ひげはビジネスプロフィール写真でOK?ヒゲが濃い人の対処法も紹介
はじめに
社内外やインターネット上など、多くの人の目に触れる機会がある『ビジネスプロフィール写真』。そのなかでもこの写真は特にビジネスシーンで使われる方が多いことと思います。
ビジネスシーンでは、ひげが認められないこともあり、「ひげはビジネスプロフィール写真でいいの?悪いの?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、「ひげはビジネスプロフィール写真でOKなのか?」ということについて解説していきます。
また、ビジネスプロフィール写真を撮るうえでの、ヒゲが濃い人の対処法についてもご紹介しますので、ぜひご参考にされてください。
ビジネスプロフィール写真はひげが生えていてもいい?
ビジネスプロフィール写真において、ひげはNGではありません。
最近は、ビジネスシーンでも髪型や服装に寛容で、ひげが認められないということはないのです。
ただし業界業種によっては、控えた方がいい場合もあります。
たとえば以下ような「社外の人に会う機会が多い」「堅いイメージ」といった業界は、いまだひげをNGとしている傾向が強いので、注意が必要です。
- ・営業職
- ・金融系
- ・保険系
- ・官公庁
ビジネスプロフィール写真において、ひげあり、なしでは印象にかなりの差があります。
そのため、相手にどんな風に見られたいかをよく考えたうえで、ひげの有無を判断すべきでしょう。
ひげが与えるプラスの印象
では、ビジネスプロフィール写真にひげがあることで相手にとってどんな良い印象を与えるのか?
ビジネスプロフィール写真における、ひげが与えるプラスの印象を、2つご説明します。
【プラスの印象1】おしゃれ
ビジネスプロフィール写真において、ひげが与えるプラスの印象、1つ目は「おしゃれ」な印象です。
一口にひげと言っても、人によってスタイルは様々で、こだわって手入れしている人もたくさんいます。
その人の顔立ちや雰囲気にマッチしていると、おしゃれな印象となり、センスのある人物に見えるでしょう。
クリエイティビティの高い「アパレル系」や「ヘアースタイリスト」などの仕事や業界では、ひげがあることでプラス印象を与える場合もあります。
【プラスの印象2】威厳がある
ビジネスプロフィール写真において、ひげが与えるプラスの印象、2つ目は「威厳がある」印象です。
具体的には、「経験豊富で落ち着いた大人の男性」という印象を与えることができます。
たとえば、ベテラン社員や、年配の経営者なんかは、ひげが生えている人が多いですよね?
そのイメージから、威厳がある印象を与えやすいのです。
しかし、若い人にはその印象が期待できないので、注意が必要です。
ひげが与えるマイナスの影響
残念ながら、ビジネスプロフィール写真にひげがあることで、マイナスの印象を与える場合もあります。
つぎに、ビジネスプロフィール写真においてひげが与えるマイナスの印象を、2つご説明します。
【マイナスの印象1】清潔感がない
ビジネスプロフィール写真において、ひげが与えるマイナスの印象、1つ目は「清潔感がない」という印象です。
ひげが認められることが多くはなってきましたが、いまだ「ひげが生えている=不潔」と考える人もいます。
特に、女性からの支持は期待できないのが現状であり、たとえ手入れされたひげであっても、「清潔感がない」と感じる女性も多いのです。
女性に対しておこなった、とあるアンケートでは「ひげがない男性がいい」という意見が80%以上を占めたようです。
出典:@Press
また、ビジネスシーンにおいては、清潔感や爽やかな印象がとても大切になるので、「清潔感がない」という印象がマイナスに働いてしまいます。
【マイナスの印象2】派手
ビジネスプロフィール写真において、ひげが与えるマイナスの印象、2つ目は「派手」な印象です。
ひげが生えていることで、チャラチャラしている印象に見られる場合があり、特に若い人がひげを生やしていると、そのように感じる方が多いという意見もあります。
また、ひげのデザインによっても与える印象が左右され、個性的・奇抜なデザインのひげは「派手だし融通がきかなそう」というイメージをもたれてしまします。
ビジネスシーンにおいては、信頼関係が重要ということはご存じかと思います。
ひげがあることにより、「派手で個性的」「チャラチャラしている」といった印象を与えると、簡単に信用してもらえない可能性もありますので、注意が必要です。
男性のビジネスプロフィール写真をひげを生やしたまま撮影したい時のポイント
ここからは、男性のビジネスプロフィール写真をひげを生やしたまま撮影したい時のポイントについて解説していきます。
