ビジプロ写真では男性もメイクをすべき!好印象につながるメイクの秘訣を解説
はじめに
近年「メイク男子」というワードが流行するほどに男性もメイクをする時代となりました。既に日常生活にメイクを取り入れている男性もいますが、まだまだ抵抗がある男性が多いかと思います。
ところで男性の芸能人が普段の姿でテレビに出てきた際に、肌の質感に違和感を抱いたことはありませんか?
芸能人は通常テレビに出る際はほとんどの場合メイクをしていますので、ノーメイクだと肌の質感が気になったり肌荒れが目についてしまい、メイクをしているほうが自然に見えます。
ビジネスプロフィール写真でも同じことが言えて、メイクをして肌の状態を整えたほうが男性もナチュラルに見えます。顔を整えることで顧客に対し印象をより上げられることは間違いありません。
そこで今回はビジネスプロフィール写真での男性のメイク方法や好印象に見えるメイクの秘訣をご紹介します。
こちらをご覧になってメンズメイクへの垣根を払い、ぜひあなたの撮影にメイクを取り入れてみてください。
ビジプロ写真を撮るときは男性でもメイクすべき
ビジネスプロフィール写真を撮影する場合は、男性もぜひメイクをしてください。
男性のメイクには多くのメリットがあります。
まず肌の質感が整うことで清潔感が出て、男性らしく健康的な顔つきになります。
さらに眉毛を整えることで目力が強くなり頼れる印象や、信頼感が増します。
また適度に潤った唇は清潔感と男らしさを演出できます。
これらを整えず、日焼けや日々の寝不足で荒れた肌のまま、そのままにし続けたボウボウに生えた眉毛のまま、疲れからなるカサカサの唇のまま、ビジネスプロフィール写真を撮影しては撮影した目的を損なうほどに印象の悪いプロフィール写真になりかません。
ぜひ恥ずかしがらず、整えられる箇所は整えましょう!
メイクしてもバレることはほとんどない
ここまで読んでもまだメイクに抵抗がある男性がいらっしゃると思います。
その理由は、メイクがバレる心配があるからではないでしょうか。
しかしその心配は無用です。
女性のように綺麗に盛っていくメイクではなく、男性のメイクは修正の意味が強いので、そのようなメイクは見た目はアップしますがメイクとバレる心配はありません。
ただし方法を間違えて厚塗りになってしまったり、肌の色と合っていないとメイクはバレてしまいますが、これから解説するメイク方法を読んでいただければその心配はありません。
男性のメイクは女性ほど難易度が高くないから失敗も少ない
メイクに抵抗があるもう一つの理由は、難しそうだからではないでしょうか。
実は男性のメイクは女性のメイクに比べれば意外と難易度は高くありません。
元の顔の造りを活かして気になるところを修正していくイメージなので、印象ががらりと変わる女性のメイクと違ってメイクに慣れていなくても失敗は少ないです。
ビジプロ写真の撮影で男性がやるべきメイク
メンズメイクについてなんとなくイメージが沸いてきましたでしょうか。
ここからは、具体的なメイク方法について解説していきます。
【1】ベースメイク
メンズメイクでまず行いたいのはベースメイクです。
ベースメイクとは肌のシミやくすみ、シワなどの気になる部分をカバーし、肌全体の色味を整えることです。
ベースメイクに必要なアイテムがありますので、その役割からご紹介します。
化粧下地の役割
ファンデーションを塗る前に化粧下地を塗ることで肌を滑らかに整えて綺麗な仕上がりになります。
また男性の場合はテカリを抑えるというメリットもあります。
男性専用の化粧下地はまだ種類が少ないので、豊富な種類がある女性用から選んでもOKです。
ファンデーションの役割
ファンデーションはニキビなどの肌トラブルをカバーしたり、肌の凹凸をなくして滑らかな質感に仕上げるのに効果的です。
またファンデーションは男性には青髭を隠す役割もあります。
パウダータイプとリキッドタイプがありますが、肌に密着してカバー力の高いリキッドタイプが男性にはおすすめです。
コンシーラーの役割
コンシーラーはクマやシミ、ニキビ跡等の気になる箇所を部分的に隠すために使います。
