魅力的な宣材写真はベースから!メイク方法やアイテムの特徴を紹介
はじめに
宣材写真はあなたをアピールするための重要なプロフィール写真です。中でも肌の状態は、印象を左右する大きなポイントとなります。肌を綺麗に見せるためにはベースメイクは欠かせません。
そんなメイクで一番の基礎となる「ベースメイク」。ベースメイクと一口に言っても、アイテムの種類・具体的な方法・ポイントなどがたくさんあります。特に宣材写真の撮影時のベースメイクは、普段と比べて濃くするべきなのか、どこに注意するべきなのか、などメイクポイントがわからないですよね?
そこで今回は、宣材写真にふさわしいベースメイクについてご紹介していきます!
本記事を読むことで宣材写真やオーディション写真撮影における、具体的なベースメイクのアイテムや使用するときのポイントがわかります。あなたをグッと綺麗に見せることができますよ!
魅力的な宣材写真はお仕事の可能性も広がりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
宣材写真の重要性とは
まずメイクをする前に、宣材写真を使う場所を考えてみましょう。
所属している事務所があなたをPRするときに使ったり、オーディションで提出したりと、お仕事を受けるときに必要なものですよね。
相手が多くの候補者の中からあなたを選び、お仕事を任せるかどうかを決める判断材料となる宣材写真は、芸能界を生きていく中で非常に重要な役割を持っています。
そのため、メイクも宣材写真にあわせることが大切。宣材写真を撮影するときのメイクは、相手の宣材写真を見る目的をしっかり理解したうえでしなければなりません。アイテムの使い方やポイントをしっかりとおさえた上で宣材写真を作るようにしましょう。
プロの目に留まる!宣材写真はベースから!
宣材写真は人前に出る仕事という前提から、肌を綺麗に見せることが大切。肌のキメが細かくきれいに写ることで清潔感があり、好印象を与えられます。しかし、きめ細かくしようとがんばりすぎてしまった濃いメイクは宣材写真でも不自然に見えてしまう恐れがあるのです。
宣材写真メイクで大切なのは、“あなたの魅力を最大限に引き出すこと”。この魅力を引き出せるメイクというのは実は『ナチュラルメイク』なのです。ナチュラルメイクとは、ただ薄いだけのメイクではなく、自然に綺麗に見せることを意識して作り込むメイクのこと。そしてそのナチュラルメイクをする上で重要なパーツとなるのが、ベースメイク。
宣材写真でナチュラルなベースメイクを施し、綺麗な肌を作ることによって、
-
- ・明るい・さわやか、といった印象をもってもらうことができ、目を引きやすい
- ・運動・食事などに気をつけており、心身ともに健康なイメージを持ってもらえる
などのメリットがあります。
人前に立つ仕事として印象は大事であり、また厳しい仕事ゆえの健康さをも伝えられる宣材写真にするべく、ベースメイクはいつもとは違った宣材写真にふさわしいメイクに仕上げましょう!
宣材写真のベースメイクアイテムとその特徴
ではまず宣材写真にふさわしいベースメイクにするアイテム特徴をご紹介します。
ベースメイクと一口に言っても、たくさんありますよね。
ここからは、実際のアイテムとその特徴について解説していきます。
ベースメイクを、
- 【1】下地
- 【2】コンシーラー
- 【3】ファンデーション
- 【4】ハイライト
の4種類に分けて解説していきます。
【1】化粧下地
まず最初は化粧下地。化粧下地は、ファンデーションなどの下に使用するメイクアイテムで、これは普段のメイクと変わらない順番ですね。
化粧下地には、
- ・毛穴を埋めて凹凸が軽減されることでより肌をきれいに見せられる
- ・凹凸の軽減により上に重ねるファンデーションがきれいに密着される
- ・皮脂吸着成分が入っていることから化粧持ちが良くなる
という特徴・効果があります。
毛穴がしっかり埋まり、皮脂も吸着してくれる化粧下地にすることで、撮影時汗ばみやすい中でも毛穴崩れのない素肌のような肌を演出することが出来るためおすすめです。
また、化粧下地の中には顔の色味を補正できる色付きの下地もあり、宣材写真ではこちらの使用もおすすめです。効果別に以下のどちらかがおすすめです。
- ▼宣材写真におすすめの色補正カラー
- 青or緑の化粧下地:透明感が得られる。肌の赤みを消してくれる。
