一重の成人式写真の前撮りはどんなメイク?アイプチや整形ってどうなの?
はじめに
一重まぶたは一般的にナチュラルで素朴な印象を与えることが多くあります。
そのようなことから、成人式写真の前撮りを控えている一重まぶたの人の中には、当日のメイクをどう仕上げれば良いか迷っている人も少なくないでしょう。
具体的には、
「一重を活かした成人式写真メイクってどうすれば良いの?」
「成人式写真にアイプチや整形ってあり?」
などと悩まれている人もいるのではないでしょうか。
成人式写真の前撮りにおける目元のメイクは、振袖メイクの仕上がりをより引き立たせる重要なポイント。一重まぶたの場合も、目全体を大きく見えるようにメイクすることで華やかな目元に仕上げなければならないのです。
今回はそんな、成人式写真の前撮りにおける一重のメイク方法やアイプチ、整形について詳しく解説します。
一重の振袖メイクとアイプチや目元の整形について、理解を深めましょう。
成人式写真の振袖メイクは目元がとっても大切
振袖を着用する成人式写真のメイクでは、目元の仕上がりが大切です。
顔の印象や雰囲気は、目元や眉の印象によって変わります。
例えば、目元のメイクをしっかりと濃くした場合は華やかな印象に、目元のメイクを薄くした場合はナチュラルで素朴な印象に仕上がるのです。
成人式写真では振袖を着用することがベターですが、振袖は華やかな色味やデザインであることから、目元のメイクもしっかりと濃く仕上げる必要があります。
なぜなら、普段通りのナチュラルなメイクにしてしまうとメイクが振袖に負けてしまい、顔立ちの印象が薄くなってしまいます。
振袖に合う華やかなメイクに仕上げるためにも、顔立ちの印象を左右する目元のメイクが重要なのです。
一重を活かしたメイクで成人式写真の前撮りを華やかに
先ほど成人式写真における目元のメイクの重要性について解説しましたが、顔立ちを濃く見せることが難しい一重の人もいるでしょう。
一重の場合の成人式写真の前撮りメイクは、一重を活かしたメイクで成人式写真を華やかに見せると良いです。具体的なポイントとしては、
- 目元の縦幅を増やすことを意識したメイク
- 目元全体がデカ目になることを意識したメイク
を施すことで、振袖に引けを取らない華やかなメイクに仕上がります。
目元の縦幅やデカ目になるようなメイクをするには、アイライナーの引き方やアイシャドウ、マスカラの使い方にコツがあります。一つずつ解説していきましょう。
一重のメイク術1:アイラインの引き方
成人式写真における一重のメイク術、まずはアイラインの引き方について解説します。
アイラインを引くときは、
- リキッドタイプやペンシルタイプのくっきりとしたアイライナー
- まぶたを持ち上げながらラインは長めに、目尻に向かって太く引く
ことを意識しましょう。
先ほど成人式写真の一重メイクは、目力を出してデカ目に仕上げることが大切であるとお伝えしました。
はっきりとした発色のアイライナーを使ってラインを引くことで、目元の存在感が増します。
さらに目尻に向かって長く、太いラインを引くと目元全体を大きく見せられます。
ちなみにラインを引くときにまぶたを持ち上げるのは、不要な場所にアイライナーがつかなかったり綺麗なラインが引きやすくなるためです。
アイライナーを引いたあとは、濃いシャドウを使ってぼかして使うと一重でもまぶたを開いたときに、ラインが綺麗に見えます。
一重のメイク術2:アイシャドウ
成人式写真における一重のメイク術、二つ目はアイシャドウについてです。
一重の場合、アイシャドウの色味やラメの質感、塗り方によって目の大きさが変化します。
慎重に選ばなければデカ目効果は得られず、かえって目が小さく見えてしまうことがあります。
ここでは、一重の人におすすめのアイシャドウカラーと塗り方について解説します。
(1)アイシャドウの色
振袖の色合いやデザインを問わずおすすめのアイシャドウカラーは、ゴールドかシルバーのラメ感が強いものが良いです。
ゴールドかシルバーのアイシャドウは、目元を華やかに見せてくれます。
色味としても、シャープな印象を与えるカラーなので、一重の人でも使いやすく洗練された印象に仕上がります。
また、一重の人がラメ感のあるアイシャドウを使う場合は、ラメの粒が大きく強いものを使用しましょう。
ラメが小粒で弱いものだったりパールがかったアイシャドウを塗ると、目元がぼやけてしまい、腫れぼったい印象を与えてしまうのです。
