【男性向け】仕事が増える宣材写真を撮るにはどんな髪型がいいのか解説

はじめに

あなたを売り込む時や一般に広く公開される「宣材写真」や「オーディション写真」。
お仕事に直結するので非常に大切ですよね。
宣材写真ではまず何を見ているのかというと、「容姿」と「全体の雰囲気」です。
容姿は変えようがありませんし、美男美女ばかりを求めているわけではありません。
宣材写真で意識してほしいのは後者の「全体の雰囲気」です。

今回は全体の雰囲気を決定する要素となる”髪型”について解説します。
それぞれの髪型が与える印象や理想の仕上がり、セット方法まで詳しくお伝えしていきます！

宣材写真の髪型を決めるときには「自分がどんな印象にしたいか」考える

髪型は人に与える印象を大きく変えます。前髪をあげるorあげない、耳が出ているor出ていない、刈り上げているor髪が耳より長い…
いつもは普段通りの髪型、特に男性は髪型を頻繁に変えない人も多いですから意識していないかもしれませんが、想像してみてください。
少し変化させるだけでかなり印象が変わりますよね。皆さん自身の好みも重要ですが、大切な宣材写真です。
どんな印象を受け手に与えたいのか、あるいはどんな印象を求められているのか、という点を考えて戦略的に髪型を決めましょう。

髪色別に与える印象を紹介

髪型そのものだけではなく、その色によっても印象は変わります。もちろん、似合っていることが大前提ですが髪色によっても印象を操作することができるのでよく考えてみましょう。それでは、それぞれの髪色が与える印象を解説します。

黒髪の宣材写真が与える印象

黒髪は「清潔感」や「誠実さ」といった印象を与えることができます。好青年◯◯と呼ばれる業界人は大抵黒髪ですよね。また、黒髪は良くも悪くも大きなインパクトはないので、髪色以外での評価をされやすいです。あなたそのものの良さをよく伝えたり、こういうイメージもイケるかもと想像がしやすいのです。

暗い茶髪の宣材写真が与える印象

暗い茶髪は「優しさ」や「垢抜けた」という印象を与えることができます。黒髪よりも軽い印象でおしゃれなイメージを感じさせます。柔らかく、人当たりも良いので好印象となる可能性が高いです。似合いやすい髪色なので染めたことがない人でも挑戦しやすいです。

明るめの茶髪の宣材写真が与える印象

明るめの茶髪は「明るさ」や「社交的」といった印象を与えることができます。明るい茶髪と一口に言っても、色味によっても変わるので注意が必要です。どんな印象を与えたいか、よく考えた上でそれを表現できる髪色としましょう。

金髪の宣材写真が与える印象

金髪は「活発さ」や「男らしさ」といった印象を与えることができます。ただし、似合う似合わないがある髪色なので注意が必要です。見た目のインパクトが強く、意図した印象とは違う印象として受けとられてしまう可能性もあります。

迷ったらコレ！男性の宣材写真におすすめの髪型

髪色によって与える印象が異なるということはお分りいただけたでしょうか？それでは男性の宣材写真ではどんな髪型にするのが良いのでしょうか。男性の髪型を3つご紹介します。

おすすめの髪型1：七三分け

引用：HOTpepper beauty

男性の宣材写真の髪型におすすめしたい1つ目の髪型は、「七三分け」です。七三分けの与える印象、理想の仕上がりとセット方法、セットの注意点を解説していきます。

七三分けの与える印象

七三分けは基本的には、誠実さや真面目そうな印象を与えることができます。前髪をあげるか下ろすかによっても印象が変わりますよ。おでこなるべく見せるようにあげると爽やかさアップ、下ろせば落ち着いた印象に見えます。

七三分けの理想の仕上がりとセットの注意点

七三分けはの理想的な仕上がりは「分け目がキレイ」になっていることと、「髪にボリュームがある」ことです。分ける髪の毛の量やバランス、セット後の分け目がごちゃっとしていないか確認しましょう。そして、セットする際は髪にボリュームを持たせるよう、ふわっとさせればバッチリです。

七三分けのセット方法

まずは髪を水やセット用のスプレーで少し濡らしましょう。濡らしすぎは乾いたときにかなりイメージが変わってしまうので霧吹きのようなものがあるといいです。
早速髪を分けて形を作りながらドライヤーをします。この時に髪の表面からだけでなく、裏側からもドライヤーすることでボリューム感を演出することができますよ。
乾いたら手のひらにワックスをよく伸ばして少し温めます。ワックスの量は10円玉くらいでOK。
最後にヘアスプレーで固めます。近距離でスプレーしたり、つけすぎたりするとペタッとしてしまうので、30センチくらい離したところから軽くスプレーしましょう。

