白の卒業袴はゴールドの目元×赤リップで！写真メイクのポイントも紹介

はじめに
卒業袴での写真撮影メイクは普段メイクとどこが違う？
白の卒業袴は卒業写真でどのような印象を与える？
白の卒業袴に似合わせる卒業写真メイクの秘訣
自分で白の卒業袴に似合うメイクができない！そんな時はプロに任せる
- 白の卒業袴の着付け＆メイクはいくらかかる？
白の卒業袴の写真におすすめの前髪スタイル
白の卒業袴の卒業写真メイクまとめ

はじめに

卒業式の定番衣装「袴」の人気色が「白」に移り変わってきていることはご存知でしょうか？
近年、白をベースにした着物と色袴を合わせるコーディネートがとても増えていて、柄のバリエーションも充実しています。
最新のトレンドだと、袴にも白を取り入れて、白×白というワントーンコーデも注目されています。普段のファッションでも、白×ベージュなどのワントーンコーデが上品でお洒落な組み合わせとして流行っていますよね。
そんな白の卒業袴を素敵に着こなすには、袴に合ったメイクが大事。白だからこそどんな色味のメイクにしたら良いか迷われている女子のために、今回は白袴に似合う卒業写真のメイクを徹底解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね！

卒業袴での写真撮影メイクは普段メイクとどこが違う？

そもそも卒業袴写真と普段とのメイクはどのような点で違いがあるのか解説します。
大きく違う考慮すべき点は2つ。

(1)写真撮影でライティングの光飛びや、ポージングの角度による膨張
(2)袴と袴の色味の雰囲気に合わせる

上記2つのポイントをおさえながら適切なメイクをする必要があるのです。具体的な箇所をメイクパーツごとに解説します。

卒業袴メイクと普段メイクの「ベースメイク」の違い

普段のベースメイクなら、顔に立体感を出すために、ベースのファンデーションに加え、鼻やおでこに明るめのハイライトを入れたり、耳の下からえらの部分にワントーン暗いシェーディングを加えて陰影を付けたりしますが、卒業袴メイクの場合は逆にこれらはやりすぎない方が良いです。
顔全体は濃淡なくのっぺりと仕上げて、ポイントメイクによってパーツを引き立たせる方が、艶やかな着物柄とのバランスが取れます。
ファンデーションの色は普段のメイクと同じように、自分の肌に馴染むもの、特に首の色を基準にして、顔が白浮きしないように気を付けましょう。撮影時にサッとメイク直しが出来るように、パウダーの固形状のタイプがおすすめです。
肌の仕上がりは、艶感を出すよりはマット～セミマットで博多人形のようなサラっとした感じが和装向きです。
ニキビやシミなどの肌トラブルがあれば、コンシーラーを使ってしっかり隠し込みましょう。

卒業袴メイクと普段メイクの「アイメイク」の違い

色柄が華やかな袴に合わせて、アイメイクも多色使いをしたくなるかもしれませんね。
でもそれは避けた方が良いです。袴そのものが派手なので、顔に色を増やすと、まとまりが無い印象になってしまいます。

着物や袴に使われている色の中から一色選び、薄く上品にアイシャドウを塗り、アイラインは黒でしっかり目元を強調、そしてマスカラは繊維入りでボリュームを出すなどではなく、長さを出してあげると、袴スタイルに合う切れ長のシャープな印象になります。
普段まつエクやつけまつ毛で盛っている「まつ毛命！」の方も、袴スタイルの時は控えめにしましょう。

卒業袴メイクと普段メイクの「眉メイク」の違い

眉メイクは普段のメイクでも顔の印象を左右する重要なパーツだったりしますよね。
袴スタイルで美しく魅せるポイントは2つあります。
ひとつめは、ゆるくなだらかな弧を描き優しい印象にすることです。
普段通りに描くと、袴の色柄が鮮やかで大胆な分、強くキツイ印象になりがちです。
眉尻までしっかり描くのではなく、眉尻に向かってふわっと薄くなるように描きましょう。

もう一つは、普段のメイクよりも少し太く描くことです。
和装は洋服よりも大人っぽく見られがちなので、細い眉だと余計に老け顔に見えてしまいます。
極端に太くする必要はありませんが、自然な感じで眉を強調しすぎない程度に、ふんわり仕上げると和の卒業袴に似合います。

卒業袴メイクと普段メイクの「リップメイク」の違い

袴スタイルのリップメイクは、普段よりもくっきり・ハッキリ・濃いめが丁度良いです。
高発色のハッキリした色目の口紅を選び、リップブラシを使ってしっかり輪郭をとると、凛とした美しさが強調されます。
また、グロスは使わずマットな唇の方が袴姿に似合います。グロスでてかてかさせすぎると、反射して白飛びしてしまい、口元がぼやけた印象になりますので気を付けましょう。