重要なポイントを2つ紹介しますので、ぜひご覧ください。
【ポイント1】ひげを整える
ビジネスプロフィール写真をひげを生やしたまま撮影したい時のポイント、1つ目は「ひげを整える」ということです。
「生やしっぱなし」や「ボサボサ」なひげだと、不潔と判断されても仕方ありません。
しかし、きちんと手入れされたひげであれば「不潔だな」と感じる人は減ります。
さらに、こだわりを感じさせるひげであれば、むしろ良い印象に繋がることもあります。
そのため、ビジネスプロフィール写真をひげを生やしたまま撮影する場合は、きちんとひげを整えるようにしましょう。
【ポイント2】似合うひげにする
ビジネスプロフィール写真をひげを生やしたまま撮影したい時のポイント、2つ目は「似合うひげにする」ということです。
顔立ちや、年齢に合わないひげはなんとなく違和感を感じてしまいますし、手入れしていたとしてもおしゃれな印象を与えられません。
ひげに対して良い印象を持っていない人でも「似合っているひげならOK」という意見もあります。
そのため、「似合うひげ」かつビジネスシーンでも許容される範囲のデザインのひげで、ビジネスプロフィール写真を撮ることが大切です。
ひげが濃い男性がビジネスプロフィール写真を撮影するときの対処法
つぎは、ひげが濃い男性がビジネスプロフィール写真を撮影するときの対処法をご紹介していきます。
「ひげを隠してビジネスプロフィール写真を撮りたいけど、ひげが濃くて悩んでいる」
という方は必見です。
【対処法1】撮影の直前にひげを剃る
ひげは、ビジネスプロフィール写真の撮影当日の朝、あるいは直前に剃るとよいでしょう。
ひげの濃い方は、前日にひげを剃っても、翌日にはまた生えてくる可能性が高いです。
1つ注意すべきは、肌を傷つけてしまったり、流血してしまわないように注意しましょう。
T字のカミソリでなく、剃りやすくよく剃れる電気シェーバーをおすすめします。
【対処法2】コンシーラーでひげを隠す
直前にひげを剃っても、剃りが少し甘かった部分や、青髭の部分が残ることもあるでしょう。
その場合は、コンシーラーやファンデーションなどの化粧品で、ひげを隠すことができます。
ひげを隠す用のコンシーラーは、100円ショップでも手ごろに入手できますので、ぜひお試しください。
【対処法3】画像修正技術でひげを隠す
「対処法2」のメイクでも隠しきれなかったひげは、レタッチ(画像修正)で隠しましょう。
レタッチする際のポイントは、やりすぎないことです。
やりすぎてしまうと、実際に会った時と写真とのギャップが大きいので、不自然な印象になってしまいます。
あくまで自然に、ひげを隠す目的としてレタッチを行いましょう。
ビジネスシーンで好印象となるためにプロのメイクさんに任せよう
好印象なビジネスプロフィール写真が撮りたいのであれば、プロのメイクさんに任せるのがおすすめです。
写真館やフォトスタジオにメイク任せるメリットとして、以下のことがあげられます。
- ・プロのヘアメイクさんが在籍している。
- ・他の美容室などと系列している場合がある。
自分の主観ではなく、第3者の視点から自分をよい写りに仕上げてくれるメイクを施してくれるので、安心して任せることができます。
また、プロの技術力さえあれば、よりビジネスシーンで求めらる印象を引き出せるほか、ひげも自然に隠してくれるので、違和感のない好印象なメイクに仕上がるでしょう。
ビジネスプロフィール写真はフォトスタジオでの撮影がおすすめ
ビジネスプロフィール写真の撮影もフォトスタジオでの撮影がおすすめです。
メイク以外にも写真館やフォトスタジオで撮影してもらうことで、以下のメリットがあるため、より良いビジネスプロフィール写真になります。
- ・ライティングや、ポージングのアドバイスをしてくれる。
- ・レタッチなども、全てあなたに合わせて行ってくれる。
ビジネス用のセットや背景、屋外での撮影を行なっているところもあるので、ビジネスプロフィール写真の撮影に最適です。
さまざまなメリットがあるので、やはりビジネスプロフィール写真はフォトスタジオでの撮影がよいでしょう。
ビジネスプロフィール写真におけるひげまとめ
いかがでしたか?
今回は、ひげが与えるプラスの印象とマイナスの印象、そしてビジネスプロフィール写真を撮影する際のポイントについて解説しました。
ビジネスプロフィール写真においてのひげは、注意すべき点が多く、自分自身では好印象を与えるメイクをするのは簡単ではありません。
そのため、メイクもビジネスプロフィール写真の撮影も、プロにまとめて依頼するのが一番便利です。
ぜひプロに任せて、素敵なビジネスプロフィール写真を撮影してください。