶ習慣が残っています。 あまり着る機会がない袴ですが、どんなものなの?と疑問を持つ方も多いでしょう。 袴小振袖がトップス、袴がボトムスと考えるとわかりやすいかもしれません。袴は足捌きがしやすく、振袖よりも機能的な礼服です。 実は見た目以上に動きやすい袴は、卒業式の場面でもあまり締め付け感や窮屈さを感じません。 では、卒業袴を着る上で必要となるアイテムを確認していきましょう。卒業袴を着る上で必要なアイテム
卒業袴を着る上で必要なアイテムは、以下の8点です。- (1) 二尺袖着物
- 袴に合わせる着物は、一般的に二尺袖着物と言われています。 成人式で着る振袖よりも袖が短く動きやすい点が特徴です。
- (2) 袴
- 袴の色は全体的な印象を左右します。 最近では個性的なカラーも人気傾向にあり、さまざまなデザインも販売されています。
- (3) 長襦袢
- 着物の下に着る肌着です。 着物の寸法と合っていないと気崩れの原因になるため、注意しましょう。
- (4) 半襟
- 首周りの着物の汚れ防止のために使用します。 最近では、カラフルなものも多く顔まわりの印象をガラリと変えるアクセントカラーとしての役割もあります。
- (5) 伊達襟
- 振袖と半襟の間に入れる伊達襟は、こちらも色にこだわりたいところ。 胸元周りの華やかさを演出するものになります。
- (6) 帯
- 振袖で使用する帯とは違い、袴の上から少し見える程度です。 卒業袴の差し色としても活躍するので、トータルバランスを考えて色を選ぶと良いでしょう。
- (7) 草履・ブーツ
- 最近では、ブーツを選ぶ女子が多い傾向にあります。 草履は古典的な印象となるため、こちらも非常に人気が高く上品に仕上げたい場合におすすめです。 ブーツの場合はストッキングを、草履の場合は足袋を用意しましょう。
- (8) 髪飾り・バッグ
- 卒業袴のアクセサリーとして華を添えてくれるアイテムです。 袴の色や雰囲気に合わせて選ぶことをおすすめします。
卒業写真のために卒業袴を用意する手段
卒業写真のための卒業袴を用意する手段は大きく分けて3つ。 それぞれにメリットがあるため、ぜひ以下より確認してみてください。【1】レンタル
卒業袴をレンタルするメリットは、費用を抑えられる点です。 着物を持っている学生さんは、袴のみレンタルも可能。 また、卒業式後に袴の保管場所を用意する必要がありません。袴をレンタルする場合の相場
振袖と袴をフルセットでレンタルする場合は、約5〜10万円が相場です。 袴のデザインや柄、質によって価格が変動します。 新作や人気の袴は、レンタル代が高くなってしまうようです。 袴のみのレンタルしたい場合、約1〜2万円が相場。 譲り受けた着物を持っていると、袴のみのレンタルで済むので費用を抑えられますね。【2】購入
卒業袴を購入する場合、主に専門の着物屋さんかネットショップでの購入が一般的です。 レンタルの場合、特に卒業シーズンにおいては予約が集中します。そのため様々な学生さんで回しレンタルをするために当日返却を求められるケースも。 袴を複数回着る予定や、代々袴を残したいといった場合は購入を検討しても良いでしょう。袴を購入する場合の相場
大手通販サイトでは、安価なものだと5万円前後から販売されています。 低価格の袴をネットで購入すると中には生地や質感がチープなものもあるため、見た目を第一にこだわりたい場合は注意してください。 専門店で購入する場合だと、50万円以上する袴もあります。 レンタルと購入のメリットや価格やを踏まえ、どちらが自分に適しているか検討してみましょう。【3】お下がりをもらうor借りる
親戚からお下がりを譲り受けたり、借りたりする手もあります。 レンタルや購入に比べ、費用が抑えられる可能性も。 代々受け継がれているものであれば、トレンド柄とは一味違ったレトロなデザインを楽しめるところも利点。 デザインで周りと差をつけたい学生さんにはおすすめの手段です。卒業袴で写真撮影する場合は何ごとも早めの準備が必須!
3月に卒業式が行われる大学がほとんど。 直前まで用意していないと、「早い時期から準備を始めなかったから気に入った袴や写真スタジオの予約ができなかった」ということも!卒業袴の準備は夏の終わりから秋にかけて行うのがベストなのをご存知でしょうか? その際に気をつけておきたいポイントや予約の時期を以下でまとめました。
卒業袴はレンタル?購入?どちらも早めの用意が必要
毎年人気の卒業袴はすぐに予約が埋まってしまうもの。卒業袴をレンタル、購入どちらであっても早期から情報収集を始めましょう。 早い学生さんだと、3年生(卒業式前年)の4月から卒業袴のリサーチを始めています。 また、レンタル店の繁忙期は非常に混雑するため卒業袴がゆっくり見られなかったという失敗談もありました。後悔なく卒業袴で写真撮影を行うためにも、早めの用意を意識しましょう。では実際に卒業写真用の卒業袴をレンタルする場合の適切な予約時期と、購入する場合での適切な購入時期を以下より解説します。
レンタルに適切な予約時期
卒業袴をレンタルする場合は、秋前を狙いましょう。 とはいえ、卒業袴の予約開始時期は年々早まっている傾向にあります。 気になる卒業袴がある場合は、予約開始時期を店舗に尋ねると確実でしょう。一般的に毎年、各レンタル店が9月ごろから袴や着物の展示会を開催します。 それに伴い、予約が埋まり始めるのもこの時期です。 ここで出遅れてしまうと、一目惚れした卒業袴が予約できないということも。 だからこそ、周りが動き始める前に袴レンタルの申し込みをしましょう。
購入に適切な購入時期
卒業袴を購入するとなると、レンタルに比べあまり焦る必要はありません。 特に通販サイトを利用する場合は、早ければ即日手元に届きます。 ただし卒業式前では欲しい袴が在庫切れになってしまう可能性も高いため、遅くても年明けには卒業袴を購入しておきたいですね。店舗で卒業袴を購入する場合は、9月〜10月が良いとされています。 こちらも気に入った柄が完売してしまうことを考慮して、早めに準備を始めると良いでしょう。