ゴールドやシルバー以外にも、赤いシャドウを使って和のテイストに仕上げたメイクもおすすめです。
個性派でおしゃれな赤いシャドウの中でも、深い色味のテラコッタカラーがマストです。
甘さ控えめで大人っぽい印象のテラコッタカラーを塗れば、重めの一重まぶたもすっきり見えます。
どんな雰囲気にも仕上がる万能カラーはゴールドのシャドウ、華やかで可愛らしい雰囲気に仕上げたい場合はシルバーのシャドウ、振袖の魅力を存分に引き出し個性的なおしゃれを楽しみたい場合は赤のシャドウを選ぶと良いでしょう。
(2)アイシャドウの塗り方
ここからはアイシャドウの塗り方について解説します。
一重の人がアイシャドウを塗るときは、あまりにも広くアイシャドウカラーを乗せてしまうとまぶたが浮腫んでいるように見えます。
そのため、欲張りすぎず元の目の大きさとのバランスを確認しながら慎重に塗りましょう。
具体的には、以下の通りに塗ると良いです。
- (1)まずアイホール全体にハイライトカラーのシャドウを塗る
- (2)目を開いたときにほんのり色味がわかるようにゴールドやシルバー、赤のアイシャドウカラーを塗る
- (3)濃い色のシャドウをアイラインの上に乗せてぼかす
(2)のアイシャドウを塗るときは、アイライナーと同じように目尻にかけて広く色を乗せていくと、振袖に合う華やかなメイクに仕上がります。
また、赤のシャドウを使う場合はワンポイントになるように目尻のあたりに大きめに乗せます。
下まぶたの際の方にも少し乗せて印象的に仕上げると良いです。
一重のメイク術3:マスカラをがっつり
一重メイクにおいて、パッチリとしたまつ毛に仕上げることも大切なポイントになります。
なぜなら、パッチリとした上向きのまつ毛を作ることで、目の縦幅が広がり結果的に目元が大きく見えるからです。
マスカラを塗るときは、
- あらかじめビューラーでまつ毛をしっかり上げる
- マスカラ下地を塗布
- 下地が乾いた後にもう一度ビューラーでまつ毛を上げる
- マスカラを塗布
すると良いです。
マスカラ下地を塗布する前と後にビューラーを使うことで、よりカールがかったまつ毛に仕上がります。
しっかりとカールしたまつ毛にマスカラを根本から重ね塗りして、存在感のある目元に仕上げましょう。
成人式写真の前撮り、一重で撮影したくない時の対処法とは
ここまで成人式写真の前撮りにおける、一重の目元メイクについて解説してきました。
一重まぶたに強いコンプレックスを持っていたり、普段からアイプチ等を利用している人の中には、成人式写真の前撮りを一重で撮影したくない人もいるでしょう。
成人式写真の前撮りを一重で撮影したくない場合は、(1)アイプチや(2)二重整形をして一重まぶたをカバーするという選択肢もあります。
もちろん、どちらも成人式写真の前撮りにて利用することは問題ありません。
以下よりそれぞれの特徴や注意点について解説します。
一重の対処法1:アイプチ
成人式写真の前撮りにおける一重の対処法、一つ目はアイプチです。
アイプチは、ドラッグストアで比較的、低価格で販売されていることから、学生でも使いやすいアイテムです。
お財布事情や手軽さを考えるとおすすめの対処法と言えます。
しかし、崩れやすかったりメイクの度に使わなければいけない手間もあります。
アイプチの特徴をご紹介しましょう。
成人式の一重メイクにおすすめのアイプチの特徴
成人式の一重メイクにおすすめのアイプチは、折式というアイプチの使用がおすすめです。
折式のアイプチとは、非接触式二重のりと言い、従来のアイプチと違ってまぶたをくっつけずに二重まぶたを作るアイテムです。
まぶたをくっつけるタイプの二重のりとは違い、アイプチをしていないような自然な仕上がりになることから、アイシャドウをたくさん塗っても問題なく使用できます。
また、成人式写真の前撮りでアイプチを使用する場合の注意点は、撮影時に失敗してしまわないように、事前にアイプチの練習が必要です。
アイプチの練習するときは、
- どれくらいの二重幅にしたいか
- 希望の二重幅は、自分の一重まぶたでも作れるのか
確認すると良いでしょう。
元のまぶたが暑すぎると、希望の二重幅が自分のまぶたでできないこともあるので、希望の二重幅ができるかどうかの確認は必須です。
一重の対処法2:整形
成人式写真の前撮りにて一重まぶたをカバーしたい場合、整形して二重まぶたにする、という選択肢があります。
