声楽家におすすめの宣材(プロフィール)写真の撮り方をプロが解説

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はじめに

声楽を学び、これから人前で歌う機会が増えていくというのは、この上ない喜びですよね?
そのようなお仕事を広げていくうえで欠かせないのが宣材写真です。
声楽を聴きに行くお客様やクライアントは、実力だけでなく見た目でも判断しますので宣材写真の手を抜くわけにはいきません。
今回は声楽家におすすめの宣材写真の撮り方を解説いたします。
こちらを読んで、あなたにふさわしい写真の撮り方を研究してみてください。

声楽家にとって宣材写真を撮る目的とは?

仕事が増えるための演奏家の宣材写真の撮り方を解説2

声楽家にとって宣材写真を撮る目的とは何でしょうか。
ポイントを3つご紹介します。

【1】自分の売り込みに使うため

まず1番目の宣材写真の目的は、自分の売り込みです。
特にこれから声楽活動を行っていく場合には、あなたのことを広く知ってもらわなければなりません。
個人で活動する場合、事務所に所属する場合、オーディションやコンクールを受ける場合それぞれのシーンで、あなたを広く知ってもらうために宣材写真が必要です。

【2】コンサートのポスター・パンフレットや音楽雑誌に掲載するため

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規模の大小を問わず、コンサートのポスターやチラシ・パンフレットにはできるだけ宣材写真を入れてください。
写真の有無で集客に影響しますし、写真があったほうがその演奏会に興味を持たれます
また、演奏家の名前は分からなくても顔は分かるという方もいます。
その場合、知っている写真がチラシに載っていたら、足を運んでみようという気になります。
また愛好家が目にする音楽雑誌にも顔写真が掲載されると興味を持たれますので、必ずクオリティの高い宣材写真を用意しましょう。

【3】ホームページやSNSに掲載するため

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多くの声楽家や演奏家は、HPやSNSを持っており、プロフィールや今後の予定、演奏実績などを掲載しています。
そのようなツールがあると集客力が一段と高まりますが、写真がないと興味が薄れる上に写真がないことに対して警戒される場合もあるので、必ず写真を載せましょう。

声楽家ってどんな宣材写真を撮ればいいの?
ここからは具体的に、声楽家にふさわしい宣材写真の撮り方を解説します。

【1】自分自身の雰囲気が伝わる写真

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声楽家にとっては容姿も自分の表現の一つになりますので、歌う曲や演奏スタイルとその人の雰囲気が合っていることが大切です。
自分の声楽家としてのキャラクターがシックなのかパワフルなのかで宣材写真の撮り方も変わってきます。
まずはどんな雰囲気に見られたいのか分析することが重要です。

【2】謙虚で誠実さの伝わる写真

声楽家は表現者として華やかなイメージがありますが、その中でも宣材写真では謙虚さや誠実さが伝わることが大切です。
宣材写真を仕事相手として見た場合は、いくら実力があっても人柄に難があったら仕事をお願いしようとは思いません
また、声楽を聴きに行くお客様から見た場合には、謙虚さや誠実さがあったほうが興味を持たれ、また聴きに行きたいと思わせることができます。
特にこれから仕事を広げていきたい場合には、そういう雰囲気を大切にしましょう。

【3】自信を持っている様子

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声楽を聴きに足を運ぶ方は、プロの演奏を期待しています。
そして見ている人を感動させるために堂々とコンサートに出てほしいと思っています。
お客様はわざわざお金と時間を割いて聴きに行くので、それに応えてもらうのは当然と考えています。
そのため、コンサートや演奏が必ずうまくいくという自信が宣材写真から伝わることが重要です。

仕事が多い声楽家になるためにおすすめする宣材写真の撮り方

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声楽家にふさわしい宣材写真のイメージが沸いてきましたでしょうか。
ここからは実際の撮り方について解説いたします。

服装はコンサートで着る衣装

声楽家の宣材写真の服装は男女ともにコンサートで着るような衣装を選んでください。
女性はドレス、男性はシックなスーツや白または黒のシャツ姿、蝶ネクタイやタキシードなどがありますので演奏スタイルによって選んでください
声楽を聴きに行くお客様は、非日常体験を求めていますので、宣材写真でもカジュアルな服装ではなく、お客様の期待に応えるような演出しましょう。

声楽家の宣材写真におすすめの髪型

男女ともにドレスアップして撮影しますので、それにふさわしい髪型をセットしましょう。

声楽家の宣材写真にふさわしい髪色

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髪色は、男女とも黒髪から落ち着いた茶髪あたりが良いです。
声楽を楽しむお客様は、若い方から高齢の方まで様々なので万人受けする髪色がおすすめです。
金髪などの個性的な髪色はそちらに目が行ってしまい、個性的な声楽家だと思われて、写真だけで敬遠される場合もありますので、よほど特別なキャラクターがない場合は無難な髪色にしましょう

声楽家の宣材写真にふさわしい髪型

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髪型は男女ともにドレスアップした服装にふさわしいヘアスタイルにしましょう。
声楽家は表情がよく見えたほうが歌っている姿を想像しやすいので、目は隠れないように注意します。
男性は全体的に短くさっぱりした髪型で、トップにボリュームを持たせると上品なゴージャスさを演出できます。
女性はドレスに合う華やかな髪型がおすすめで、ボリュームを持たせたアップスタイルや巻き髪と合わせたサイドアップだと顔周りが良く見えて、演奏家にふさわしいです。
きれいなストレートや巻き髪のダウンスタイルもドレスに合いますが、髪を耳にかけたりヘアアクセサリーを使用して、なるべく顔全体が出るようにしましょう。