男性専用タイプだと男性特有の肌質に対応しているのと、髭の剃り跡のカバーに強い製品があります。
【2】アイブロウメイク
ビジネスプロフィール写真では、眉毛で顔の印象が大きく変わりますので、アイブロウメイクも必須です。
ベースメイクまではしなくても、眉メイクだけは日常的に行っている男性も多いです。
眉毛を整えることで清潔感が出る上に、目元がスッキリしますので目力がアップします。
どちらもビジネスプロフィール写真には大切な要素なので、ぜひアイブロウメイクを取り入れてください。
アイブロウメイクに必要なアイテムは、眉シェーバーか専用のピンセットやはさみ、ブラシ類やアイブロウライナーです。
【3】リップクリーム
唇が荒れていたり、血色が悪いと不潔そうなイメージや不健康な印象になってしまい、ビジネスプロフィール写真にはマイナスです。
自然な唇のツヤ感を出すために、撮影の際はぜひリップクリームを塗ってください。
男性専用のものはパッケージや香りが男性向けのものだったり、マットな仕上がりになるものが多いです。
しかし用途や効果は普通のリップクリームと変わりませんので、メンズ専用でなくても問題ありません。
メイク用品を通販で買うのも悪くない
メンズメイクの種類やアイテムの理解は深まってきましたでしょうか。
いろいろなアイテムを揃えなければなりませんが、化粧品を買いに行くのは結構ハードルが高いですよね?
店員に話しかけられるのが面倒で嫌だと感じる男性も少なくありません。
またアイテムによっては女性用のほうが種類が豊富で扱いやすい場合もあります。
なので、実店舗に買いに行くよりは通販のほうが買い求めやすいのでおすすめです。
これからご紹介するアイテムについては品番もご説明しますので通販でも買いやすくなります。
また色味を実際に見ないと不安という方もいると思いますが、ご紹介する色はビジネスプロフィール写真では充分ごまかせる色なので通販でも安心です。
ビジプロ写真向けのメイク用品の選び方とおすすめ商品
ここからは具体的に、ビジプロ写真向けのメイク用品の選び方とおすすめ商品をご紹介します。
メイク用品以外に必要なもの
まずメイクの下準備として、メイク用品以外にも必要なものがあります。
ご自宅にあるものも多いかと思いますが、なければこれを機に揃えてみてください。
眉シェーバー
眉剃りは面倒だったり、失敗したら取り返しのつかないことから眉毛を整えるのを躊躇する男性も多いようです。
しかし眉シェーバーは使い方をマスターしてしまえば、誰でも簡単に理想の眉毛に整えることができます。
カットする眉毛の長さを調節できるコーム付タイプを選べば、均一な長さになり、切りすぎが防げるので安心です。
髭剃り
髭剃りを持っていないという方は少ないと思いますが、ビジネスプロフィール写真では特別な雰囲気を演出する場合で無い限りは髭はスッキリ剃っておいたほうが無難なので必ず用意しましょう。
様々なタイプがありますが、いつも使っている使い勝手の良いもので問題ありません。
化粧水
化粧水は、肌に潤いを与えて肌荒れなどを防ぎ、肌質を整えるために使います。
メイク前だけでなく、洗顔後に日常的に取り入れることで保湿ができ、肌の状態が良くなります。
男性の肌は女性に比べて水分量が少なくて皮脂量が多く、髭剃りによるダメージが与えられているので男性も日頃から化粧水で肌をケアする必要があります。
保湿力が高く肌質にあった化粧水を選ぶことが大切です。
肌質とは大きく分けてオイリー肌、乾燥肌、混合肌がありますので化粧水を選ぶ前に自分の肌タイプを知る必要があります。
パフ
コットンパフは化粧水を塗る時や、化粧下地・ファンデーションを塗る時にも使います。
手で済ませてしまう方も多いですが、パフを使ったほうが肌の隅々まで均一に塗ることができ、小鼻の周りや目のキワなど細かいところもしっかり塗れます。
また肌の乾燥が気になるときに化粧水をパフにたっぷり含ませて肌に乗せればパックにもなります。
ベースメイク用品の選び方
メイク前の下準備ができたら、いよいよベースメイクに入ります。
まずはベースメイク用品の選び方をアイテム別にご紹介します。
化粧下地の選び方
男性の化粧下地は皮脂に強く保湿力があるものを選んでください。