費用がかかったり病院に行ったりしなければならないので手間はかかりますが、一度二重まぶたを手に入れることで、成人式写真の前撮り以降も二重まぶたをキープできます。
しかし、リスクが伴う対処法なので注意点等、理解した上で検討しましょう。
成人式写真のための二重整形の注意点
成人式写真のために二重整形を選択した場合の注意点として、医療行為でもある二重整形には一定のリスクがあります。
主な二重整形のリスクとして
- まぶたが腫れてしまう
- まぶたにしこりができてしまう
- 目に違和感を感じる
などといったリスクがあります。
また、左右の二重の仕上がりが違っていたり希望通りの二重幅にならなかったり、とイメージしていた仕上がりにならないことも可能性もあります。
このようなリスクを避けるためには、眼科と提携しているクリニックやアフターケアまでしっかりしているクリニックを選ぶと良いでしょう。
成人式写真の前撮り直前に二重整形はダメ
成人式写真の前撮りをきっかけに二重整形を検討する場合、前撮り直前に二重整形をするのはNGです。
なぜなら二重整形の術後には、ダウンタイムによってまぶたが腫れてしまったり、傷ができてしまい、すぐに理想通りの綺麗な二重まぶたを手に入れることが難しいからです。
ダウンタイムによるまぶたの腫れは1、2週間ほど発生し、時間が経つに連れて徐々に腫れが落ち着いてきます。
3ヶ月ほど経つと二重整形によるまぶたの腫れも大分落ち着き、理想の二重に仕上がるには半年ほどかかります。
また、場合によっては二重整形をした後もイメージしていた仕上がりと違うため、やり直したい、と感じる場合もあるでしょう。
理想の二重まぶたで成人式写真の前撮りの撮影に挑むためにも、余裕を持って撮影の3ヶ月?半年前に整形手術を検討すると良いです。
一重×振袖をさらに可愛くする髪型はどんなスタイル?
一重まぶたを活かしたメイクで成人式写真の前撮りに挑む場合、一重の振袖姿をさらに可愛く見せるためにヘアアレンジにもこだわりましょう。
具体的には、後れ毛を出しながらも顔まわりをすっきり見せたスタイルがおすすめです。
顔まわりをきちんと出すことで、顔全体がパッと明るく華やかに見えます。
とくに、前髪が長い場合はアレンジしておでこをすっきり見せると良いです。
目の周りの髪をすっきりさせることで、目元のメイクが際立ちます。
前髪はすっきりアレンジするか、目元の邪魔にならないように流しておくことで、メイクで作った目力をアピールしましょう。
成人式写真のメイク&ヘアセットが不安ならプロに任せよう
成人式写真におけるメイク、ヘアセットが不安な人は、プロに任せてみても良いでしょう。
もちろん、自分でメイク、ヘアセットをやることに自信があったり、強いこだわりがある人は自分でやってもOKです。
しかし成人式写真で着用する振袖は、普段とは違う服装のためいつものメイクとは違います。
技術力や経験のあるプロに成人式写真のメイク、ヘアセットを任せることで、振袖だけでなく顔立ちに合ったメイク、ヘアセットが可能になります。
成人式写真のメイク、ヘアセットをプロに依頼する場合、一般的には美容室と写真館がありますが、写真館がおすすめです。
プロのヘアメイクが在籍している写真館では、撮影料に加えてメイクやヘアセットを込みにしたお得なプランを提供しているスタジオが多くあります。
全ての工程が含まれた撮影プランで成人式写真の前撮りをすることで、手軽に成人式写真が撮影できます。
一生の思い出に残る大切な写真になるので、振袖、メイク、ヘアアレンジ、一つひとつの工程をこだわりましょう。
成人式写真の一重まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、一重の人向けの成人式写真の前撮りメイクについて、アイプチや整形に関することを含めご紹介しました。
成人式写真における一重メイクについて、イメージはつきましたでしょうか。
一重を活かしながらも華やかな振袖メイクに仕上げるには、まぶたをすっきり見せるカラーのアイテムを使って目の縦幅を増やすようなメイクに仕上げることが大切です。
成人式写真における一重メイクに対して自信がない人は、思い切ってプロに依頼することがおすすめです。
プロは振袖に合う華やかなメイクに仕上げながらも、一重の魅力を存分に引き出したメイクに仕上げてくれるでしょう。
一生に一度の大切な記念になる撮影なので、一重を活かしたメイクでいきいきとした美しい姿の成人式写真が撮れることを、心から願っております。