- ピンク系の化粧下地:くすみを飛ばし、血色良く見せてくれる。
撮影時にはどちらかだけではなく、敢えてこれらを部分的に組み合わせることによって、より自然で綺麗な肌に近づけることも可能です。宣材写真で綺麗な肌にするために、化粧下地は重要なポイントとなります。あなたに合った化粧下地を選びましょう。
【2】コンシーラー
次のコンシーラーには、気になる部分をカバーできる効果があります。ニキビやシミ、クマをカバーすることで、健康的・清潔感といった印象がアップします。
宣材写真の撮影時には、肌の色味や悩みに合わせてカバーできる色を準備しましょう。具体的には、自分の肌より少しだけ濃いめの色がおすすめです。肌に近い色が複数色あると色味の調整ができます。タイプはスティックでもリキッドでも問題はありません。ただ、非常に濃い傷やニキビを隠したい場合は多少テクスチャーが固めのものでしっかりカバーしてあげてください。
また、一度につけるのではなく薄く少しずつ重ねていくことにより、自然な仕上がりにすることができます。
【3】ファンデーション
3つ目のアイテムはファンデーション。
リキッドタイプやパウダータイプなどがありますが、宣材写真を撮るときには「リキッドタイプ」がおすすめです。リキッドタイプの特徴として、カバー力・保湿力の高さがあげられます。この特徴の効果によって撮影時のフラッシュでツヤを出すことができ、より美しく写ることができるのです。
また、ファンデーションを選ぶ際には、自分の肌に近い色を選ぶようにしましょう。宣材写真だからと通常より明るい色にする必要はありません。ファンデーションを重ね肌の悩みを隠せても、首の色と差があると不自然に見えてしまうためです。“ナチュラルさ”を意識することを忘れずに!
【4】ハイライト
宣材写真のベースメイクの仕上げにはなるべくハイライトを使用しましょう。
ハイライトは肌をパッと明るく見せてツヤ感を演出し、適切な部分に使用すると顔に立体感を生み出すことができる効果があります。
立体感によって小顔に見せることができるので、宣材写真撮影時には欠かせないアイテムなのです。
肌の悩みをカバーすることとは異なりますが、この一手間を加えることによって、あなたの魅力をぐっとひきだすことができます。
宣材写真で魅力溢れるベースをつくるには
ここまで宣材写真にふさわしいベースメイクアイテムについて4つご紹介してきました。ここからはそれらを踏まえて、実際に宣材写真でメイクする上でのアイテムの使い方やメイクポイントについて解説します!
宣材写真の化粧下地メイク
宣材写真に使うものなので、ほどよくツヤ感がでるよう保湿力が高めのものを選びましょう。塗るときには、適量を顔の額・鼻・顎・両頬の5点に乗せます。中央から外側に向けてムラなく伸ばし広げましょう。伸ばすときには中指と薬指の腹部分を使用し優しく広げていきます。
塗った後は手のひら全体を使い、なじませるように優しく顔全体をおさえていきましょう。化粧下地が肌に密着して、ファンデーションを綺麗にのせることができますよ。
化粧下地のメイクポイント
化粧下地は量が多いとべたっとしてしまい、逆にファンデーションが塗りにくくムラができます。さらに厚塗り感が強くなってしまうため、使用量には気をつけましょう。
適量についてはそれぞれの商品により推奨されている量が違うので、確認してから使用します。
また、写真の撮影時は緊張により汗をかき、化粧崩れしてしまうこともあります。小鼻やTゾーンなどは優しく押さえながら塗ると、化粧崩れを防いでくれます。
宣材写真のコンシーラーメイク
コンシーラーは全体的に伸ばすと濃すぎて不自然になるほか、過度にカバーしすぎることでのっぺりとした印象となるためNGです。
宣材写真撮影時には自分の肌よりも少し濃いめの色のコンシーラーを使用して、ニキビや、シミ、目の下のクマなどの隠したい部分にピンポイントで少量おきます。そこから周囲に指でトントンと広げるイメージでつけましょう。
コンシーラーのメイクポイント
お肌の悩みを隠してくれるコンシーラーですが、つけすぎるとかえって不自然です。薄く少しずつ塗るようにすると、自然で綺麗な肌に見せてくれます。また、色の差があると不自然に見えてしまうので、境界線はぼやけさせるようにしましょう。
宣材写真の撮影前にコンシーラーを使用する練習をおすすめします。練習するとちょうど良いつけ方がわかり、自然に見せられるようになります。
宣材写真のファンデーションメイク