声楽家の宣材写真におすすめのメイク

声楽家の宣材写真では、男女ともにメイクが必要です。
目を引く宣材写真でのメイク方法を、男女別にご紹介します。

男性声楽家におすすめのメイク

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まだまだメイクに慣れていない男性も多いですが、宣材写真の撮影では必ずメイクをしてください。
女性のように華やかなメイクは必要ありませんが、顔の毛を整えたり、肌質を良くしたりするためのメイクです。
まずは毛の処理ですがヒゲは、特別な意味がなければ綺麗に剃ったほうが良いです。
また眉毛は形を整え、余分な毛をカットします。
肌全体に化粧下地とファンデーションを塗って血色を良くし、肌質を整えます。
またニキビ跡やシミ、クマなどの気になる部分はコンシーラーでカバーします。
眉毛はペンシルで眉山や眉尻を描き、パウダーで毛と毛の間を埋めていきます。
そうすることではっきりした眉毛になり、顔全体が締まって見えます
慣れていない男性のメイクは難しいので、自信がなければメイク付きのフォトスタジオにお願いしてみましょう。

女性声楽家におすすめのメイク

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女性声楽家の宣材写真におすすめのメイクは、上品なナチュラルメイクです。
ドレスなので派手なメイクを考える方もいますが、ケバい印象になってしまうので、ナチュラルな色合いのメイクにします。
アイシャドウはブラウンやベージュ系のラメが入ったものを塗って、アイラインは目を囲むようなメイクはNGで、まつ毛の間を埋めて、印象的な目元を演出します。
また声楽家ということで口元に目が行く人も多いので、口紅はリップブラシを使用してしっかり形を作り、丁寧に塗りましょう。
肌の質感が綺麗なほうが目を引く写真になりますので、気になる箇所はしっかりベースメイクでカバーして、ハイライトとローライトをしっかり入れましょう。
メイクに関しては、ぜひ別記事も併せてご覧ください。

声楽家の宣材写真におすすめの表情

声楽家の宣材写真では、歌っているときを想像させる表情がおすすめです。
演奏家の写真では、はにかみ笑顔やきりっとした表情の場合が多いですが、一緒に写っている楽器でその方の演奏スタイルを表すことができます。
一方声楽家は手持ちの楽器などが無いので、表情で魅力やキャラクターを伝える必要があります。
今にも歌いだしそうな笑顔や、控えめな笑顔でも目をしっかりひらいて頬の筋肉をあげ、興味を持たれるような表情で撮影しましょう。

声楽家の宣材写真におすすめのポーズ

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声楽家の宣材写真では、ポーズも重要です。
ポージングであなたの美しさやキャラクター、それに演奏家にとって大切な自信溢れる姿を表現することができます
バストアップ写真と全身写真それぞれでおすすめのポーズをご紹介します。

バストアップ写真におすすめのポーズ

バストアップ写真は胸の下から頭の先まで写っている写真で、通常宣材写真としてはよく使われます。
一般的におすすめなポーズは体をカメラから斜め方向に向けて、顔はしっかりカメラの方向を向けて真っすぐ見据えるポーズです。
体を斜めにすることでスタイルが良く見え、しっかりカメラ目線にすることで自信を表現できます。
また声楽家であればドラマチックなポーズに挑戦するのもアリです。
手を胸に当てるポーズや、体を真横や後ろに向けて、顔をカメラに向ける見返りポーズなども写真に躍動感が出ます。

全身写真におすすめのポーズ

声楽家の宣材写真で、全身写真はバストアップ写真ほど使う機会はありませんが、仕事の応募に必要だったり、パンフレット等に使用したりすることもあるので用意しておくと安心です。
全身写真の場合は肩甲骨を中央に寄せて胸を張り、良い姿勢でポージングをしましょう。
そして肩を落として腹筋に力を入れることでぐっと姿勢が良くなり、自信にも繋がります。
また声楽家の場合は写真に動きがあると目を引きますので、女性の場合は見返りポーズや、男性の場合はジャケットの胸のあたりに手をかけたりするのもおすすめです。

声楽家の宣材写真におすすめのレタッチ

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写真が仕上がったら、最後にしっかりレタッチをしましょう。
レタッチと言っても、目の大きさを変えたり、体を大胆に細くしたりと明らかに実物とかけ離れた加工はNGです。
写真と実物が違うと、聴きに来たお客様ががっかりしますし、クライアントの場合は信用を裏切ってしまうので次の仕事に結びつきません。
レタッチでは一時的な肌荒れを直したり、トーンアップして肌質を滑らかにしたり、髪や衣装の乱れを修正したり、顔の左右のバランスを整えるぐらいに留めましょう。
レタッチについては別記事にも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

コンサートの集客にも影響を与える宣材写真はプロに撮ってもらおう

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声楽家におすすめの宣材写真の撮り方をご紹介してきましたが、全て自分で用意するのは難しいです。
また、ほとんどの声楽家は宣材写真撮影をプロにお任せしているので、自分で用意した写真は見劣りしてしまいます。
特に声楽家は宣材写真で表情を良く見られますので、メイクから表情・ポージングのアドバイス、効果的なライティングにレタッチまでプロにお願いしたほうがより美しい仕上がりになります
特に女性の場合はドレスで肌の露出も多くなりますが、美しい肌質に仕上げるにはプロにお任せするのが一番です。

声楽家におすすめの宣材写真の撮り方まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は声楽家におすすめの宣材写真の撮り方をご紹介しました。
長い間努力して、ついに人前に出るまでの実力になったのですから、より効果的な宣材写真を用意して仕事の幅を広げていきたいですよね。
ここまでお読みいただいた内容で撮影すれば、きっとワンランク上の宣材写真が仕上がります
最高の1枚が仕上がりますことを心から願っております。

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