皮脂に強いものを使うことでテカリを抑えることができます。
化粧下地は男性専用のものはまだまだ少なく、女性用で充分効果を発揮します。
皮脂くずれ防止下地は以下の商品をおすすめします。
【セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー 単品 30ml】
- ブランド:セザンヌ
- 品番:4939553040972
- 価格:600円(税抜)
- HP:セザンヌ公式サイト
テカリの原因となる皮脂を吸収し、さらさらな肌触りになるためファンデーションのノリが良くなります。
さらに男性の毛穴の凹凸をカバーし、なめらかな質感になるので男性におすすめの化粧下地です。
また安価なため初心者でも気軽に試すことができます。
ファンデーションの選び方
ファンデーションは色選びが大切です。
自分の肌に合ったものを選ばないと違和感が生じます。
また材質はパウダーとリキッドがありますが、カバー力が高く扱いやすいリキッドタイプが適しています。
男性のビジネスプロフィール写真のファンデーションは下記がおすすめです。
【カネボウ ケイトリアルカバーリキッド(セミマット)02番】
- ブランド:ケイト
- 品番:無し
- 価格:1,760円(税込)
- HP:カネボウ公式サイト
リキッドなのにベタつかず、さらさらな肌が持続するパウダーファンデです。
ハイカバーなので気になる毛穴や凹凸をカバーし、艶を出しながらもさらさらな仕上がりになるので、厚塗り感も気になりません。
一般的な男性の肌色には02番がおすすめですが、色黒と思うなら04、色白なら01を選んでください。
コンシーラーの選び方
男性のコンシーラーはカバー力を重視しましょう。
コンシーラーにはリキッドタイプとスティックタイプがありますが、リキッドタイプのほうが扱いやすく、肌に密着するので男性にはおすすめです。
男性のコンシーラーでおすすめするのは以下の商品です。
【ザ セム(The saem) カバーパーフェクション チップコンシーラー #1.75 】
- ブランド:ザ セム
- 品番:B07D8M6DDH
- 価格:858円(税込)
- HP:ザセム公式サイ
濃厚なテクスチャーがピタッと薄く密着して軽い仕上がりになります。
また10種類のカラー展開なので、自分に合った肌色が必ず見つかるはずです。
一般的な男性の肌色なら、1.75番の色をおすすめします。
眉メイク用品の選び方
ここからは眉メイク用品の選び方をご紹介します。
眉はシェーバーで形を整えた後に、輪郭や眉毛の薄い部分を描き足していきます。
パウダーとペンシルがありますが、慣れていない男性には、描きやすいペンシルがおすすめです。
眉毛を1本1本描いていくイメージなので芯が細いことと、ヨレないように皮脂に強いことが選ぶポイントです。
男性の眉メイクにおすすめのペンシルはこちらです。
【エクセル パウダー&ペンシルアイブロウEX PD05 グレイッシュブラウン】
- ブランド:エクセル
- 品番:B015FG6ZNY
- 価格:1,595円(税込)
- HP:excel公式サイト
描きやすいペンシルとふんわりパウダー、立体スクリューブラシがセットになった3機能一体型のアイテムです。
楕円芯のペンシルで眉尻まで1本1本描き足すことができます。
パウダーを乗せることによって陰影がつき、立体感が増します。
仕上げに立体スクリューブラシで描いたラインをぼかしながら眉毛全体を整えられます。
色は男性にはナチュラルな濃さのグレイッシュブラウンがおすすめです。
リップクリームの選び方
最後にリップクリームの選び方をご紹介します。
男性用のリップは色がついていると不自然な印象になってしまうので、無色でツヤ感が出るものがおすすめです。
【DHC薬用リップクリーム】
- ブランド:DHC
- 品番:B000FP358E
- 価格:700円(税抜)
- HP:DHC公式サイト
オリーブバージンオイルやアロエエキスなどの保護成分を配合し、すぐれた保湿力で乾燥を防ぎ、唇をやさしく守ってくれます。
べたつき感がなく、自然なしっとり感が持続し、うるおいとツヤが一日中続きます。