宣材写真撮影時のファンデーションはリキッドタイプの使用がおすすめです。リキッドタイプを使用するときには、化粧下地と同様に5点のせをして、中央から外側に向けて広げましょう。ムラがあると不自然な印象となってしまうため、塗った後はムラができていないか確認します。この際、ブラシ・パフ・スポンジ等を必ず使用してください。これらを使うことでムラを最低限に抑えることができ、宣材写真をデータで拡大されても不自然さなく見せることができます。
ファンデーションのメイクポイント
ファンデーションを塗るときには毛穴をしっかりと隠して綺麗な肌に見せるために、毛穴を埋めるように塗り広げましょう。ブラシの場合はクルクルと回しながら塗り込み、パフやスポンジは優しく叩き込んであげてください。こうすることでより化粧崩れもしにくくなります。宣材写真の撮影時のフラッシュで余計な部分のテカリを防ぐため、小鼻やTゾーンは重点的におさえたり、ティッシュで押さえて余計な油分をとりましょう。
ただし、ファンデーションは顔全体にぬると、宣材写真で大切な立体感や小顔効果がなくなってしまいます。中央から外側にかけて薄くなるように塗ってください。
宣材写真のハイライトメイク
ハイライトは部分的に使用します。具体的にはCゾーン、鼻筋や目の下、アゴ先、唇の山部分などです。高く見せたい部分やくすみやすいところにハイライトを入れましょう。撮影時の体の向きやフラッシュにより、印象がかなり変わってきますので、事前に使用感をチェックしておくのもおすすめです。
ハイライトのメイクポイント
ハイライトを使用するときには、量に注意しましょう。立体感やツヤ感を出そうと塗りすぎてしまうと、撮影時フラッシュが当たって不自然に光ってしまいます。ブラシでさっと塗る程度で十分な効果を得られます。
自然なベースメイクのために頑張ってほしいこと
ここまでベースメイクについて解説しましたが、メイクをより綺麗に見せるために大切なのは日々のスキンケアや睡眠、食事、運動です。元の肌が荒れていたり、汚い状態だとメイクで隠そうと、どうしても厚くなりがちで不自然になる原因となります。また、写真では隠せていても、実際に対面で接したときに幻滅されることにも繋がります。
元の肌が綺麗だと、メイクも映えやすいです。そして自分への自信にもつながるので、対面時にも自然と良い印象を与えることができます。
魅力的な宣材写真のメイクならプロに任せよう
実際に宣材写真を撮影するときには、メイクをプロに任せることをおすすめします。
宣材写真は、商品のプロモーションなどに使うかどうかを決める大切な写真。必然的にクライアントの見る目も厳しくなるため、その基準に合わせた写真にしたいですよね。
ベースメイクにしても、プロの高い技術力から良いナチュラルメイクに仕上がりやすいです。あなたの肌に合わせた下地やファンデーションを選んでくれるので、自分で悩むことも少なくなるでしょう。
また、撮影時のライト・フラッシュのあて具合から、どの部分にハイライトを入れるか?などを熟知しているので、宣材写真にぴったりな自然で魅力的なベースメイクを作ってくれます。
宣材写真をフォトスタジオで撮影するという選択肢
メイク以外にも、宣材写真をプロにおまかせする理由はあります。
写真館やフォトスタジオの撮影のプロは、ライトの設置やフラッシュのあてかた、ポージングのアドバイスをして、あなたが一番綺麗に写る角度を見つけてくれます。
また、イメージに合わせて、宣材写真用のセットや背景を変えることも重要です。お店によっては、宣材写真のイメージに合わせて屋外での撮影を行ってくれるところもあります。
自分で宣材写真を撮ろうと思うと、ヘアアレンジやメイク、環境づくりなど、たくさんの準備が必要です。写真館やフォトスタジオでは、美容室などと提携・系列となっているお店も多いため、メイクだけでなく宣材写真に合わせたヘアセットなども安心しておまかせすることができますね。
プロ目線で作り上げた宣材写真は、クライアントの目に留まりやすく、お仕事を受けるチャンスも広がります。宣材写真で、魅力的なあなたをしっかりとアピールしていきましょう。
宣材写真のベースメイクまとめ
宣材写真のベースメイクや撮影にはいろいろな技術が必要となりますが、準備など大変ですよね。そんなときにはプロにおまかせしてみましょう。
あなたの魅力を最大限に引き出せるような宣材写真となり、お仕事につなげられる可能性も大幅にアップしますよ。