卒業袴メイクと普段メイクの「チークメイク」の違い

卒業袴姿の撮影では、微笑む表情になることが多いので、笑った時に高くなる頬骨の位置からこめかみに向かって、ふんわりと色を入れていきましょう。
撮影時のフラッシュで色が飛んでしまう事もあるので、濃すぎるのもNGではありますが、色目が分かる程度には入れましょう。

白の卒業袴は卒業写真でどのような印象を与える？

出典：京都さがの館
色にはそれぞれイメージがありますが、白のイメージと言えば「清純・無垢・ピュア・清潔・爽やか…」など、良いイメージのワードが思い浮かびますよね。
ウエディングドレスや白無垢など、結婚式の花嫁衣裳の「白」に表されているように、何にも染められていない、これからの未来、などを象徴する色と言えるでしょう。
そんなイメージは、卒業袴にピッタリの色ではないでしょうか。

また、白には顔を明るく見せる効果もありますので、上半身を白ベースにした着物を選べば、卒業アルバムで写真が並んだ中でも、パッと明るく目を引く写真になります。

白の卒業袴に似合わせる卒業写真メイクの秘訣

卒業袴メイクと普段のメイクの違いについては前述しましたが、白の卒業袴をより素敵に映えさせるメイクの秘訣がありますので、ポイントを3つお伝えしますね。

白の卒業袴メイクの秘訣1：顔と卒業袴、トータルバランスが大切

出典：アイドル　byやまと
メイクをしていると、顔だけに集中しがちですが、大事なのは、卒業袴を身に付けた時の全身、トータルバランスです。
メイクも着物の柄も、どちらも強調しすぎてお互いの魅力を打消し合っては意味がありません。
あえてメイクは引き算にし、着物特有の大胆な華やかさと合わさって、トータルで見た時にお互いが引き立て合う、というバランスにしましょう。

白の卒業袴メイクの秘訣2：リップは「真っ赤」か「ピンク」

出典：京都さがの館
袴メイクでのリップは、「真っ赤」かレッド系の「ピンク」が断然おすすめです。
着物に使われている古典的な柄×赤はとても相性が良いので、おしゃれ感がUPします。
リップブラシやライナーを使って、輪郭を丁寧に描きましょう。

白の卒業袴メイクの秘訣3：チークの色はリップの色に合わせる

出典：アイドル byやまと
チークの色は、基本的にはリップに合わせれば間違いありません。
頬骨の一番高い所に薄くほんのり色づくくらいに入れていきますが、着物の柄とのバランスを見て、ちょっと可愛すぎる（幼く見える）のが気になるようであれば、落ち着いたベージュ系か、少し青みがかった紫系のスミレカラーも素敵です。

白の卒業袴メイクの秘訣4：アイシャドウはゴールドがぴったり

色は抑えめ、だけど目元を立体的に見せてくれるゴールドのアイシャドウは、白の袴スタイルにぴったりマッチします。
まぶた全体にゴールドのアイシャドウを入れても良いし、他の色のアイシャドウの上にポイントとしてラメでゴールドをプラスする感じでもOKです。
あまりキラキラさせたくない場合は、ブラウン系のシャドウが無難ですが、落ち着き過ぎて暗くなってしまうようなら、白の次に印象的な袴の色をシャドウとして使うとバランスが良くなります。

自分で白の卒業袴に似合うメイクができない！そんな時はプロに任せる

さて、ここまで卒業袴スタイルに似合うメイクのポイントをお伝えしてきましたが、「自分でできるか不安…」という方は、まるっとプロにお任せすることをおすすめします。
プロに任せるメリットは、何と言っても技術力と経験があり、細かくオーダーしなくても衣装やシチュエーションに合わせた仕上がりにしてくれることです。

美容室にお願いすることも出来ますが、おすすめは写真館の「卒業袴撮影プラン」等を利用することです。袴のレンタル料、着付け、メイク・ヘアセット・撮影費、などがパッケージされたお得なプランが揃っています。なかでも、プロのヘアメイクさんが在籍している、メイク付きのプランがある写真館を選ぶと、撮影を意識したメイクをしてくれるのはもちろん、撮影時にもメイクのお直しなどのサポートをしてくれるので、自分でメイク直しをする必要もなく楽チンです。
また、写真館なら撮影した写真のレタッチ(補正）も迅速に対応してくれるので安心です。
卒業写真という二度と撮れない思い出の写真だからこそ、トコトンこだわってくださいね。