宣材写真のアイメイクはどうする?メイク方法やポイントを紹介
はじめに
所属タレントをクライアントに売り込むための宣材写真。お仕事をもらうためには宣材写真の第一印象・雰囲気がとても重要ですよね。
では、宣材写真の印象を左右するポイントはなんだと思いますか?実は、目元、なんです。しかし、アイメイクは工程も多く苦手な方も多いですよね。
さらに宣材写真を魅力的にみせるためのアイメイクとなると、どうしたら良いのかわからない!となってしまいます。
そこで今回は、宣材写真を見た人がおっ!と目をとめるような印象的なアイメイクについて解説します。
アイテムの選び方から具体的なアイメイク方法まで、最後まで読んでいただければ「宣材写真のアイメイク」についてまるっと理解していただけますよ。
宣材写真から伝わる目ヂカラをアップしよう
目元によって印象はガラッと変わります。極端にいえば、アイメイク前と後の印象をイメージしてもらえればお分かりいただけるかと思います。弱々しい目元・元気のない目元では芸能界で好印象となることは稀です。目から伝わる熱意や生き生きとした輝きが、芸能人としてのスター性・カリスマ性を感じさせます。
そのためには目の力、目ヂカラを意識したアイメイクを施す必要が。また、宣材写真はフラッシュを焚いて撮影しますから、実際よりも目元の印象が薄れてしまうことがあります。
撮影ということを念頭に置いた目ヂカラUPアイメイクが重要になってくるのです。
魅力的な目元をアイメイクでつくる
アイメイクをしっかりと施すことにより目ヂカラUPが叶います。しかし、やりすぎアイメイクはNGです。アイメイクが濃すぎるとケバケバしい派手な印象やキツイ印象を与えます。
あなた自身のイメージや路線と合致しているのであれば問題ないのですが、個性的な印象や宣材写真の段階でイメージを固定してしまうとお仕事の幅が狭まる可能性が。
クライアントやプロデューサーはつくり込まれたイメージやキャラよりも、あなたそのものの素材としての価値をチェックしています。
ですから、あなたの良さがより光る魅力的な目元で撮影するのが一番です。かと言ってすっぴんが良いというわけでもありません。
宣材写真における魅力的なアイメイクづくりとは、つまり、ナチュラルに見えるようにつくり込むメイクなのです。
女性の宣材写真に適したアイメイクのアイテムの特徴とは
この記事では、アイメイクをアイシャドウ・アイライナー・マスカラの三種類にわけて解説していきます。どんなアイテムが宣材写真のアイメイクにぴったりなのかわからない!という方は参考にしてくださいね。
【1】アイシャドウの特徴
宣材写真のアイシャドウを選ぶポイントは「カラー」です。おすすめはブラウン・ベージュ系かピンク・オレンジ系で、アイメイクで失敗したくない方はどちらかを選びましょう。
■ブラウン・ベージュ系アイシャドウ
この色味は目を大きく見せる・くっきり見せる効果があります。
はっきりとした目元は宣材写真で確認した時に印象に残りやすいです。
誰にでも似合う色味で、ナチュラルに見える魅力的なアイメイクをつくり込むことができます。
落ち着いた目元となり、大人っぽい印象を演出してくれます。
■ピンクorオレンジみのあるアイシャドウ
ピンクやオレンジ、コーラルがベースのアイシャドウです。
はっきりとした発色ではなく薄く色味がかったアイテムを選ぶようにしましょう。
ブラウン・ベージュ系のアイシャドウの上に重ねて塗るのもありです。
上品な女性らしい印象となりますよ。
また、アイシャドウは単色ではなく、グラデーションを綺麗につくれるように配色されたアイテムがおすすめ。
反対に、宣材写真のアイメイクで使わないほう良いのは、個性的なカラー。例えば、パープルやグリーンなどです。見る人によって印象が変わりますし、イメージが固定されてしまうので控えたほうが無難です。
【2】アイライナーの特徴
宣材写真のアイライナーを選ぶポイントは「タイプ」と「カラー」です。
おすすめのタイプはリキッドタイプ。宣材写真の撮影では強いフラッシュを使用するため、実物と比べてのっぺりとすることがあります。
写真で確認した時につくり込んだアイメイクが消えないようにするためにしっかりとしたラインを引けるリキッドタイプ、そしてケバケバしくならないようにするために細めのアイライナーが良いですよ。
おすすめのカラーは暗めのブラウン。暗めのブラウンは柔らかい印象の目元となり、ナチュラルに仕上がります。
誰にでも似合い、清楚系・爽やか系・元気系・色っぽい系などどんなタイプでもぴったり。顔立ちがシュッとしている人はスタイリッシュに仕上げるため、あえてブラックを使用することでよりくっきりとした目元にするのも良いです。
【3】マスカラの特徴
宣材写真のマスカラを選ぶポイントは「タイプ」です。
おすすめはロング・カールタイプ。宣材写真の魅力的なまつ毛は、一本いっぽんが長く、くるんっとカールしていることが重要です。
目元が大きくぱっちりとして見えます。ボリュームタイプのマスカラはケバくなりすぎるため、宣材写真には向きません。
マスカラのカラーはブラックにしましょう。
魅力溢れる目元に!宣材写真のアイメイク方法とは
ここからは宣材写真で魅力的な目元をつくる、アイメイク方法を紹介していきます。同じアイテムを使用していても、メイクの仕方によって目元の印象・顔全体の雰囲気が変わってきますよ。