唇に薄く塗るだけで充分効果を発揮します。
ビジプロ写真撮影のための男性メイクのやり方
ここまでで、男性のビジプロ写真のメイクにおすすめなアイテムをご紹介してきましたが、続いて実際のメイク方法を解説いたします。
【1】顔の毛を処理
顔の毛があると凹凸により化粧品がうまく乗らず、不潔でだらしない印象になってしまいます。
まずはヒゲと眉毛はしっかり整えてキレイにしましょう。
【2】洗顔して化粧水で保湿
起きてそのままの肌にメイクをするとうまく乗らず、血色も悪くなりますのでメイクが馴染むようしっかり土台作りをします。
洗顔して汚れや余分な皮脂を落とし、化粧水でしっかり保湿します。
こうしてメイクが馴染みやすいコンディションに持っていきましょう。
【3】化粧下地を顔全体に塗る
化粧下地は手の甲に真珠くらいの大きさを出し、鼻、おでこ、両頬、あごの5点に分けて乗せ、外側に向かって指で広げます。
塗りムラが無いように気をつける
化粧下地を塗るときは、ムラが無いように丁寧に塗りましょう。
ムラがあるとファンデーションがヨレたりうまく乗らなかったりと、最後の仕上がりが悪くなります。
【4】ファンデーションを塗る
化粧下地がきれいに塗れたら、次はファンデーションです。
塗り方は化粧下地と同様で、手の甲に真珠くらいの大きさを出し、鼻、おでこ、両頬、あごの5点に分けて乗せ、外側に向かって指で広げます。
気になるところはコンシーラーでカバーしますので、厚塗りにならないように気をつけましょう。
指だけでなくパフで広げる
ファンデーションは指でも塗れますが、できるだけパフを使って塗ってください。
パフを使うことで均一な仕上がりになりますし、パフの角を使って小鼻や目のキワなどの細かい部分にもしっかり塗ることができます。
【5】コンシーラーでニキビやクマを隠す
全体の肌の質感が整ったら、最後にコンシーラーでシミやクマ、ニキビ跡などの気になるポイントをカバーします。
コンシーラーは気になる箇所にぽんぽんと乗せていき、境界を指で押さえて馴染ませます。
【6】眉毛を描く
眉シェーバーで眉毛を整えたら、まずアイブロウペンシルで眉山→眉尻→眉頭の順に薄く輪郭をつけます。
その輪郭に合わせて、パウダーで毛の間を埋めていき、自然な濃さに仕上げます。
複数色のパウダーがあれば、眉頭に薄い色を乗せていき、眉尻に向かって濃い色で仕上げていくとナチュラルな仕上がりになります。
また、片方ずつの眉毛に集中して描くと、左右アンバランスになってしまいますので大き目の鏡を見ながら左右均等に整えましょう。
【7】リップクリームを塗る
最後にリップを塗って仕上げます。
リップを塗りすぎるとテカテカしてしまい、撮影時にフラッシュがあたると不自然な印象になりますので、薄く塗って自然に潤えばOKです。
メイクプラン付きのスタジオを利用すれば男性もメイクは安心
慣れてしまえば意外と簡単なメンズメイクですが、初めての方はやはりハードルが高いですよね。
メイクに自信が無い方は、ぜひビジネスプロフィール写真をメイクプラン付きのスタジオで撮影してください。
メイクについて分からないことだらけでも、プロにお任せすれば撮影にふさわしいメイクを施してくれます。
一度プロにメイクをしてもらえば、コツがつかめる上に自分に合ったメイクが分かるのでおすすめです。
さらにヘアメイクや服装・背景の提案をしてくれるところもあり、そういうスタジオにお願いすればトータルプロデュースをしてもらえます。
ぜひプロの写真館で、ワンランク上のビジネスプロフィール写真を撮影してください。
ビジプロ写真用の男性メイクまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はビジプロ写真用の男性メイクについて解説しましたが、難しく感じたり、まだまだ抵抗がある方も多いかと思います。
しかし、騙されたと思って、撮影時にはしっかりメイクをしてみてください。
写真の仕上がりが全然違いますので、必ずやって良かったと思っていただけるはずです。
ビジネスプロフィール写真はメイクによってあなたの良さが最大限引き出されるはずですので、ぜひ仕上がりを楽しみにしていてください。