おすすめの髪型2：ナチュラルマッシュ

引用：ホットペッパービューティー

男性の宣材写真の髪型におすすめしたい2つ目の髪型は、「ナチュラルマッシュ」です。ナチュラルマッシュの与える印象、理想の仕上がりとセット方法、セットの注意点を解説していきます。

ナチュラルマッシュの与える印象

ナチュラルマッシュは優しい印象を与えることができます。どちらかというと草食系男子といった感じでしょうか。最近は若手俳優がよくこの髪型をしているので女性ウケもバッチリです。

ナチュラルマッシュの理想の仕上がりとセットの注意点

ナチュラルマッシュの理想の仕上がりは「セットしている感がない」ことです。ふわっとしている優しくナチュラルな印象の髪型を目指しましょう。注意点は整髪料を使いすぎないことです。テカテカしていたりバリっとしているようなのはよくないですね。

ナチュラルマッシュのセット方法

まずは髪の毛を濡らしましょう。ナチュラルマッシュのセットの場合は、髪の根元をしっかりと濡らすのがポイントです。完成形をイメージして形を作りながらドライヤーを使用してセットしていきます。
この時髪の毛の内側からドライヤーすることでふわっとした仕上がりを叶えてくれますよ。
次にアイロンを使ってトップとサイドを巻いてマッシュらしい丸みを出します。
最後に手のひらにワックスを少量手にとって伸ばして髪全体に馴染ませ、軽くヘアスプレーをして固めたら完成♪

おすすめの髪型3：ウルフカット

引用：ホットペッパービューティー

男性の宣材写真の髪型におすすめしたい3つ目の髪型は、「ウルフカット」です。ウルフカットの与える印象、理想の仕上がりとセット方法、セットの注意点を解説していきます。

ウルフカットの与える印象

ウルフカットは男性らしい野生的な印象や、たくましい印象を与えることができます。ですから、顔立ちがはっきりしている人や健康的な肌色の人に特に似合いますよ。

ウルフカットの理想の仕上がりと注意点

ウルフカットの理想の仕上がりは「セットした毛束が細かすぎず大きすぎない」ことと、「毛流れが整っている」ことです。
ウルフカット最大の特徴はその毛束です！毛束がキレイにセットできていないと不自然な印象の髪型となってしまいます。
毛束の大きさやバランスを事前にチェックしておきましょう。セット時の注意点も同様で、ツンツンさせすぎたり細かく作りすぎないことです。

ウルフカットのセット方法

はじめに髪の毛を濡らしましょう。ウルフカットのセットの場合まずは土台を作っていきます。全体のシルエットをイメージしてドライヤーをしましょう。
次にアイロンでトップを立たせて、サイドが広がりすぎないようにします。要するに毛束を作るあたりだけ癖づけるということです。
ワックスを10円玉くらいの大きさ手にとり、毛束を作っていきます。まずは毛流れを意識して全体的につけて、最後に指で毛束をくるくると整えていきましょう。
仕上げにスプレーを少し離したところから全体にかけて完成です。

撮影当日のヘアセットはプロに任せよう

宣材写真は失敗が許されません。それによってお仕事に繋がったり、声がかかったりするからです。
大切な宣材写真ですからやはりプロに任せるのが安心。撮影の当日に美容室に行ってカット＆セットしてもらう、あるいは宣材写真の撮影コースのあるフォトスタジオでヘアメイク付きにしてもらうようにしましょう。
第三者の意見ももらえますし、何と言っても技術力が違います。魅力的な宣材写真に仕上がるはずです！

男性の宣材写真におすすめの髪型まとめ

宣材写真を撮影する上でまず考えてほしいのは「全体の雰囲気」でした。自分のどんな印象をアピールしたいか、どんな印象を求められているか、ゴールを定めたらそれにマッチするような髪色・髪型を選択しましょう。
髪色×髪型でも印象は変わりますから想像したり、周りからも意見をもらって総合的に判断すると良いです。
また、宣材写真当日に初めてセットするなんてことのないように予め練習するか、プロに任せるようにしてくださいね。狙った印象をよりよく伝える宣材写真で、お仕事を増やしましょう！