宣材写真のアイメイク方法も、アイシャドウ・アイライナー・マスカラの3種類にわけて紹介していきますのでぜひ真似してみてください。
【アイシャドウの塗り方】
宣材写真のアイシャドウで大切なことは、グラデーションをつくることです。ぱっちりおおきく生き生きと魅力的な目元にみせるためには縦のグラデーションが効果的。
まずアイホール全体にもっとも薄いアイシャドウを薄く伸ばします。
まぶたを縦に三分割するイメージで、上から2つ目と3つ目のブロックに次に薄いアイシャドウをのせます。そして目のキワ部分にもっとも濃いアイシャドウを入れましょう。
最後にブラシでぼかすことでナチュラルなグラデーションとなります。
アイシャドウを塗る時のポイント
宣材写真のアイシャドウのポイントは2つです。1つ目のポイントは、濃すぎるアイシャドウにならないようにすること。
グラデーションをつくるために重ね塗りをしすぎるとケバケバと派手な印象になってしまいます。
またアイシャドウで目元を囲む、囲みメイクをするとパンダ目になってしまい、古臭い印象になります。
2つ目のポイントは、最も濃い色のアイシャドウをのせる範囲です。二重幅全体にしっかり入れてしまうと目元が変に目立ってしまいます。
目のキワに沿ってラインを引くようにのせて、あとはブラシでぼかすようにしましょう。
【宣材写真のアイライナーの引き方】
宣材写真のアイライナーは、まつ毛を埋めるイメージでちょんちょんと乗せていきましょう。まつ毛の生えている範囲はきちんとラインを引く必要はありません。
濃い色のアイシャドウをキワにのせているのでケバケバとした目元になってしまいます。まつ毛の間を点々とのせるだけでもぱっちりとしますよ。
最後は目のフチの流れに沿ってラインを引き下ろしたら完成です。
アイラインを引く時のポイント
宣材写真のアイラインのポイントは最後の工程にあります。
目を大きく生き生きとして見せるように、気持ち目尻を伸ばして引くとよいです。5~8mm程度の長さがおすすめ。
目のフチの流れに沿って引き下ろすイメージで引くと、万人受けする目元に仕上がります。猫のような跳ね上げのラインは頑固でキツイ印象を与えることがあるので控えたほうが無難です。
【宣材写真のマスカラの塗り方】
宣材写真のマスカラは、長さとカール感が重要です。ぱっちり魅力的な目元のポイントです。まずはじめにビューラーで根元からしっかりまつ毛をあげましょう。
根元・中間・毛先と数カ所にわけてビューラーすると、美しいカールが完成します。カールしたらさっそくマスカラを塗りましょう。
少しティッシュオフすると失敗リスクが低くなります。根元から左右に揺らしながら毛先までマスカラ液を伸ばしていきましょう。2~3度重ねて塗って完成です。
マスカラを塗る時のポイント
宣材写真のマスカラのポイントは、素早く塗ることです。素早く塗らないとダマになってしまいますよ。ダマになっているとみっともないです
。撮影用だからとマスカラをたっぷり何度も重ねて塗るのもダマになってしまう原因。さっと2度塗りがおすすめです。
まつ毛がくるんっとカールしている+マスカラを塗っている、これだけでまつ毛と目元に十分存在感がありますよ。宣材写真における魅力的な目元は、ナチュラルにつくり込むがポイントです。
宣材写真をプロのメイクさんに依頼して印象アップ!
写真館やフォトスタジオにはプロのヘアメイクさんが在籍していたり、美容室を提携していたり、とにかくプロにヘアメイクをやってもらうことができます。
また、宣材写真のメイク付きプランがあるスタジオもあり、技術があり経験豊富なメイクさんにお願いすることができますよ。
第3者の視点からあなたの魅力を最大限引き出すようなメイクを施してくれ、宣材写真の写り・雰囲気にこだわった仕上がりとなることがプロに依頼する最大のメリット。
セルフではなかなか難しいですし、自分視点ではなく、他人からの見え方が宣材写真では重要ですよ。
フォトスタジオで宣材写真を撮影しよう
メイク以外にも写真館やフォトスタジオで宣材写真を撮影するメリットがあります。ライティングやポージング、表情のアドバイスをカメラマンから受けることができることです。
ライティングや表情は、撮影しながらご自身で判断するのは大変ですし、こだわるならば場所や設備、専門的な知識も必要となってきます。
機材だけでなく、宣材写真用のセットやぴったりな背景が用意されていることもポイントです。さらに、撮影後にレタッチをしてくれる写真スタジオも。
実物と大きなギャップなく、宣材写真の写りが最大限良くなるような自然なレタッチを施してくれます。
技術や環境面、さらにはあなたの良さを引き立てる的確な指導が、目を引くような宣材写真へと繋がっているのです!
女性の宣材写真のアイメイクまとめ
今回は宣材写真のアイメイクのメイク方法やポイントを紹介していきました。
印象の良い宣材写真をとるためのアイメイク方法について、参考になったでしょうか。
宣材写真には目元の印象がとても大切です。
目ヂカラのある魅了的な目元に仕上げることができるよう練習してみてください。
また、写真館・フォトスタジオではプロのヘアメイクさんがメイクをしてくれるため良い写りになるためにメイクを頼むのもおすすめです。
今回の記事のアイメイク方法を真似して、とっておきの宣材写真が撮れることを心から願っています。